淡「ああーもう!宿題なんかどっか行っちゃえー!」

京太郎「おま、まだ始めて5分だぞ……」

淡「ムリームーリー。もう終わりー」

京太郎「今年の冬休みは早く宿題終わらすって言ったの淡だろ?」

淡「クリスマスくらい宿題お休みでもいいじゃん!」

京太郎「これでもだいぶペース落としてるんだぞ」

淡「でもさ、課題まとめて積まれるの見るとやる気無くす……てか無くした」

京太郎「本当は毎日少しづつやるのが一番なんだけどな」

淡「じゃそれで」

京太郎「だから、お前がさっさと片付けるって言ったんじゃんか」

京太郎「それに、そういって夏休みはダラダラしてて結局最終日に泣く事になったじゃないか」

淡「暑くてダルかったの」

京太郎「クーラーガンガン効かせた部屋でゴロゴロしてただろ……」

淡「それに夏はインハイあったし、部活で忙しかったの!」

京太郎「それは俺もなんだけど……」

淡「選手と雑用じゃ違うの!」

京太郎「グハッ!?」

淡「あ、ゴメン」

京太郎「……いや、結局は俺の力不足だったんだ」

淡「でもでも、秋の大会ではいいとこまで行ったじゃん!春には全国行けるよ!」

京太郎「おお、淡……ありがとよ」

淡「よし!それじゃ気分転換に麻雀でも……」

京太郎「それは不許可です」

淡「うう……」


淡「今日クリスマスだよー?聖夜だよー?」

京太郎「そうですね。少しは手を動かしなさい」

淡「あーあ、せっかくのクリスマスなのに部屋で籠って宿題宿題……もう7時だよ……」

淡「生きるのって辛いなぁ……」

京太郎「若くして真理に到達したな」


淡「こいびとがサンタクロース……」

京太郎「え、なに突然」

淡「きょーたろはサンタクロース……」

京太郎「なんだよ」

淡「……プレゼント!」

京太郎「プレゼント?」

淡「いえす。サンタ=恋人=京太郎なら、サンタの恋人である私はプレゼントを貰う権利……いや義務がある!」

京太郎「凄い理論が飛び出たな。それで、淡ちゃんは良い子にしてましたか?」

淡「うん!」

京太郎「ためらいもなく」

淡「ちょ-だいちょ-だい!」

京太郎「……いやあるけどさ」

淡「マジで!?」

京太郎「わかったわかった。じゃあこのページ終わらせたらな、今日はこれで終わりにするから」

淡「わかった!えーと……」

淡「えー……『ゴネあわい』って何?」

京太郎「は?今のお前の事か?どれどれ……」


『Gone Away』


京太郎「ああ、お前の事だな……主に英語力がGone Awayしてる……」

京太郎「なんだかんだでもう8時か」

淡「おっけー!準備出来たよ!」

京太郎「お、それじゃ出かけるか」

淡「どれで何処行くの?」

京太郎「ああ、小さいけど雰囲気の良い店見つけたんだ」

京太郎「学生にはちょっと背伸びかもしんないけど、まぁこういう日だし……」

淡「京太郎……とりゃ!」

京太郎「おっと」

淡「ありがとね。私京太郎となら何処でも嬉しいよ」

京太郎「そっか。でももっと嬉しくしてやるからな」

淡「えへへ、期待しちゃうよ?」

京太郎「おう、しろしろ」


京太郎(店での食事もプレゼントのひとつだけど)

京太郎(本命は……おっと、箱が小さいからっていってもコートのポケットが膨らんじゃうな)

京太郎「ここでバレたらカッコ悪いぞ……」

淡「ん?」

京太郎「いやなんでもない……淡」

淡「なに?」



京太郎「メリ-クリスマス!」

淡「メリクリ!」

カン!