京太郎「怜さんの手、白くて小さいですね」

怜「ん? なんや藪から棒に……まぁ、ウチ病弱やからなぁ」

京太郎「いやいや、関係は……あるのか?」

怜「そんで、それがどないしたん?」

京太郎「いかにも女の子って感じでいいですよね! ぷにぷにして気持ちよさそうだし」

怜「……触りたいんか? スケベやなぁ」

京太郎「スケベって……否定はしませんけど」

怜「まぁ、京ちゃんがどうしても言うんなら……触らすんはダメやけど、他の方法ならええよ?」

京太郎「え? 他の方法ってなんですか?」

怜「こういう方法や!」

京太郎「っ! んっ、ふぇ!」

怜「どうや? 口の中をウチの白くて小っちゃい指にクチュクチュかき回されるのは?」

京太郎「ふぉひぃはぁん! やひぇてくらひゃい(怜さん! やめてください)」

怜「……っっっ!」

怜(な、何やこの感覚っ! 頬を染め、瞳に薄らと涙を浮かべ、必死に抵抗する京ちゃん。
  それなのに指を舌に押し付け、歯をなぞり、頬の肉や口蓋を弄ると身を任せてくるっ!)

怜「……でへへ、なんや京ちゃん。そないにうちの指、好きなんかぁ?」

京太郎「ち、ちふぁいます!(ち、違います!)」

怜「ほ~ん、じゃあもう終いでええん?」

京太郎「ふぇ?」

怜「ウチは楽しいから続けてもええよ? 続けたかったらウチの指をチュウっと吸うてみてや」

京太郎「…………」

怜(悩んでる顔も可愛いなぁ。これは責任とってウチが結婚せなあかんね)

京太郎「……チュウ」

怜「っっ! 京ちゃんは素直でええ子やな。まぁ、こんな変態さんは怜ちゃんじゃなきゃ面倒みきれんでぇ~」

怜(白くて小っちゃい手でよかった。生まれて初めて病弱に感謝や。一番のハンデで一番の伴侶を得る……コレが勝ち組か)

京太郎「とひぃはぁん……(怜さん……)」

怜「ほら、クチュクチュやで~お指ペロペロしてもええよ~」

怜(一巡先なんかどうでもええ、時よ止まれ。ファウストの気持ちが分かった気がするわ)

ドア「がちゃ」

竜華「……何しとるん、京ちゃん、それに怜」

京太郎「え? あっ」

怜(ふぅ……やっぱ一巡先を知れた方が便利やな)

カンっ!