私の名前は宮永……いえ、須賀咲ちゃん!(25)
 なんやかんやでお姉ちゃんと和解し、よくわからないけれど両親も復縁し、気づけば私も一端の専業主婦になりました!

 京太郎「それじゃ行ってくる」
 咲「行ってらっしゃい京ちゃん」

 私の1日は仕事に向かう京ちゃんを見送ることから始まる。

 京ちゃんのために苦手な早起きも克服して朝食とお弁当を作り、ぐずる子供をあやし、京ちゃんを見送って一呼吸。

 咲「やっと一息ついたかな」

 大黒柱を見送って時間制限はなくなった。
 そして……、私の至福の時間が始まる。

 咲「ん……」

 そう、洗濯物だ。決して忘れて休んでいるわけではない。準備をしないと理性が保たないのだ。
 昨日も……うん、バッチリ(夜の)運動したからしっかり汗が染み込んでるはず。

 京ちゃんの一日の汗が染み込んだ染み込んだシャツ……ぱんつ……

 咲「あっ……」

 本物の京ちゃんもいいけど、やっぱりこれはこれで別腹だよね!
 昨日の狼になった京ちゃんを思い出しつつ、左手でシャツを握って鼻に近づけ、右手を……

 照「咲。朝ごはん……」
 咲「えっ」
 照「あっ」

 ノックもなしに玄関から現れたプロになった姉(休日) (28)

 照「咲……」
 咲「ち、違うの! これは違うの! 京ちゃんがいけないの!」
 照「私にもわけて」
 咲「それは絶対ダメ」

 結局わけることになりました。ぐぬぬ……カン!