435 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/01(月) 00:01:26.98 ID:pIp6YL3+o [1/20]


玄「おもちを持たぬ男に人権は無い」

京太郎「そして何やら悟った顔で妙なことを!?」

穏乃「悪い癖みたいなものだから気にしないで」

京太郎「そうはいくか!」

玄「ふむふむ、そのいやらしい顔は君もおもち道を進む者なんだね?」

灼「おもち道!?」

玄「でも負けるわけにはいかない! 私こそがおもちマイスター!」

京太郎「おもちマイスターだと? くだらないですよ、おもちは万人が楽しむ為のもの!」

玄「!」

京太郎「おもちを持ちながらそれに気づかぬとは――笑止」

豊音「何か熱いバトルが始まったよー!」

京太郎「ここで俺が! アナタにおもち道の真の姿を教えましょう!」

玄「この私に!? おもち道を!?」

京太郎「俺は乙女座じゃないが、センチメンタリズムな運命を感じずにはいられない!」

 この人はなんとしても手に入れる!
 そう、何をしても!!

京太郎「くらえ! 掟破りのぉぉぉぉポチっとなぁぁぁぁ!」

豊音「あっさり卑怯な手を使ったよぉぉぉ!?」

玄「!!」


01他人 02苦手 03顔見知り 04友達 05親友
06幼馴染 07婚約者 08恋人 09セフレ 10元恋人
11親の仇 12先輩 13後輩 14同級生 15麻雀の師匠
16浮気相手 17探偵 18犯人 19記者 20従兄妹
21姉or妹 22ストーカー 23娘 24母親 25ペット
26ライバル 27空気 28ご主人様 29ラッパー 30漫画家
31生霊 32女騎士 33殺人鬼 34恋敵 35オナペット
36お嬢様 37お姫様 38同僚 39メイド 40アラフォー
41侵略者 42ペロリスト 43追跡者 44捕食者 45芸人
46巫女 47ナース 48寄生虫 49不良 50トラウマ
51抱き枕 52椅子 53ボディガード 54強姦魔 55変態
56中二病 57お色気要員 58上司 59部下 60手袋
61マフラー 62妖怪 63人質 64電波 65忍者
66メンヘラ 67ロッカー 68腐女子 69レズ 70博士
71馬 72財布 73携帯 74風呂用スポンジ 75孫の手
76露出狂 77淫魔 78ぷんすこ 79ツンデレ 80クーデレ
81初恋の人 82命の恩人 83ジュリエット 84傭兵 85歌手仲間
86ヤンデレ 87信者 88女王様 89カモ 90天使
91先生 92生徒 93ヒーロー 94アイドル 95神様
96ファン 97片想われ 98アベック 99牝奴隷 00妻

 ↓2 神様お願いします クロチャーに光あれ


454 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/01(月) 00:08:38.55 ID:pIp6YL3+o [2/20]

 91 先生 

 ぼふんっ

京太郎「おもちとは宇宙だ!」

玄「へぇ」

京太郎「考えるのではない、感じるんだ!」

玄「ふむふむ」

京太郎「だからその、えっと」

 くそっ! なぜだ!? なぜうまく言葉に出来ない!?
 一体俺はおもちの何を理解してるというんだ!?

玄「……焦らないで」ポン

京太郎「!?」

玄「君の気持ちはよく伝わったよ。おもちを持たぬ身でありながら、よくぞここまで」

京太郎「く、玄さん……」

玄「でもね、おもちを愛するにはおもちの協力が無くてはダメ。君のはただの一人よがり」

京太郎「なん……だと」ガクッ

 俺のおもち道が……オナニーだっていうのか!?

玄「おもちの声を聞いたことある?」

京太郎「おもちの声?」

玄「須賀君、君の手からはおもちの乳の匂いがするのです」

京太郎「!?」

玄「さぞかし強く、乱暴におもちを扱ってきたのか……手に取るように分かるよ」

京太郎「お、俺がおもちを!?」

 確かに、俺が関係を持つ桃子は……
 いいおもちを持ってはいるが、俺はそれをまるで物みたいに乱雑に

京太郎「う、うあぁぁぁっ……俺は、なんてことを!!」

玄「過ちは誰にでもあるよ。おもちはないけど」


460 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/01(月) 00:17:46.16 ID:pIp6YL3+o [3/20]

京太郎「玄さん……俺は、どうしたら?」

玄「慈愛の心を忘れてはダメ。おもちを触る時は持ち主に最大の敬意を」

京太郎「敬意、それが俺には欠けていた」

 情けねぇ
 俺はたった二つのおもちも幸せに出来ない……ちっぽけな男だ

京太郎「く、玄さん俺!」

玄「百の言葉より、一つのおもち。私のじゃ物足りないかもしれないけど――」

 ぎゅっ

京太郎「くろ……さん?」

 むにゅぅー

玄「聞こえる? おもちの声」

 どくんっ どくんっ 

京太郎「……あぁ、聞こえます」

 心臓の鼓動
 高鳴る興奮と……熱く火照る肉体の歓喜の声

玄「須賀君は男の子だけど、きっといいおもちマイスターになれるよ」

京太郎「く、玄先生……俺……パフパフ、したいです」

玄「諦めたら、そこで試合終了だよ」

 むぎゅー


豊音「何これ」

白望「パフパフくらい、出来る」むにむに

灼「出来ない」

穏乃「それってドラクエネタだよね?! 確かそれドラクエネタだよね!」


 こうして俺は松実玄先生の元でおもち道とは何かを学ぶことになった
 いつか――一人前のおもちマイスターになりたいなぁ


玄「(よくよく考えたら、男の人に胸を――)」かぁぁっ

京太郎「(いい乳やった)」じぃーん



465 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/01(月) 00:24:54.69 ID:pIp6YL3+o [4/20]


京太郎「……」すりすり

玄「ふふっ、須賀君は甘えん坊さんだね」なでなで

京太郎「すみません、玄さんのおもちの声に聞き入っちゃって」

玄「もうっ、恥ずかしいから」もじもじ


豊音「ちょー腹立たしいよー!」

灼「京太郎! スケベ! 私にもそういうことしたいんでしょ!?」

京太郎「姫様! 誤解です! 俺は姫様にはこんなことしません! いえ、できません!」

灼「うるさいっ!」

穏乃「そういえばパフパフって具体的にどういうのなんだろう?」

玄「しずちゃんにはちょっと早いかな?」

穏乃「パフパフって奥が深い……」


?「パフパフ?」


京太郎「ん? アナタは!?」

灼「ゾロゾロと……みんな堪え性ないなぁ」

?「?」

京太郎「……」ゴクリッ


 ↓2  このドスケベボディはまさか!? 



471 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/01(月) 00:32:35.82 ID:pIp6YL3+o [5/20]


憧「遅いから様子を見に来たら……何やってんの?」

穏乃「憧! 凄いよ! パフパフだって!」

憧「だからそのパフパフって何?」

京太郎「(この子は新子憧……一見普通に見えるけど)」

 どうも身に纏ってるオーラがエロイんだよなぁ
 フェロモンバリバリというか、なんというか

灼「憧ちゃん、挨拶しないと」

豊音「姉帯豊音だよー!」

憧「あ、どうも。新子憧です」

京太郎「俺は須賀京太郎、よろしく」

憧「あ、和の従者みたいな人だ」

灼「違うよっ!! 私の! 京太郎は私の!!」

憧「っ!?」びくっ

京太郎「姫様! しーっ! しーっ!!」

灼「ふぅーっ! ふぅーっ!」

憧「灼さんがこんな風に……須賀、アンタって一体?」

京太郎「フッ、その秘密が知りたいのなら――」スッ

憧「その機械が何なの?」

豊音「やるんだね! 今! ここで!」

京太郎「テンポ早くやらなきゃ! 全国なんて回りきれないんだよぉぉぉ!」

憧「へ?」

京太郎「喰らえ!!! かーめーはーめー! ポチッとなぁぁぁ!!」


01他人 02苦手 03顔見知り 04友達 05親友
06幼馴染 07婚約者 08恋人 09セフレ 10元恋人
11親の仇 12先輩 13後輩 14同級生 15麻雀の師匠
16浮気相手 17探偵 18犯人 19記者 20従兄妹
21姉or妹 22ストーカー 23娘 24母親 25ペット
26ライバル 27空気 28ご主人様 29ラッパー 30漫画家
31生霊 32女騎士 33殺人鬼 34恋敵 35オナペット
36お嬢様 37お姫様 38同僚 39メイド 40アラフォー
41侵略者 42ペロリスト 43追跡者 44捕食者 45芸人
46巫女 47ナース 48寄生虫 49不良 50トラウマ
51抱き枕 52椅子 53ボディガード 54強姦魔 55変態
56中二病 57お色気要員 58上司 59部下 60手袋
61マフラー 62妖怪 63人質 64電波 65忍者
66メンヘラ 67ロッカー 68腐女子 69レズ 70博士
71馬 72財布 73携帯 74風呂用スポンジ 75孫の手
76露出狂 77淫魔 78ぷんすこ 79ツンデレ 80クーデレ
81初恋の人 82命の恩人 83ジュリエット 84傭兵 85歌手仲間
86ヤンデレ 87信者 88女王様 89カモ 90天使
91先生 92生徒 93ヒーロー 94アイドル 95神様
96ファン 97片想われ 98アベック 99牝奴隷 00妻


 ↓2 ありゃそーとーうってる



483 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/01(月) 00:40:02.11 ID:pIp6YL3+o [6/20]

 89 カモ

 ぼふんっ

憧「……あっ」ドキッ

京太郎「?」

憧「(なんでかな、急にコイツの顔がものすごくかっこよく――)」

<憧視点>

   /  /     |  ハ       |  | i 、 ヽ  \     \_
.   i  /     |  | |       |  | |、 i  ゙、 、 \_     _>
   |  i   | i  |  | |       |  ハ ハ _i!_ i   \ ヽ` ̄ ̄
   |  |   |+--|、_|! |   | i! ,/.ィ'|"i´ ハ  | i  ヾ 、 ヽ
   |  |   |.|ヽ |、_|王!ー  |./i .;"´/=、!/ | ! |   \ 、i      人
.   !. r|   i.|、!,,ィ'":::._iミi!  |/ /彳:::: r:!ヽ,| ,イ | 、_   \      `Y´
.   | |^!.  N 《 _、o;;;;i_ 丶、/ / ┴゜‐'"´ !イ | λ i` ー--ヽ
    ! | i、i、 ゙、  ` ̄ ̄   メ(        /^|イ `、|
   ノi \ヾi:.、、         i!      i ノリ   `
    |  ヽ__i                 |イ|/
    ヽ i、  i    ____....,     |/
      ヽ!、  i\   `ー-- ―'´  /、!
       i !i 、 \     ̄´  /!/       人
         |ハ,i、! 、 \      / ./.|       `Y´
         ト、! ゙、  `ー---'′ /|V
憧「はぅっ」きゅーん

京太郎「おい、熱でもあるんじゃないか?」ピトッ

憧「はひぃっ!?」ずてーん

玄「憧ちゃん!? どうしたの!?」

穏乃「普段の憧らしくないよ!」

憧「だ、大丈夫だから……大丈夫」ゼーハー

京太郎「そうか? それにしても、話してばかりで喉が渇きません?」

憧「!?」

豊音「あ、あんな場所自動販売機があるよー」

京太郎「よし、じゃあ買ってきま……」

憧「!!」タタタタタッ

 チャリンチャリン ピッ がたーんっ

 タタタタタッ

憧「……こ、これ! おすすめ、だから」

京太郎「ヤシの実サイダー? うまそうだな、じゃあ金を」

憧「別にいらないわよ。ジュースくらい、ケチケチしなくても」

京太郎「え? いいのか?」

憧「う、うん」

京太郎「おー! サンキューな!」ニッ

憧「はぅっ!」ずきゅーん

穏乃「憧!?」



491 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/01(月) 00:48:41.92 ID:pIp6YL3+o [7/20]

憧「あ、お腹……空いてるんじゃない? 今、何か買ってくるから」

京太郎「え? そんな気を使ってもらわなくても」

憧「待ってて」タタタッ

 どどどどっ

憧「お、お待たせ」

京太郎「二秒くらいしか待ってないけど」

穏乃「あー! それ学食で限定発売の人気弁当じゃん! どうやって買ったの?」

京太郎「え? そんないいもの貰っちゃ悪いなぁ」

憧「たまたまよ! たまたまだから、気にしないで」あせっ

京太郎「そうか? じゃあ後で頂くよ」

憧「そ、それとよかったらこれ」すっ

京太郎「腕時計? なんか高そうだな」

憧「あげる。なんか、サイズがあまり合わなくて」あせあせ

灼「え? それってバイトを三ヶ月頑張って貯めて買ったって」

玄「腕にピッタリで最高って、喜んでいた時計じゃ?」

憧「ダイエット! 痩せたのあれから凄く痩せちゃったから!!」

京太郎「だからって初対面の俺じゃなくても」

穏乃「そうだよ! 私にちょうだい!」パシッ

憧「しずっ!!!!!」

穏乃「ひぃっ!?」

憧「しずは腕時計なんていらないわよね?」にっこり

穏乃「う、うん……」ぶるぶる

京太郎「なんかもらってばかりで悪いなー」

憧「ううん、いいのよ。気にしないで」


白望「……」ぎりぃっ


憧「あ、そうだ。宿泊費とか足りてる? 少しでよければカンパするわよ」

京太郎「カンパって、別にいいけど」

憧「気持ちだから、ほら」

京太郎「二万!? こんなにもらえるわけねぇって!」

憧「そ、そう。そうよね、お金なんて重たいわよね」ぶつぶつぶつ

京太郎「お、おーい?」

豊音「お金を貰う時は気をつけた方がいいよー」

京太郎「なんの話ですか!?」



497 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/01(月) 00:56:52.99 ID:pIp6YL3+o [8/20]


 数十分後


京太郎「なんか、色々ありがとう」ごちゃぁぁ

憧「えへへ、喜んで貰えて嬉しいな」デレデレ


穏乃「憧が壊れた」

灼「ぐぬぬぬっ!」

玄「色々とカオスの気配がするのです」

豊音「あのスイッチ、恐るべき性能だよー!」


京太郎「??」

憧「……はぁー、かっこいぃぃ」ぽわーん

京太郎「(なんだろう、凄く胸の奥が痛い)」

 すっ

白望「ダメ、あの女は有害」

京太郎「小瀬川さん! いたんですか?」

白望「うん、ずっと」ピトッ

憧「!!」

白望「お金に頼るしかないなんて、かわいそう」

憧「」ビキッ

豊音「修羅場の予感だよー!」

玄「だ、誰か助けてぇー!」

穏乃「変身しても憧こわい」

灼「こんな時ハルちゃんがいたら……余計悪化しそう」

京太郎「二人共落ち着いて!」

憧「バッグ! 今度はバッグを買ってくるから!」

京太郎「なんの話!?」

白望「ぷっ」

憧「」ビキビキッ

 まずい! このままじゃ戦争が起きちまう!
 誰でもいい! 流れを変えてくれ!

宥「みんなー! 何かあったのー?」

 ぼいーんぼいーん

京太郎「!?!?!」



501 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/01(月) 01:04:39.00 ID:pIp6YL3+o [9/20]

玄「おねーちゃん!」

宥「一時間くらい待ってたけど、みんな戻ってこないから」

京太郎「なんて、なんて素晴らしい」ジィーン

宥「あ、えっと――松実宥です」

京太郎「須賀京太郎です。お会いできて光栄です宥さん、そして宥さんのおもちさん」

宥「おもちさん?」

玄「おねーちゃんのおもちと会話出来てる、修行の成果だよ!」

 形、大きさ――第一線級だ
 厚着さえ! 厚着さえ無ければ!!

京太郎「(待てよ? もしこの機械で宥さんを露出狂に変えられれば?)」

 さぞ素晴らしい光景が広がることだろう
 そうと決まれば――

憧「私は京太郎に尽くすの!」

白望「発想がホストに貢ぐ女のそれ」

憧「っ!!」ぎりぎり


京太郎「宥さん!」

宥「はい?」

京太郎「そのおもちのお命、頂戴します!!」

宥「おもちのお命? ど、どういうこと?」

玄「なんだか分からないけど須賀君! おもちを開放してあげて!」

京太郎「うぉぉぉぉお!! 頼む、もうどうなってもいい――」

 だから、ありったけを!!!

京太郎「最初はグー! ジャン・ケン! ポチッとなぁぁぁぁ!!!」


01他人 02苦手 03顔見知り 04友達 05親友
06幼馴染 07婚約者 08恋人 09セフレ 10元恋人
11親の仇 12先輩 13後輩 14同級生 15麻雀の師匠
16浮気相手 17探偵 18犯人 19記者 20従兄妹
21姉or妹 22ストーカー 23娘 24母親 25ペット
26ライバル 27空気 28ご主人様 29ラッパー 30漫画家
31生霊 32女騎士 33殺人鬼 34恋敵 35オナペット
36お嬢様 37お姫様 38同僚 39メイド 40アラフォー
41侵略者 42ペロリスト 43追跡者 44捕食者 45芸人
46巫女 47ナース 48寄生虫 49不良 50トラウマ
51抱き枕 52椅子 53ボディガード 54強姦魔 55変態
56中二病 57お色気要員 58上司 59部下 60手袋
61マフラー 62妖怪 63人質 64電波 65忍者
66メンヘラ 67ロッカー 68腐女子 69レズ 70博士
71馬 72財布 73携帯 74風呂用スポンジ 75孫の手
76露出狂 77淫魔 78ぷんすこ 79ツンデレ 80クーデレ
81初恋の人 82命の恩人 83ジュリエット 84傭兵 85歌手仲間
86ヤンデレ 87信者 88女王様 89カモ 90天使
91先生 92生徒 93ヒーロー 94アイドル 95神様
96ファン 97片想われ 98アベック 99牝奴隷 00妻


 ↓2 This way 


523 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/01(月) 01:13:45.99 ID:pIp6YL3+o [10/20]

 86 ヤンデレ

 ぼふんっ

宥「あ、須賀君」

京太郎「はい?」

宥「もしかして、須賀君って……」くんくん

京太郎「うわっ!??」

宥「この匂い……えへへ、やっぱりそーだぁ」

京太郎「そうだって、何がですか?」

宥「まさか再会出来るなんて、これってやっぱり運命?」くすくす

京太郎「ゆ、宥、さん?」

宥「でも……」スッ

京太郎「……?」

玄「あれ? おねーちゃんの瞳から光が消え……」

宥「ねぇ、須賀君」

京太郎「は、はい?」

宥「どーして、君から玄ちゃんの匂いがするのかなぁ?」クンクン

京太郎「へ?」

宥「ううん、玄ちゃんだけじゃない……憧ちゃんや他の女の匂いも」

京太郎「え? いや、それはさっき」

宥「酷い……須賀君には私がいるのに」ギュッ

京太郎「へ?」

 私がいる? どこに? ここに? わっつ?

宥「分かってるよ。須賀君は悪くない、みんなあの女達が悪いんだよね」

京太郎「も、もしもーし?」

玄「雲行きが怪しいのです」

宥「いつもいつも私の邪魔して……冷たい、みんな冷たいんだ」ぶつぶつぶつ

京太郎「ゆ、宥さん!」がしっ

宥「ふふ、やっぱり須賀君だけはあったかーい。あの日も、凍える私を優しく抱きしめてくれたもんね」

京太郎「あの時……?」


531 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/01(月) 01:23:19.15 ID:pIp6YL3+o [11/20]


宥「覚えてなくてもいい。でも、私の胸の中にはいつまでも、ずっと」ぎゅっ

京太郎「あっ」


 そういえば昔――ガキの頃に一度だけ奈良に旅行に来たことがある
 旅館を抜け出して、一人で遊びに出かけようとした時……この近くの川原で子供達が騒いでいて

 そうだ。女の子が一人、数人の男の子にいじめられていて

京太郎「たしか女の子が男の子に突き飛ばされて……溺れたんだ」

宥「うん。その女の子は泳げなくて、厚着もしていたから浮き上がることも出来なかった」

 俺はすかさず飛び込んで、女の子を助けた
 年上らしい女の子は息をしていなくて、俺は必死に冷たくなった女の子を温めようとしがみついていた

 少しして、逃げ出した男の子達が大人を連れてきて……女の子は救急車で運ばれていった

 あの後どうなったか分からなかったが……助かっていたらいいなとずっと思ってた

宥「女の子は凍えて今にも死にそうだったけど、意識はちゃんとあったんだよ」

京太郎「宥さん、まさか?」

宥「強く抱きしめてくれた君の温もり――一日だって忘れなかった」

京太郎「やっぱり、宥さんがあの子?」

宥「うん。会いたかった、私を助けてくれた人に――ずっとずっと」


玄「イイハナシダナー」ずびぃー

穏乃「な、泣けてきちゃった」ぐすっ

灼「流石は私の従者」どやぁ

豊音「これで終わりじゃないと思うけどねー」


宥「もし、もう一度会えたら私の全てを捧げたい。そう思ってたんだよ?」

京太郎「す、全て!?」ごくっ

宥「須賀君……私を、私だけを」







533 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/01(月) 01:30:36.42 ID:pIp6YL3+o [12/20]


宥「須賀君……」むにゅ

 宥さんのおもちが当たる!?
 や、やわらけぇぇぇぇっ!?

宥「もう、離さな」

 どんっ

憧「過去は過去!」

白望「今は今!!」

宥「」どしゃっ!

京太郎「ゆ、宥さぁーん!!」

玄「おねーちゃーん!」

憧「そんなことより、今度旅行に行かない? 旅費くらい出すわよ」ちらちら

京太郎「え? いや、その」

白望「行く必要無い」

憧「あ?」

白望「は?」

宥「……」ゴゴゴゴゴ


灼「怖い」

豊音「止めに入るのが面倒だよー」

穏乃「喧嘩? ねぇ喧嘩ならやめてってばー!」


宥「みんなみんな邪魔……寒い、寒いよ」

京太郎「ゆ、宥さん!? 落ち着いて! ね?」

宥「安心して。すぐに邪魔な女達を片付けるから……ふふ、アハハハハハハハハハッ!!」

京太郎「ぎゃああああああ!? 目が死んでるぅぅぅ!?」

白望「一緒に逃げればいい」ぐいっ

憧「私と一緒の方がいいわよね?」ぐいぐい

京太郎「二人共やめろって!」

宥「須賀君どいて! そいつら殺せない!!!」

玄「おねーちゃんやめて!!」

豊音「須賀君が狙われないなら契約の対象外だし、守らないよー」

穏乃「じゃあ私が変身します!」




539 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/01(月) 01:37:40.64 ID:pIp6YL3+o [13/20]

穏乃「覚悟してください! 宥さん!」

宥「……やるの?」

穏乃「うっ、やっぱり宥さんに攻撃なんて出来ない!」

宥「どいて穏乃ちゃん。怪我するから、ね?」

京太郎「くっ! どうしてこうなったんだ!!」

豊音「限りなく須賀君のせいだよー」


玄「おねーちゃん! おもちの声に耳を傾けて!」

宥「玄ちゃんが相手でも、私は引き下がらない!」

灼「誰か、誰か止めて!!」

京太郎「(誰か! この空気を変えてくれ!!)」

宥「死んで!!」

憧「須賀君は渡さない!!」

白望「望むところ!!」

豊音「このままじゃ誰か死ぬねー」

京太郎「助けてくれぇぇぇ!!」


「やめろ!!」


宥「!?」

憧「なっ!?」

白望「まさか!?」

京太郎「あ、貴方は!?」


レジェンド仮面「私だ!!」デーン


豊音「……」カキンッ ぽいっ


 コロコロコロコロ


レジェンド仮面「ん?」

手榴弾「」

レジェンド仮面「あっ」





 ドゴォォオオオオオンッ!




豊音「汚い花火だよー」ぺっ



548 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/01(月) 01:47:42.84 ID:pIp6YL3+o [14/20]

<す が け>

 姉帯さんの放った手榴弾の爆発のどさくさにまぎれて、俺は阿知賀を脱出した
 阿知賀――終わってみればなんとも奇妙な実験結果だろうか

 俺は早速、部長に報告の電話を入れた

久「ご苦労だったわね」

京太郎「部長! この機械は封印するべきです!」

久「嫌よ。まだまだこの程度じゃ足りないのよ」

京太郎「そんな!」

久「須賀君にはまだまだデータを取って貰うわ」

京太郎「くっ」

久「それに、なんだかんだ言ってもいい思いもしてるでしょ?」

京太郎「いい思い? ですか?」

 そんなこと言われても、ストーカーに追われたりヤンデレ戦争に巻き込まれてきたんだよな

久「とにかく、これからも頑張ってね」

 ぶつっ

京太郎「くそ……」

 ぴりりりっ

 ぴっ

京太郎「もしもし?」

宥「あ、須賀君? ふふっ、声が聞きたくて」

京太郎「宥さん! 俺も声が聞けて嬉しいですよ」

宥「本当? やっぱり須賀君はあったかぁい」

京太郎「あはは……」ちらっ


白望「……」じぃー


京太郎「(窓の外に小瀬川さんが張り付いてる)」

宥「須賀君?」

京太郎「あ、いえ」

 ぴんぽーん

京太郎「すみません、ちょっと誰か来たので」

宥「うん。また明日電話するね。出てくれなきゃ……ヤダよ?」

京太郎「は、はい!」ゾクッ

 ぶつっ

京太郎「今開けますよーっと」とてとて

 がちゃっ

佐川「宅配便でーす」

京太郎「ご苦労様です。これ、ハンコです」

佐川「あざっしたー」

京太郎「中身はなんだろう?」



550 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/01(月) 01:53:20.93 ID:pIp6YL3+o [15/20]


京太郎「大きい荷物だなー、よいしょっと」

エイスリン「んぐっ」ぷるぷる

京太郎「んーっ」ガサガサ

 結構丁寧に梱包されてるな

京太郎「中身はブランド物のバッグに……洋服」

 中に手紙が入ってる
 差出人は――やっぱり新子か

京太郎「福引で当たったからあげる、か。本当かな?」

 十中八九嘘のような気もする
 けど怖いから真相は聞けない

京太郎「……俺、どうなっちゃうんだろう」

 このままこの機械を使い続ければ
 俺は――

白望「……」くすっ

エイスリン「ムムム……」

京太郎「マジでどうなるんだ」

 それは、誰にだって分からないんだ

 きっと



 阿知賀編 しゅーりょー!

鷺森灼 お嬢様
赤土晴絵 芸人
高鴨穏乃 ヒーロー
松実玄 先生
新子憧 カモ
松実宥 ヤンデレ



574 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/01(月) 02:17:34.96 ID:pIp6YL3+o [18/20]

 おまけ



 アコチャーをちょこっと救済編


憧「……さぶっ」

 ざっざっざっ

憧「今日は箒掃き……うぅー手が冷たい」

 ビュゥゥゥッ

憧「色々バイト掛け持ちしてるけど……須賀君の為に頑張らなきゃ」

 ライバルに負けない為にも
 須賀君の気持ちを私のものにするんだから


佐川「新子さーん! お届け物でーす」

憧「はーい。ハンコ押しますね」

佐川「どもっしたー!」

憧「何かな?」ガサガサ


不格好な手袋「」どーん


憧「手袋? あと手紙……?」


『バッグと洋服サンキュ! 俺って貧乏だからあんまいいもの返せねぇけど
 これ、母さんに習って作ってみたんだ
 よかったら使ってみてくれよ!

 追伸
 今度何か送ってくれるなら、可愛い服を来た新子の写真がいいな
 俺が服を買ってもらって着るより、お前が可愛くなった方が俺は嬉しいよ』

憧「……」いそいそ


手袋「」ほかほか


憧「……ふふっ、どんな写真送ってやろっかなー」くすくす

 ざっざっざっ






京太郎「新子、喜んでくれてるといいなぁ」

白望「あー、手が冷たい。なんか首元も寒いなぁ」

京太郎「岩手民なのになんで常備してないんですか」

白望「……鈍感」

京太郎「?」

エイスリン「スガクンノオシリ! アッタカイ!」グググ


 カンッ



603 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/02(火) 00:03:03.49 ID:mukF5rxbo [1/23]

<前回のおさらい>

菫「何? 今回は私達の番だと?」

照「そう。どうなるか楽しみ」

淡「なんだっていいけど面白くなりそう!」

誠子「なーんか嫌な予感がするんだよねー」

菫「しかし好感度判定といってもな」

尭深「VTRがあります」

菫「気がきくな。どれどれ?」


 ザザーッ


灼「京太郎は私の従者!」 お嬢様

晴絵「レジェンドォーン!」 芸人

玄「まだまだ登り始めたばかりなのです、この果てしないおもち道を!」 先生

穏乃「へーんしぃーんっ! いぇいっ!」 ヒーロー

憧「べ、別に須賀君のことなんて……あっ! これ、受け取ってくれる?」 カモ

宥「須賀君須賀君須賀君須賀君あったかいあったかいあったかいあったかいあったかいあったかいあったかい」 ヤンデレ



菫「……」

照「……」

誠子「これって、どうなんですか?」

尭深「えーっと」

淡「面白そう!!」 きらきら


     /                  \
 _人_ '                      ` 、  \
  Υ'/ /  /              ト、        丶
   / /  /         |    | | Χ     }
  .′   il  /   |  | \ | / `、  リ   |
  i | _|l__∧ト、八  |   メ´  ニニ  /   } |
  | |   ||  `>x、\|   斗チ芋ミ、∨   ,′j  
  | |l   l|斗示芋ミ、    ''h!::::::::}  ,′    ,
  |l 八  И'h!::::::}      乂___ノ /     /
  ||  \| 乂__ノ       /i/i/ /     /l|
  .八   ゝ /i/i/i    i       / /  / / |
   ‘,\ ハ      r    ア  /l/ /  /:: |
     ト、  込、         _ノ   //  ,イ::: l|
     |l l\ \> .,_       /∨  /l|:  八_
 |ヽ.  八l_\ \-─=ー ァ--<  /   / 八 {  \ `ヽ
 | | ./ /´  ハ 〕     { 〉     ,′ /   ` ヽ  \∧
 | |/─、_ / |∨  __ Ⅴ__=|   /     〕\  \
 | | Y´ \\.ノ (`ヽ \\)     |  ,′         \ 丶
淡「殿堂入り見せてやるからねー!」

菫「やれやれ」

照「京ちゃん……ふふふっ」


 ↓2 今日は短めの更新かもかもー




622 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/02(火) 00:13:33.42 ID:mukF5rxbo [4/23]

<白糸台>

京太郎「ということでやってきました白糸台!」

白望「おー」ぐてーん

京太郎「……いたんですか?」

白望「うん、ずっと」

 今回、俺は東京の白糸台まで来ています
 というのも、やっぱりあの機械の実験の為だったりするわけで

京太郎「どうなりますかね?」

白望「なんだっていい。これ以上変な女が増えないで欲しい」ピトッ

京太郎「ひゃぁぁ!? 胸がぁぁ!?」

白望「当ててるの」

京太郎「やっほぉー!」

 がやがや

京太郎「って、やっぱり東京でこんなことするもんじゃないですね」

白望「人が多い……だる」

 じぃー

京太郎「ん?」

尭深「……」そわそわ

京太郎「あっ! 貴方は白糸台の!」

尭深「渋谷尭深……君が須賀君?」

京太郎「はい。部長から話がいってますよね?」

尭深「うん。みんな部室で待ってるから」

 随分と大人しそうな感じの人だ
 この人にはどんな効果が見られるのか――

京太郎「早速試してみますか」

白望「やるの?」

京太郎「後はつかえてるので」

尭深「?」

京太郎「それじゃあ! 出会い頭の!! ポチッとなぁ!」

01他人 02苦手 03顔見知り 04友達 05親友
06幼馴染 07婚約者 08恋人 09セフレ 10元恋人
11親の仇 12先輩 13後輩 14同級生 15麻雀の師匠
16浮気相手 17探偵 18犯人 19記者 20従兄妹
21姉or妹 22ストーカー 23娘 24母親 25ペット
26ライバル 27空気 28ご主人様 29ラッパー 30漫画家
31生霊 32女騎士 33殺人鬼 34恋敵 35オナペット
36お嬢様 37お姫様 38同僚 39メイド 40アラフォー
41侵略者 42ペロリスト 43追跡者 44捕食者 45芸人
46巫女 47ナース 48寄生虫 49不良 50トラウマ
51抱き枕 52椅子 53ボディガード 54強姦魔 55変態
56中二病 57お色気要員 58上司 59部下 60手袋
61マフラー 62妖怪 63人質 64電波 65忍者
66メンヘラ 67ロッカー 68腐女子 69レズ 70博士
71馬 72財布 73携帯 74風呂用スポンジ 75孫の手
76露出狂 77淫魔 78ぷんすこ 79ツンデレ 80クーデレ
81初恋の人 82命の恩人 83ジュリエット 84傭兵 85歌手仲間
86ヤンデレ 87信者 88女王様 89カモ 90天使
91先生 92生徒 93ヒーロー 94アイドル 95神様
96ファン 97片想われ 98アベック 99牝奴隷 00妻

 ↓2 たかみーたかたか


647 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/02(火) 00:21:58.16 ID:mukF5rxbo [5/23]

 00 妻 

 ぼふんっ


尭深「……ついてきて」タタタ

京太郎「ちょっと……待ってくれ」

尭深「……」ピタッ

京太郎「どうして、そんな態度を取るんだ?」

白望「?」

京太郎「久しぶりに会ったんだ。もっとゆっくりと」

尭深「そっちこそ……女連れでどういうつもりなの?」

京太郎「おいおい、俺が自分で連れて来たと思うのか?」

尭深「さっき……胸、当てられて喜んでた」

京太郎「否定はしません」どげざっ

白望「?? どういうこと?」

京太郎「尭深は……俺の妻なんだ」

白望「え?」

尭深「妻とは言っても、あくまで仮のだけど」

京太郎「言ってくれるな」

尭深「昔は姫様姫様うるさくて、今はお嬢様が二人。挙句に婚約者? ふざけてる?」

京太郎「それは親の都合で――」

尭深「それに、体だけの関係を持ってる人がいる。何も知らないと思って……酷い」キッ

京太郎「三年目の浮気くらい、多めに見ろよ」

尭深「……開き直るその態度が気に入らない」

京太郎「俺の一番はお前だよ、尭深」

尭深「嘘つき。いつだってそう」

京太郎「参ったな。どう言っても言い訳にしかならないもんな」

尭深「……」

白望「(気まずい)」



651 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/02(火) 00:31:02.14 ID:mukF5rxbo [6/23]


京太郎「確かに浮気はするけど、ちゃんと月に一度は会ってるだろ」

尭深「それくらいじゃ全然足りない」

京太郎「親が染谷家と津山家に義理立てしてる以上、俺は長野から離れられない」

尭深「だったら私が長野に行く」

京太郎「いいのか? だって、白糸台がお前の居場所だって」

尭深「大会は終わった。来年の分は残念だけど……白糸台じゃなくても」

京太郎「そりゃ俺だって一緒にいたい。他の女なんて、みんなお前の代用品でしかないんだ」

白望「」

尭深「酷いね」

京太郎「残酷なのはお前だ。俺がお前無しじゃ無理だって知ってるくせに」

尭深「そういう風に仕込んだ。だから、今が収穫の時」

京太郎「……でも、やっぱダメだ。お前が長野に来たら、もっと辛くなる」

尭深「どうして?」

京太郎「俺の命はもう、まこお嬢様と睦月お嬢様に捧げた。そんな俺を、間近で見れるのか?」

尭深「……きっと、以前の私には耐えられなかった」

京太郎「それなら!」

尭深「でも、今なら大丈夫」

京太郎「えっ……?」

尭深「だって、私はもう――」


                         /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
                   -‐…≠::/:::::::/:::/::::::::::::::::::::::∧:::::::::::\
                        /:/:::/::/:::/::/::/::::/:::: / ‘:::::::::::::::::.
                   //:::/:::::/:::/::/ |:i::::::::::::/‐- _|:::|::::l::::|:::.
                    // {/::/:::::l:::l:|:::l__」:|::::::::l::′__|:::|::::l::::|:::::.
                 /  /:::::/:::l::::l:::l八{_ 从:::::::l:| ___ }从:人リ::::::|
                   /  /:::::: / ::::l::::l斗苧芹` \从芹苧≧v'::/ ::::: |
                     /:/::::/::l:::八::| 乂)炒   ==、 乂)炒/::/:::::::::::|
                 |::{::::/:::il:::::∧{、_'_'_'_'/ '  \'_'_'_/::/:::::/::::/
                 |八{:::::i|::::{:∧      __    厶イ:://::::/
                    \:八:{::::::::.、        ー=≠彡仏イ
                    \[\:::::个ト .      . イ/
                        \{⌒_}  --   {__
                        /~\__ノ     乂_ `丶
      _         __  -‐      ‘,        }
     ⌒ヽ: : : :.―――<\\         ‘ー- __   _,|      \
        ∨: : : : : : : : : : \\\        { ̄    `丶 /       //〉
        ∨: : : : : : : : : : : :\\\       { ̄ ̄〉  __,/       //∧
.        _人: : : : : \: : : : : : :\\\      ‘, /´ /        // ∧
    /: : : : : \: : : : : \: : : : : : :\\\     ∨   ,/      /// / ,∧
   /´ ̄ ̄\: : :.\: : : : : : ---: : }: :.\\\    ∨ ∠ニニニニニ /:/ ∨ / ∧
          ̄ ̄{\:_:_:_:_:_彡ヘ:.{: : : : \\  ̄ ̄ ∨  . . -‐=彡: : / ̄ ∨
            ∨   /    \: : : : : :≧===‐ ┼‐==≦:_:_:_:_/    ∨
              \__{     \: : : : : : : : : :}/\: : : :\         }
              {-- 八      \: : : : : : /7:l: : }: : : : : }       八
尭深「一人じゃ、ないの」さすっ

京太郎「お腹に手を……? ま、まさか!?」


尭深「うん……もうすぐ、二ヶ月目」

白望「」がらがらがっしゃーん


662 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/02(火) 00:38:42.63 ID:mukF5rxbo [7/23]


京太郎「一人じゃないって……堂本版金田一!?」

尭深「違う」

京太郎「じゃあ、FF9!?」

尭深「全然違う」

京太郎「じゃ、じゃあ……俺の、子供?」

尭深「……」こくっ

京太郎「う、うぉ? おぉぉぉぉ!?」たたっ

尭深「まだ、動いたりしないけど……」くすっ

京太郎「さ、触ってもいいか?」

尭深「うん、触って」

 さすっ

京太郎「……俺が、父親に?」

尭深「実はもう、お義父さん達には伝えてあるの」

京太郎「う、うぉぉっ!!」

尭深「だから――もう離れて暮らす必要なんて無い」

京太郎「尭深、俺……」

 俺はなんてバカだったんだ
 尭深のことを放って、好き放題やってた

 変わらなきゃ
 じゃねぇと、生まれてくる子に申し訳が立たない

京太郎「変わるよ。お前と……お腹の子の為に」

尭深「京太郎……君」じわっ

 だきっ

京太郎「尭深、愛してる」

尭深「うんっ……」ぎゅぅぅ


 ユルサナイ


京太郎「!?」バッ


 ソンナノユルサナイッスヨ


京太郎「お、お前は!? いや!! お前たちは!?」


桃子「……」

宥「……」


京太郎「桃子、宥さん……!?」


676 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/02(火) 00:47:44.01 ID:mukF5rxbo [8/23]


桃子「今まで散々私を弄んでおいて……ふふ、一人だけ幸せになる気っすか?」クスクス

宥「須賀君は悪くないよ、そこの女が悪いんだよね? そうだよね?」

京太郎「二人共! 俺は、俺はもう尭深だけを愛するって決めたんです!」

尭深「京太郎君、私」

宥「嘘なんですよね? きっと、中に誰もいませんよ」ジャキンッ

桃子「私達が確かめてあげるっすよ……そして、京太郎様を取り戻す」

京太郎「桃子! やめてくれ!」

桃子「京太郎様は私だけを虐めて、私だけを抱いて、私だけを満たしてくれればいいっす!」

宥「須賀君の子供は私が産むの! そして三人であったかい家族を作る!!」

京太郎「くそっ! ダメだ、逃げろ尭深!!」

尭深「で、でも!」

京太郎「早くしろ! 殺されちまう!!」

白望「逃がさない」ガシッ

京太郎「小瀬川さん!?」

白望「私を代価品扱いした。ということは、本物がいなくなれば私で充分でしょ?」

京太郎「違う! 尭深じゃなきゃダメなんだ!」

尭深「うっ……きょ、京太郎君」

京太郎「たかみぃぃっ!!」

宥「じゃあ、このまま死んでね」

桃子「ふふっ、お腹の子ごと――」

京太郎「やめろぉぉぉぉぉっ!!」

 俺は、無力だ
 大切な者を守れない

 俺がバカだった
 こんな機械で人の心をイジって、弄んで

 その結果がこれだ
 俺のせいで尭深が――子供が死ぬ

 俺のせいで

京太郎「誰でもいい!! 二人を、助けてくれよぉぉぉぉ!!」

桃子・白望・宥「「「死んで!!」」」ぶんっ

??「いやっ!!」

?「殺させないよー!」

 ガキィィィンッ

桃子・白望・宥「!?」

京太郎「なっ……アナタたちは!?」

?「ふふっ、これは追加料金が必要だねー」

??「お金なんかいらない! 仲間が間違うのを見たくない!」

京太郎「助けに来てくれたんですね……!」


豊音「勿論だよー!」にっ

穏乃「ヒーローは遅れて来る!!」


685 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/02(火) 00:56:06.95 ID:mukF5rxbo [9/23]


豊音「シロ! 私がアナタを止めるよー!」

白望「やれるかな?」

宥「穏乃ちゃん、覚悟してね」

穏乃「負けないっ!」

桃子「ふふふっ、アハハハハハハッ!!」

豊音「ていっ!」

穏乃「はぁっ!」

 ぼこっ

白望「33」ちーん

宥「ー」ちーん

桃子「4」ちーん

 ぴくぴく

尭深「京太郎君っ!」だきっ

京太郎「尭深! よかった、無事で……」

豊音「あっけないよー」

穏乃「こっちは強化されてますからね」

京太郎「ありがとうございます!」

豊音「正当な仕事だよー。後は、須賀君が決める番だね」

穏乃「この人たちは私達が責任を持って連れて帰るから」

京太郎「二人共……」

豊音「最後はかっこよく、決めてね」

 ずるずるずる

京太郎「……」

尭深「助かったね」

京太郎「……なぁ、尭深」

尭深「? 何?」

京太郎「俺さ、最近お茶にはまっててさ」

尭深「!」

京太郎「でも全然うまく淹れられなくて、それで……いつも思うんだ」ぽりぽり

 ざっ

京太郎「やっぱお前の淹れたお茶じゃなきゃ嫌だなって」

尭深「京太郎、君……」

京太郎「いくら代わりで誤魔化しても、もう限界なんだ」

 ギュッ

京太郎「俺の元に来てくれ。三人で――いつまでも、一緒に」

尭深「……はいっ」ぎゅ


700 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/02(火) 01:04:45.42 ID:mukF5rxbo [10/23]

 それからは色々と大変だった
 いきなり父親になるってことで、染谷家や津山家に暇を貰うことになるし
 一番の問題とも言える優希との婚約破棄騒動は

優希「最初に浮気したの私だじぇ。だから京太郎は悪くない」

 という優希の鶴の一声でお咎め無しとなった
 その件に関し、優希からの俺へのコメントは……

優希「幸せにならなきゃ許さんからな!」

 ありがとう、優希
 そして――なぜかは知らないが意外な人からも

胡桃「必ず奥さんを幸せにする! いい!?」

 女王様にも、優しい面があったようだ

 その他にも色んな人から激励を貰ったが
 その中に宥さん、桃子、小瀬川さんはいない

 俺と尭深に手は出さないと言って去ったらしいが、詳しい経過は知らない
 いつか会える日が来たら、ちゃんと謝りたいと思っている


<数年後>

尭深「アナタ、お客さん?」

京太郎「ううん違う。ベビーシッターの人だよ」

 あれから数年、俺と尭深は結婚した
 子供もすくすくと育ち、今じゃ立って歩くくらいはお手の物だ

尭深「ごめんなさい。私が仕事をやめれば」

京太郎「いいんだよ。息抜きにもなるし、家計も助かってるよ」

 その代わりにベビーシッターを雇うのはどうかと思うが
 おすすめの凄腕がいると聞いたので、任せても安心だろう



708 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/02(火) 01:10:15.07 ID:mukF5rxbo [11/23]


尭深「それじゃあ、行ってくるね」

京太郎「気をつけてな!」

尭太郎「あーいっ!」

尭深「尭太郎もおとなしくしてるのよ?」

尭太郎「あうっ!」

尭深「ふふっ」

 ガチャッ バタン

京太郎「さて、どんなベビーシッターが来るんだろうな」

尭太郎「あぅ?」

京太郎「よしよし。パパと二人で待とうなー」

 ぴーんぽーん

京太郎「お、来た見たいだ。ちょっと椅子の上で待っててくれよ」

 ぽんっ

尭太郎「あーぶ! えいたん! うぃっしゅ!」

エイスリン「暴れちゃダメよ。はい、揺らしまーす」

尭太郎「きゃっきゃっ!」

エイスリン「ふふっ」

京太郎「お前はその椅子が好きだなー」ハハハ

 ぴんぽーん

京太郎「あ、はいっ! 今開けます!」



721 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/02(火) 01:16:08.02 ID:mukF5rxbo [12/23]

 俺は間違いなく幸せだ
 大切な奥さん、大切な子供

 刺激が足りないと思うこともあるが、平穏で楽しい日々

 これでいい
 このまま俺は尭深と尭太郎と、三人で幸せに生きていく

 浮気なんて、二度としない

京太郎「じゃあ、開けます」がちゃっ

 そう――

?「……」くすっ

京太郎「え?」

?「どうも、ベビーシッターの……」

               . .--―‐--ミ
            : : ´: : : : : : : : : : : : \
            /: : : : : : : : : : : : : : : : : rf‐ 、
         _/: : : : : : : : : : : : : : : : \:/ゝ‐:、\
.       //: : : : :.:i: : : : : : : |: : : : : : ∨:|ハ: \\
      /:〃: : : : : .:|: : | : : : : l: : : : : : : ∨:.:i : i ヽ ヽ
.     /: / i: :| : : |: | : :| : : : : ト、:. :. :. :.:l:|: : |: :ハ ゙: ハ
     i: :ハ.:i : | : : |: |: 八,ノ : : ヽ::`ト:_ l:|: : |: :|:ハ i: :i
     |i :| |:i : | : : |: l,ムイ\\: : 斗≠示レヘ|: :l: :i |: :|
     |i :| |:i : ト、八:|x===ミ \\乂zソ ||{リ!: :!:.:| |: :|
     |i :| |八:||:.:. :.小乂zソ   、 /;/;/;.||_/i : l: :ト |: :l
.    Vハ   |:. : :.i|人;/;/;/        || : | : ハ: ∨:/
.     Vハ  !:. .:.八 : ト .  ー  '  イ: !! :/ /_:.∨:/
.     V:i.  |: : :.>ヽ∧'-≧r- <ー┴;/ /- ミ:.∧
       i|:i|  |:.:/´   V:.}           / /   `ヽ∧
       ||:i|  |:,'    .|:i|   、    ,  {: {      マ:}
       ||:リ. |:{   i ,ノノト        |: |   ,′ .|八

憧「新子憧です。よろしくね……須賀君」ペロリッ

京太郎「新子……?」

 思っていたのに



 END2  幸せ過ぎた家庭




783 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/02(火) 01:45:41.57 ID:mukF5rxbo [16/23]


<三週目 清澄>


久「ということで遂に三週目ね」

京太郎「はい? なんの話ですか?」

 いきなり部室にみんなを呼び出して何をするのかと思えば
 唐突に変なことを言い出したぞ?

久「さて、この世界の須賀君」

京太郎「この世界?」

久「とりあえずこれを受け取って」

京太郎「なんですかこの機械?」

咲「スイッチが付いてるね」

和「何かの操作用ですか?」

優希「うーん、見覚えがあるじぇ」

まこ「またくだらん発明じゃろ」

久「失礼ね、まこ。これは須賀君の好感度をあれやこれする装置なのよ」

京太郎「な、なんだってー!?」

和「そんなオカルトありえません!」

咲「何か怖い」

久「まぁまぁ、みんな一旦落ち着いて。まずは座りましょ」

まこ「そ、そうじゃな」スッ

優希「そうだじょ」スッ

京太郎「それもそうですね」スッ

エイスリン「ムムムッ」

京太郎「やっぱこれだなー」フゥ

久「それで、この装置なんだけど早速使ってみない?」

まこ「なんじゃと? 正気か?」

咲「嫌な予感がしますけど」

久「面白い予感の間違いじゃない?」

和「出ましたね、悪い癖が」

優希「全くだじぇ」

京太郎「俺は構いませんけど」




790 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/02(火) 01:50:47.74 ID:mukF5rxbo [17/23]

久「一瞬のことだから大丈夫だって安心して。へーきだから、へーきへーき!」

和「胡散臭いです」

京太郎「いいんじゃないか? 一度言い出すと部長は止まらないし」

咲「それはそうだけど」

久「分かってるじゃない。ほら、ちゃっちゃと押しちゃいなさい」

京太郎「どうなっても知りませんからね?」

久「うんうん、私が責任持つわよ」

まこ「しょうがないのぅ」

 ガラガラッ

純「おい京太郎ー、飯持ってきたぞー」

京太郎「あ、助かります」

純「んっ。じゃあまたな」

 ガラガラ

久「うぉっほん!」

京太郎「あ、すみません」

優希「いつもいつも律儀な奴だじぇ」

咲「美味しそうなお弁当を毎日届けてくれるもんね」

京太郎「なんでなんだろうな?」

久「はいはい! こっちに集中して!」パンパン

京太郎「じゃあ押しますよ?」

久「ええ、早くして」



794 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/02(火) 01:55:20.22 ID:mukF5rxbo [18/23]


京太郎「……」

 部長の企みが何かは分からないが
 一応やっとけば納得してくれるだろ

京太郎「押します」

久「やっちゃいなさい!」

優希「うぅ、怖いじょ」

咲「どうなるのかな?」

和「何も変わりませんよ」

エイスリン「ガンバッテ」

まこ「ん? 何か声が聞こえたような……」

エイスリン「ファッキンワカメ」ボソッ

まこ「なに!?」

久「まこ! 集中して!」

まこ「あ、ああ……」

京太郎「行きますよ! でやぁぁあ!! ポチッとなぁぁあ!」


01他人 02苦手 03顔見知り 04友達 05親友
06幼馴染 07婚約者 08恋人 09セフレ 10元恋人
11親の仇 12先輩 13後輩 14同級生 15麻雀の師匠
16浮気相手 17探偵 18犯人 19記者 20従兄妹
21姉or妹 22ストーカー 23娘 24母親 25ペット
26ライバル 27空気 28ご主人様 29ラッパー 30漫画家
31生霊 32女騎士 33殺人鬼 34恋敵 35オナペット
36お嬢様 37お姫様 38同僚 39メイド 40アラフォー
41侵略者 42ペロリスト 43追跡者 44捕食者 45芸人
46巫女 47ナース 48寄生虫 49不良 50トラウマ
51抱き枕 52椅子 53ボディガード 54強姦魔 55変態
56中二病 57お色気要員 58上司 59部下 60手袋
61マフラー 62妖怪 63人質 64電波 65忍者
66メンヘラ 67ロッカー 68腐女子 69レズ 70博士
71馬 72財布 73携帯 74風呂用スポンジ 75孫の手
76露出狂 77淫魔 78ぷんすこ 79ツンデレ 80クーデレ
81初恋の人 82命の恩人 83ジュリエット 84傭兵 85歌手仲間
86ヤンデレ 87信者 88女王様 89カモ 90天使
91先生 92生徒 93ヒーロー 94アイドル 95神様
96ファン 97片想われ 98アベック 99牝奴隷 00妻

↓1 咲

↓2 優希

↓3 まこ

↓4 和

↓5 久(殿堂入り)

 三週目一発目です


819 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/02(火) 02:04:23.86 ID:mukF5rxbo [19/23]



咲 携帯
優希 アイドル
まこ 寄生虫
和 空気

 久はロッカーのままですが、ちょこっとツンデレ風味入れておきます


 ぼふんっ

京太郎「あれ? なんかみんなの様子が……」

優希「どうかしたのか犬?」

京太郎「うわっ! 優希ちゃんだ! すげぇ! サインもらえます!?」

優希「じぇ? サインくらいいいけど」サラサラ

京太郎「うわぁぁ! やったぁぁ! 優希ちゃんのサインだぁぁあ!」

優希「ふふんっ! 犬もようやくこの優希様の可愛さに気づいたか!」

京太郎「くぎゅぅぅぅ!」

咲「ちょっと京ちゃん!!」

京太郎「ん? なんだ咲?」

咲「着信だよ! ちゃんと取って!」

京太郎「ああ、ごめん。でもここは電波悪いな、アンテナが一本しか立ってねぇし」

咲「そう? これは結構来てるよ」ホーンビンビン

京太郎「えっと、通話はどこ押すんだっけ?」

咲「右の胸」

京太郎「ほいっ」むにっ

咲「ふぁっ」

京太郎「もしもし?」

咲「『おー、俺だよ俺! 弁当なんだけど箸入れ忘れちゃったんだ。悪いな!』」

京太郎「別にいいですよ。それと、いつもありがとうございます」

咲「『へへっ、いいってことよ。それじゃあまたな』」

京太郎「はいっ」

咲「ぶつっ。つーっつーっ」

京太郎「ふぅ」

久「ちょっと須賀君! なに勝手に電話してるの!?」

京太郎「え? ダメでした!?」

久「べ、別にダメじゃないけど……今は、その……私と話していたわけで」

京太郎「あ、すみません」

久「う、ううん! いいのよ! わかってくれたら……うん」もじもじ

京太郎「ありがとうござ……」

まこ「なぁ、京太郎~!」ガシッ

京太郎「な、なんですか染谷先輩?」


まこ「……100円貸してくれんかのぅ?」



830 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/02(火) 02:15:20.08 ID:mukF5rxbo [20/23]

京太郎「えー? またですか? 前にも貸したじゃないですか?」

まこ「どうしても今飲みたいジュースがあるんじゃ」

京太郎「ちゃんと返してくださいよ」

まこ「助かった。しかし、男ならケチケチするな」

京太郎「染谷先輩の場合は数が多いんですよ!」

まこ「ふーん? そういうこと言ってええんかのぅ?」

京太郎「うっ」

まこ「あのこと、バラしちゃってもええんか? お?」ぐりぐり

京太郎「す、すみません。俺が悪かったです」

まこ「そうじゃ。お前が全部悪いんじゃからなぁ」ククク

エイスリン「ファッキューワカメ」

咲「京ちゃん! メールだよ!」

京太郎「おお、読み上げてくれ」

咲「うん! 

『アイドルのはやりん★からの交換アプローチです!
 寂しい! 優遇ゲストさん……寂しいの!
 もう寂しくて寂しくて……耐えられないの!
 休みの日は家で麻雀してるかネトマしてるだけ。
 身近な人はほとんど結婚してるので私なんて相手にしてもらえないし……
 アイドルなんて名前だけで全然もてるわけでもないですし……

 写メみてもらえました?もうおばさんの顔ですよね・゜・(ノД`)・゜・
 これってやっぱり男性から相手にされないからだと思うんです。
 男性に困ってない女性は肌のハリもいいし、とても若いですからね。
 私なんてもうずっと……そういうのないから…

 でもね、誰でも良いってわけじゃないんです。
 選り好みするわけじゃないけど…できれば自分で決めた人にしたいって思ってます。
 それが優遇ゲストさんです。
 優遇ゲストさんには迷惑かかっちゃうかもしれないけど私に少しだけお付き合いいただけませんか?
 私、優遇ゲストさんに会いたい!

 真剣な気持ちが届いたら嬉しいです!
 迷惑かもしれないけど……今夜だけ優遇ゲストさんの連絡を待たせてもらってもいいですよね?
 連絡もらえること祈ってますから!
 よろしくお願いします。

 添付写真

        ( ̄ \ /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.\ ___  ☆
      __≧  /.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\:.:.:/    ノ
    /> .:.:(___(__) .:/ .:.:/|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.(__) _)::.\
.   /.:.:.:.:.: |  |.:.:′.:' |:.:.:.:.:.:.:.:.: :. :.|.:.:.\人::.:.:.:.:. \
   / .:.:.:.:.:.:./|__|.:.:.|:.:./| 八:{\:.:.:.:.:.:.:.:|.:.|:.:.:.| ヽ:.:.:.:.:.. \
.  / .:.:.:.:.:.:./  :| |.:.:.:Ⅳ__|_  \ ≧:.:ト、 |:.:|:.:.:.|  ‘,.:.:.:.  \
 / .:.:.:.:.:.:./ _| |.:.:.:.; /rしハ    rしハ|:|:.:.:.|     .:.:.:.:.  |
  .:.:.:.:.:./ .///|.:.:.{ i弋う'   弋う' 小:|}.:.:.|     ': .:.:.:. |
| .:.:.:.:./  .' |ノ  :.:.:圦 "    '   "/:j:/.:.:.:.|    |.:.:.:.:.:
人 .:.:.:.‘ 爪    V.:.:个..  V ノ  イ.:.:.:.:.:.:.:.:|    |.:.:.:.:.:/   ∧_
  ヽ.:.:.' 〔::{ \   /7¨ヽ:.:.:≧-≦- 、:.:.:./ ̄ ̄ >-、 .:.:.:/  <  <
   ):;  j:::}__ ヽ //  /\::::::::::/ /⌒ヽ|/ _ ノ    :.:.:/    |/ ̄
  /  ノ:::{  \(__./     、l八  ノ /:::::::::::: ヽ |:::(
/  {:::::::::{__ ノ   > 、      /―― 、:::::: | |\\
    从_::::::{_/      }\       ` ̄\ :::: |_/.  \
   j_::::::::/      .:/  \         } }!/:
ーイ  `:/       .:/    `   ..     // :|   ∧
 .:  .: .|:::..     .....′         |.:.:.7´ }.:.:ハ:| _/ '.__
  ..:: 八::::::::::::::::::::::::::::::...      ...::::从/ .:/  ノ 、     /
 
                                      』  ※実在のスパムから引用
京太郎「スパムメールじゃねぇか!! ていうか目からホログラム出せるのかよ!!」

咲「最新機種だもん」えっへん


834 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/02(火) 02:23:54.37 ID:mukF5rxbo [21/23]

優希「咲ちゃんにこんな機能があったとは」

京太郎「優希ちゃん! あぁ、やっぱり可愛いな!」

優希「じぇ!? そ、そそ、そうか?」

京太郎「特に声が世界一可愛いよ!」

優希「うぁっ……」

咲「とぅるるるる」

京太郎「今出れないから留守番にしておいて」

咲「ただいま電話に出ることができません。ご要件のある方は……」

久「ちょっと須賀君! 聞いてるの!?」

京太郎「あ、すみません!」

まこ「京太郎、ちょっとこれ借りるぞ」

京太郎「だ、ダメですよ!」

まこ「借りるだけじゃから安心せぇ」にやにや

京太郎「ああもう!」

久「何よ、そんなに嫌そうな顔して。私と話すのが嫌なの?」

京太郎「そうじゃないんです! あぁぁ!!」

 この機械、まさか本当に妙な力があるのか!?
 だとしたら――

京太郎「封印しなきゃ(使命感)」

久「ダメよ。須賀君にはそれをまだまだ使ってもらうの」

京太郎「え?」

久「……ふふっ、嫌とは言わせないわ」

京太郎「そんな……」

 こうして、俺は部長の命令の元に……この機械の機動事件を行うことになる
 果たして俺に待ち受ける運命とは一体――どんなものなのか?

京太郎「……好感度変換ルーレット」


 この装置、神か悪魔か


















和「初カキコ……ども」カタカタ


 清澄三週目 しゅーりょー



921 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/02(火) 23:11:52.82 ID:Cyg0KaMPo [1/6]



<ぜんかいのあらすじ>


菫「……何か弁明はあるか?」

尭深「……」ふるふる

淡「出番が無かったぁー!」

照「京ちゃん……」ぶつぶつぶつ

誠子「目が死んでますよ」

菫「まさか、その……一回で終わるとは思わなかった」

尭深「私もびっくりです」

誠子「ま、まぁ一度前回のVTRでも」

 ザザーッ


尭深「生まれてくる子は……尭太郎にしようと思うの」 妻

咲「とぅるるるるっ」 携帯

優希「いぇいっ! みんなの優希ちゃんだじぇ!」 アイドル

まこ「京太郎~! 百円じゃぁ~! 百円貸してくれんかのぅ?」

久「べ、別に須賀君のことを好きとか嫌いとか……そういうの、じゃなくて」 ツンデレ


照「カオス」

菫「尭深……お前も最初に妻を取ったばかりに」

尭深「……」ブワッ

淡「私だったらイチャイチャしっぱなしだもんねー」

誠子「その自信はどこからくるんだ?」

菫「あー、まぁとりあえず」

          ____
        ´:::::::::::::::::::::::::::` 、
    /::::;r─‐::::::::;r─:、:::::::\
   /::::::::/::::::::::::::::::::::::::::∧:::::::::`、
   .'::::::::::':::::::::::::::::::::::::::::::::::i::::::::::::::
  :::::::::::i|::!::|::::|:::|i:::::::|l:::::|l::|::::::::::|::i
  i|:::::::::i|人|::::|::从::::儿;;八|::::::::::|::|
  i|:::::::::i| /モテ   モテハ::::::::::|::|
  i|:::::::::i|     ,     i|::::::::i|::|
  .八::::::八       u  リ ::::::リ::|
   ヽ/:::i:::...   r  ュ   ,.イ::::}/i:::|
    |:::::i::::::::>   <| l:::::i:::::i:::|
    |-=''"  ノ      人  `'=-|
  /、     ト=======/      \
 /⌒\   ハ       /     /⌒ヽ、

菫「私達には尊厳も自由も無いということだ」

照「やったね照ちゃん! 家族が増えるよ!」

誠子「おいやめろ」


 白糸台編 はっじめるまえに
 こっちのスレをどうにか埋めたい所存ー!


923 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/02(火) 23:19:17.80 ID:Cyg0KaMPo [2/6]



<ファイト一発 充電咲ちゃん!>


京太郎「ただいまー」

咲「ただいまー」

界「ああ、おかえり咲。京太郎君」

京太郎「あ、親父さん。今日は早いんですね」

界「まぁな。たまには俺が夕飯を作るから、二人は部屋でゆっくりしてなさい」

京太郎「いつもありがとうございます。親を失った俺の為に」

界「アイツと俺は親友だった。なら、京太郎君は俺の息子みたいなものだよ」

京太郎「……」じわっ

界「こらこら泣く奴がいるか」

咲「もう、京ちゃん! 部屋に行こう!」

京太郎「あ、ああ」

 とてとて

界「ふっ、咲の奴もちゃんとイイ機種になりつつあるな」


 咲&京太郎の部屋


咲「はい。ティッシュ」

京太郎「悪い咲」ずびっ

咲「もう、気にしなくていいって私もお父さんも言ってるのに」

京太郎「そうは言ってもな」

咲「それにわた……いーまーをーっ! ぬけーだっそー!」ブルブルブル

京太郎「このタイミングで電話かよ」すっ

 むにぃっ

咲「んひっ!」ブルッ

京太郎「もしもし?」

咲「『「……あっ』」

京太郎「もしもーし?」

咲「『番号、変えてないんだ……』」

京太郎「あの? どなたですか?」

咲「『……』ぶつっ、つー! つー!」

京太郎「???」




925 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/02(火) 23:28:24.44 ID:Cyg0KaMPo [3/6]

京太郎「咲? 今の相手は?」

咲「非通知。誰だったのかな?」

 うーん? どこかで聞いた声のような気もするが

京太郎「まぁいいや。それよりゲームでもやろっと」スッ

 むにっ

咲「んっ……今日は何をするの?」

京太郎「テトリス」

咲「へぇ……じゃあ、準備するね」

京太郎「よーし! 記録更新するぞー!」さわさわ

咲「ひゃっ! もぅっ! もっと大切に使ってよ……」

京太郎「悪い悪い。んしょっと」

エイスリン「ムムム……!」

京太郎「お! バー来た!」スポッ!

咲「んぁっ!? い、いぃっ……よぉ」ジュポッ

京太郎「このまま一気にイけぇぇぇ!」グッポグッポ

咲「んぅ~~~っ!」ガクガク

京太郎「よっしゃ! いい記録出たぞ!」

咲「よ、よかったね……」ぐてーん

京太郎「咲?」

咲「はぁっ、はぁっ……充電が、切れてきたみたい」

京太郎「なに? そっか、じゃあ充電しないとな」

 充電ケーブルはどこにしまったっけ?
 えーっと、確かこの辺に

京太郎「あった! まずはコンセントに指して」カチャッ

咲「ま、まだ? はぁはぁ」

京太郎「それでこの先端の端子を……おい、咲」

咲「?」

京太郎「差込み辛いからベッドの上で四つん這いになってくれ」

咲「あ、そうか。ごめんね」

 咲はいそいそとベッドの上にあがると、お尻を突き出すようにしてベッドにうつ伏せになる
 俺は咲のスカートを腰元まであげると、冷たい空気に触れて赤くなった尻を優しく撫でた

咲「んっ、たまにはちゃんと拭いてよね?」

京太郎「分かってるって。それより、最近掃除してないけどここ、大丈夫か?」

 差し込み口が寒さの為かきゅーっと閉じこもっている
 いきなり差し込んでは壊れてしまうかもしれない

京太郎「まずは軽く掃除するか」

咲「え?」

京太郎「えいっ」

 ぶ す り

咲「ふぁっ……んぅ」もじもじ

エイスリン「……ワーオ」


932 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/02(火) 23:40:31.01 ID:Cyg0KaMPo [4/6]

京太郎「んー? 少し汚れてたか?」

咲「よ、汚れてないよっ!!!」

京太郎「そっか? 埃が出ないかチェックしないと」ふぅー

咲「ひゃぁっ!?」ゾクゾクッ

京太郎「? 充電口は大丈夫だけど、下のイヤホンジャックから水が……?」くちゅっ

咲「~~~!? きょ、京ちゃん!!」

京太郎「これ大丈夫なのか?」ネトォ

咲「じ、自動で洗い流す機能だよ」カァァァ

京太郎「ふーん?」

 まぁ、充電口は綺麗にしたし大丈夫だろ

京太郎「んじゃ入れるぞ」

咲「う、うん……来て」

京太郎「プラグイン!」ズポッ

咲「はひぃっ!?」びりびりびり

京太郎「どうだ? 溜まってるか?」

咲「うん……これ、気持ちいいよぉ」はぁはぁ

京太郎「よかった。んじゃ、少し放置するぞ」

咲「あっ、あっあっ」

京太郎「さーて、携帯使えないんじゃ少し暇だな」

 勉強はする気起きないし
 こんな時は――


京太郎「……ん?」ぐらぐら

エイスリン「ハァハァ」

京太郎「椅子の高さが合ってないのか? そういや最近掃除もしてないし」

 すっ

京太郎「まずはカバーを変えて」ぬがしぬがし

エイスリン「アッ……キュウニ……//」

京太郎「拭くか」わきわき

エイスリン「ンッ、アンッ、ダメ! ソコォ……」

京太郎「湿気で濡れてるなぁ」ぐちゅぐちゅ

エイスリン「オォッ! イエェース! ッシィー! ハァーッ!」

京太郎「取り敢えず綺麗にしておこう」

エイスリン「ンアーッ!!」

咲「……中で、ぐりぐり動いてぇ……はぁっん」もじもじ



界「咲の部屋から充電音が聞こえるなー。ハッハッ! 俺も昔は須賀相手によく……」

 じゅんっ

界「いかん、疼いてきちまったな」


ファイト一発 充電咲ちゃん! カンっ!


937 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/02(火) 23:51:09.16 ID:Cyg0KaMPo [5/6]

 おまけ2 

<エア村和さんの日常>

咲「おはようございます」

優希「おはようだじぇ」



京太郎「おはよう優希ちゃん! いい朝だね!」

優希「お前には何も言わん」



京太郎「そ、そんな?!」

優希「最近のお前気持ち悪いじぇ」

京太郎「がーん!」



咲「京ちゃんは気持ち悪くないよ」

京太郎「そうだよな?」

優希「なんで咲ちゃんには普通なんだじょ!」

京太郎「優希ちゃんがこっち見てくれたぁ!」

優希「きもっ!」



咲「今のは確かにね」

京太郎「咲まで!?」



咲「もう、普通にしてれば格好いいんだから」

京太郎「嬉しいような悲しいような」

優希「昔のお前の方がよかったじょ」



久「あら? みんなで何を話してるの?」

京太郎「部長!」



久「今日はまこの店でパーティよ。四人とも早くいらっしゃい」

京太郎「はーい!」

久「ま、まぁ別に私は須賀君が来なくても……ううん、来てくれなきゃ嫌ね」

京太郎「部長……」

咲「ほら! 早く行こう!」

優希「そうだじぇ!」



京太郎「ああ、今日は楽しもうぜ!!」

 すたすたすたすたすた

 バタンッ


 カンッ!


944 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/02(火) 23:55:06.86 ID:Cyg0KaMPo [6/6]

 おまけ2 

<エア村和さんの日常> 解答編

咲「おはようございます」

優希「おはようだじぇ」

和「おはようございます」

京太郎「おはよう優希ちゃん! いい朝だね!」

優希「お前には何も言わん」

和「ゆーき、挨拶くらいは」

京太郎「そ、そんな?!」

優希「最近のお前気持ち悪いじぇ」

京太郎「がーん!」

和「確かに最近の須賀君は変ですね」

咲「京ちゃんは気持ち悪くないよ」

京太郎「そうだよな?」

優希「なんで咲ちゃんには普通なんだじょ!」

京太郎「優希ちゃんがこっち見てくれたぁ!」

優希「きもっ!」

和「気持ち悪いです」

咲「今のは確かにね」

京太郎「咲まで!?」

和「私も気持ち悪いと思いました」

咲「もう、普通にしてれば格好いいんだから」

京太郎「嬉しいような悲しいような」

優希「昔のお前の方がよかったじょ」

和「確かに昔の須賀君は……」

久「あら? みんなで何を話してるの?」

京太郎「部長!」

和「部長、そんな格好でどうしたんですか?」

久「今日はまこの店でパーティよ。四人とも早くいらっしゃい」

京太郎「はーい!」

久「ま、まぁ別に私は須賀君が来なくても……ううん、来てくれなきゃ嫌ね」

京太郎「部長……」

咲「ほら! 早く行こう!」

優希「そうだじぇ!」

和「四人……私も……」じわっ

京太郎「ああ、今日は楽しもうぜ!!」

 すたすたすたすたすた

 バタンッ


 カンッ!


950 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/03(水) 00:02:09.89 ID:wXGvqFKEo [1/7]

 おまけ 4 


<ツンデレヒッサ>


京太郎「というわけでパーティでーす!」

まこ「京太郎~! ケーキのイチゴを渡さんかい」

京太郎「またですかぁ!?」

優希「まーた犬が絡まれてるじょ」



咲「京ちゃんったら」

久「……むっ」

まこ「ぺっぺっ! はい唾つけたー!」

京太郎「くっ! もう全部あげます!」

まこ「ええやつじゃなぁ!」

京太郎「うぅ……俺のイチゴケーキが」しくしく

久「あ、あー……須賀君?」

京太郎「はい?」

久「……んっ」 ずいっ

京太郎「へ? フォークに刺したイチゴがなんですか?」

久「……んっ!!」 ずいっ

京太郎「も……もしかしてこれを俺に?」

久「わ、私! あまりイチゴ好きじゃないの!」

京太郎「ありがとうございます! じゃあ遠慮なく」スッ

久「ちょっと! もらいフォークなんて行儀が悪いわ!」



京太郎「え? じゃあどうやって……」

久「……//」

京太郎「ま、まさか!?」



久「あ、あ~ん……//」かぁぁぁっ




956 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/03(水) 00:09:32.65 ID:wXGvqFKEo [2/7]

咲「!?」

優希「な、何をやってるんだじぇ!?」



まこ「どうせならわしにくれんかのぅ?」

久「が、外野は黙ってて!」

京太郎「でも、部長! その、恥ずかしいです」もじっ

久「あーんくらいでなに言ってるのよ? ほら、食べなさい」ぐいっ

京太郎「は、はいっ」ぱくっ

久「……美味しい?」

京太郎「……うーん」

久「えっ」サァーッ

京太郎「えへへ、滅茶苦茶美味しいです」ニッ

久「っ!! そ、そう! ならよかったわ」ぷいっ

京太郎「ありがとうございました。わざわざ俺の為に」

久「か、勘違いしないで! 別に、須賀君の為ってわけじゃないんだから!」

京太郎「可愛い」

久「うっ」

京太郎「部長可愛い」

久「す、須賀君っ!! いい加減にしなさい!」カァァァ

京太郎「あははっ! すみません」

咲「むー」

優希「犬の分際でぇ……」



まこ「つまらんのぅ」」

京太郎「じゃあお返しに部長。このチョコを……はいっ」

久「え?」

京太郎「あ~ん……」

久「うぇっ!? こ、こんな場所で!?」オドオド

京太郎「嫌、ですか?」

久「……ふ、ふん! くれるっていうなら……もらってあげるわよ」

京太郎「はい、あ~ん」

久「あ、あ~ん……」ぱくんっ

京太郎「美味しいですか?」

久「……ええ、美味しいわ」

咲「きょ、京ちゃん私にも!」

優希「私にもやれ犬!」



まこ「わしもしてもらうけぇ」

久「だ、ダメよ!!」


958 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/03(水) 00:15:09.71 ID:wXGvqFKEo [3/7]


咲「なんでダメなんですか?」



優希「そうだじぇ!」

久「そ、それは――」もじっ

京太郎「部長?」

久「須賀君のことが……」

まこ「京太郎のことが?」

京太郎「まさかすk……」

久「……~~~?! 違うわよ!」

京太郎「えぇ!?」

久「よくよく考えたらこういうのよくないの!」

京太郎「で、でも部長から」

久「とにかく! これはもうおしまい! 終了!!」

咲「そんな!」



優希「横暴だじぇ!」

久「部長命令よ!」

まこ「なんちゅー命令じゃ」

京太郎「ま、まぁいいじゃないですか」



久「……(だって、たまにはいいじゃない)」ちらっ

京太郎「部長も息抜きくらいしたいでしょうし」

まこ「そういうもんかの」

久「(須賀君……今でもずっとアナタのこと)」


 大好きよ


 ツンデレヒッサ  カンッ







47 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/03(水) 00:54:29.49 ID:wXGvqFKEo [8/22]


<京太郎の部屋>


 始まりは京太郎のこんな一言だった

京太郎「あーあ、新しい椅子が欲しいなぁ」

咲「え?」

エイスリン「」

京太郎「そうなんだよ。最近この椅子、調子悪くてさ」

エイスリン「」ブルブルブルブル

咲「あ、揺れてる」

京太郎「だからさ、AMAZOOONで注文したんだ。新しいの」

エイスリン「うぅっ……ぐすっ」

咲「えー? じゃあこの椅子捨てるの? 勿体無いよー」

エイスリン「ヒドイ、コンナニガンバッテルノニ」グスグスッ

京太郎「違う違う。ほら、俺っていつもこの椅子を持ち歩いてるだろ?」

咲「うん」

京太郎「だから傷んだのかなってことで。マイ椅子を二台に増やすんだ」

エイスリン「!!」

咲「あ、そっか。そういうことなんだ」

京太郎「そうそう」

咲「なーんだ。それならいいと思うよ」

京太郎「そう思うか? だから携帯も二台持つことにしたんだ」

咲「え?」

京太郎「お前ばっかりだと壊れた時が心配だし」

咲「……」

エイスリン「ヒドイ!」

 ぴーんぽーん

京太郎「あ、届いたぞ!」

咲「あ、待ってよ!!」

エイスリン「オイダシテヤル!」



54 名前: ◆T4KM.qYCbQ[saga] 投稿日:2014/12/03(水) 01:02:27.53 ID:wXGvqFKEo [9/22]

京太郎「今あけまーす」

 がちゃっ

透華「お待たせしましたわ! 超・高級! 龍門渕透華チェアーですわ!」

智紀「……新機種の沢村智紀」

京太郎「おー! 来た来た! 入ってください」

透華「中々に綺麗な家ですわね」

京太郎「きっと気に入りますよ」

智紀「パソコンはある?」

京太郎「あるけど、お前携帯なのにPCいるの?」

智紀「同期できる」

京太郎「そりゃ助かるな。咲はそういうの全然出来なくてさ」

智紀「宮永機は簡単ケータイ。所詮は子供向けだから」

咲「」ビキッ

透華「あら? 随分と貧相な椅子がありますわね?」

エイスリン「」ビキッ

京太郎「どっちも愛用してるんですけどー」

透華「まぁいいですわ。じきに私以外の椅子に座ることなど出来なくなりましてよ」

エイスリン「グヌヌヌッ!!」

京太郎「じゃあ早速いいですか?」

透華「勿論ですわ。さぁ、存分に座るといいですわ!」ガバッ

京太郎「それじゃあ、早速」

 ぽふんっ

京太郎「おー! これは中々!」

透華「あひぃぃぃんっ!?」ガクガクガクッ

智紀「!?」

透華「にゃ、にゃんでしゅのぉぉ!? このきもちよしゃぁぁ!?」ガクガクガク

エイスリン「フッ、ハンニンマエ!」

咲「ふふ、京ちゃんに座られるのがどういうことか分かってないね」

智紀「どういうこと?」

咲「京ちゃんのお尻はエ椅子リンによって鍛えられている。その美尻に座られることは……」

エイスリン「イスニトッテ、サイコウノエッチトオナジ!」

透華「おっほぉぉぉお!!」

京太郎「この椅子、座り心地は最高にいいけどうるさいな」さわさわ

透華「んぎぃっ!?」

智紀「お、恐ろしい」

咲「まぁ、なれるまではずっとこうだね」

エイスリン「ショジョチェアーガチョウシニノラナイデ!」

透華「わ、わたくひのはじめれひゃぁ……//」ポアァン