竜華「……」ソワソワ
怜「ん、どうしたん?竜華、落ちついとらんな」
竜華「いや、実は……ウチらが前知り合った清澄の男の子おるやん?」
怜「ああ、京太郎の事やんな」
竜華「そうそう、あの時彼と連絡先交換してるんや」
怜「あっ、竜華も交換してたんか~。それで?」
竜華「だけどな、連絡来ないんよ。ずっと待っとるんやけど」
怜「……ん?」
竜華「あの時、かなり優しくて誠実そうな子やなぁ……って思ってたんやけど、それやのに連絡くれなくてな……」
怜「竜華……?」
竜華「もしかして、あんまり好かれてないんかなぁ?嫌いやったんやろか?って思いながらも、まだ待ってるんや」
怜「りゅーかー?」
竜華「でも彼そんな感じにはまるで見えへんかったし、まさか身体壊してもうたのかもしれんとか、誰ぞに拐われてしまったんやないかと心配で心配で」
怜「竜華ッ!!」
竜華「ひゅいっ!……ってどうしたん、怜」
怜「ごほっ、はひゅぅ……アンタが話聞かないから大声だしただけや。竜華、それ多分連絡先教えてないだけやない?」
竜華「……へ?いやいや、そんなわけ……」
十数分後……
竜華「うん、そう……ごめんな!ウチたまにこう言うとこあって!……え?『そう言う所も可愛らしい』?は、恥ずかしいわ!もー!……うん、うん、そしたらまたなー!」ピッ
怜「……」
竜華「……ごめんな☆」
怜「ほんま、やれやれやな」
カンッ!
最終更新:2015年06月23日 19:05