休み時間

咲「ふぅ~やっと休み時間だよ。次の授業は宿題出てないし、ちょっと本でも読もうかな」チラッ

和「あれっ咲さんそれ新しいブックカバーですか?いつものと違いますね」

咲「!そうなんだよ~実はこの前京ちゃんと出掛けたんだけど、その時に私にぴったりだからってプレゼントしてくれたんだ!」

和「そうだったんですか、それは良かったですねぇ」

咲「ま、まぁ私は別にいいよって言ったんだけど京ちゃんが『この花柄は咲の可愛さにピッタリだ!いやむしろこれは咲に使われる為に作られたに違いない!』とか言ってきて、そこまで言われたら断るのも悪いなーって思って渋々貰ったんだよ//」

和「うふふ、相変わらず仲がいいんですね」

咲「ちょ!和ちゃんちゃんと話聞いてたの!?私は似合わないと思ったけど幼馴染の好意を踏みにじらない為に仕方なく受け取ってあげたんだよ!!?」

和「いえいえ、須賀君の言うとおり咲にピッタリな可愛いブックカバーだと思います」

咲「あ、やっぱりそう思う?私も一目見て気に入っちゃって京ちゃんが似合ってるって言ってくれた時は流石私のこと分かってるって嬉しくなっちゃって//…じゃなくて!私は恥ずかしかったけど仕方なく受け取ってあげたんだからね!」

キーンコーンカーンコーン

和「はいはい、分かってますよ?チャイムもなりましたし授業の準備をしましょうか」

咲「うー…絶対和ちゃんに勘違いされてるよぉ」

和(勘違いのしようがないんですけどね…)


昼休み

優希「まったく、京太郎も咲ちゃんも付き合い悪いじぇ!」

和「まぁまぁ、須賀君は先生に呼び出されて咲さんは委員会の仕事があるらしいですし仕方ないじゃないですか。それとも優希は私だけでは不満ですか?」

優希「そんなことはない!むしろのどちゃんを独り占め出来るなんて物凄い贅沢だじぇ!」

和「それは光栄ですね。それじゃそろそろ食べましょうか」

優希「そうするじょ。っとその前に髪型をなおしとこうかな」チラッチラッ

和「おや?見たことないゴムですね、新しく買ったんですか?」

優希「!!流石私の嫁!私のことをよく見てるじぇ!」

和(というか今朝会った時から気になってはいたものの、聞くタイミングを逃していただけですがね)

和「タコスの飾りがついてるゴムとは珍しいですね。どこで買ったんですか?」

優希「うむ、実は先日京太郎と街に出掛けた時に買ってもらったんだじぇ!」

和「えっ…?(優希も須賀君に?)」

優希「ん?どうしたんだじぇのどちゃん」

和「い、いえ…なんでもないです。須賀君とはよく出掛けるんですか?」

優希「ん?まぁ時々だじょ。ほんとは忙しいけど犬の散歩に付き合うのは飼い主のセキムだから仕方なく付き合ってやってるんだじぇ!でもアイツも意外と気配り出来るとこがあってこのゴム買ってくれた時も私の可愛らしい髪型にピッタリだとか言ってくれてモニョモニョ…//」

和「…」

優希「はっ!こ、この話は終わりだじぇ!早く食べよう!」

和「…そうですね」

優希「んー♪タコスうまー♪」

和(今日も須賀君のお手製タコスですか。わざわざ保温ケースに入れてくるとはほんと須賀君はマメですね。毎朝大変でしょうに…)

和「これも優希の為、ですかね…」


部活前

和「こんにちわ」

まこ「おう来たか。お?今日は一人か?」

和「ええ、用事があるそうなので私だけ先に来ました」

まこ「ほうか、そしたら面子が集まるまでゆっくりしときんさい」

和「はい、ありがとうございます」

和(…ところで)チラッ

まこ「んー、今月も厳しいのう…)

和(染谷先輩の膝に乗っているカエルのぬいぐるみにはつっこむべきでしょうか)

和(わざわざ入口から見えやすい位置に座ってましたし、ここは触れるべきなんでしょうね…)

まこ「ん?わしの顔になにかついとるか?」

和「いえ、そうではないんですが…染谷先輩がぬいぐるみを持ってくるなんて珍しいですね」

まこ「これか?いやぁわしも似合わんとは思うんじゃが、せっかく貰ったんで一度くらいは抱いてるとこを見せちゃろう思っての」チラッ

和「(まさか…)へぇ、誰に貰ったんですか?」

まこ「実はな、京太郎に貰ったんよ。この間一緒に買い物に行ったんじゃが『染谷先輩もこういう可愛いもの持っててもいいんじゃないすか?これなんて先輩にピッタリですよ』とか言うてきてな//可愛い後輩の好意を無下にするわけにもいかんから仕方のう貰ったんじゃ//」

和「」

和(軟派者とは思っていましたが、ここまでとは…あの金髪猿め…)

まこ「どうした和、ぼーっとして。具合でも悪いんなら保健室行った方がええぞ」

和「い、いえ大丈夫です…そのぬいぐるみに見惚れてたんですよ。可愛いなぁって」

まこ「おー和もそう思うか!わしも気に入っとるんよ。特にカエルなのにこの金髪の前髪に妙に愛嬌を感じてのう//」

和「(この人本当に染谷先輩なのでしょうか)でも須賀君が女性にプレゼントなんて珍しいですね」

まこ「ほうじゃな。まぁアイツも女心がわかってきたっちゅうことやろ。そういや部長もこの前京太郎からクッキーを貰ったと言っとったしのぅ」

和「…え?」

まこ「ほんでコイツなんじゃが…」ペチャクチャ

和「私だけ何も貰って、ない…?」

未完?