エイスリン「ウー……」きゅ~
京太郎「だ、大丈夫ですかエイスリンさん…」
エイスリン「アツイ…サムイ…ジメジメ…」
京太郎「ニュージーランドではこういう気候はないんですか?」
エイスリン「アツイノハアル…サムイノモアル…デモヒルアツクテヨルサムイハツライ…」
京太郎「あー」
エイスリン「アウー…」
京太郎「とりあえず、空調つけます?丁度いいぐらいの温度なら疲れることもないかも…」
エイスリン「ダメ…セッカクスズシイノニモッタイナイ…」
京太郎「こんなところで遠慮しなくても」
エイスリン「ダイジョーブー…ノドモトスギレバヒモマタスズシー…」
京太郎「間違えてないようで微妙に間違えてる…なら何か飲み物でも入れてきましょうか?」
エイスリン「ン…アッタカイノ、オネガイシマス…」
京太郎「はいはい」スタスタ
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――
京太郎「いれてきましたよーっと。ホットミルクでよかったですか?」
エイスリン「アリガト…」
京太郎「いえいえ。どうぞ」コトッ
エイスリン「ン…」ズズッ
エイスリン「ハフゥ…」
京太郎「日本に来てそろそろ数ヶ月は経ちましたっけ。友達とかはできましたか?」
エイスリン「ン…マダ、カナ…」
京太郎「そうですか…」
エイスリン「デモ、ハナシカケラレル、フエテキタ!チョットズツ!ダカラモスコシ!」フンス
京太郎「確かに話が出来るならもう少しかも。日本語の上達も早いですし、頑張ってくださいね?」
エイスリン「ン!」
京太郎「それじゃ、前祝いってことで…戸棚にあったココナッツクッキーでも食べますか?」
エイスリン「!」パァァ
京太郎「あはは、聞くまでもなかったか…それじゃ、親父たちには内緒ですよ?」
エイスリン「ナイショ!ガンバル!」
そして季節が一つ二つ過ぎる頃、かけがえのない親友たちが出来るのだがそれはまた別のお話…
カンッ
最終更新:2015年06月23日 19:06