良子「『のーうぇいらじお』の時間だな。メインパーソナリティは私、戒能良子が」

京太郎「アシスタントは須賀京太郎でお送りします」

良子「そろそろ冒頭で話すこともなくなってきたな」

京太郎「それ言っちゃうんですか!?」

良子「はは、ノーウェイノーウェイ。誰も気にしないだろうさ」

京太郎「俺は気にしますけどね」

良子「そんなにいうなら京太郎がなにか話題を提供するべきだな」

京太郎「えぇーっ」

良子「ハリーアップ京太郎」

京太郎「お便りのコーナーですッ!」

良子「逃げたな……」

京太郎「お便り読みますよー。RNノーウェイさんからのお便りです」

京太郎「……この名前流行ってるんですかね」

京太郎「ごほん」

京太郎「恋人が仕事をしているのか不安です
ただでさえ夜の営みもないのに……
このまま彼と別れてしまうんじゃないか心配です」

京太郎「だそうです」

良子「この手の質問は立場的に答えにくい。京太郎が答えてくれ」

良子(まさか自分の番組にお便りを出すとは思うまい……これぞ完璧な作戦ッ!)

京太郎「えー、というか俺まだ高校生なんですけど」

良子「京太郎は彼女持ちなんだからなんとか分かるだろ?」ニヤニヤ

京太郎「あー、なんでバラすんですか!」グヌヌ

京太郎「まあいいです。一般論はしりませんけど俺個人の意見でお答えします」

京太郎「多分そいつはノーウェイさんから構って欲しいんじゃないですかね」

京太郎「事情はしりませんけど、例えば彼氏のほうが年下でそういうことが言い出しにくいとか」

京太郎「ぐいっと攻めてみてもいいんじゃないですか」

京太郎「とまあこんな感じです。というか付き人やってる以外は普通の高校生なんですからこういうの柄じゃないですよ」

良子「ふむふむ、なるほど参考に……」ブツブツ

京太郎「って聞いてます?」

良子「!ちゃんと聞いてるぞ!」

京太郎「……次のお便り行きましょう」

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