――居酒屋

はやり「それにしても、この3人で飲むのって久しぶりですねー」

良子「たしかに、いつもならここにもう3人いるからな」

咏「今日は皆仕事が入ってるんだっけ―?知らんけど」

はやり「あ、追加で何か頼みますー?」

咏「あ、私梅酒お湯割りで」

良子「おいおい、酒に弱いんだから飲み過ぎるなよ」

咏「大丈夫っしょー。知らんけど」

はやり「ほんとうに大丈夫なんでしょうか……」

――――
――

はやり「それにしても、この仕事してると男性とお付き合いとかってなかなかできませんよねぇ」

良子「そんなことを言っているが実際どうなんだ?好みのタイプとか理想像とかいるのか?」

咏「ワッカンネー」グデ

はやり「んー、そうですね」チラ

咏「ハーワッカンネー」

はやり「案外京太郎くんとか好みですかね。そちらはどうですか?」ニヤ

咏「っ!?」ピク

良子「そうだなぁ、私も意外と須賀君は好みといえるかもしれないな」ニヤ

咏「えっ!?」ピクピク

はやり「じゃあ咏ちゃんはどんなタイプの人が好みなんですかー?」

咏「え、いやそあの、話聞いてなかったからわかんねーっていうか」アタフタ

良子「今ピクピク反応してなかったか?」

咏「え゛、き、気のせいじゃないかな。知らんけど」

はやり「まぁまぁそう言わずに、もしかして咏ちゃんも京太郎くんが好みなんですか?」

咏「いや、京ちゃんはそういうのと違うっていうか」

良子「ほう、いつの間にあだ名で呼ぶようになるほど仲良くなったんだ?」ニヤニヤ

咏「べっ別に知らんし!」

はやり「でも好みかどうかって完全に否定してませんよねー。でも好みじゃないって言うならそうですね、今度デートにでも誘ってみようかな、なんて」

良子「お、それなら私も声をかけてみるかな。案外オーケーがもらえるかもしれないし」

咏「え…?」

はやり「別にいいですよね、付き人ってだけで咏さんと付き合ってるってわけでもないですし」

咏「い、いや、わっかんねーけどそれはダメ!」

良子「急に何を言い出すんだ」

咏「と、とにかくダメなんだって!知らんけど!」カオマッカ

咏「あー、私今日はもう帰るわ!これ代金ね!」ピュー

はやり「すごい勢いで」

良子「帰っていった……」


――――fin