京太郎「~~ふぁ。ん…眠っちゃってたのか…て、和?」

和「おはようございます。ふふっ、可愛い寝顔でしたよ」

京太郎「う…あんま可愛いとか言うなよ」

和「さっきは散々可愛がって貰いましたから。お返しです」

京太郎「お堅かった和お嬢様が言うようになったよな」

和「ええ、何処かの麻雀部員さんに染められてしまったんです」

京太郎「それはそれは、悪いヤツもいたもんだな。気を付けないと」

和「全くです。気を抜くとついついその人の事で頭が一杯になってしまうみたいで」

京太郎「あー…降参だ、俺の負けだよ」

和「相変わらずストレートに好意を向けられるのに馴れないですね。そんな所も可愛いですけど」

京太郎「まあ…和とこうなれるとは思わなかったし。言っちゃ何だけど原村さん家のお嬢さんはいつも俺にだけ
    素っ気なかったからな…部員で男一人とはいえアレは堪えたよ」

和「だ、だって…男の人に恋をしたの初めてだったんですよ、仕方ないじゃないですか…私だってあの態度はどうかと
  思ってたんです、だから今こうして沢山甘えて態度で示してるんじゃないですか…余りいじめないで下さい」

京太郎「いや、悪かったよ。ちょっと幸せすぎてどうにも現実味に欠ける感じでさ」

和「付き合ってもう二年になるのに…」

京太郎「完全に片思いだとばかり思ってたからさ。…あれ、もう夕方か。どうする?簡単に何か作ろうか」

和「最近ちょっと料理に凝りすぎじゃないですか?簡単にって言って本当に簡単なメニュー出てきた記憶が無いのですが…
  それに、あんまり美味しい料理をいつも出されると女子として色々と複雑です…」

京太郎「和だって料理すっげえ上手じゃん、初めて御馳走になった時なんか天に昇る心地だったしさ」

和「…ありがとうございます。でも女の子には物理的な事情もあると言いますか…その…」

京太郎「……? ああ、もしかしてこの事か?」

和「ちょっ、ドコ触ってるんですか! もう…!」

京太郎「そんな気にする事もないのに。健康的で好ましい…て言っても女の子的には別問題なんだよな、分かってますって…
    だから叩かないで、痛い痛い」

和「分かってるなら態々口に出さないで下さい、女は面倒臭い生き物なんですよ」

京太郎「すいません…あーでもこの抱き心地には抗えない…」

和「あぅ…そ、その…私も京太郎くんに包み込まれてると安心します…」

京太郎「男冥利に尽きるね。と…それで結局どうしようか、お腹空いてない?」

和「そうですね…空いてない訳じゃないのですが…うん。もう少しギュッとして下さい、まだイチャイチャしていたいです」

京太郎「あいよ仰せのままに。お嬢様」

和「ふふ…もう、何ですかソレ。口調くらい統一して下さ……あの、京太郎くん」

京太郎「違うんです、和サン。これはですね」

和「もう…さっきあんなに沢山したじゃないですか、京太郎くんのえっち」

京太郎「や、そのですね…仕方ないんだよ。和むちゃくちゃ可愛いし…肌なんてすべすべでどこ触っても柔らかいし…
    抱き合ってると気持ちよくてですね…こう、どうしても青少年の沸き上がるリビドーがですね…
    あっ、これもセクハラになるんですか!?」

和「もう、恥ずかしい事ばっかり言って…怒るに怒れませんよ…。私以外に言わないなら不問にします、信じてますからね?」

京太郎「それは勿論! 俺が愛してるのは和だけだよ。離れたくないし放したくない、そう思ってるよ」

和「私もお慕いしてます。京太郎くんを好きになって良かった、そう思っています。……だから、いいですよ。
  また和を沢山可愛がって下さいね、未来の旦那様♪」

京太郎「~~ッ! 和、大好きだ!!」