淡「あむあむー」シャクシャク

京太郎「おぉい淡、寝転びながらアイス食うなって。こぼすぞ?」

淡「だーいじょーぶだってー。食べなれてるしー」シャクシャク

京太郎「いや、それ確か練乳入り…」

淡「み゛ゃ゛あああああああ!?」ボタボタボタ

京太郎「あー…」


尭深「…」ズズズ…

誠子「…夏に飲むのが熱いお茶ってのはどうなんだ?」

尭深「え…でも喉が渇いた時は熱い方がいいんだよ…?」

誠子「そういうことじゃなくて…」

尭深「?」

誠子「や、まぁいいや。お前が良いならそれで」

尭深「…そう。…けどね」

誠子「どした?」

尭深「暑いときに熱いものを飲むなんて気が滅入るよね」ハァ…

誠子「やっぱ辛いんじゃん!」


菫「…なあ、照」

照「なに」

菫「ゆるいよなあ…うちの雰囲気」

照「うん」

菫「果たしてこれで大丈夫なんだろうか…」

照「…お母さんが言っていた」

菫「?」

照「『人は常に全力でいられるわけではない。適度に気を抜くことが大事だ』って」

菫「…ふむ」

照「だからこういうのもアリだと思う」

菫「そうか…確かに、それもそうだな」

照「でも」

菫「でも?」

照「『そんなこと言って一度も夏休みの宿題やらなかったから俺に皺寄せが来た。基本的にあいつの話聞くのは半分だけにしとけ』ってお父さんが言ってたから割と駄目かもしれない」

菫「そうかぁ…」

照「そもそも一時間だけのはずだった休憩が何となくもう一時間増えた辺りで駄目だったと思う」

菫「…今日はもう終わるか。練習」

照「明日はもう少し涼しいといいね」


――――翌日も変わらず暑かったがさすがに危機感を抱いてちゃんと練習したのは別のお話

カンッ