京太郎「ク~リスマスが今年もやってくる~」

久「須賀くん、最近なんだかご機嫌ね」

咲「ああ、はい。京ちゃんはこの季節街角のイルミネーションでテンション上がるみたいで」

久「へぇ、なんだか意外ね。世間のカップルに妬み嫉みを向けないのね」

京太郎「部長、俺のこと一体どう思ってんですか」

久「まあいいじゃない気にしない気にしない。可愛いところもあるじゃない」

優希「お子ちゃまなだけだじぇ」

和「……私もこの時期心が浮き足立つんですが、優希」

優希「おおう……すまんかったじぇ」

和「それにそういう貴方もこの間街中ではしゃいでましたよね」

優希「ぬぐっ」

まこ「客商売からしたら掻き入れ時でもあるしのう。ウチも近いうち飾り付けじゃな。ついでにカップル割やらのサービスも」

久「分かっていたことだけどそこら辺は世知辛いわよね、独り身だと。期間限定のスイーツだとかはちょっと入りにくいし」

京太郎「ああ、分かります。すっげー美味そうなの多いんですけど、一人だと入りにくいんですよね。毎年咲に頼むのも財布的に辛いですし」

咲「ちょっ、京ちゃん! しーっ!」

久・まこ・和・優希「は?」

京太郎「一人だと入りにくいケーキ屋とかに、咲に頼んで一緒に行って貰ってるんですよ。こっちが頼んでるで毎回奢ってるんですけどね。カップル限定とかも頼めるのはいいんですけど懐がちょっと寒くなるというか」

久「ふぅん」

まこ「ほぉう」

和「なるほど」

優希「へぇー」

咲「ちょっと京ちゃん! しーっ! だからしーっ!」

久「ねぇ須賀くん、私を呼んでくれてもいいのよ? 流石に後輩にタカることはしないから財布にも優しいわよ?」

和「……私も、興味あるお店なら別にその……構いませんけど?」

優希「犬っ! 今度カップル限定クリスマスタコスケーキ食べにいくじぇ!」

京太郎「なにそれまずそう」

まこ「あー、まあおんしが構わんのならウチのケーキ食いに来てもええぞ。ついでに両親にも顔見せぇ。出来た後輩じゃからのう。労をねぎらって可愛がったる」

咲「……うーっ。……もう、京ちゃんの馬鹿っ!」

カンッ