京太郎「そ~とは あ~めが まだやま~ずに♪っと……よし、終了」

咲「あっ、今の歌声やっぱり京ちゃんだったんだ」

京太郎「あ? 咲、お前まだ帰ってなかったのか?」

咲「あはは……傘、忘れちゃって……雨、止まないかなぁって図書室で時間潰ししてたんだけど……
って、京ちゃんはなんで部室にいるの? 今日は部活お休みでしょ?」

京太郎「ったく……天気予報は見とけよな
んで、俺が部室に居るのはちょっくら資料でも借りて帰って自習でも……
っと思ってきたんだが、あの辺りにあった汚れが気になっちまってな、ちょっと掃除してた」

咲「……もうっ! 言ってくれれば私たちだって手伝うのに……」

京太郎「ん、次回は声をかけさせてもらうよ」

咲「ぜったいだよ、京ちゃん一人でやってばかりなんだし」

京太郎「へーへー、了解しましたよ
そーいや、咲……傘忘れちまってんだろ送ってやるから帰ろうぜ、更に酷くなるらしいし
ちょっと狭いの我慢してくれりゃ濡れず帰れるだろ」

咲「うん、じゃあ家までお願いね、京ちゃん」