(清澄の面々が奈良に遊びに行ったと思いねえ)



穏乃「新しい年だし、それ相応の場所でお迎えするもんだよね!」


――――AM6:50

場所…………何かたっけえ山。


京太郎「お……お……」

穏乃「ん、どったの京太郎?」

京太郎「おかしぃだろぉーがよぉ……?」

穏乃「何が?」

京太郎「初日の出見に行こーよ、って寝てたとこを叩き起こされたとこまでは、まあいいとしてさ……」

穏乃(そこは許容範囲内なんだ……)

京太郎「なんで日も出てない内から、標高何メートルあるのかもわっかんねー登山にチャレンジしてんだよ?つか、お前の格好さっむいだろっ!何でジャージ!?」

穏乃「いやいやー、これ冬用のジャージだから、こー見えてあったかいのさー」

京太郎「俺にはジャージの上一枚しか着てないようにしか見えねえし!」

穏乃「ヤダなー、そんな痴女みたいなことしないよ、私」

京太郎「………………」

穏乃「憧とか玄さんたちも誘ったんだけど、みんな遠慮するってさ。薄情だよねー」

京太郎「英断だと思うぜ、うん」

穏乃「そんで、いくらなんでも一人で初日の出見るのは寂しいし。丁度、京太郎たちが松実館に年越ししに来てたから、これはもう誘うっきゃないって思ったんだ」

京太郎「その流れなら和誘えって……」

穏乃「うん!誘ったけどソッコーで拒否された!冬の山道をついていく自信ありません、って!」

京太郎「俺もそーやって断ればよかったよ……」

穏乃「アハハ……ゴメンね、ちょっと無理させた。なんていうかさ、どうしても誰かと一緒に初日の出、見たかったんだ」

京太郎「まあ、それで俺を選んでもらえたのは光栄っちゃ光栄だけど。サンキューな、穏乃」

穏乃「……う、うん」

京太郎「どしたー?」

穏乃「ぁ……な、なんでもないよ、なんでも!ほ、ほら、京太郎!あれっ、初日の出!!」


アマテラス「(´Д`)?」(大神リメイク、好評発売中!)


京太郎「おー…………こーして高いとこで見るとまた圧巻だ」

穏乃「エヘヘ、そうでしょそうでしょ!」

京太郎「んー……まあ、次見るならもうちょっと低い山で頼みたいな」

穏乃「――――ら、来年も一緒に初日の出見てくれるのっ?」

京太郎「おお。あ、でも来年辺りだと穏乃にもイイ人いるかもしれないか」

穏乃「だ、大丈夫、彼氏なんて作らないから心配しないで!!」

京太郎「そこは力強く断言しちゃダメだろ……」

穏乃「ぇ、あ、だって、彼氏作ったら京太郎ともう一回、初日の出見れないでしょ……?」

京太郎「んな大袈裟に考えなくてもいいだろ。――――とりあえず、新年明けましておめでとうございます。今年もよろしくな、穏乃」

穏乃「―――うん!よろしくね、京太郎!!」



穏乃「あ、そういえば前から言おうと思ってたんだけど、遠慮なんかしないで、私のことみんなみたいにシズって呼んでもいいよ?」

京太郎「べっつに遠慮してるわけじゃねーんだけど。まあ、穏乃がそれでいいってんなら、これからはシズって呼ぶけど」

穏乃「…………も、も一回呼んでみて」

京太郎「シズ?」

穏乃「―――――」

京太郎「シズ?おーいシズー、どーしたー?」

穏乃「ウ……ウェヒヒ♪うわ、うっわ、なんかこれ…………ヤバい!」

京太郎「?」

終われ。