京太郎「はっ、はっ、はっ、はっ、はっ、はっ、はぁっ…!」タッタッタッタッ

白望「んん…京、運び方雑…」

京太郎「んなこと、言っても、ですねぇ…軽いといっても、数十キロはある人間を、背負ったまま走るとか、どこの軍隊かって…」ゼェゼェ

白望「賭けで負けた方が悪い…」

京太郎「あーはいはい、おもちに釣られた俺が悪いですよっと…つか、もう限界…」

白望「仕方ない…あそこのベンチ。あれで小休止ね」

京太郎「うっしゃあー…」タッタッタッタッ…


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京太郎「すぅー…はぁー…すぅー…はぁー…足どころか下半身が棒になるってレベルだわこれ…」

白望「一旦お疲れ…水飲む?」

京太郎「ありがたく…あ゛ー、生き返る……」

白望「リヤカーとはいえ私がコタツを運べるくらい短い距離なのにだらしない…」

京太郎「ええ、そうでしょうねぇ…シロさんが道を間違えたりしなければね!」

白望「ダル…」フイッ

京太郎「都合悪くなったらそうやってそっぽ向くんだよなぁ…ったくもー」

白望(せっかく乗れた背中なんだから少しの延長くらい許して欲しい…)

白望「ままならないなぁ…」

京太郎「何がですか?そろそろ体力も回復してきましたし残りの道のり行きますよ」スッ

白望「ん…」ノソノソ

京太郎「よ…っと」スック「んじゃ、しっかりつかまって…」

白望「京」

京太郎「なんですー?」

白望「ここからは徒歩でいい…」

京太郎「へ?まぁありがたいっちゃありがたいですけど…とりあえずつかまるのはちゃんとお願いしますよ」

白望「ん…」ギュ

京太郎「…ぉぅ」

白望「…?」

京太郎「や、なんでもないっす」

白望「…」ギュ

京太郎(走ってる時はあまり気にならなかったけど落ち着いた今だとすげえやわっこいんですけどー)


カンッ