執事とは、いついかなる時でも主の為に行動するものである。


京太郎「おはようございます、お嬢様」

美幸「……んっ」

美幸「おはよ……京太郎」

京太郎「……お嬢様、また裸で寝ておられたのですね」

京太郎「風邪をひかれては困ります、早く服の方を……」

美幸「……うん、わかったよもー」

執事とは、主の望むものを必ず用意するものである。


美幸「京太郎、購買でクリームパン買ってきて」

美幸「クリームパンじゃないと駄目だよ!」

京太郎「かしこまりました」



―購買―

京太郎(すごい人ですね……)

京太郎「あの、クリームパン1つお願いします」

おばちゃん「ああ、ごめんね……クリームパンは売り切れなんだよ」

京太郎「そ、そうですか」

京太郎(ふむ、どうしたものか)

京太郎(ん?)


梢(ふふ、やっとクリームパンが買えましたぁ!)

梢(購買のクリームパンはすごい人気で、3年生の私でも1度も買ったことがなかったのですが……)

梢(今日、ついに買えました!)

梢(授業が終わってから全速力で走ってきてよかった……)

梢(あとは教室に戻って食べるだけ……ってあれ!?)

梢(手に持ってたクリームパンがカレーパンに変わってる!?)

梢(な、なんで!?、いつの間に……)




―麻雀部部室―

友香莉子澄子「……」

美幸「ふんふふ~ん」

澄子「……あの、椿野先輩?」

美幸「何かな?」

澄子「あの、そこにいる執事服の人はいったい……?」

京太郎「……」

美幸「ああ、気にしなくていいよ!そんなことより対局対局!」

澄子「そ、そうですか」





友香(うっし、張ったぁー!)

友香「リーチでー!」トン

莉子(は、早いぃ……)トン

澄子(ここはオリで……)トン

美幸「……」トン

友香(来たっ!)

友香「美幸先輩、それロ―――」

京太郎(今だ!)

ゴスッ

友香「げふっ!」

莉子「え……」

澄子「は、腹パン?」

友香「げほっげほっ……うぇ」

美幸「?、莉子ちゃん、早くツモってね」

莉子「は、はいぃっ!!」

澄子(な、なんなんですか……)






―椿野家―

京太郎(お嬢様はテレビで野球を見ているようだ)

『あーっと!巨人小笠原、今日5打席5三振です!』

『これはもう間に合わないのでしょうか!』

美幸「あーもー!何やってるかなまったくー!」

京太郎(……)








京太郎(パソコンはここですね……)

カタカタ

『ファッキューカッス』

『シナキンはクビだクビだクビだ!』

『浜流しの時間だね(ニッコリ』

京太郎(これでよし)

京太郎(全てはお嬢様の意のままに……)




美幸「ねぇ、京太郎……」

京太郎「なんでしょうか」

美幸「私の事、愛してる……?」

京太郎「お嬢様が望むのであれば」

美幸「……もー、真面目なんだから」

美幸「でも、そんなところが好きなんだよ……」

美幸「京太郎……ちゅーしよ……」

京太郎「お望みのままに」

京太郎「私の全てを、あなたに捧げます」

美幸「んふっ……ありがと」



2人は幸せなキスをして終了。




カン!