男子がいるってことは連絡済み


―麻雀部部室―

梢「本日は皆さん、全裸お茶会にお集まりいただいてありがとうございます」

部室には人がたくさん。

美幸「うわ~、人がいっぱいだよもー」

劔谷。

洋榎「全裸お茶会て……こらまた、どういう風の吹き回しや?」

姫松。

竜華「でもええやん、楽しそうやし」

千里山。

灼「ハルちゃんも来ればよかったのに、裸見たかったな……」

阿知賀。

やえ「ニワカの裸は相手にならんよ」

晩成。

憩「まさかウチも呼んでもらえるとは思わんかったわぁ」

三箇牧。

京太郎「……」

そして俺。女子22人に対して男子は俺1人。

良く言えばハーレム。悪く言えば1人ぼっち。



絹恵「この人が須賀っちゅ~人でしょうか?」

澄子「ええ、そうですよ」

友香「ウチの唯一の男子部員でー!」

穏乃「へー、そうなんだ」

京太郎「ど、どうも」

一瞬、場を沈黙が包む。

やっぱり、男は要らないんでしょうか。

怜(なんや、ごっつイケメンやないか……)

玄(ふ~む、なるほどなるほど)

由子(可愛い顔してるのよー)

やえ(お見せしよう!王者の裸体を!)

憩(う、ウチも負けへんで!)

莉子(わ、私だって……)

うわ、みんなジロジロ見てくるなぁ。

京太郎「あの、やっぱり俺出て行った方が……」

やはり男1人は雰囲気を乱すだろう。

恭子「いや、何を言うとんねん」

漫「女ばっかりですけど、気にする必要ないですよ」

憧「そうよ、楽しまなくちゃ!」

宥「仲間外れは……寂しいよ?」

セーラ「俺も男みたいなもんやし、気にすんな!」

泉「あ、一応言っとくと先輩は女やで!」

浩子「まあ男にしか見えませんけどね」

一同「HAHAHA」

……ありがたい。

俺はここにいてもいいんだ。

梢「さあ、そろそろよろしいでしょうか」

美幸「全裸お茶会の始まりだよ!」



【胸を視る者】

怜「はぁはぁ……玄ちゃん」

玄「ト、トキさん……な、なんですか?」

怜「おっぱい揉ませて~な…お願いやで」

玄「え!?む、胸ですか?」

怜「嫌なんやったら膝枕でもええからさ……」

怜「竜華のには飽きたんや……」

玄「うぅ、椿野さん……助けて」グスッ

美幸「園城寺怜!私のおもちを揉むんだよもー!」

怜「……いや、あんたのはええわ」ゲス

美幸「なんで!?私のおもち、揉みたくないの?」

怜「だってなぁ……将来性を感じへんしな」

美幸「?」

怜「おっぱいを揉んで揉んで揉んで揉んで……大きくさせていくのが楽しいんやんか」

怜「実際、竜華が巨乳なんはウチの毎日の揉みしだきの成果やし」

美幸「??」

怜「要するに、あんたのおもちは将来性ゼロっちゅーことやで」

美幸「え……え!?」

怜「もう大きくなることもないやろな」

怜「萎びていくばっかりやと思うで」

美幸「」

怜「ご愁傷様、ほな……」

怜「ぐへへ……玄ちゃ~ん」

美幸「……」

美幸(豊胸手術の時間だね!)



【看護婦登場】

宥「………ぁ……ぁ……さ、寒い……」ピクピク

京太郎「!?」

京太郎「ちょ、どうしたんですか!」

京太郎「って体冷た!」

憧「宥姉……やっぱりね」

京太郎(やっぱり?)

京太郎「と、とにかく痙攣してるし……大変だ……」オドオド

憧「ああ、放っておいていいよ……いつもの事だし」

京太郎(いつもの事!?とんでもない病気か何か?)

京太郎「だ、誰か医者はいないのか!」

憩「ここにおるで!看護婦が!」

憧「憩さん?」

京太郎「荒川さん、看護婦なんですか!?」

憩「いや、ホンマの看護婦じゃないで?」

憩「ただ看護婦のコスプレが趣味なだけで///」

京太郎(え、何それは)

憩「コホン……とにかくウチが来たからには安心やで!」

憩「ちゃっちゃと、この人助けたるからね~」

憧(憩さんってこんなキャラだったっけ)

憩(わくわくするで……1回やってみたかったんや~、こーゆー事)

憩「じゃあ行くで!」

憩「メス!」

京太郎憧(?)

憧(……アンタでしょ)

京太郎(俺!?)

京太郎「あの……俺に対して言ってるんですか?」

憩「そうやで、君は助手や」

憩「主治医が『メス』言うたらメス出さんと!」

憧(看護婦はオペしないでしょ)

京太郎(そうだよなぁ)

憧(!?……こいつ、直接脳内に)

京太郎「って、メスなんて使って何するんですか!?」

憩「?……切開しよかなーと」

憧「アホかっ!」



【王者の茶道】

梢「どうぞ」

由子「ありがとうなのよー」

ズズズ

由子「……美味しいのよー」

由子「すごく美味しいのよー、このお茶」

梢「ありがとうございます、真瀬さん」

由子「由子でいいのよー、同い年だし」

梢「ふふ、そうですね」

梢「では私の事も梢と呼んでくださいね」

由子「分かったのよー」



穏乃「……」

澄子「高鴨さん、お茶を点てるときはもっと力を抜かないと」

穏乃「す、すいませんっ」

穏乃「茶道って難しいなー」



梢「あっちも何とかやっているようですね」

由子「微笑ましいのよー」

やえ「失礼、私もやっていいだろうか?」

梢「あ、どうぞ」

やえ「では……」

やえ「お見せしよう!王者の茶道を!」

ダッダッダッ

梢由子(!?)

梢「ちょ、小走さん?」

由子「力が入りすぎなのよー」

やえ「もっと、もっとだ!」

由子「熱いお茶が飛び散るのよー」


穏乃「よし、大分コツがわかってきたぞ」

穏乃「依藤さーん……って熱っ!あちー!」

澄子「?、高鴨さん……どうしましたか?」

澄子「何をそんなに悶えて……熱いっ」




由子「みんな全裸だから、ダメージがデカいのよー」

梢「そうですね……ひゃっ、熱い……」

由子「こっちにもお茶が飛んできてるのよー、熱いのよー」

やえ「……」

やえ「はっ……私は何を」

梢(もうやだ……)




カン!