白望(お盆が終わってもうしばらくになり)

白望(夏休みも終わりが近づき、いよいよダルい事になってきた)

白望(私は…もう、高校三年生。進路とかを決めなきゃいけない。ダルい)

白望(幾つかある。プロを目指してみるか、大学に進学するか、それか)

白望(そう、それか。あの子の下に、長野に行って、そのまま永久就職か)

白望(ダルい、迷う、かなり迷う)

白望(こう見えて麻雀は好きだ。こんな私でも沢山の友達ができた。皆と一緒に一つの目標に向けて、短いけど長い夏を過ごせた)

白望(全部麻雀のおかげだ)

白望(でも進学もしたい気もする。勉強はダルいけど…友達とまだ、一緒にいたい思いはある。それに両親は進学を希望している)

白望(幸い学力はそれなりにあるし、そもそも『迷えば当たる』。我ながらインチキだけど、元より授かりものだ。授かったものならどうあれ活かそう)

白望(そして…永久就職。これは実は優先度は低い)

白望(確定しているからだ。私は彼のもので彼は私のもの。幾らでも待たせていいし、幾らでも待たされてもいい)

白望(妙にモテるきらいはあるけど関係ない。彼は私の彼だ。私の須賀京太郎だ)

白望(ちょっかいを出してくる羽虫も関係ない。ダルいけど時間をかけて取り除けばいい。そのための私だ。彼の小瀬川白望だ)

白望(ああ…ダルい。迷う。私はどう生きようか)

白望(『迷えば当たる』…私の力。ああ…いっそ全部総取りしてしまおうか)

白望(ああ…ダルい、迷う)

カン