京太郎「…………」

尭深「…………」グスッ

京太郎「あの……」

尭深「はいっ……」ポロッ

京太郎「言いたいことがあればどうぞ……」

尭深「ごめ……ごめんなさいっ……」ポロポロ

京太郎「あー……いや……ちょっと事情聞いてもいいですか?」


京太郎「俺達がコンニャクを挟んで、正座で座ることになった理由を……」

尭深「…………」コクン


京太郎「何で尭深さんは全裸で立って、自分の尻をコンニャクで叩いてたんですか?」

京太郎「――あ、別にこれは言葉責めじゃないんで、嬉しそうにしないでください……」

尭深「えと……ね? きもちいい、から……」ニコッ

京太郎「……それだけ?」

尭深「ん……」コクン

京太郎「……まさか、いままで食卓に並んでいたコンニャクは……」アオザメ


尭深「あ……あれは、違う、よ?」

尭深「結婚してから、我慢してたけど……今日のはちょっと魔がさして、つい」

京太郎「尭深さんがコンニャクに熱い視線を注いでたのはそういう理由か……」


京太郎「……いつ頃からやってたんですか?」

尭深「結婚してからは、これが初めて……」

尭深「初めてやったのは……高一の時だったかな……」

尭深「……京太郎くんもやってみる?」

京太郎「やりませんよ。絶対やりませんよ」


京太郎「その、何というか怒ればいいのか、悲しめばいいのかわからんのですが……」

京太郎「ひとまず、引いていることは確かです――そこ、嬉しそうにしない」

尭深「ん……」

京太郎「ちょっと聞いておきたいんですが……」

京太郎「これ以上、異常性癖はないですよね?」

尭深「……京太郎くんが開発してくれない以上は」ホオソメ

京太郎「絶句ですよ」




京太郎「……まあ、夫としてできる限りのことはします」

尭深「……コンニャクで叩いてくれるの?」

京太郎「……それで真人間に戻ってくれるなら」