照「~それでね、菫が~」

京太郎「へ~あいつがねぇ…っとどうした」

モブ「あ、あの須賀先輩、少しお時間大丈夫ですか?」

京太郎「あぁいいけど?」

モブ「ありがとうございます、では麻雀のご指導頂けないでしょうか?」

京太郎「うん、いいよ、じゃあどっか空いてる卓で打ちながらやろうか」

モブ「はい!お願いします」

スタスタスタ…

照「あ、京ちゃん…行っちゃった…」ショボーン


照「…」ムス~

菫「どうした?そんなムスっとした顔して?」

照「…京ちゃんが後輩にとられた」

菫「京太郎?あぁそういえばさっき後輩達に指導してたな…」

照「京ちゃん人気者だよね…」

菫「あいつは教えるのうまいからな、それに顔も良い方だ、人気もでるさ」

照「…うん…そうだよね…」

菫「…それで嫉妬か?」

照「…ううん…そうじゃなくて…」

菫「じゃあなんで?」

照「京ちゃんに麻雀を教えたのは私なんだ…」

菫「知ってる、お前らから何度も聞いたからな」

照「うん、それでね…教え始めた最初はヘタっぴだったんだよ京ちゃん」

菫「ほう、それは初耳だ、あれほどうまいなら最初から才能の片鱗でもあったのだろうと思ったのだが…」

照「…半年は私に飛ばされてたかな?」

菫「…それは…よく麻雀嫌いにならなかったな…」

照「京ちゃんは麻雀大好きだから…もしかしたらそれが才能かも…」

菫「あぁ牌に愛されるでは無く、牌を愛す、それがあいつだものな…それで?」

照「うん…それでね、なんていうかもう京ちゃんにもう教える事が無くなっちゃったから…」

菫「理解した、つまりお前の手から離れて行ったように感じたのか?」

照「…うん…少し寂しい…あの勉強会は京ちゃんとの絆だから…」

菫「はぁ…お前は馬鹿だろ?」

照「…菫、酷い…」

菫「あいつがこの学校にしたのも、わざわざ男子一人で麻雀部に居るのも」

菫「全部お前と一緒に居るためだろ?」

照「…」

菫「あいつは言ってたぞ、照に教わったことが今の俺の血肉になっている」

菫「だからこそ、それを成長させた俺の麻雀で照の全力と戦いたいと…」

照「…京ちゃんがそんなことを…」

菫「確かにもう先生と生徒の関係では無いかもしれないが…」

菫「今度はライバルになればいいじゃないか」

照「…京ちゃんとライバルか…うん…いいかも…」

菫「ま、私も負ける気はないがな」

照「…いくら菫でも京ちゃんだけはダメだよ」

菫「どうかな?これでもあいつの好みはこの3年で熟知したぞ?」

照「京ちゃんの隣は私の場所だよ」

菫「なら私は良妻として3歩さがってついていこうか」

照菫「ふふふ」ゴゴゴゴ



淡「あわわ、ちょっと先輩達、あれ止めて、なんかやばい!?」

誠子「…私達には無理だ…」

尭深「…京太郎先輩呼んでくる…」

カンッ