久『須賀君って草食系よねー』
優希『あんなチャラそうな見た目してるのに詐欺だじぇ』
まこ『まあ、誠実と思えばええじゃろ?』
咲『でも奥手すぎるのも男としてちょっと。女の子としては強引に迫ってほしい時もありません?』
京太郎「……くっそ、好き放題言いやがって。思わず買出ししたものドアの外に置いて逃げてきちまった」
京太郎「ほんと腹立つぜ。あそこまで言われたら俺だって! ――うん?」
束 黄 木 了「~♪」
京太郎「薄い……が紛れもない巨乳! あれは鶴賀の東横さんか? カメラ越し以外では初めて見た」
中木 兆一「?」キョロキョロ
京太郎「時には強引に、か。よしッ。やってやる、俺だってやってやるぞ……!」
京太郎「すみません、東横桃子さんですよね?」
兆了「!? え、見えるっすか? 私が?」
京太郎「ええ。東横さんみたいに綺麗で麻雀も強い人を視えないはずがないじゃないですか」
桃子「え、えへへ。いやー、そこまで褒められると照れるっすね」
京太郎「ここ俺ん家近いんですよ。せっかくなのでお茶でもどうです? 友達になりませんか」
桃子「家っすか? でも男の人と二人っきりは……」
京太郎「駄目ですか? いいじゃないですか、行きましょうよ」グイッ
桃子「ひゃっ! あぅ、ま、まあ……お茶くらいなら」
ンアッー!
桃子「うぅっ、ゆみ先輩に合わせる顔が……」
京太郎「嫌だったか? 俺はちゃんと桃子を見えてるぞ」チュッ
桃子「んっ。それは、その」
京太郎「忘れさせてやるよ。俺以外のことは考えられなくしてやる」
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ゆみ「最近モモがいなくないか?」
智美「ワハハ。確かににおいがしないなー」
佳織「モモちゃんにも事情があるんじゃないかな」
睦月「県大会決勝試合のおかげで入部希望者もいますし。戦力としてはいてほしいですけど……」
果たして東横桃子はどうなってしまったのか。
須賀京太郎は本当にケダモノになってしまったのか!?
カンッ
最終更新:2017年10月13日 00:16