京太郎(もう少しで開始時間か夏は初日の午前中敗退……俺の始めての公式戦はそこで終わったんだ)

京太郎(そしてIH団体戦、個人戦…選抜にコクマー、そして秋季大会すら俺は見てることしか出来なかった)

京太郎(IH団体戦で皆が優勝した時に一緒に喜べない自分がいて、そして分かった事があった)

京太郎(最初はただ楽しいだけだったでも今は違う。俺は麻雀が好きだ!この気持ちは咲にだって負けるつもりは無いだから俺は―)

久「―賀君?ちょっと聞いてる?」

京太郎「あ、部trじゃなかった竹井先輩皆の応援はいいんですか?」

久「ソッチは先に済ませてきたから大丈夫よ。それにしても…凄い気合の入りようね」ブル

京太郎「IHから半年、長い間待ち続けた公式戦ですかr…先輩どうかしたんですか?」

久(分かってたはずなのに今になって震えてくるなんて、ね。高校最後の一年、私は初心者の彼を犠牲にして自分の事を優先した)

久(そして夢を掴めた事で有頂天になって彼の事を忘れ私が引退するギリギリまで我侭を通し続けた)

久(ソレがどういう意味なのか、犠牲になった彼がどんな思いをするかも予想がついていたのに)

京太郎『畜…生…クッソオオオオオオオオオオオ!!もう少しで手が届いていたのに…何で俺は!!』壁ドン

久『………』

久(彼が苦しんでいるとき私は嫌でも思い知らされた。彼を犠牲にしてきた『約半年』それだけの期間があれば「もう少し」に手が届いていたんじゃないか、と)

久「…秋季大会でもう少しってところで負けちゃったでしょ。私が無茶をさせなければ違った結果になったかもしれないのに」

久「それでまた同じ結果になったら私は―!私には貴方を応援する資格なんて無いって分かってる。でも!!」

京太郎「えい」デコピン

久「な!?」

京太郎「何一人でそんなくだらない事に悩んでるんですか?先輩らしくないですよ」

久「そんな…くだらないって」

京太郎「大丈夫、ちゃんと勝って来ますから」ニコ

久(私がずっと悩んでたのに簡単に笑い飛ばすなんて)

久「ずるいじゃない」ボソ

京太郎「何かいいました?」

久「何も言ってないわよ。けどそこまで言い切るなら優勝トロフィー期待してるからね?」



カン