永水で三年


京太郎「うーりうり、ぷにぷにもち肌ー」ムニムニ

小蒔「に、兄様~!やめへふだはい~!」アワアワ

京太郎「ことわーる。こんなやわらかほっぺしくさってからに…ほれほれ、ここがええのんかー?」

小蒔「ふ、ふみゃ~!」

霞「姫様に何やってるのこのおバカ!」スパァン

京太郎「いってぇ!?」パッ

小蒔「はぅ~…」ヒリヒリ

春「姫様、こっち。黒糖あげる」

小蒔「春ちゃ~ん…」トテトテ

初美「ほーら、飴ちゃんもあげるですよー。あっちの方に行きましょー」

京太郎「まんま子供のあやしかただなぁ…」

霞「何よそ見してるの。話はまだ終わってないのよ?」

京太郎「うーっす、さーせん」

霞「この…」イラッ

巴「ま、まあまあ霞さん。その辺で…」

霞「いーえ、駄目よ。今日という今日は説教してくれるわ…!」ゴゴゴゴ

京太郎「わーったわーった、説教はちゃんと聞くって」

霞「当たり前でしょう。それに最近ちょっと姫様と近すぎるんじゃないかしら?接触も増えてきてるみたいだけれど、まさか…」

京太郎「大丈夫だって。手は出さん、というか出せん。妹みたいなもんだしな」

霞「…ふぅん。それならいいけど…」

京太郎「しかしちと過保護すぎやしないか?大事にするのはいいが小蒔自体に警戒心が無さすぎるのも考えもんだぞ」

巴「あー…それもそうなんだけどね。ほら、ここってほぼ女社会だからそもそも付き合いが…」

京太郎「だからいっそ近づけないように囲むしかないってか…」ハァ

霞「そもそもここまで近くにいても良いあなたが特殊過ぎるのよ」

京太郎「初対面なのに『兄様』呼びで慕ってきたからなー…ここまで懐くのも珍しいって皆割と多目に見てくれてたが」

巴「姫様を普通の女の子扱いする人がいなかったからねー。そういう意味でも貴重存在だよ」

京太郎「姫だろうが何だろうが女の子は女の子だからな。俺は特別扱いはせんよ」

霞「その割には構う頻度が高すぎると思うんだけど?」

京太郎「あん?そんなわけ…あ、もしかして妬いてる?」

巴「あはは、霞さんに限ってそんなわけ…」

霞「~…!」カァァ

巴「嘘やん」

京太郎「ほほー、やっぱりなー。何か妙に絡むと思ってたんだよなー。そっかー、寂しかったのかー」ニヤニヤ

霞「べっ、別に寂しいなんて…!」

京太郎「ほんとかなー?小蒔はどう思う?」

小蒔「はい!私も兄様に構ってもらえないと寂しいですし…霞ちゃんもきっと寂しかったんだと思います!」

霞「…こ、小蒔ちゃん?いつからいたの?」

小蒔「えっと、霞ちゃんが焼きもちをやいちゃったってところぐらいからです!」

霞「何でそんなピンポイントに…」

初美「( ´,_ゝ`)b」グッ!

京太郎「d(´∀`*)」グッ!

霞「あ、あなた達…!」ブルブル

京太郎「あ、やっべ」ダッ

初美「三十六計なんとやらですよー!」しばばばば

霞「待ちなさいこの大馬鹿者ーー!」ダダダ

巴「あっ…あー、行っちゃった…」

春「ああなったらしばらく止まらない。黒糖でもたべる?」

巴「ありがと…一本いただくわ…」

小蒔「皆仲良しですね!」ニコニコ

巴「あー、うん。そうね、そういうことにしておきましょう…」

小蒔「?」

カンッ