咲「京ちゃん、大好きな肉じゃがだよ!」コトッ
京太郎「ありがとな咲」
照「京ちゃん、唐揚げ作ってきたよ」コトッ
京太郎「照義姉さんも?何か悪いな……」
照「遠慮はいらないよ。可愛い妹の可愛い夫を世話するのも小姑のつとめ」キリッ
京太郎「そう……なんだろうか?」
咲「むぅ……京ちゃん、お肉ばかりだとかたよっちゃうよね。サラダも作ったよ」コトッ
京太郎「お、すまないな」
照「京ちゃん、デザートにフルーツポンチはいかが?」スッ
京太郎「おお……うまそう……」
咲「……京ちゃん、デザートにプリンがあるんだけどなぁ~」コトッ
京太郎「えっ……マジか、ならプリンを食べるか」
照「……」
咲「フフン、どうさお姉ちゃん。そのフルーツポンチは冷蔵するか自分で……」
照「まだ終わってない」
京太郎「あれ?まだ食えそうだな」
咲「!」
照「これくらいならお腹の邪魔にならないんじゃないかな?」コトッ
京太郎「あ、さっきの……いただきます!」
照「召し上がれ♪」
咲「……次は勝つから」
照「姉より優れた妹等いない」
京太郎「(姉妹に料理作ってもらって幸せだけど……ちょっと食い過ぎた、身体動かさなきゃな)」
そして彼はスポーツ選手として歴史に名を残すが、自らの自伝にこう記している。
京太郎「一夫多妻が合法なら、世の中はもっと上手く回っているかもしれない」
と。
カンッ!
最終更新:2015年06月22日 21:48