「マホは、やっぱりダメダメです…」

「うん?急にどうした」

「プロの先生に師事して一年経っても、ミスが全然減らないです。マホ、やっぱり才能が無いんでしょうか…?」

(あー…裕子が言ってたな。未だに何かしら錯和しちゃうって)

「バカだな、マホが人一倍頑張り屋さんなのは俺が一番よく知ってるよ」

「焦らなくていいんだ。ほら、おいで」

「…京太郎お兄ちゃんはいつもや優しいです。あんまり甘やかされたら…マホ、お兄ちゃん離れ出来ないですよ…」

「俺がマホ離れしたくないんだ。マホに変な虫がついたらお兄ちゃん多分暴れるぞ」

「もう!だからマホは昔からお兄ちゃんと結婚するってずっと言ってるのに…」

「マホ離れなんてしなくていいから、マホをお嫁に貰ってくれればいいんです!」

「だから、マホだってお兄ちゃん離れしなくてもいいんだもん…」

「…マホ、顔上げて」

「んっ…、いきなりちゅーするのはずるいです…」

「マホが可愛いのが悪い」

「京太郎ー、マホちゃーん!ご飯出来たからそろそろお風呂上がりなさーい」


 カンッ