憧「はぁ……」

京太郎「あーこー?」ズイッ

憧「うげっ、京太郎……」

京太郎「うげってなんだよ、あと先輩を付けろ!」

憧「あーハイハイ分かりましたっ!須賀せんぱーい」

京太郎「ほれ、缶コーヒー」スッ

憧「わ、気が利いてるぅーって熱うッ!?」

京太郎「あったか~いを買ってみた」キリッ

憧「今6月なんだけど!」

京太郎「こっちのコーヒーは冷たいぞ」

憧「じゃ、交換ね!」バッ

京太郎「ブラックだけど」

憧「……わざとでしょ!?」クワッ

京太郎「……てへっ?」

憧「き、キモイ!」ビクッ

京太郎「そんなー」

憧「引くわー……」

京太郎「ぐすん、京ちゃん悲しい……こっちにするか?」

憧「……ううん、ブラックでいい」カシッ

京太郎「あ、そう……じゃ、あったか~いのは宥にでもあげようか」

憧「……ふんっ」プイッ

京太郎「県予選を突破したばかりじゃないか、なんでため息?」

憧「う、聞いてたんだ」

京太郎「悩みでもあるのかー?今ならこの須賀先輩が相談に乗るぞ」

憧「頼りなぁー……」ジトー

京太郎「例えばそうだなー……恋の悩みとか?」

憧「ふきゅっ……!///」ビクッ

京太郎「図星か」

憧「う……うぅうるさいバカ!///」

京太郎「まーまー、俺に話してみなさいよ!」

憧「……その悩みの元凶に言われても……///」ボソボソ

京太郎「ぅん?」

憧「うっさい難聴バカ!///」プイッ

京太郎「深くは聞かないでおこう」

憧「深くは聞かないの!?」

京太郎「憧は一人で抱え込むタイプだからなー、詳細は言わないだろ?」

憧「うぐ……ご、ごもっとも……!」

京太郎「ま、叶うといいな、その恋」ニコッ

憧「っ……///」カァァ

京太郎「ああそうだ、俺にもついに春が来たんだよなー」

憧「へ?そ、それって……」

京太郎「ふっふっふ……俺にもついに、彼女が出来たのさ!」ドヤッ

憧「え……?」

京太郎「本当は明日、部活で言おうと思ってたんだけどなー」

憧「そ、その相手、もしかして……」

京太郎「あー、宥だよ」

憧「……そう、なんだ」

京太郎「すまん、タイミング悪かったな……憧も恋で悩んでるのに」

憧「っ!そ、そうよ!バッカじゃないの!?」ズイッ

京太郎「は、はいゴメンナサイ!」

憧「ホントにっ……バカ……!」ポロポロ

京太郎「っておおい!?な、泣くことないだろ?」

憧「うっさい……ぐすっ」

京太郎「ご……ごめん、憧」

憧「……別に……謝ることじゃないわよ」ゴシゴシ

京太郎「……」

憧「はぁっ……よかったじゃん、宥姉と恋人になれて」ニコッ

京太郎「お……おう」

憧「むしろ、もう早く付き合っちゃいなさいよって言いたかったし!いつも二人でいるしさー……」ブツブツ

京太郎「ま、まぁ幼馴染だからな……この後も会う約束してるんだけど」

憧「あーっもう!私の事はいいから、宥姉のとこ行きなさい!」バシッ

京太郎「い゙っ、あ、憧……あんまり抱え込むなよ?」

憧「分かったから、行った行った!」

京太郎「おう、サンキュな」スタスタ

憧「……はぁ」

憧「……」ゴクッ

憧「……うぇ、苦っ」

カンッ