京太郎「たまの休日だし、ゲーセンでも行こうかなー」スタスタ

マホ「すーが先輩っ!」ダキッ

京太郎「おわっ!? って! マホか」

マホ「えへへ、お一人ですか?」

京太郎「うん。咲達は全国後の慰安旅行に行ってるから」

マホ「えぇ!? 須賀先輩は行かなかったんですか?」

京太郎「まぁ、俺だけ男だし。辞退したんだよ」

マホ「ふーん。やっぱり、和先輩達より私の方が……」フフフ

京太郎「マホ?」

マホ「そうですよね。あんなおばさんたちより、私の方が可愛いよね。ふふ、須賀先輩だぁいすき」ブツブツブツ


京太郎「おーい? 聞こえてるか?」


マホ「いーえ! なんでも無いです!」ニッコリ

京太郎「?」

マホ「それより、お暇なんですよね?」

京太郎「あ、ああ。まぁな」


                                     ,ィぃ
                     _, -――- ,_      ,ィマママム
                   ,  '": : : : : : : : : : : : : ` ,  ,イママママム
                   /.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :vママママママム
               ,: : : : : :/: : : :/: : : : : :ヽ: : : : /マママママママム
                  /: :/ : : //: : : :/: : : :ト、 : : 丶: :付寸ママママママム
              /: :/.: : :///| : : |: : : : |: :丶 : :ハ: :寸マママママメメ、
              |: :l : : _jレ代ト、: :ト、: : :.ト、 ,ハ: :ト、i: : 寸ママママママ
              |: :| : : |    ハ|∧  l ` 'l: :l: :l: : : 寸マママママ
             人∧,ハl         \l   l: :i: :| i : : :.寸ママママ
                l : : 刈,r==く      ,zx、ノノイ / : ::/`マママ
                | : : : :| l/l/  ,     ⌒ヽ.   レ⌒Y
                | : : : :|   ┌ ―┐  l/l/l ノんノ
                | : : ,仆、   マ. 丿     rく__/|
                l : : !i ト、「>rf^h_, ィ ノ|人|: :/
               /イ: :|寸〈V j i  |   i匕>、 レ′
               人| ,rく〉V l i  | ̄>′  \`
                    〉 i_〉⊥i, hく      ∧
                  ∧/ ,r一'   |rヘ、   /ヽ',
                  / r| 〈 / ̄ヽ  >く   l∧
                   / 〈 \レ': : : :/ `ヽノj_, /  !
                    /  | `ー\::/      ̄`ヽ ト一
                  V     ∧        `|
                 V     / \         |
                〉ー<     \    , イ
                /           >---く  |

マホ「じゃあ! 今日は私とデートですねっ!!!」














 第十二章【新ジャンル!? メンヘラロリの名はマホっち】


 商店街


京太郎「それにしても、久しぶりだなー」

マホ「そうですか?」

京太郎「ああ。最後に会ったのは……えっと」

マホ「一週間と二時間と十二分と三十二秒ですよ」ニッコリ

京太郎「そうか一週間かぁ……って、細かっ!」

マホ「えへへ、ちゃんと覚えてます」

京太郎「そっかー、マホは偉いなー」ナデナデ

マホ「わわっ!」パタパタ

京太郎「あぁ、ごめん。嫌だったか?」

マホ「い、いえ……//」モジモジ

京太郎「ごめんな。身長差的につい、手が伸びちまう」

マホ「あのあのっ! マホ、気にしませんから! だから、そのっ、もっと……欲しいなって」

京太郎「ああ、これくらいお安いご用さ(兄弟いないんだろうなぁ)」ワシワシ

マホ「んへへっ。須賀先輩の手、大きくて好きです」

京太郎「それより、今日はよかったのか? たまの休日を俺なんかと」

マホ「はいっ! むしろ、今日が好機なので」

京太郎「好機? よく分からんが、俺の行くところなんてつまらないぞ?」

マホ「社会勉強ですっ!」ビシッ

京太郎「マホは可愛いなぁ」ワシワシ

マホ「んっ……//」パタパタ

京太郎「(ペンギンみたいだな)」










 ゲーセン

京太郎「で、ここでクレーンを使って押し込むと」ポチッ

 ガシャーン

マホ「うわわわっ! ぬいぐるみが獲れました!!!!」

京太郎「今日のは随分と甘めに設定してあったな。はいっ、どうぞ」スッ

マホ「え? いいんですか!?」パァ

京太郎「あぁ。その為に獲ったようなもんだし」

マホ「……あ、ありがとうございまひゅ」ムギュゥゥゥウ

京太郎「おいおい、綿が飛び出ちまうぞ」

マホ「はわっ!? すみません」シュン

京太郎「そういや、ぬいぐるみって言うと」

マホ「?」

京太郎「ほら、俺とマホが初めて会った日のことだよ」

マホ「!!! 覚えていてくれてたんですか?」

京太郎「ああ。確か……マホが和のエトペンを破っちまって」

マホ「……はい」

京太郎「和に見つかったらどうしようって、泣いてるところに俺が部室にやってきたんだよなぁ」



 二か月前 部室


マホ「うぅっ、ヒック……どうしよぉ」グスグス

京太郎「マホちゃん、だったか? そろそろ泣き止もうぜ」

マホ「で、でも、マホ……和先輩の」ゴシゴシ

京太郎「んーっと。和なら優しいから、謝ったら許してくれると思うぞ?」

マホ「うぅぅ、でもでも、大切なモノを壊されて怒るかも……そしたら、グスッ嫌われちゃいます」プルプル

京太郎「……そっかー。なら、こういうのはどうだ?」ポン

マホ「ふぇ?」

京太郎「俺、実は魔法使いなんだ」

マホ「え、ええええええっ!? そうだったんですか!?!?!?」ガーン

京太郎「(中学生可愛い)あ、ああ。だから、俺がこの人形を元に戻してやるよ」

マホ「!」

京太郎「ただし、ちゃんと壊したことは謝るんだぞ。元に戻してはい終わり、じゃダメだろ?」

マホ「……は、はいっ。怒られるの怖いですけど……」

京太郎「よし。偉いぞ」ナデナデ

マホ「あっ……//」ドキッ

京太郎「じゃあ、いっちょ魔法をかけてやりますか」ニッ

マホ「……(胸が、ムズムズする)」ドクンドクン




 ゲーセン

京太郎「和も笑って許してくれたし、よかったな」

マホ「はい。その時から、マホは」ギュッ

京太郎「? どうかしたか?」

マホ「い、いいえ! それより、今度はあっち! あっちにしたいです!」グイグイ

京太郎「おっとと、どこだ……って、プリクラぁ!?」

マホ「一緒に撮りたいんです!」

京太郎「プリクラかぁ。プリクラねぇ……俺、こういうの獲ったことないんだよ」

マホ「!!!!!!!!」

京太郎「だから」

マホ「撮りますよ」

京太郎「え?」

マホ「須賀先輩の初めて……マホにください。ね?」ゴゴゴゴゴゴ

京太郎「あ、ああ(なんか、気配が変わった気が)」ゾクッ

マホ「じゃあ、マホが教えてあげますねー♪」

京太郎「おう、頼む」

 チャリンチャリーン モードヲエランデネ

京太郎「美白ってやつでいいのか?」

マホ「それ押したらお化けになっちゃいますよ」クスクス

京太郎「そうなのか……」

マホ「フレームはマホが選びます」ピピピピピピッ

京太郎「(早い……って、やたらハート系ばかり選ぶな。やっぱ女子だなぁ)」

マホ「はいっ! じゃあ撮りますよ」

京太郎「お、おう」グギギギ

マホ「スマイルですよースマイル」ニコニコ

京太郎「ああ。んじゃ」ニッ

 パシャッ

マホ「あと二回です」

京太郎「(めんどいなプリクラ)」

 パシャッ パシャッ
 ラクガキコーナーニススンデネー

マホ「お絵かきです!」スタスタ

京太郎「ん、あぁ。お任せするよ」スタスタ

マホ「えへへっ、まずは二人をハートで囲んで」スッスッ

京太郎「(喜んでるようでよかったかな)」ウンウン

マホ「らぶらぶカップルっと……えへへへっ」カキカキ

京太郎「(それにしても女子はこういうのが好きなんだなぁ)」











 バス停前

京太郎「んーっ、今日は楽しかったな」

マホ「えへへ、よかったです!」

京太郎「じゃあ、また今度。いつでも部室に遊びに来ていいからな」

マホ「はい! あ、それと」

京太郎「?」

マホ「じゃーん! ケータイです! スマートフォンです!」

京太郎「おぉ」

マホ「これで須賀先輩ともメールできます! LINEできます!」フンス

京太郎「それは凄い」

マホ「だから先輩は私と連絡先を交換すべきです!」パタパタパタ

京太郎「おし、じゃあ交換するか」

マホ「やったぁ!」

京太郎「えーと、どうすりゃいいんだっけ?」

マホ「あ、じゃあ貸してください」

京太郎「あぁ、頼むよ」

マホ「……」スッスススッ ペタッ

京太郎「どうだ?」

マホ「終わりましたよ」

京太郎「サンキュ。じゃあ、今度こそまたな」

マホ「はい。あ、それと先輩」

京太郎「?」

マホ「剥がしたら……嫌、ですよ」クスッ

京太郎「お、おう?」

マホ「それじゃあ、後で連絡します!」タタタッ



京太郎「剥がしたら? ってなんのことだ?」チラッ

ケータイ「」ゴゴゴゴゴ

京太郎「あ、俺のケータイにプリクラ貼ったな! マホのやつめ!」

 これじゃあまるでアホのカップルみたいじゃないか
 くそ、明日学校でロリコン扱いされちまうぞ

京太郎「……はぁ、でも剥がしたら泣いちゃいそうだしな」

 しょうがない
 副会長の前では携帯を出さないようにしねぇと

京太郎「……帰るか」

 この時の俺は知らなかった
 まさか、連絡先一つの交換で――


 あんなことになってしまうなんて










 京太郎の自室

 ガチャッ

京太郎「いい風呂だったぁー」バタン

 ティロリン

京太郎「ん? LINEか?」スッ

スーパーまほっち『須賀先輩! 今お暇ですか?』

京太郎「風呂上りだよっと」

 ティロリン

スーパーまほっち『興奮しました!』

京太郎「なんの報告だよ。まぁ、中学生だしな。 興奮せんでよろしい、っと」

 ティロリン

スーパーまほっち『えへへ。先輩はマホと話していて楽しいですか?』

京太郎「楽しいよっと」

 ティロリン

スーパーまほっち『私も先輩とお話すると楽しいですっ!!!!』

京太郎「流石女子、返事が早い。ありがとなっと」

 ティロリン

スーパーまほっち『こちらこそ、ありがとうございます』

京太郎「おし、会話も途切れたし……今の内に髪でも乾かすか」スタスタ

 ガチャッ バタン





 夢乃家

マホ「……」ジィー

 19:06
 既読『こちらこそ、ありがとうございます』 

マホ「既読なのに」

 カチコチカチコチ

時計「19:10」

マホ「……」ジィー

 カチコチカチコチカチコチカチコチ

マホ「おかしい」

 カチコチカチコチカチコチカチコチ

マホ「楽しいって言ってくれたのに」

時計「20:10」

マホ「きっと、気付いてないんだ。ふふ、そうだよね。先輩がマホを無視するわけないもん」クスクスクス

 スッ

マホ「気付いて貰わなきゃ」











 京太郎の自室


 ピコピコピコ

京太郎「ゆ~め~で~ある~ように~♪」カチャカチャカチャ

 リォォォォォォォン!!

京太郎「やべぇ、泣ける」グスッ

 ティロリン

京太郎「ん?」

スーパーまほっち『須賀先輩は甘いモノが好きですか?』

京太郎『マホか。いっけね、さっきのから返信してなかったっけ』

 ティロリン

スーパーまほっち『マホは甘いもの好きです!』

京太郎「そうかー。んじゃ、俺も返信を」

 ティロリン

スーパーまほっち『そういえば、近くにスイーツショップが出来たんですよ』

京太郎「……ペース早いな。返信が間に合わ……」

 ティロリン

スーパーまほっち『できたら先輩と一緒に行きたいかなって』

京太郎「!?」

 ティロリン

スーパーまほっち『ダメですか?』

京太郎「いや、オーケーだけ……」

 ティロリン

スーパーまほっち『どうして無視するんですか?』

京太郎「あ、ちょっ! あぁぁ!」

 ティロリン

スーパーまほっち『マホのこと、嫌いになったんですか?』

京太郎「こ、これはマズイ! とりあえず!!」スッ


スガ鹿男『あ』


京太郎「これで無視してないと気付いただろう」フィー




 夢乃家


マホ「……」

 ティロリン

マホ「!」

スガ鹿男『あ』

マホ「……あ? あ……? あって、何? あ? あの意味、あって、あ?」ブツブツブツブツブツブツ


 ティロリン

スーパーまほっち『あってなんですか?』

京太郎「いや、それはだな」

 ティロリン

スーパーまほっち『もしかして怒ってます?』

京太郎「んなアホなこと」

 ティロリン

スーパーまほっち『怒らせたなら、ごめんなさい』

京太郎「落ち着け、落ち着くんだ俺。素数を数えよう」スーハー

 ティロリン

スーパーまほっち『ごめんなさい』

京太郎「いや、待て。LINEに対応できないなら電話すればいいじゃん」

 ティロリン

スーパーまほっち『嫌いにならないでください! お願いします!!』

京太郎「そうと決まれば電話を」

 ブルブルブル

京太郎「ん? メール? マホか?」


【受信】

 京ちゃんのこと考えてお風呂入ってたらのぼせてもうたわwwwww
 あのな、あのな! じっくり考えたけど、やっぱうちは京ちゃんのこと大好きや

 京ちゃんもうちのこと好きやろ?wwww
 ホァァァwwwみなぎってくるでぇwwwwwww


京太郎「……」スッスッスッ


【返信】
 嫌いじゃないし、好きですよ
 ていうか、しんでください


京太郎「って、こっちに返信してる場合かァ!!!!」

 ティロリン

 ティロリン

 ティロリン

 ティロリン

 チョロイン

 ティロリン

 ティロリン

京太郎「う、うわぁぁぁぁぁ!?」

京太郎「い、いかん! とりあえず電話だ!」スッ

 トゥルッ ガチャッ

京太郎「!?(1コールで出ただと!?)」

マホ『ひっく、ぐすっ……うぇぇっ』

京太郎「ま、マホか?」

マホ『ど、どぉじで?』

京太郎「え」

マホ『どぉじで、むじずるんでずがぁ?』ズビィ

京太郎「い、いや! 無視したわけじゃないんだ!」

マホ『……ほんとぉ?』ピクッ

京太郎「ああ。俺ってフリック入力遅いから、マホのスピードに追いつけなくて」

マホ『じゃ、じゃあ……マホのこと、嫌いになってません?』

京太郎「当たり前だろ。俺がマホを嫌いになるわけないだろ」

マホ『……』

京太郎「ま、マホ?」ビクビク


マホ『……う、うぇぇっ、うぷっ、うぉぼろろろろろっ』ビシャビシャビシャッ


京太郎「ひぃっ!? ど、どうしたマホ?!」

マホ『はぁっ、はぁっ……え、えへへっ、安心したらぁ、吐いちゃいましたぁ』クスクス

京太郎「っ!?」ゾクッ

マホ『あははっ、頭がいたいのがスッキリしまたぁ……うふふ』

京太郎「か、風邪じゃないか? 今日はもうゆっくり休んだほうがいい」ブルブル

マホ『そうです、ねぇ……あっ、でもぉ』クスクス

京太郎「?」

マホ『もし、先輩がマホのこと嫌いになったら……また、吐いちゃうかもです』クスッ

京太郎「!?」

マホ『……オヤスミナサイ』



【メンヘラロリの特徴1 「今、吐いちゃった」と言う】












 翌日

京太郎「……昨日のことが気になって眠れなかった」ハァ

 一体マホに何があったんだ?
 あんな子じゃなかったと思うんだけど……

京太郎「中学生だし、難しい年頃なのかもな」

 それなら、俺に出来るだけのことはしてやらないと

 ティロリン

京太郎「ん?」

スーパーまほっち『おはようございます♪』

京太郎「ああ、おはようっと」

 ティロリン

スーパーまほっち『今日も一日、頑張ってくださいね』

京太郎「おう、お前もなっと」

 ティロリン

スーパーまほっち『中学校には携帯もっていけないので辛いです』

京太郎「それはよかっ……じゃなくて、残念だなっと」

 ティロリン

スーパーまほっち『学校が終わったら、またお話しましょうね』

京太郎「……ひゃい」

 ティロリン

スーパーまほっち『学校に行こうとしたら、吐いちゃいました』

京太郎「へ?」

 ティロリン

スーパーまほっち『やっぱり、今日は学校を休もうかなぁ……』 ※ゲロ写真添付

京太郎「うぉう……俺が吐きそう」ウプッ

 ティロリン

スーパーまほっち『でも、サボるのは良くないから学校に行きます。マホ、えらいですよね』

京太郎「あ、ああ。えらいよっと」

 ティロリン

スーパーまほっち『えへへっ! 褒められちゃった! じゃあ、行ってきます!』

京太郎「……いってらっしゃい」ゲッソリ










 授業中

京太郎「ぐぅぐぅ」

咲「もう、疲れてるのかなぁ」

京太郎「うぅ、やめてくれぇ……」

咲「?」

京太郎「さきぃ……たすけ」

咲「!」ドキーン


 部活中

京太郎「ぐぅぐぅ」

和「須賀君、疲れてるみたいですね」

優希「怠慢だじぇー!」

まこ「休ませてやるんじゃ。何かと忙しかったんじゃろう」

咲「染谷部長は優しいですね」

まこ「あほ。これくらいが普通じゃ」

優希「前部長に聞かせてやりたいじょ」

 モゾモゾ

久「ふわぁ、なによ人の悪口言って」

和「いたんですか?!」

優希「ていうか、なんで犬と一緒のベッドで寝てるじぇ!」

咲「(妙に膨らんでると思ったら」

久「あら? だって、須賀君が暖かいんだもの」スリスリ

和「くっ!」

まこ「やめんか。もう部外者なんじゃぞ」

久「あーん、酷い!」

咲「……これでも起きないんだ、京ちゃん」

京太郎「ぐぅぐぅ」









 京太郎の自室

京太郎「……俺は考えました」

カピ「きゅぅ?」

京太郎「返信が間に合わないなら、ずっと通話してればいいんだと」

カピ「きゅ」

京太郎「あぁ、そうだ。ということで」

 ティロリン

スーパーまほっち『今からお話してもいいですかー?』

京太郎「よし来た! LINEの無料通話だ!!」

 トゥル ガチャッ

マホ『先輩!』

京太郎「よし、思う存分話してくれ」

マホ『わぁい! やったぁ!』

京太郎「(その内気が晴れるだろう)」

マホ『えっと、えっと。今日は学校で色んなことがありまして』

京太郎「へー、そうなんだ(TODやりたい)』

マホ『はい。あの、同じクラスのYTちゃんに生理が来たって』

京太郎「ぶふぅぅぅぅっ!!」

マホ『きゃっ!?』

京太郎「あ、ごめん。ていうか、そういう話題は俺にじゃなくて」

マホ『ご、ごめんなさい。でも、他に相談していいか分からなくて』

京太郎「? どういうことだ?」

マホ『あ、あの……実はマホにも、その……来て……//』

京太郎「オセキハーン!! お赤飯炊いたげてー!!」

マホ『こ、こここ、これって……赤ちゃん、産める体になったってことですよね?』

京太郎「あ、はい」

マホ『……えへへ、もう赤ちゃん産めるんだ。これで、須賀先輩の』ボソボソ

京太郎「後半聞こえなかったね、うん。LINEの無料通話のクソさ加減に泣きそうだよ俺」

マホ『でも、やっぱり須賀先輩は格好良いなぁ』

京太郎「はい?」

マホ『だって、中学生の男子なんてみんな乱暴で、優しくないですから』

京太郎「まぁ、厨二には色々あるんだよ。ガソリンの味とか知らないだろ?」

マホ『ガソリンって飲めるんですか?』

京太郎「あ、いや。忘れてくれ」











 数時間後

マホ『それでですね、私も言ったんです。うっうーって!』

京太郎「そ、そうなんだ」

マホ『後は、学校の先生に怒られて……私、どうしたらいいんでしょう』

京太郎「うーん。女の子のことだからなぁ。和とかの方がわかるんじゃないか?」

マホ『……でも、私は須賀先輩に相談したいんです』

京太郎「わーうれしー」

マホ『えっとえっと。それとその後に――』

京太郎「うんうん」

マホ『あと、こんな悩みもあって……』

京太郎「そっかー」


【メンヘラロリの特徴2 いつも何かに悩んでいる】


マホ『で、それから』

京太郎「な、なぁマホ」

マホ『はい! なんですか?』

京太郎「そ、そろそろ遅い時間だし……眠たくなってきたかなーって」

時計「02:14」カチコチ

マホ『……』

京太郎「(ど、どうだ?)」

マホ『あ、すみません! マホったら、つい』

京太郎「(ほっ)いや、いいんだよ。じゃあ。今日はここま――」



マホ『うぷっ、うぉえぇぇえっ、おぶぇろろろっ』ビチャビチャビチャ


京太郎「」

マホ『あ、あははっ。すみません……私ったら、須賀先輩の声が聞けなくなると思ったら』

京太郎「ひっ」

マホ『もう、マホは先輩無しじゃ生きられなさそうですね……あはっ』

京太郎「お、おやすみ!! またな!!!」

 ブツッ

京太郎「……はぁっ、はぁっ」ブルブルブル



 夢乃家


マホ「ふんふ~ん♪ 須賀先輩っ♪ おやすみなさい」クスクスクス











 一週間後 清澄


京太郎「」チーン

咲「京ちゃん、京ちゃん」ユサユサ

京太郎「ん、ぁっ?」ボー

咲「大丈夫? もうとっくに授業終わってるよ?」

京太郎「あぁ、そっか。ごめんな」

咲「いいよ。それより、部活は?」

京太郎「行くよ。雀卓の移動とかもあるし」

咲「でも、そんな体で」

京太郎「大丈夫だよ、心配すんな」ポンポン

咲「京ちゃん……」

 ティロリン

京太郎「……すまん。先に行っててくれ」

咲「あ、うん」トタタタ

京太郎「……」

スーパーまほっち『今何してたんですか?』

京太郎「……これから部活だよっと」

 ティロリン

スーパーまほっち『部活が終わったら、連絡くださいね』

京太郎「ああ、分かったよっと」

 ティロリン

スーパーまほっち『和先輩達と、あまり仲良くしないでください。じゃないとマホ……』

京太郎「……善処するよっと」


【メンヘラロリの特徴3 予定を細かく把握したがる】


京太郎「……いつまで持つかな、俺」フラフラ













 京太郎の自室


マホ『それでですね』

京太郎「うん……」ウツラウツラ

マホ『マホもびっくりしちゃって!』

京太郎「う……ん……」コクッカクッ

マホ『一緒になって笑っちゃいました! あははっ』

京太郎「……ぐぅ」スピー

マホ『……先輩?』

京太郎「ぐぅ……ぐぅ」

マホ『……っ!!』ギリッ

京太郎「ぐぅぐぅ」スヤスヤ

マホ『先輩っ!!!!!』キィィィン

京太郎「うぉわっ!?」

マホ『……おめざめですか?』

京太郎「あっ」サァー

マホ『寝てたんですよね?』

京太郎「あ、いや」

マホ『寝てましたよね?』

京太郎「ちょ、まってくれ。今のは――」

マホ『寝ていたじゃないですかっ!!!!!!!!!』ガラガッシャァァァァアン!!

京太郎「っ!」ビクッ

マホ『酷い……ひっく、マホの、ことなんて、どうでもいいんだぁ』グスッ

京太郎「ま、待てって! 俺は!」

マホ『嘘付き!!! 先輩なんて嫌いです!! うわぁぁぁぁあんんっ!!』

京太郎「ごめん、ごめんマホ! 部活で疲れてて、それで……」

マホ『ぐすっ……ほんとぉ、ですか?』

京太郎「あ、ああ。だから、お前のせいじゃないよ」

マホ『……えへへ、なら許してあげます』

京太郎「……ありがとう」

マホ『マホこそごめんなさい。先輩のこと、嫌いだなんて』

京太郎「いや、いいよ。気にしてないから」

マホ『好きです、先輩』

京太郎「っ」

マホ『好き、好き好き好き! 先輩のことだぁい好きです! あは、あははははっ!!』ガリガリガリガリガリガリ

京太郎「ひぃっ!?」ブンッ

 ダンッ カラカラカラ

ケータイ「あはははははははっ!!!」ザザァァァ

京太郎「……くそ、どうすりゃいいんだよ」ブルブル


【メンヘラロリの特徴4 ケンカで絆を確かめる】











 数日後

マホ『それでですね。マホは可愛いって、言ってくれて』

京太郎「よかったな」

マホ『えへへ、先輩はどう思います?』

京太郎「マホは可愛いよ』

マホ『やった! じゃあ、どんなところが可愛いですか?』

京太郎「んーっと。顔と声かな」

マホ『えー!? それだけですか?』

京太郎「うそうそ。こういう反応するところとか」

マホ『っ! もう! 先輩の意地悪!』

京太郎「あはは」

マホ『そういえば、麻雀についてなんですけど』

京太郎「うん」

マホ『先輩はマホのスタイルについてどう思いますか?』

京太郎「マホ自身はどう思うんだ?」

マホ『マホは先輩の意見だけ聞きたいんです』

京太郎「そうか。俺的にはもっと安定させた方がいいと思うな」

マホ『やっぱりそうですよね。じゃあ、マホの髪型なんですけど』

京太郎「自分で気に入ってないのか?」

マホ『先輩が好きか嫌いかだけでいいんです』

京太郎「……俺は嫌いじゃないよ」

マホ『んふっ♪ んへへっ!』

京太郎『マホにはどんな髪型も似合うと思うから』

マホ『じゃ、じゃあ! 他にはですね!』

京太郎「うん」


【メンヘラロリの特徴5 自分の意見を言わない】


マホ『先輩はどっちがいいですか?』

京太郎「俺なら、大きい方がいいかな』

マホ『むー! マホだってすぐに大きくなりますよ!』

京太郎「そうだと嬉しいな。あはは」


時計「05:24」カチコチカチコチ











 翌日


マホ『うわぁぁぁん! また先輩が無視したぁぁぁあぁ!』

京太郎「ごめん。少し、気を緩めてて」

マホ『ぐすん、もう……次は許さないんですからぁっ!』

京太郎「あぁ、ごめん」

マホ『えへへへっ』


 翌日

マホ『ひっく、ぐすっ、約束、したのにぃ』

京太郎「……許してくれ」

マホ『もぉっ! ばかばかばかぁ!』

京太郎「俺が……悪かった」


 翌日

マホ『せんぱぁぁぁぁいっ!! いやぁぁあっ!』ビェェェン

京太郎「ごめんな、ごめん、ごめんな、ごめん」ブツブツ

マホ『ぁぁぁぁっ! うわぁぁぁぁぁんっ!!」

京太郎「ごめんごめんごめんごめん」ブツブツブツ


 翌日

マホ「うわぁぁぁぁっ!! あぁぁぁぁっ!」ビエエエエエエエン

京太郎「……」



【メンヘラロリの特徴6 すぐに涙をみせる】












 翌日 通学路


京太郎「……」フラフラ

 あれから、何日が経ったんだろう

 マホとのLINEが始まって

 それが通話になって

 気が付けば気の遠くなるような時間が流れたような気がする

京太郎「う、ぁっ……」ズルッ ベチャッ

 ポツッ ポツポツポツ

 ザァァァァァァァァァ

京太郎「……」

 今は何時だ?
 早く帰ってマホとLINEしなきゃ

 じゃないと、またあの子が泣いてしまう

 もう嫌なんだ
 誰かが俺の前で、壊れてしまうのを見るのは

 だから、動いてくれ
 マホを壊さない為に

 動いてくれ

京太郎「うごけ、よ」ズルッ

 ズルッ、ビシャッ

京太郎「動けよ……」

 ズルズルッ

京太郎「動けよぉぉおぉぉぉっ!!!!」グググッ

 プツン

京太郎「あっ……」

 終わった




 今、俺を支えていた最後の糸が――





 切れて、真っ逆さまに堕ちて――




 ギュッ

京太郎「……え?」

???「……無理、しちゃって」ギュゥッ

??「全く……相談するのが遅すぎましてよ」ギュゥ

?「もう、ボロボロじゃん……」


京太郎「え?」




 どうして、どうしてアナタ達が、ここに……?

京太郎「どうし、て……?」

???「約束したでしょう?」

                           ̄
                  ´            \
             /
                /   '    i           i    ゚.
             ' ./   '   .|   i    :i   |
             i  '  i_ - ´ト   :| 、 ` | _ !    :i
             | |  :|     | \| \ :|ヽ. |  i  |
               , ヽ  ゚.,x≠ミ.  ` ,x≠ミ、!   |  |
             ゚.   \.{(:::::℃    (::::::℃.|  |  |
             |    |` っー'     ゙c っ'    |  |
             |    |.            c .|  |  |
             |    |`  .   r──, .  ´|  l  |
             |    |    ` ┬   ト、  .l  /  :|
             ヽ   :| .─ ¨/   / ` / ,  ./
                \ | ' |    l¨  ̄ /  .//.>、‐'
                /`  V   ゚.  ./   ´/
               i´ /  `< __゚. / __> ´    ∧
美穂子「また、デートしてくれるって……だから」ポロポロッ

京太郎「福路、さん……」

??「それに、以前にも言った筈ですわ」

     / /       /    ├-、
    / /    /     ノ     レi 〉
   //    /    /      N ' /
  /;'   /   //    / /!|.| /
// // r='/   ,   ナメ ハ!.| i
/.//   《/     i,.cイナソノノ ! ト、
//     メ、      !  `′{ リ ノ !))
/    //メ、!    | __ ノ/ /  ノ(
.   ///ノ,ハ   |_ / ノ /_/
 //-‐=<\ ゙、  |/ / /
// ∧  \\\ハ  i! 〈 (
/   /  \  \! i |. | 丶、ヽ
 、 /    \\ト-V ノ    ヽノ
  \    \ 〉/ /    ノ
    ヽ      ヾ、(
     ゙、  \  Vイ
      ゙、  \ Y!
        i    ` ! ゙、
透華「私は、アナタの味方だと」グスッ

京太郎「透華さん……」

?「大体さ。きちんとした理由なんているー?」

        /   /  //  . :〃  . :iト、|:. |             ヽ    ヽ  ヽ
      乂 .′ / ,イ .:/ !   . :i| |:. |\: .                  ハ
      .′ i`ーァ′/ ! .:i |   . : | |:. |  \: .  ヽ: .  ____ i-‐ ´   .
     .′  !/ . : ′| .:| |   . : | |:. |   \: .        ̄| ̄ ̄ `ヽ:
        /i|  :|. :|  | .:| |   . : ! |:. |_,,-‐====‐\   . : :|   . :|: . i
    j〃 . :i|  :|. :|‐===┼-  | : j   -‐     \: .    . : |   . :|: . |
    /  . :i|  :{. :!  \八  . : | jノ   , -‐ __,,.⊥   . : }   . :|: . 人
   ′ . : 八  Ⅵ ≫=ミ、 . : !     ≫≦Y⌒'マハ:、  . : .′ . :|: . : .\
   i . :i    . :\{ハ 《  )i:::::::ハ\{     ″{ .)::i::::::::::}::} 》 . : /  . :/!: . \: .\
   | . :|   . :i   '. ヾ い;::::::jj         八∨乂 _;ノ:ノ  . :/  . :  |: .    : .`ー-
   | . :|   . :| . :| . :l'.   V辷ク            ゞ゚-‐ '  . :/   . :/ . :|: .  .
   | . :|   . :| . :| . :|ハ               /    . :/   . :/ .:.:|: .    : .
   | . :|   . :| . :| . :| :.       ,        /  . . : .′ . / . : :|: .     : : . .
   | . :|   . :| . :| . :|  :.             /  ,. : ,イ  . :/  . : 人: .       : : : . . .
   |..:i:|   . :| . :| . :|   ゝ.     、   ノ .′ // / . : : /  . :.:/  \: .\: .
   l :从  . : :| . :| . :{   / > .        { /'   / . : / . : : .:′    \: .\: .
   乂{: \. : :!\〉、:\_/   . : .:〕jッ。.     . ィV`ヽ /. :/ . . : :/       \: .\: . .
    `\ \{   \;/  . : .://{{   ` ´ | |│ ,// . : .:/             \: .\: . .
淡「私は、キョウタローが好きだからここにいるんだけど?」ニッ

京太郎「……淡ぃ……」ポロポロ

透華「全く、無茶のしすぎでしてよ」ピンッ

京太郎「いたっ」

美穂子「こんなにやつれて……」

淡「ちゃんと食ってるー?」

京太郎「……でも、三人とも、どうして?」

 ザッ

菫「全く、馬鹿な奴だな」

京太郎「え?」

洋榎「メールの内容見れば、何かあったのかくらいすぐに分かるっちゅうねん」

京太郎「弘世さん! それに、ひろさん!?」

久「あら? それだけじゃないわよ」

まこ「わしらだって」

優希「ちゃーんっと!」

和「いますよ」

京太郎「みんな! それに!!」

玄「京太郎くぅーん!」ブンブン

宥「揉みにきたよ……あったかぁーいの」ワキワキ

 ゾロゾロゾロ

京太郎「他校の、人たち……も?」

咲「みぃーんな京ちゃんを心配して集まってくれたんだよ?」

京太郎「さ、咲?」

照「……無理、しないで」

京太郎「!」

咲「京ちゃんが苦しんでいる姿なんて、見たくないから」

京太郎「咲……俺」

咲「京ちゃんが苦しいのを我慢したって、私達も苦しくなるだけだよ」

京太郎「……でも俺は」

まこ「あほっ」

京太郎「あだっ!」

まこ「人に自制が無駄だと言うとったくせに、自分が辛いのを抑えてどうするんじゃ」

京太郎「……染谷部長」

照「京ちゃん。私達は確かに、京ちゃんに甘えちゃって」

優希「迷惑をかけて」

和「困らせたりもしますけど」

透華「何より、アナタのことを大切に想っていますのよ」

美穂子「だから、私達はどんなことがあろうと」

淡「どんな時であろうと」

咲「京ちゃんの、一番の味方だから」

京太郎「……っ、ありが、とぅ……」ポロポロ

照「だって、私達――」



\ \ヾ、     /: : : : : : : : : : : : : `丶、   / / ---- //
、\、\  /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : \   /       \
、\\  . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .//  だ  仲
 、    . : : : : : : : : : : : : .: : : .: .:: :. : : : : : : :. ′   も   間
. 、   /: : : : : : : :i: ,:i: : : :ト、:,」L{i_:ハ:i: : : : : ::i     ん   
    厶イ: : : : : .:|i:八: : :.|.:ハ:i: :l|ノ州: : : : : .:|     げ   
.ニニ=-   |.:: : : : :才Zノ\:|( 斗笊ミメ|: _: : -=j     !  
  _   | i: : : : ;抖笊ミ     Vーり l/ }: :/:八   
ニニ=- l人: : : :::.乂_り       ̄  .ノ.://   、
.二ニ=-    乂: {:八 、、   '__  ``.刈乂   -z ー-----‐
ニ ≡=-    ヾ(      ヽ ノ  イリ    -= ニ 二 三三三
__ニ= -‐         >r‐   乂}ト。.    -= = ニ 二 三
三‐  /            Y^}     _./      、 -=≡ニ二 z
  ≠ ___    /     |`` '"´ /       __:.  \ 、 、
./ / 、Vn   ∧     :|  ̄ ̄ /      _/.  ;ミメ、  \、\
  〈 ュ`Yノ ノ  ′ト、    :|   /    ..:::イ :!′ } Ⅵ \  \
.   }⌒;´イ  {:!.!:.\  ;    ′ ....::::::/ ; |  / ∨\ ハ \
   ハ   人  八 ;、:::.:\l   厶イ.:.::/---マ:!.:// . }  ヾ|
   [__フ_彡ヘ/  |  ー‐ミ以r‐… ´      |// {:八
   { 【  ハト、 !      )___{           j/  ≧=- 、
   ∨\  } ⅵ    /:.:.:.ハ        〈    \ }


全員「……噛んだ」ボソッ


咲「はわわわっ……//」





 長野 病院

マホ「……あの、どうして病院に連れてきたんですか?」

和「マホに見せたい人がいるんですよ」

優希「黙って付いてくるじぇ」

マホ「は、はい……(むぅ、須賀先輩と話したいのに)」

 スタスタ

和「ところでマホ」

マホ「はい?」

和「麻雀は好きですか?」ニッコリ

マホ「はい! 大好きです!」

優希「そーかそーか。ならよかったじょ」ニッコリ

マホ「?」

 ピタッ

優希「ここだじょ」

マホ「病室、ですね」

和「入ってください」

マホ「え? ……いいんですか?」

和「中にいるのはマホの知り合いですから」

マホ「知り合い? (宮永先輩? それとも)」

和「さぁ、どうぞ」

マホ「し、失礼します……」ガラッ



京太郎「……」(チューブグルグルマキ) 



マホ「えっ」ゾクッ

和「ほら、マホ。よーく見てください」ニコニコ

優希「お前の大好きな京太郎だじぇ」ニコニコ

マホ「え、えっ? ど、どういう……」パチクリ

和「分かりませんか?」

優希「京太郎は……疲労のあまり、意識不明の重体になってしまったんだじぇ」


マホ「!?」


京太郎「(チューブかゆい)」


マホ「い、いやぁっ! 須賀先輩!! どうして!!!」ダッ

和「どうしてでしょうね」

優希「お医者さんが言うにはこうだじょ」

 ガラッ

憩「うちが話しますーぅ」

和「荒川さん、どうして須賀君は重体に?」

憩「これはアレですねーぇ、寝不足っちゅう奴ですわー」

マホ「ね、ねぶそく?」

憩「ここ二週間以上、一、二時間しか寝てへんかったようですしねーぇ」チラッ

和「それは大変です」

優希「京太郎が疲れて倒れるのも無理ないじょ」

マホ「え? えっ」

和「どうして須賀君は……そんなに夜更しを?」

優希「分からないじょ」

和「マホは」

マホ「っ!」ビクッ

優希「心当たりある?」

マホ「あ、ぁ……」ブルブルブル

和・優希「……」ジィー

マホ「う、うわぁぁぁぁっ!!」ダダ

 ガラガラ

マホ「はぁ、はぁっ!」タッタッタッタッ

久「あらマホ」

マホ「っ?!」

久「ねぇ、須賀君が起きないの……どうしてかしら」

マホ「し、知らないです!」ダッ

まこ「マホぉ……」

マホ「ひゃぁぁっ!?」

菫「どうしてだ?」

ゆみ「どうしてなんだ?」

 ゾロゾロゾロゾロゾロ

洋榎「須賀が眼を覚まさへんのやぁ……」

マホ「あ、あわわっ」

淡「あわあわぁぁぁぁあ!? あわいいいいい!? !!ああああああああっ!!!」

マホ「うわぁぁぁん! ごめんなさぁぁぁぁい!!」ガクガクガクガク

 チョロッ

マホ「ひ、ぅん……ひぅぅ……」ヘナヘナ

 チョロロロロロッ









 数分後

マホ「ひっく、うぅ……うぇぇっ」ゴシゴシ

和「すみません。まさか、ここまで追い詰められるとは」フキフキ

優希「申し訳ないじょ」フキフキ

マホ「うぁぁぁぁっ……酷いですぅ」グスッ

透華「少々やりすぎましたわね」

美穂子「替えのお洋服よ」

マホ「うぅ」ヌギヌギ


久「さて。なんで私達がこんなことしたかわかってる?」

マホ「……須賀先輩の、ことですか?」

久「ええ、そうよ。本人はほら、確かに今は元気そうだけど」

 キョウタロウクンノココ、アッタカァーイ   ギャアアアアアアアアアア!!
 スゴイコトニナッテルノデス    

マホ「……」

久「もし、マホがあのまま須賀君と電話を続けていたら……ドッキリが現実になっていたのよ」

マホ「そんなことっ!」

透華「この龍門渕グループ専属のドクターが診断しましたのよ。間違いありませんわ」

医者「むしろ今までよく生きていたね? なんど冥土から帰ってきたんだい、彼は」

マホ「……う、嘘です!」

和「嘘?」

マホ「だ、だって! 須賀先輩はマホのこと、好きだって!」

優希「好きだろうと、一日十時間近くも電話してたら死ぬじょ」

マホ「っ! でも、私は!」

久「あのね。そりゃマホは一人だからいいわよ」

マホ「え?」

久「須賀君はね、マホと通話しながらも……」



~京太郎「今日はゆみさんとレポートやる約束を」~

~京太郎「ああもう、ひろさんのメールか!」~

~京太郎「えっと、次は淡とネトマの約束を!」~

~京太郎「咲から借りた本を返さないと!」~

~京太郎「宥さんにチン写メ送らないと」~

~京太郎「またひろさんのメールか!!」~

~京太郎「照さんにスイーツのレシピを」~

~京太郎「後は他にも……」~

~京太郎「またひろさんのメールかよ!!!!!!」~



久「数十人の女性と、連絡を取り合ったりしていたんだから」




マホ「う、嘘……」

久「今までは全員がバランスを取り合っていたから、須賀君も平気だったけど」

和「マホが一人で大きな割合を持っていったので」

ゆみ「ご覧の結果ということだ」

菫「須賀は君に割いた時間の分、我々に対するメールや電話をないがしろにしようとはしなかったからな」

洋榎「待てや! なんやさっきの編集!! 悪意あるやろ!!!!」

透華「まぁ、そんな生活を続けていましたから」

美穂子「次第に私達への連絡も途絶えていって」

優希「不審に思って調べたら、こうなったというわけだじぇ」

マホ「……」

玄「あのね。須賀君は言ってたよ?」

宥「うん」



~~京太郎「すみません! 今、俺の近くに不安定な子がいて……放っておけないんです!」~~



まこ「じゃから、わしらへの時間を取れなくて申し訳ない……とな」

マホ「せ、先輩が……そんなことを」ブルブル

淡「キョウタローは優しいからねー。嫌なことも嫌って言えない性格だし」

マホ「そんなこと無いです! 先輩は、マホのことが好きなんです!」

和「マホ」

マホ「好きな人の為にちょっと無理しただけです! 先輩だって、毎日楽しかったに違いないです!」

優希「……」

マホ「だから、だから!! 何も問題なんて……!」



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  ./:.::::. '´  ' :.:.:::/:∧:.:.:.:.:::.:.:.:::::.:.:::::: /|.:.:.::::':::V::;|::::::::|:.:/:::.:.:.:,狄i[_ o -i| :.:. }! |:::/ i i:. |:.: ′
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             .|:/:./ .|:.:.:.:. 厂:´ト、. ヽ            _..     /:/ |′
             .|':./  |:.:.:.:∧:. /|:.:`¨¨へ          '´      ./ iル′
             .|/'  |: / ∨: !、:.::/ |>o。_          /  .!-ー--  .._
           {.     |:./   ∨{. Y/ |:.:.:.:./i:.:¨7 T¨¨¨¨¨¨´    ^ー 、     ` ̄


咲「マホちゃん。少し……頭、冷やそっか」

マホ「っ!?」ビクッ

咲「今、マホちゃん言ったよね?」ゴゴゴゴゴ

照「好きなことなら、無理してもいいって」ゴゴゴゴゴ

マホ「そ、それは」ダラダラダラ

衣「ならば……衣達も試してみることにしよう」ゴゴゴゴ

マホ「な、何を……?」ガクガク

和「マホ、言いましたよね?」

優希「麻雀が大好きだって」

マホ「……あっ」

 ~~~~

和「ところでマホ」

マホ「はい?」

和「麻雀は好きですか?」ニッコリ

マホ「はい! 大好きです!」

優希「そーかそーか。ならよかったじょ」ニッコリ

マホ「?」

 ~~~~

マホ「あ、あぁ……」ブルブル

咲「それなら、これから毎晩十時間ずつ」

照「私達と麻雀を打とう」

衣「なに、気にすることはない」


菫「相」

ゆみ「手」

透華「な

美穂子「ら」

玄「沢」

宥「チン」

洋榎「おる」

まこ「けぇ」

他数十人「楽しもうよ!!」ワラワラワラワラ

           /: :.:.:;:.:.:.|:.:.i:.:.;、:.ヽ:. :゙、{::::::::::_;::--‐┘
         /: : ./:.:.i:. :.:| :.|、..! ヽ:.ハ:.:.:.Y´ ̄:::`ヽ、
       /;.:.:.;イ:|:.:.|:|:.:.|、:.!、!ナ´i:.|ー!:.:.:゙、:::::::::::::::/
       i:イ i i|:A:.川:.:.!ヽ! ;=≠ミ、リi:.:.:ト、::::::/
        |:!|.:.|:.!リ ,.ゝ=ミ、!   f:::::i ゙i |ノ-、:.Y あ、あぁぁ……
       !|.!:人:|イ f::ヽ....:::::..弋ン.    ⌒ }:.|
  .f'i 「ト、  メレ:.:.ヾ ! ゞン::;:::::::::: " "  __ノ:.:|
n i | i i | |:|:.:.:.:.:.:.i " " _,..-‐'^ヽ   人:.i:.ト:!
.| U ゛ |、 | |.:.:.:.:.:.:.!、  !   ,.--┘ /  ヽノ
.ヽ    ! 〉レ|.:.|:.:.:.:.:.|`ー-二´,.==ミ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ
 _!,..--、_.|  |:/!:.:.:.:ト!   / ̄`ヽ ヽヽ        `ー、
 |::::::::::::::::i  |ハ:.:.:.:!  /-‐ニ二 \ヽヽ       \
 .!_;:--―┴、   \:|!  !-‐'´     ゙、゙、゙、        \
  |     rへ   ゛ /  ,..--―   〉 ゙、゙、        ヽ

咲「じゃあ、やろっか」ニッコリ






 数十分後

マホ「」チーン

宥「ちーん」


京太郎「気がついたらマホが灰になっていた」

咲「やりすぎちゃったかな」

淡「サキとテルーのコンビ相手じゃ仕方ないよねー」

久「で、この後どうするの?」

透華「専門家にお任せしますわ」

玄「お任せあれ!」ビシッ

霞「私達よ」ズイッ

小蒔「が、頑張ります!」

和「何をするんですか?」

小蒔「この子にとり憑いている悪霊を祓います!」

久「え? 悪霊!?」

和「SOA」

小蒔「見ていてください」

ゆみ「ど、どうなるんだ?」

豊音「ちょー気になるよー」ドキドキ

桃子「まさかの除霊ショーっすよ!」


小蒔「むむむっ」シャシャッ

マホ「う、うぅ……?」

小蒔「呪文を唱えます!」

                        /.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::\
                        /...:.:.:.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
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                  ,...---ミ  //∧.:ハ_〉ぅ `l.:.:{/.:.:.:,'斗―|.:.:.:.:.リ.:.:′
             / ̄ ̄⌒>=弍犲ハ 斧ミメ乂: 彡イ ./::/.:.:.:.:/.:/
              /      /   ` ̄`} `''’    f斧ミメ::イ/./:}
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              r'⌒   |  //  |  ヾ  〃_彡リ |  ヽ
      / ̄` ー--rヘ {    乂〃.   ヽ/ ̄/ ̄ ̄`7 /   ∧
     /       /⌒ヽ __/        У /   /Y   ./
    /       /     У /      ./ /      ト、 /   〉
.   /    r'  ̄    / /  {      / /       } V    厂ヽ
  厶斗- '  __彡  /  乂   / /        /  ト---<ソ⌒
 ./               /      }ト、/ /         /   〉
こ{              /        }三ニ=--   --=≦    /     }

小蒔「コジワセルライトタレチチオミアイドウキノケッコンイキオクレモジョヒトリミサビシイアラサーショジョ」ブツブツ

京太郎「え、何この呪文」ドンビキ

マホ「ぎゃあああああああああああああああ!!」ビクンビクン

京太郎「しかも効いてるぅぅぅぅ?!」

マホ「う、うぅっ、おぇえええ」デロデロデロ

京太郎「しかもなんかどす黒いのが出てきたぁぁぁぁ!?」

小蒔「霞ちゃん!」

霞「ええ、これはまさに……メンヘラめんどくさい女の悪意の塊」

 ウニョウニョウニョ

霞「HAYARI!!」

HAYARI「HAYYARIIIIIIN!!!」

京太郎「ええっ?」

霞「消滅!」スッ

ゼクシィ「」

京太郎「え、その本でどうするんですか?」

霞「滅!! 滅!!!」バンバンバン

HAYARI「GYAAAAAAAAAAA!!」シュゥゥゥ

京太郎「あ、死んだ」

小蒔「たまごクラブでも同じ効果がありますよ」

京太郎「そ、そうなんですね」

霞「これで、彼女はHAYARIの呪縛から逃れたわ」

マホ「う、うぅ……こ、ここは?」キョロキョロ

京太郎「マホ、大丈夫か?」

マホ「すが、せんぱい?」キョトン


咲「怖いね」

照「あれのせいで変なことしてたんだ」

咲「HAYARI……でも、私達にはアラサー嬢さんがいるから」

照「問題無いね」

咲「うん」

京太郎「大丈夫か?」

マホ「ま、マホ……今まで、先輩に酷いことを」

京太郎「もういいんだよ。俺も、嫌だったわけじゃないし」

マホ「先輩……ぐすっ」

京太郎「流石に毎日何時間もは無理だけどさ。たまには連絡くれよ」

マホ「いいん、ですか……? マホなんかが、先輩と話しても」ゴシゴシ

京太郎「当たり前だろ。それに、前にも言っただろ」

                     ____
               ,. ´ __    `¨¨ヽ
            ,   ̄`  /  ヽ       `ヽ
           /  _     ,:   ∨   、    :.
          / /,´      /    |    ヽ     .
       / //'  ' /  ' /   l| | :  :  ∨   :
       l// / , / ' l| | |     | | |  |   |   |
     _/ ィ / { l |__|_{ |∧   }/ ' / l  |   ∧
      ̄  {〃  Ⅵィ斧从 } /-}/-/、 , /-、 ∧}
          / ,  从 Vり ∨イ ,イ斧ミ、}/ /⌒ } | '
           / イ从 l ム        Vり ム'  ノ/}'
         ´    \∧  '        ,r ' /
               、  v   ァ    / 从/
                     \ `こ     イ  _|、
                  ` r  ´   //∧
                     /|     /////∧
                「  |   //////////> 、
              , </∧ /   {///////////////> 、
            , </////// ∨__∨//////////////////>、
京太郎「俺はマホのこと、好きだからさ」ナデナデ

マホ「……ふ、ふぇぇぇっ、せんぱぁぁぁいいっ」ダキッ

全員「おっふ」キュンッ

透華「さぁて、全て解決したことですし!」

ゆみ「何かするのか?」

透華「須賀京太郎の快気祝いパーティでしてよ!! ハギヨシ!!」

 シュタッ

ハギヨシ「はっ。皆様の分のお食事とドレスをご用意してあります」

京太郎「すげー」

洋榎「ご馳走や! ご馳走やで!」

絹恵「ええなぁ、おねえちゃんは……いまの私にはまぶしすぎるわ」フフフ

玄「おねえちゃん! パーティだって!」

宥「うん」

久「パーっと楽しむわよ!」

まこ「やれやれじゃな」

優希「タコスー!!」

和「もう、ゆーきったら」クス

 ワイワイ ヤッター
 ゴチソウダヨー! オイシソウナノヨー

咲「行こう! 京ちゃん!」

照「早く行かないとなくなっちゃう!」

京太郎「はい。あ、でもまってください」スッ

マホ「?」

京太郎「ほら、マホ。行くぞ」ニッ

マホ「……はい!」ギュッ

 こうして、マホは元の大人しい後輩に戻った

 それからは時折、LINEが来たり通話をしたり
 節度のある交流が続いている

 でも、なんでだろうか
 あの狂人じみた、執着を見せていた頃のマホよりも

マホ「えへへへっ! せぇーんぱいっ♪」

 今のマホの方が――断然

                                     ,ィぃ
                     _, -――- ,_      ,ィマママム
                   ,  '": : : : : : : : : : : : : ` ,  ,イママママム
                   /.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :vママママママム
               ,: : : : : :/: : : :/: : : : : :ヽ: : : : /マママママママム
                  /: :/ : : //: : : :/: : : :ト、 : : 丶: :付寸ママママママム
              /: :/.: : :///| : : |: : : : |: :丶 : :ハ: :寸マママママメメ、
              |: :l : : _jレ代ト、: :ト、: : :.ト、 ,ハ: :ト、i: : 寸ママママママ
              |: :| : : |    ハ|∧  l ` 'l: :l: :l: : : 寸マママママ
             人∧,ハl         \l   l: :i: :| i : : :.寸ママママ
                l : : 刈,r==く      ,zx、ノノイ / : ::/`マママ
                | : : : :| l/l/  ,     ⌒ヽ.   レ⌒Y
                | : : : :|   ┌ ―┐  l/l/l ノんノ
                | : : ,仆、   マ. 丿     rく__/|
                l : : !i ト、「>rf^h_, ィ ノ|人|: :/
               /イ: :|寸〈V j i  |   i匕>、 レ′
               人| ,rく〉V l i  | ̄>′  \`
                    〉 i_〉⊥i, hく      ∧

 俺のことを、好きになってくれている気がするんだ

 第十二章【新ジャンル!? メンヘラロリの名はマホっち】

 カンッ