ダイ大パロです


あらすじ
全国を目前に控えた清澄麻雀部
清澄優勝のために部員にも隠れて雑務に従事していた京太郎だったが
ふとしたことからそれが仲間たちにばれてしまう
京太郎の身を案じた清澄麻雀部の面々は休むように言ったものの、京太郎はそれを拒否
どうしてもというならば、と麻雀で決着をつけることになった!!
楽勝かと思われた麻雀勝負であったが京太郎の異様な強さに一同は大苦戦を強いられる
しかし闘牌の中で持ち前の勘の鋭さを発揮した久は京太郎の闘牌スタイルが他者の模倣であることを見抜いたのだった


京太郎「部長の言う通り

   俺はオカルトの集合体のような人間です

   麻雀界で数百年に渡ってくりひろげられてきた過酷な闘牌の余波から俺が生まれました

   技術を失ってでも戦い続けようとする俺の力がやがて他人の技術を模倣することを覚えさせた

   …こんなふうにな…!!ロン!」


和「…くっ!!(はやい!無駄ヅモが一切無い!?)」

京太郎「俺はハンドボールでもこうして次々強い選手のスタイルを乗り換え強くなっていったんだ

   そうするしか俺にはなかった…」

まこ「だ…だから…か」

京太郎「…?」

まこ「おんしがどこの雀士たちにも、つねに敬意を失わなかったんも…

  おんし自身がスタイルを持たなかったことの反動……」

京太郎「……そうです

   他人のスタイルを模倣すれば簡単に強くなれる俺にはできない事…

   自らを鍛え強くなること…!

   それができる人は皆、尊敬に値した!!

   ………うらやましかった……」

優希「………」

京太郎「………くくくっ!

   そんな目をしないでくれよ優希

   この忌まわしいオカルトのおかげで清澄麻雀部に出会えた!

   部長は言った!『須賀くんは私達を全国に導く天命をもっているのかもね』って!!

   皆には俺の能力が!俺には皆みたいな偉大な仲間が必要だったんだ!

   俺はまだまだ清澄のために働かなきゃならない………!!」



 ~しばらくあと


京太郎「これで終わりだ!」

咲「…!」

久(この感覚!!全国レベルの雀士に匹敵するっ…!!)

優希「う…あ…!!!」

京太郎(皆を優勝に導けば自分の麻雀を打つことすらできない俺でもきっと皆の本当の仲間になれる!!)

   「カンっ!!嶺上開h

咲「ロン!!!」

京太郎「なっ!!?

   ちゃっ…槍槓っ……!!!

   さ…咲…!!おまえ俺の加槓…嶺上開花を狙ってたのかっ…!!!」

咲「もとから…………スタイルを自在に切り替えられる京ちゃんに私ができることはこれしかなかった……」

京太郎「だ…だけど俺を狙った槍槓のテンパイ…

   一瞬でそろえられるわけがない…!

   最初から…俺が嶺上開花であがる事を知ってでもない限りはっ…!!!

   なんでっ…なんでわかったっ…!!?」

咲「………なんでか…そんな気がしたから………

  …京ちゃんは必ず私の嶺上開花であがってくれる…って…!」

京太郎「!!」


ドサッ!!

優希「京太郎!!!」

和「大丈夫ですかっ!!?」

京太郎「………負けた…俺が………」

まこ(…終ったんか……何十人もの雀士を相手にしたような重く長い闘牌じゃった……)

京太郎(あがって『くれる』……か…)

   「…

   ……

   ……みんな……みんなにとって…俺ってなんだ?」



久「…決まってるでしょ」




咲「仲間だよ!」
優希「仲間だじぇ!」
和「仲間です!」
まこ「仲間じゃ!」
久「仲間よ!」


ーサキの大冒険ー カン








蛇足という名の後日談


咲「ねえ」

京太郎「うん?」

咲「京ちゃんにとって私ってなに?」

京太郎「…仲間だよ、当たり前だろ?」

咲「……仲間か…」

京太郎「…?」

咲「……私にとって京ちゃんはね…」

京太郎「知ってるよ、仲間…だろ?」

咲「ううん、それもあるけどそれだけじゃないの」

京太郎「?」

咲「私にとって京ちゃんは…………………い…」

京太郎「い?」

咲「……い………一番…大切なひと…だから…!」

タッタッタ



京太郎「…


   …やべぇ…



   ………顔熱いわ…」


もいっこカン