原作から20年後くらい



京太郎「……久しぶり、だな」

和「ええ、お久しぶり、です」

京太郎「いつ以来だっけかなぁ、和と会ったのって」

和「咲さんのお祝いで集まって以来ですよ」

京太郎「あー思い出した!そっか、あれ以来か。結構経ったなぁ」

和「まあ、私たちは社会人になったばかりでしたから、そんなものですよ」

京太郎「そんなもん、ねぇ。なんかクールだな和」

和「そんなことないですよ?これでも結構はしゃいでるくらいです」

京太郎「そんな風には全く見えないけど……まあいいや」

京太郎「ほんと久しぶり、和。あのときから変わらず、綺麗だ」

和「ありがとうございます、須賀君。須賀君はなかなか変わられたようですね」

京太郎「ありゃ、そうか?」

和「ええ、今みたいにさらっと綺麗だ、なんてあの頃の須賀君から想像できませんでしたよ」

和「それに……今はちゃんと、私の顔を見てくれていますし」

京太郎「それは、な。この年にもなってあんなガキん時と同じことはできねーよ」

和「いろいろ、あったんですね」

京太郎「まあそれなりにはな」

和「ところで、須賀君ご結婚は?」

京太郎「あーははは……何度かチャンスもなくなかったんだけどな」

和「それは……残念、でした?」

京太郎「こればっかりはな。そういう和はどうなんだ?それこそ引く手あまただろう?」

和「そんなこともないですよ。いくら見てくれがよくても面白味のない堅物女では一回目はあっても二回目がなかなか来ないんです」

京太郎「そりゃあ意外、だな……でもそっか。それなら俺にもワンチャンあんのかな……」ブツブツ

和「私としてはきちんとしたエスコートをしてくれるのなら大歓迎ですけど?」

京太郎「おわぁ!?き、聞こえてたのか……?」

和「ええ、ばっちり」

京太郎「え、ええーと、今度、俺とデートにでも、なーんて……」

和「わかりました。それではいつにしましょうね」

京太郎「あ、あれ……あっさり……?」

和「なんです?やっぱり冗談でした?」

京太郎「い、いやいやそんなわけないって!よ、よし!和とデートだ!」

和「ふふっ。私なんかとのデートでそんなに喜んでいただけて私も嬉しいです」

京太郎「なんかじゃねーよ。俺にとって和はずっと憧れだ」

和「……ありがとうございます。やっぱり変わりましたね」

京太郎「んー?それにしても和とデートかぁ。どうするかなー」

和「まあそれはおいおい、考えていきましょう」

京太郎「そうだな……」

和「……」

京太郎「……それじゃあそろそろ」

和「ええ、そうですね」

京太郎「和に会えて良かった」

和「私も。須賀君と会えて良かったです」

京太郎「それじゃあ」

和「はい、それでは」

京太郎「また、な」











和「私も、あなたに憧れていたんですよ?なーんて♪」