『大晦日のこたつ』


咲「京ちゃん、みかんとってー」

京太郎「ん」

咲「ありがと」


咲「京ちゃん、みかんむいてー」

京太郎「おまえなぁ、それくらい自分でやれよ」ムキムキ

咲「とか言いながらむいてくれるんだね」

京太郎「だってやんなきゃ拗ねるじゃん」

咲「えへへ」

京太郎「俺がいなくなったらどうすんだよ」

咲「いなくなるの?」

京太郎「……ならないけどさ」

咲「じゃあいいじゃん」

京太郎「そういう事じゃないだろ……」

咲「てへ」

咲「京ちゃん、今年もいろいろあったね」

京太郎「ほんとになぁ」


咲「春にはお花見行ったね」

京太郎「あの人混みで迷子になるんだもんなぁ」

咲「でも京ちゃんは見つけてくれたよね」

京太郎「今度からは手、離すなよ」

咲「はーい」


咲「夏には海に花火にBBQに色々したね」

京太郎「運転大変だったけどな」

咲「みんな感謝してるよ」

京太郎「流石に材料代無料は気が引けたけどな」


咲「秋には美味しい物いっぱい食べに行ったね」

京太郎「そういえば咲、丸くなったよな」

咲「ええ!ほんと!?」

京太郎「いや嘘だけど」

咲「」ゲシッ

京太郎「痛っ!悪い!悪かったから蹴るな!」

咲「もう、デリカシーないんだから……」

咲「そして冬になって」


咲「やっと、一緒になれた……」

京太郎「……待たせたな」

咲「ほんと、待たされた」

京太郎「ごめんごめん」

咲「罰として……」


咲「……京ちゃん」スッ

京太郎「……ん」スッ


――――チュ


来年も、ううん、来年だけじゃなくて……

これからもずーっと

よろしくね、京ちゃん?


カンッ!