大学といえば合コン、そう言われて連れてこられたのは大学2年の夏
相手は某有名大の麻雀サークル、と聞いていたのだが……

憧「新子憧でーす♪ ……げっ」

あざとい笑顔で自己紹介した後に、やつは嫌そうに俺を見た
なんでいるんだよ、お前?

和「どうかしましたか、憧?」

そしてなんであなたは幹事やってるんですかねえ、原村さん

美穂子「あら、確か……須賀くんだったわよね、久しぶりね」

ええ、お久しぶりです、でもそっとしておいてください、風越の元キャプテンさん

竜華「んー誰やっけ? どこかで見たような……」

覚えてなくていいです、むしろ覚えられてる方が困ります

憩「荒川憩ですよーぅ、一応看護学科ですぅ」

なんでナース服なんですかねえ、受け? 受けを狙ってるの?

和「ふふ、大学の名前を聞いて会えると思ってたんですよ、須賀くん
  まずは一杯、どうです?」

あの、和さん、なんで手を太ももに回すの? なんかキャラ違いません?

憧「はー、シズと同大って時点で予想しとくべきだったわ、仕方ないから酌してやるわよ」

いやいいです、求めてません、あなた俺が穏乃と遊んでると睨んでくるじゃないですか

美穂子「懐かしい顔に会えてうれしいわ、上埜さんは元気?」

なぜあなたまで寄ってくるんですか? 男どもの目線が怖いんですけど

竜華「あー、思い出したわ! アレやろ? 清澄の雑用!」

思い出さなくていいのに! あと一応雑用じゃなくて部員なんですが

憩「みんな楽しそうやねー、のけ者はいやですよーぅ?」

初対面のあなたまで来ないで! 痛い、視線が痛いから!


高校で女連中に囲まれることにもなれていたはずなのに、非常に苦しい時間を過ごす羽目になったのであった


カン