淡「暇」
京太郎「あん?」
淡「だからー、暇」
京太郎「…で?」
淡「かまって♪」
京太郎「本日の営業は終了いたしました。また後日お越しください」
淡「えー!かまってよー!」
京太郎「ええい、まとわりつくな。第一お前宿題はどうした?」
淡「宿題?」
京太郎「そうだよ。今日の数学で出されてたろ?」
淡「えーっと…?」
京太郎「…おい」
淡「だ、だいじょーぶだいじょーぶ!ちゃんと覚えてるし!あれでしょ?二次関数がどーたらこーたらの…」
京太郎「…それ一ヶ月前の単元なんだけど」
淡「……あわ?」
京太郎「……」
淡「………そ、卒業したらすぐプロ行くから…問題ないし……」
京太郎「試験の成績悪かったら補習で出場できないんですがそれは」
淡「……まじ?」
京太郎「特別扱いしてくれるほど優しくないって照さんがな…」
淡「あ、あわわわわわわ…」
京太郎「お前なぁ…」
淡「た、助けてキョータロー!わたし本当に高校100年生にはなりたくない!!」
京太郎「いや、元々そこまで留年はできんよ…ま、ほっとくのも寝覚め悪いし教えてやるよ」
淡「神様仏様きょーたろーさまー!」
京太郎「やめろ、叫ぶな恥ずかしい」ベシッ
淡「あわっ」
――――この後無事に試験突破できたかどうかはまた別のお話…
カンッ
最終更新:2015年06月23日 19:12