咏「長野、長野にくればってアイツのことが」

穏乃「み、三尋木プロ!? どうしてここに」

咏「今忙しいからサインなら後でな」

穏乃「は、はい! じゃなくて、そうだ! 相談があるんです」

咏「だから今忙しいって言ってんだろ。わっかんねーやつだな」

穏乃「須賀京太郎って人のことなんです」

咏「!」ピクッ

穏乃「話聞いてくれますよね?」

咏「喫茶店でいいだろ」

穏乃「はい」










喫茶店?

穏乃「き、喫茶店?」

咏「茶も軽食もあるぜ。しらんけど」

まこ「ココは雀荘じゃが?」

咏「堅いこと言うなって。それと店じまいしてくれる?」

まこ「師匠は相変わらずじゃのう。了解じゃ」

咏「サンキュー。ところで京太郎いる?」

まこ「京太郎なら今日は来ないけえ」

咏「そ。んじゃ好都合。で、話って何だ」

穏乃「じ、実は最近友達が。あ、友達って言うのは」

咏「簡潔に話せって。こっちはわかんね~けど忙しいの」

穏乃「じ、実は」

穏乃「彼が女性とデートしている所を見ちゃったんです!」

まこ「!」

咏「ふーん」

穏乃「あ、あれ、驚かないんですか?」

咏「でも私は見てねーし。それにデートって買い食いとかだろ? 普通だって」

穏乃「ち、違います! コレを見てください!」

咏「写メ?」

穏乃「この前山登りしていた時に撮れた写真です」

咏「この金髪……」

穏乃「それにこの身長、須賀くんですよね」

咏「間違いないねえ。で、この京太郎に後ろから抱きつかれている女は?」

穏乃「……私の親友です」

咏「阿知賀の中堅だね」

穏乃「新子、憧って言います」

咏「知ってるよ。実況したことあるし」

穏乃「わ、私どうすれば」

咏「写真はコレだけ? でもコレだと合成とか」

穏乃「……動画もあるんです」

咏「ひゅーう」

まこ「や、山ん中で」

穏乃「ここ神社の近くで、でも人は来ない場所なんです。昔はよくかくれんぼとか」

咏「なんか飲む?」

穏乃「あ、いえ、水だけで」

咏「遠慮するなって。まこ、コーラでもあげて」

まこ「はいはい」

穏乃「ありがとうございます」

咏「にしても良く撮れたなあ」

穏乃「二人とも夢中で」

咏「で、話はそれだけ?」

穏乃「え、あ」

咏「わざわざ長野来たってことは違うんだろ?」

穏乃「じ、実は……須賀くんを調べていると、他の人にも」

咏「他の人?」

穏乃「は、はい。あれから色々調べようとしたら、他の人と一緒にいる所も。あ、勿論普通の写真ですよ」

咏「で、誰?(えりちゃんより優秀じゃね? 知らんけど)」

穏乃「……の人です」

穏乃「この人です。福路美穂子さん」

咏「この女……対局場にいた」

穏乃「知ってるんですか?」

咏「よーく知ってるよ。よく泣くぶりっこ」

穏乃「いい人ですよ?」

咏「で、写真はただの買い出しじゃね? 知らんけど」

穏乃「確かにそうです。でも次の写真、スライドしてください」

咏「ん」

穏乃「コレ、浮気ですよね」

咏「……わっかんねー(嬉しそうにキスなんかしやがって)」

穏乃「ちょっと遠目でわかりづらいけど」

咏「いーや、よく見えるぜ」

穏乃「別れ際にしてました」

「コーラじゃ」

穏乃「あ、すみません! いただきます!!」

咏「まこ、どう思う?」

まこ「さあ、わしにはなんとも」

咏「ん~?」

まこ「ただ、阿知賀のは許せんじゃろ」

咏「まあな。キスならともかく、これはダメだろ」

まこ「よおこんなデカイもん咥えて」

咏「それに見ろよ、すっゲー嬉しそうじゃね? 知らんけど」

まこ「今度は弁当売りかい、精が出るのう」

咏「出すんなら私にしろっつーの」

まこ「たくっ、…ずいてくるわ」ボソッ

穏乃「ごくごく(……よく見るとこの人)」

まこ「なんじゃ?」

穏乃「メガネ外してもらっていいですか?」

まこ「メガネ?」

穏乃「はい」

まこ「これでええか?」

穏乃「・・・」

まこ「なんじゃそうぞうしい」

穏乃「」パクパク

咏「わっかんねー」

穏乃「あ」

咏「こ?」

穏乃「ああーっ!!」

まこ「ひっ」ビクッ

穏乃「メガネで癖毛だからわからなかったけど、この人、この人もそうです!」

咏「なに?」

穏乃「メガネ外した顔ではっきりしました」

咏「まさか、まこ」ギロッ

まこ「な、何を根拠に」

穏乃「絶対この人です。間違いないです!」

まこ「おいおい、あてずっぽうは」

咏「上脱げ」

まこ「い、いやじゃ」

咏「脱げって。命令だ」

まこ「いくら師匠とはいえ断る」

咏「じゃあその首筋の痕は認めるんだな」

まこ「!」

咏「隠したってことは当たりか。賭けに勝ったな」

まこ「は、謀ったんか? けどコレは虫さされで」

咏「京太郎呼ぶ」

まこ「な、なにを」

咏「確信した。京太郎は黒、真っ黒だ」

まこ「し、師匠」

咏「破門だ。わっかんねー」

まこ「……はあ、バレとる訳か」

咏「ストパー、コンタクトでわかんねーってか?」

まこ「そんなところじゃ。京太郎も物足りなさそうだったんでな」

咏「この!」ガタッ

まこ「師匠はお子様体系じゃけえ」

咏「それでも恋人だっつーの!」

穏乃「え、えっと」

まこ「人を見る目あるのう。あの恰好じゃ基本的にバレないんじゃが」

穏乃「あ、あの私」

咏「穏乃、上出来だ」

まこ「にしても京太郎、手出しすぎじゃろが」

まこ「美穂子さんはしっとったけど、まさか奈良まで行くとは。何時そんな暇が」

咏「わかんねーけど、まこ、お前は絶対許さない」

まこ「未成年相手に盛る大人よりましじゃ」

まこ「もう負けたくないんでな、それに師匠のスケジュールは把握済みじゃったし」

京太郎「咏さん!!」ハアハア

咏「京太郎」

京太郎「な、長野に来てるって聞いて」

まこ「さっき連絡しといたんじゃ」

咏「それで駆けつけてきたってか?」

京太郎「きょ、今日は来ないんじゃ」

咏「わっかんねー」

京太郎「あ、あの」

美穂子「ごめんください、三尋木プロがいらっしゃると」

京太郎「美穂子さん、出てきたら」

咏「デート中?」

美穂子「はい。今度のお弁当の食材を買いに」

咏「今度?」

美穂子「ええ。京太郎くんとは良いお付き合いを」

咏「わかんねわかんねわかんね―!!」

京太郎「う、咏さん」

咏「わかんねー!!」

穏乃「わ、私のせいで」

咏「京太郎来い!」グイッ

京太郎「え、あ」

咏「来い!!」

京太郎「は、はい」

穏乃「あ、あの!! 憧の事は」

京太郎「憧のことって……」

咏「随分猛獣だったじゃん。知ってるぜ」

まこ「澄んだ空気での弁当売りは楽しかったか?」

京太郎「あ、あれは……憧が縁結びのお守りを売ってくれるって」

穏乃「でもだからって」

京太郎「そ、それにアレは合意で」

穏乃「憧は男の子嫌いです!!」

京太郎「う、嘘だ」

穏乃「嘘じゃない!」

京太郎「でもやったのは一回だけで、それもあれは憧が」

穏乃「でもやったんですよね! たらし!」

京太郎「その人が嫌がってないか確かめるって」

咏「ハイハイ話はその辺で。家行くぞ」

京太郎「で、でも」

咏「い、く、ぞ」

京太郎「……わかりました」

美穂子「私も」

まこ「わしもじゃ」

穏乃「……あ、憧、須賀くんとしたのって、え、どこでって」

京太郎「二人ともこれは俺の問題……俺がけり付けないと」

咏「格好付けてんじゃねーよ!」ゲシッ

穏乃「え、誰から聞いたって見てたし、あ、憧、憧!!」

咏「穏乃もサンキューな。今度礼に行くわ」

穏乃「え、あ、はい!」


須賀家へ向かいます











智紀「お帰りなさい…」

咏「ふーん、家政婦募集してねーぜ」

智紀「今御両親は旅行中…」

咏「あの義母さんが認めるとは思えねーなー。てことは泥棒」

智紀「合鍵ならココにある」

咏「はあ!?」

智紀「彼の世話は私の役目」

咏「京太郎は一人暮らしのスキルあるだろ!」

智紀「夜の…お世話///」

咏「京太郎!!」

京太郎「と、智紀さん、とりあえず今日は」

智紀「わかった…寂しくなったらいつでも」

咏「もうくんなアバズレ!!」

京太郎「咏さん、いくらなんでも」

咏「う、うるせー!!」キッ

京太郎「咏、さん」

咏「おら部屋行くぞ、来い」ポロポロ

京太郎「……」

智紀「京太郎は悪くない……」

咏「さっさと出てけ!!」

智紀「また来る…」










京太郎の部屋

咏「このバカ、馬鹿野郎!!」

部屋に入るなりクッションで京太郎を叩き続ける咏

京太郎「俺はただ」

咏「うるせー! わかんねー、わかんねー!」ポロポロ

咏「殺してやる、京太郎殺して、殺してやる!」ポロポロ

京太郎「クッションで叩かれても死にませんって……」

咏「それでも、それでも! わかんねぇ、よぅ」グスッ

ボロボロになったクッションを抱き、力なく座りこんでしまう










京太郎「俺はただ」

咏「確かにタイプじゃないかもしれないけど、いくらなんでも……」

京太郎「いえ、そんなことは」

咏「だったらなんで浮気なんてするんだよ!!」

京太郎「それは」

咏「言い訳なんてすんな!!」

涙目でクッションを京太郎に投げつけた咏。京太郎はただ黙ってそれを受けいれる

京太郎「・・・切りますか?」

咏「切、る?」

京太郎「あの時そう言ってましたよね」

咏「お、おう……切ってやる、切ってやる!!」

京太郎「どうぞ、包丁ならここに」

咏「・・・」

京太郎「無くなるのも良いかもしれませんね」

咏「……」

京太郎「そうすればもう、誰にも襲われる心配も、誰かと交わる心配もない」

咏「浮気した癖に」

京太郎「美穂子さんにも、まこさんにも世話になったので」

咏「ぶりっこ、新子、あのアバズレ!!」

京太郎「女性を無理やりしてないかチェックするって言われたので、あとは俺も」

咏「もういい、京太郎! 下出せ!」

カチャカチャ

京太郎「どうぞ、丸腰ですよ」

咏「よ、よぉし……」

京太郎「覚悟はできてます」

咏「最後に聞いてやるけど、私といるのは嫌だったか?」

京太郎「そう言う咏さんは?」

咏「わ、私は」

京太郎「死ぬ前に聞かせてください」

咏「……」

京太郎「温泉旅行、写真撮影、対局、どうでしたか?」

咏「京太郎……」

カピ「~」

咏の様子を気にも留めず、咏に体をこすりつけるカピ

京太郎「咏さん?」

咏「わかんねー」

京太郎「咏さんらしい言葉ですね、最後にそれが聞けてちょっと満足です」

咏「……京太郎」

京太郎「殺し方はお好きにどうぞ」

包丁の刃先を京太郎に向け、虚ろな目だった咏はその言葉を聞き力強く目を見開いた

咏「……死んで」

包丁を京太郎の物に当て、咏は大きく息をのんだ。

咏「……怖いか?」

京太郎「そりゃあもう。でも、ちょっとだけ満足してます」

咏「満足?」

京太郎「コレでもう悩む必要は無くなるので」

咏「……ふん」

京太郎「ほらどうぞ、ひと思いに」

咏「……けねーじゃん」

京太郎「咏さん?」

咏「……わっかんね~」

咏は包丁を京太郎の机の引き出しに片づけてしまった

咏「誰が切り殺すって言った?」

京太郎「咏さん」

咏「バーカ、冗談に決まってるだろ!」

咏「お前は一生、私といるのが罰だバーカ!」

京太郎「咏、さん?」

咏「大体こいつが無くなったら、私は何で満足すればいいんだっつーの」

助走をつけ京太郎にタックルした。その勢いのまま京太郎は背後のベッドに押し倒されてしまう

咏「んー、ちゅっ」

先ほどまで切ろうとしていた物に口づけをする





京太郎「切るんじゃ?」

咏「やめた。その代わり、京太郎は誰にも渡さない」

今度は跨ったまま京太郎の顔を両手で掴んだ

京太郎「渡さない?」

咏「あの家政婦にも、バカ弟子にも、ぶりっこにも、変態巫女にも」

京太郎「咏さん?」

咏「今日からココに住む」

咏「んだよ、文句なら言わせねーぞ」

京太郎「あ、いえ……てっきり殺すのかと思っていたので」

咏「惚れ殺してやる!」

京太郎「ほ、ほれころ? それよりチームは」

咏「チームのことなら心配すんな。移籍でも何でもして、ずっと一緒にいるからな」

京太郎「でも俺はまた浮気を」

咏「まあやっちまったもんは仕方ない。ほれた弱みってやつだな。知らんけど・・とにかく」

京太郎「とにかく?」

咏「京太郎は私が死ぬまで一緒にいろ! そんで私が死んでから死ね、いや、一緒に死んで!」

京太郎「……あはははは」

咏「んだよ、わらってんじゃねーよ!」カァァ

京太郎「だ、だって」

咏「わかんねー! けどそのためにまず、もうゴムはしない!」

京太郎「そ、それは」

咏「文句は言わせない!」

無理やり唇を塞ぐ咏。一度ふたをしてしまえば、後はなれたものである。












咏(わかんねー、わかんねー)

咏(浮気したのに、浮気したんだぞ。そんなの絶対……)

咏(許せないのに、許せないのに……)

咏(京太郎を手放したくない)

咏(こんな気持ちしらねー、わっかんね―!!)

咏「てことで、お前らコレから手を出すの禁止な」

まこ「横暴じゃ!」

美穂子「ふ、不公平です!」

智紀「訴訟」

穏乃「わ、私は」

咏「おー穏乃だっけ、気をつけて帰れよ。ほれ、新幹線代」

穏乃「こ、こんなにたくさん!?」

咏「後伝言頼むわ」

穏乃「あ、憧にですね!」

咏「そうそう。京太郎に変態行為覚えさせんなってね」

穏乃「わ、わかりました」

咏「解散!」

まこ「ざけんな!」

美穂子「きょ、京太郎くん!」

咏「京太郎ならやり疲れて寝てるよ」

穏乃「や、やりつかれ?」

咏「おっと、あるいたら垂れてきそう」

智紀「……まさか」

咏「にひひ」

まこ「ダメ師匠!」

咏「何だバカ弟子」

まこ「さすがにあかんじゃろ!」

咏「わっかんね~。あっはっはー」
















その後


えり「佐久に電撃移籍した三尋木プロですが」

咏「おーえりちゃん久々―」

えり「3日ぶりなだけです。はあ、どうして移籍してからも私が」

咏「まあまあ。それより素人探偵さん」

えり「せめて針生アナと呼んでください」

咏「取材に来たんじゃないの?」

えり「そうです。電撃移籍してからの快進撃、何か秘密が?」

咏「んー、しいていえば、自然豊かな土地が私に大きな力をってか?」

えり「確かに横浜にいた時より肌が綺麗に」

咏「えりちゃんは荒れてるんじゃね? やっぱストレスとか?」

えり「誰のせいですか!」イラッ

咏「怒ると小じわ増えるぜ」

えり「もう!」

咏「まあ私も一人じゃないから、支えてくれる人がいればこそ頑張れるんじゃね? な、京太郎。こっち来いって」

京太郎「呼びました?」

えり「それは噂の……あ、須賀君」

京太郎「咏さんがいつもお世話に」

えり「いえいえ。でも咏さんと一緒だと疲れませんか?」

京太郎「基本的に俺が悪いので、別に無いですね」

咏「喧嘩もしたし、一瞬殺そうとも思ったけどな~」

えり「え゛」

咏「それでも一緒にいるんだから、これってアレじゃね?」

えり「あ、あの……」

咏「ま、殺せなかったけどな―。なんで殺せないんだろ、わっかんねー」

えり「み、三尋木プロ?」

咏「なっはっはー」

えり「えっとあの、中継を終わり「あー待って待って」」

えり「何か?」

咏「最近悩み合ってさー」

京太郎「悩み?」

咏「えりちゃんが色目を使ってくる」

えり「はぁ!?」

咏「いやーマジ困るわ―」

えり「だったらどうだって言うんですか?」 A86

咏「え、ちょ」

えり「須賀君、今度三尋木プロについて語り愛ませんか?」

咏「おま、えりちゃ」

えり「ふふっ」

咏「京太郎に寄りかかるなって」グイグイ

えり「力の弱い三尋木プロでは私は止められませんよ。ねえ須賀くぅん」

咏「えりちゃん、京太郎から離れろ!」

えり「いいなあ、この体。若さがむんむんと匂って」クンクン

京太郎「あ、あの」

えり「ふふっ、可愛い」

咏「テレビの前のお前ら、このおばさんみたいに京太郎に手出すんじゃねーぞ!!」

えり「誰がおばさんですか!!」













龍門渕

一「放送事故だよね、コレ」

歩「あわわわ」

透華「歩のせいで京太郎様が」

歩「わ、私のせいですか!?」

透華「ですわ! それに智紀も勝手に」

智紀「裸エプロンは私が一番…」

透華「ムキ―!」

衣「三尋木プロ、今度こそ衣が」

智紀「私が…」

一「にしても来て早々凄いよね」

純「色々な。それにあの打ち方はちょっと憧れるぜ」

透華「それよりあのロートル達は私の京太郎様に」

一「まーまー」

純「ところで最近藤田プロ来ないな」

衣「ゴミ雀士なら廃棄処理されたぞ?」

純「は、廃棄処理?」

智紀「トレード…」

純「ああ、なるほど。って酷い言いようだな」

衣「ふん、良い気味だ」















某所

穏乃「あ、あのここ何?」

マスクN「歓迎しますよ、穏乃」

マスクR「そやそや」

穏乃「えっと、和と清水谷さん?」

マスクN「違います!」

マスクR「な、何言って」

マスクQ「ケーキでも食べへん? 歓迎会や」

穏乃「え。いいの?」

マスクQ「ええもええですわ」

マスクN「コレから末永い付き合いになるので」

穏乃「美味しー」

マスクD「それより~、わかってるやろ~」

穏乃「何がですか?」

マスクF「そうだ。私が島流しになったのも全て三尋木プロが悪い!」

穏乃「三尋木プロいい人ですよ?」

マスクD「穏乃ちゃんの嗅覚で、二人の情事を撮ってきて欲しいんや~」

穏乃「?」

マスクN「まあとにかく新たな仲間に」

マスクR「大型新人加入を祝して」

『カンパーイ』

穏乃「よ、よくわかんないけどカンパーイ」



和(山神を据えることで、JSTT会を再興させます!)

竜華(全ては失った信用を取り戻すためにや!)

久(相変わらず面白いこと考えてるわね、この組織……)














宮永家

咲「わかる、それすごいわかるよ!」ポイッ

憧「でしょー! 穏乃ったら余計なこと言って」ポイッ

怜「竜華も最近おかしいし、膝枕してもらってるとな、目が怖いねん。スキップ」ポイッ

咲「和ちゃんもそうなんです」

まこ「あちゃー」

良子「わかります。私だってあと少しで出来たのに……」ポイッ

まこ「浮気ばれてしまったし」ポイッ

怜「そういえば、戒能プロだけ処女やな」

咲「そういえばそうですね。」ポイッ

憧「親友なんだから恋の応援してくれても良いのにね。なんで邪魔するのかな?」ポイッ

怜「憧、ウノ言ってないで」

憧「やばっ」

まこ「ダメ師匠のせいで京太郎との時間もとれんし。ドロー2」ポイッ

咲「ドロー2」

憧「ドロー2」

怜「ドロー2」

良子「……ノー」

咲「山札引いてください」

良子「これがヴァージン苛め……」ウウ

咲「そんなに卒業したいんだったら、行きます?」

良子「!?」

咲「今日は無理だけど、3日後に少し時間が」

良子「オーケーオーケープリーズ!」

憧「私も行きたいけど、学校が……」

咲「まあまあ」

怜「ウチは病弱やし少しの間世話になるわ」

咲「どうぞどうぞ」

良子「私も良いですか?」

咲「あ、はい。ただお父さんが」

良子「ファーザーが何か?」

咲「良子さんのファンなんです」

良子「それが何か?」

咲「サイン欲しがるかも」

良子「その程度ならオーケーオーケー」

咲「あ、でも安心してください。変なことしたらお母さんに通報するので」

怜「パパさん信頼ないなあ」

咲「あはは」

良子「で、計画は」

咲「3日後に三尋木プロが半日程いない時間があるので、その間に」

良子「なるほど、把握ですー」

咲「じゃあ決まりですね」

怜「楽しみやなあ」

まこ「今回は花もたせるけえ、楽しんでくるんじゃな」

まこ「わしがその日付き人として女性限定大会のサポートに出るから、行動はバッチリ把握済みじゃ」

良子「ワカメ……」

まこ「染谷まこじゃ!」

良子「ソーリー、ジョークです」

ゆみ「その話」

もも「混ぜて欲しいっす」

咲「え、何時の間に」

ゆみ「コレは手土産だ」

咲「お菓子が沢山」

モモ「で、ダメっすか?」

咲「京ちゃん取り返すには数が必要なので、歓迎します」

良子「コレだけいれば見張りも用意できますね」

咲「計画練り直しですね!」

ゆみ「手伝おう」

モモ「スニーキングならお任せっす!」

憧「学校サボる! だから私も混ぜて!」

怜「フフ、これでホンマの仲間やな」

咲「ところで憧ちゃんは穏乃ちゃんに襲われたり?」

憧「穏乃のやつ、私と京太郎の初体験動画とってたのよ」

モモ「か、隠し撮りっすか!?」

ゆみ「部屋の中とはレベルが高いな」

憧「は、初体験が外で何がいけないのよ!! お姉ちゃんいるせいで家で出来ないから、しかたないじゃない」

ゆみ「」

咲「あ、うん(私でさえ部室だったのに……)」

良子「Oh」

まこ「まあ、楽しそうじゃったし」

憧「みたの!?」

まこ「弁当売り。ちなみに動画は消したらしいし、安心せい」

怜「レベル高いなあ……」

モモ「た、ただの変態っす!!」

憧「いやぁああ!」

良子(楽しみになってきました……)












須賀家

咏「なんでまだいんだよー」

えり「いけませんか?」

咏「わっかんねー、帰れって」

京太郎「あはは、コレじゃあできませんね」

咏「試合の後は疼くのに―!」

えり「お風呂は私と入りましたしね。問題行動を避けるためにも」

咏「んだよー、愛の巣じゃますんなよー」

京太郎「ほら、もう寝ましょうよ」

咏「う~」

えり「え、二人は同じベッドに?」

咏「んだよ、当然じゃん。あ、初心なえりちゃんにはわかんないか―」

えり「こ、婚前交渉など」

咏「顔真っ赤~、えりちゃんかわい~わっかんね~」

えり「な、何を言って」

咏「ちなみに京太郎の物はコレです」

京太郎「なに勝手にスウェット下げてるんですか」

えり「キャ、キャア!!」

京太郎「すみません、見苦しいものを」

えり「あ、いえ」

咏「んふふ、そんなに初心なら私たちの見たら失神するんじゃね?」

京太郎「……冗談ですよね?」

咏「そんなわけないっつーの」

えり「な、なにをして」

咏「ふはへへる(咥えてるだけ)」

えり「そ、そこは用をたすための」

咏「んふふ」

えり「・・・///」

咏「舐める?」

えり「え、遠慮します」

咏「あっそ。ちなみにこれよりもっと大きくなるから」

えり「そ、そんなバカな。一般の」

咏「京太郎は特別だからな―」テクテク

えり「ち、近づいてきてど、どうかしました?」

咏「えい!」

えりの寝間着を捲る咏。寝る前なので当然下着はつけていない

えり「きゃ、きゃああ!」

咏「うわっ、予想以上に綺麗」

えり「み、見ました?」

京太郎「え、ええ」

咏「じゃあ責任とって、えりちゃんにそれ入れてやれば?」

京太郎「え、でも」

えり「む、無理です無理、そんな太いの」

京太郎「まあそう言っているので」

咏「んじゃあ続きやるか。ほら、もういいぜ」

えり「な、入浴中にも思っていましたが」

咏「京太郎と何度もやるとこうなるっつーの。おぼこにはわかんね~だろうけど」

えり「そ、そんなことありませ、ひっ」

咏「じゃあコレ舐めてみろよ」

えり「そ、そんなこと、きゃっ」

咏「な、ほら」

後ずさりをし尻もちをついてしまったえりの顔を抑えて、京太郎の物を咥えさせようと

京太郎「う、咏さん本当にしても?」

咏「実況中継では私を嘗めてたからな」

京太郎「なら、針生アナ、すみません」

そり立つモノを前に涙目になってしまうえり

えり「ご、ごめんなさい、無理、無理です」












あまりの恐怖に京太郎の母から借りた寝間着を濡らしてしまう。

咏「……許さん。やれ」

京太郎のモノとのキスまで後数センチだったが

咏「なーんちゃって。京太郎は誰にもやらねーよ」

えり「え、あ」チョロッ

モノが離れたせいか、体から力が抜けてしまう。

咏「ほら京太郎、こっちにいれろって」

入れやすいように指で広げる咏、それを呆然と見ているえり。

京太郎「わかりました」

えり「え、あ……たすか、った?」

咏「ん、んんふ、んんぐ」

えり「あ、うそ、小さい体に……」

咏「な、意外と、ん、だろ?」

えり「え、あ、はい」

咏「それとその寝間着、ワンピースタイプだけど、んあ、着替えたほうが良いぜ、いぎっ」

えり「!!」

咏「フローリングでよかった、んあ、あっ、ね」

咏「誰であろうと、京太郎は渡さねーよ。知らんけど」

京太郎「俺が浮気してもですか?」

咏「わかんねー。後もうちょっとペースあげても耐えられ、っひぎぃ」

京太郎「じゃあもう少し」

咏「まあ浮気なんてさせねーし、されてもスグ捕まえてやるから覚悟しな」

京太郎「期待してますよ」

咏「あ、ん、ん」

咏(いつかはわっかんねーけど、パパになってもらうからな、京太郎)

咏「す、好き、京太郎、好きだだって私、は、」


えり(三尋木プロはこれを毎日……無理、私には、私には無理です)フラッ

咏(浮気されても、なにがあっても京太郎専用だからな)


咏 HAPPYEND?