麻雀卓に牌をそっと置いて、咲はおずおずと自らの姉に対して問いかける

照「残念だけど、彼には麻雀の力を上げるオカルトはない」

ただ東場の一局を様子見に入るだけで相手の本質を見抜く少女は、目を伏せて妹の言葉に答えた

京太郎「あはは、やっぱりですか、俺も中々上手くならないなとは思ってたんですけど、やっぱかあ」

落胆に肩を縮こまらせる京太郎、その表情には落胆の色が大きい。

照「それ以上に、あなたは危険。気を付けた方がいい」

真剣な目で個人戦3連続インターハイチャンプは須賀京太郎の目を見る

照「あなたは牌に愛された子。オカルトを持つ子を引き寄せる。
  そしてその子供は、母親以上の麻雀の才能を受け継ぐことになる」

京太郎「はい?」

照「この事実が知れ渡れば、君の子供を欲しがる女雀士が大量に出る。
  身の回りに気を付けて」

不穏な言葉を残し、彼女はその場を去った。

そして数か月後、彼の新たな受難の日々は始まる。

―咲saki 狙われた京太郎編―