竜華「えっと、昨日の練習メニューはこれやったから今日は……」

京太郎「あ、竜華さん。今から買い出し行ってくるんですけど、何か入用のものってありますか?」

竜華「お~、ありがとうな~。ん~、今は特に大丈夫かな?備品関係は京太郎くんが全部把握してるんやろ?」

京太郎「ですね。分かりました。それでは、行ってきます」

ガチャパタン
京太郎「……よし。抜け出し成功。後は……」

~~~~~
セーラ「お!よっしゃ、ツモや!6000、3000!オーラスもこのままいったんで~!」

泉「うわっ!高すぎませんっ!?跳直しか無理とか絶望ですやん……」

浩子「あ~、これはちょっとマズイですねぇ。こうなったら江口先輩強いですから……」

怜「ところがどっこい、や。ほれ、セーラ、それロンや。9600でウチの逆転勝利やな」

セーラ「ぐはっ!怜、早すぎや!」

怜「チートイはウチの得意技の一つやで!」ドヤ

竜華「怜!まさかまた使ったんか?!」

怜「1巡やから問題無い問題無い」

泉「そういう問題ちゃうと思いますけど……」

ガチャ
京太郎「スイマセン、遅くなりました!」

竜華「あ、京太郎くん、お疲れ様。冷たいお茶あんで」

京太郎「ありがとうございます。あ、それと竜華さん。ちょっと部活後に時間取れますか?少しお話したいことがありまして……」

竜華「話?大丈夫やけど、その話って今じゃあかんの?」

京太郎「スイマセン、今はさすがに……」

竜華「ん、分かったわ。ほんじゃ放課後に」

京太郎「はい、ありがとうございます」

怜「なんや話も終わったみたいやし、京ちゃん、次入りぃな。竜華も」

浩子「あ、ほんならウチ代わりますわ」

泉「ほんじゃ私も。ここどうぞ、部長」

竜華「ん、ありがとうな、泉」

怜(京ちゃん、京ちゃん。”あれ”、出来たんか?)コソッ

京太郎(はい、なんとか。あっちの部の人達も進んで協力してくださったんで大分短時間で出来ましたよ)コソッ

怜(そりゃ、後日に京ちゃんの手作りクッキー約束されたら皆喜んで協力するやろなぁ……)

怜(ま、なんにせよ、気づかれんとやりや?)コソッ

京太郎(はい、勿論です)コソッ

竜華「さって。ほなら、やろか!」

京「はい」怜「ほ~い」セ「おっしゃ」

~~~部活後~~~
竜華「ほんで、話って何なん?皆帰ってもうたし、そろそろ話してくれてもええんちゃう?」

京太郎「そう、ですね。ただ、出来れば聞かれる可能性を極力排除したいので、場所変えてもいいですか?」

竜華「はぁ、しゃあないなぁ。ええよ、どこ行くん?」

京太郎「目星は付けてあります。付いてきてください。こっちです」

~~~
京太郎「ここです。お先にどうぞ」

竜華「ここって……そんなに部室と変わらんと思うけどなぁ……」ガラッ

パァンパァンパァン
竜華「ひゃっ!?」

怜セ浩泉「竜華(先輩)、お誕生日おめでとう(ございます)!」

竜華「……ふぇ?え?え?ちょ、何?」

京太郎「見ての通りですよ、竜華さん。どうやらサプライズは成功したみたいで。あ、遅くなりましたけど、お誕生日おめでとうございます」

竜華「ウ、ウチのため、に?」

怜「せやで~。ほれ見てみ?でっかいケーキもあんで!」

竜華「うわ、すごっ……これどこで買ってきたん?」

浩子「あ、やっぱそう考えますよね」

泉「絶対、普通はそうですって」

竜華「??」

セーラ「そのケーキな、なんと!!京太郎の手作りやで!」

竜華「えぇ!?」

京太郎「あんまり上手く出来てないんですけどね……いつも竜華さんは部長として頑張ってくださってますから、このパーティーは俺達からのささやかな恩返しです」

セーラ「竜華が頑張ってくれてるから俺らも不平一つなくやってけてるわけやしな」

怜「ウチの面倒まで見てくれてるしなぁ」

泉「先輩にはいつも感謝してます」

浩子「でも、たまには羽伸ばしてください。今日のはその意味合いも含んでます」

竜華「み、皆……」ジワッ

京太郎「さ、今日はパーっと楽しみましょう!」

竜華「うんっ!!」

カン!