番外編 鹿児島IF バレンタイン
京太郎「…バレンタインでなんで俺がチョコレートを作ってるんだろ」
巴「それを私に聞かれても…」隣で手伝いをしていて
京太郎「そもそも巫女さんの立場的にバレンタインって大丈夫なんですか?」
巴「…大丈夫でしょ、多分」
京太郎「それならいいんですが…」
巴「…ねえ京太郎君、なんで私を誘ったの?」
京太郎「えっ?」
巴「だって普通、誘わないよ?」
京太郎「……言っても良いですが笑わないでくださいよ?」
巴「笑う?まあ、笑わないよ」
京太郎「…一緒に作ったら狩宿先輩の好みになるじゃないですか」
巴「そうだね」
京太郎「その…好きな人に渡すチョコレートがその人の苦手だったら嫌だったんです」
巴「えっ?」
京太郎「やっぱり気がついてなかったんですか」苦笑い
巴「私はてっきり姫様や春ちゃんが好きだと…」顔が真っ赤になっていく
京太郎「俺は狩宿先輩…巴さんの事が好きです」
巴「あぅ…でも私は皆みたいに胸ないよ?」
京太郎「おもちの大きさが全てじゃないです」
巴「姫様みたいに優しくないし…その」わたふた
京太郎「俺じゃ駄目ですか?」
巴「…ふ、不束者ですが、よ、よろしくお願いします」顔を下に向けて
京太郎「はい、よろしくお願いします」
カン!
最終更新:2015年08月17日 18:32