聡「…」ゴソゴソ パカッ

聡「…あん?」

聡「…ちっ」パタン

―――「舌打ちたぁ穏やかじゃねぇな」

聡「あぁ?」クルッ

京太郎「よっ、久しぶり」

聡「何だオメーか…」

京太郎「何だとは何だよ、せっかく近くに寄ったから顔出したっつーのに」

聡「誰が頼んだよんなこと」

京太郎「相変わらずツンデレなことで。ほい」コトッ

聡「だぁれがツンデレだクソガキ。おらよ」スッ

京太郎「毎度ありっと」

聡「ったく…」シュボッ ジジジジ…

聡「ふー…」

京太郎「どら、俺も一本…」スッ

聡「勝手に人の煙草取んじゃねェよ」ガスッ

京太郎「いっで!買ってきたの俺なんだからいーじゃん!」

聡「金払ったんだからもう俺のもんだ。自分のあんだろうが」スパー

京太郎「ちぇー」パカッ シュボッ ジジジジ…

「「ふー…」」

京太郎「麻雀の方は最近どーよ?」

聡「微妙。最近の新人はどうもこらえ性が無ェ。たーった5回飛んだぐらいで音をあげやがる」

京太郎「十分じゃないか?」

聡「何言ってやがる、お前なんざ1日に軽く2ケタは飛んでたろーが」

京太郎「そりゃそうだけども」

聡「プロの世界じゃ最低限でもそんぐらいの根性はいるんだよ。所詮運の世界なんだから」

京太郎「運、ねぇ…」

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咲「カン、カン、もいっこカン!」

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京太郎「…運かぁ?」

聡「技術じゃないもんは全部運だ。割り切れ」

京太郎「さいで」
………
……

京太郎「…っと、大分話し込んじまったみたいだな。そろそろ帰るわ」スクッ

聡「あん?泊まってくんじゃねぇのか?」

京太郎「冗談。俺には恋人の実家に泊まる勇気はねぇよ」

聡「そーかい」

京太郎「まぁ、結婚してからならやぶさかではない」

聡「はっ、クソガキが」

京太郎「じゃあな。次来るときは美味い酒でも持ってくるよ」

聡「期待しねーで待っててやるよ」スパー

スタスタスタスタ…

聡「結婚してからねぇ…それまで俺がくたばってなきゃいいがね」

――――――

数絵「おじい様ったら、使った後はちゃんと灰皿を片付けてください…ってあら?」ヒョイ

数絵「これ…確か京が好きな銘柄の…」

数絵「まったく、来たのなら言いなさいよね…意気地なし」ハァ

オジイサマー! サッキアイツガ…

カンッ