京太郎がケンカで捕まって一週間。とうに拘留期間は過ぎているのに
未だに京太郎は留置所から出る事を拒んでいた…

咲「京ちゃん!私と一緒に帰ろうよ!」

京太郎「帰ってくれ、咲。オレはここから出るわけにはいかないんだ。

   オレには……”悪霊”が憑りついている…ッ!!」

京太郎「ケンカの時も相手をボコボコにしないように押さえつけるので精一杯だった。

   それでけじゃない。この牢屋の中の本や雀卓を見ろ。オレが持ち込んだんじゃあない。悪霊が持ち込んだんだ。

   常日頃からどこからか視線を感じるし腹が減ったら何故か料理が作られている。

   掃除や洗濯までいつの間にか終えていてカピーのお世話も文句なしの出来栄えだった。

   秘蔵コレクションの和や小蒔さんの隠し撮り写真が別のにすり替わっていたり夜寝る時布団があったかくて柔らかかったり…

   そして今もッ!!!誰もいないのに頭の後ろにやわらかおもちの感触がしてならないんだッ!!!」



モモ「………」ギュー

咲「うん、私が牢屋をカン(物理)する前に早く出ようか京ちゃん」

カン