咲「……ん~」

京太郎「えっ? 何してんだ咲?」

私の幼馴染は鈍感だ。

こうやってじっと見つめていても、まるで気にしない。

もう少し照れたりしてくれてもいいのに……

私の気持ちもしらないで……

はぁ、恋をするのには友達になりすぎたのかな?

好きだよって言っても伝わりきらずに流されちゃう?

幼馴染って難しい、いつもそばにいられて嬉しいのにやるせない。

もう遅いのかな?

告白しても、突然すぎて応えてくれない?

お友達で終わっちゃう?

そんなの嫌だよ……だけど、もう私はこの気持ちを……

咲「ねぇ、京ちゃん。私ね……京ちゃんのこと……」

京太郎「ん?」

咲「すっ……と、とっても感謝してるよ」

京太郎「はは、あんがとよ。そういってもらえると尽くした甲斐がありますよ、お姫様」

咲「も、もうっ! 茶化さないでよ!」

今までの関係なんて気にしない……なんて思ってもそうそう言い出せることじゃない。

まだまだ私には勇気が足りないみたい。

だから今は京ちゃんとの時間を楽しむことにする。

だけどね、京ちゃん……いつかイイ嫁さんになってみせるから、覚悟してね!

カンっ!