京太郎「さっあゆっうっきっをっ出し~♪みっじん~ぎ~り~だ~包丁♪」キュッキュッ

咲「…」ペラッ

和「…」ペラッ

京太郎「たっまね~ぎ、目に染みて~も~♪なみ~だこ~ら~え~て~♪」フキフキ

咲(なんでキテレツ?)ペラッ

和(楽しげな歌ですね)ソワソワ

京太郎「こっむぎっこったっまっごに~♪パン粉~を~ま~ぶ~して~♪」キュッキュッ

咲(何で高校生にもなってキテレツなの?)ペラッ

和(ゆーきなら何なのか知っているでしょうか…)

京太郎「あっげれーば、コロッケだ~よ~♪」

咲(キッテレーツーガーイージン)ペラッ

和(ゆーきまだかな…)キョロキョロ

京太郎「ニンージャーハァーットリィー…」

咲(マサルさんネタか!)ペシン

和(忍者ハットリくんの主題歌なのですね)フムフム

京太郎「フゥー…牌磨きははこれでいいか。二人とも喉乾かねーか?ついでになんか買ってきてやるぜ?」

咲「え?じゃあ…牛乳お願い」

和「では私はストレートティーを」

京太郎「かしこかしこまりましたかしこー」スタスタ

咲(ネタが古い!)

和(あ、そういえば曲名はわからないままでした…)

ガラッ ピシャン

咲「…」ペラッ

和「…」ペラッ

「「あっ!」」

咲「お財布忘れてたの忘れてた!」

和「京太郎くんのお手伝いができてないままです!」

「「えっ」」

「「…あっ」」

咲「えっと…和ちゃん?」

和「あっ、はい。お金、お貸ししますね」

咲「あ、うん。ありがと…じゃなくてね?今京ちゃんのことを『京太郎くん』って」「お金!」

咲「はい!?」

和「返さなくてもいいですよ。ご馳走しますから」

咲「あ、うん。ありがとう、ございます?」

和「いえいえ」

咲「…」ペラッ

和「…」ドキドキ

咲「ってごまかされないよ!」パタン

和「ぐぬぬ」

咲「ぐぬぬじゃなくて」

和「はい」

咲「はいでもなくて」

和「…」

咲「どういうことなの」

和「いえ、ただ雑用を須賀くんに押し付けるのはどうかなと思ってお手伝いしようと…」

咲「へー、なるほど」

和「たまには彼の負担を軽くしてあげないといけませんから」

咲「それもそうだね…そのときは私も手伝うよ和ちゃん!」グッ

和「はい!」ニコッ

咲「…」ペラッ

和「…」ドキドキ

咲「…はっ!?でもそれって名前呼びの理由にはなりませんよね!?」

和「ぐぬぬ」

咲「天丼やめ!」

和「2回まではOKと聞きました」

咲「むしろさっきので三回目だよ」

和「なんと」

咲「だから名前呼びの理由は」「たっだいまぁ!」「タイミング悪い!」

京太郎「ヌゥッ!?」

咲「『ヌゥッ!?』じゃないよ京ちゃん!タイミング悪いよ京ちゃん!もっと空気読んでよ京ちゃん!むしろ空気になりなよ京ちゃん!」

京太郎「すみませんでしたすみませんでしたすみませんでした俺はお前を許さない!はい牛乳!」ペシッ

咲「痛いっ!牛乳ありがとう!」パコンス

京太郎「そんでほい、紅茶」

和「ありがとうございます」ペコリ

京太郎「ん」

………
……

咲「」チュー

京太郎「」ゴクゴク

和「」くぴくぴ

咲「…そうだ!本人に聞けばいいんだ!ねぇ京ちゃん!」チュポン

京太郎「ふ?(ん?)」

和「!」アワアワ

咲「京ちゃんっていつから和ちゃんに名前呼びされてるの!?」

京太郎「名前呼び?和が?俺を?」

咲「そう!いつからなの!?」

京太郎「いつからって…そんなん一回もしてないぞ?なぁ和?」

和「ケホッ…はい、してません!一回も!」

咲「なん……だと……!?」

京太郎「まったくおかしなことを言いだすなぁ咲は…」

咲「あれぇ…?」

和「そうですよ、咲さん。私が京太郎くんのことを名前呼びするわけないじゃないですか」

京太郎「だよなぁ…えっ」

咲「えっ」

和「…あっ」

カンッ