大学生の和と菫で


菫「ふむ・・・」

菫「(須賀京太郎、涙の個人優勝、麻雀経験わずか三年の快挙!!・・・か)」

和「あれ?」

菫「あぁ原村か、いい所に」

和「それ去年の記事ですよね?」

菫「あぁ部室を掃除していたら本棚の間に挟まっていてな」

和「なんで大学の部室に・・・」

菫「さぁなウチに新聞好きな部員でもいたんだろうな」

和「しかし、懐かしいですね」

菫「そういえばお前の所の男だったな」

和「はい、大切な親友です」

菫「男に対して鉄壁なお前にそう言わせるか、どういう男なんだ?」

和「そうですね・・一言でいえば」

菫「言えば?」

和「麻雀バカですね」

菫「ふふ。それは褒めことばなのか?」

和「最初は本当にだらしない方でしたが、三年生の頃にはもう・・・少し嫉妬しちゃいますね」

菫「ははっ男を麻雀に取られたか」

和「はい」

菫「おい本当なのか?冗談のつもりだったんだが・・・」

和「事実ですしね」

菫「聞いてもいいのか?」

和「私、一度彼から告白されたことあるんです、高校一年生の頃に」

菫「ほう」

和「まぁその時は断ってしまったんですがね」

菫「それで?」

和「本当の気持ちに気付いた時にはもう・・・彼は麻雀に取られてしまいました」

菫「逃した魚を大きかった・・・と?」

和「そうですね、たぶん一生後悔するんでしょうね・・・」

菫「なるほど、お前がそう言うのだ、この須賀という奴は、いい男なのだな」

和「えぇとっても」

菫「しかし、そうなるとこの男をなんでここ引っ張ってこなかったんだ?麻雀バカなら誘えただろう?幸いウチは大学の中でも屈指の強豪だぞ?」

和「私も誘ったんですが・・・先約をとられてしまって」

菫「同じ麻雀部の奴か?」

和「・・・いえ、私の・・・」ワナワナ

菫「?」

和「・・・私の・・・友人です」


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<<そのころ別の大学で>>

穏乃「京太郎!おなか減った!!」

憧「シズったらもう・・・ごめんねマネージャーみたいなことさせて」

京太郎「はは、いいさ、むしろ昔を思い出してうれしいぐらいだよ」

穏乃「やっぱ京太郎を誘ってよかったね憧!」

憧「ふふ、そうかもね」

京太郎「よっしゃ、俺特製タコスの出来上がりだ!」

穏乃「いえ~い!」

カンッ!