竜華「この前はありがとうな。」

京太郎「いえいえ、人が倒れていたら誰だって助けますよ。」

竜華「それでもありがとう。怜は時々無茶するから……」

京太郎「それじゃあ俺、戻りますね。人を待たせてるんで。」

竜華「あ、待ってくれんか。お礼もしてへんし、今度怜と一緒に行くから連絡先教えてくれへん?」

京太郎「良いですよ。では失礼します。」

それから数日後、竜華さんから連絡が来た。東京にだって長居するわけではないし、早くお礼もしたいとのことで会えないかと言った誘いだった。特に用事もなかったので、了解した。

怜「ほんまにありがとう。記憶が朦朧としててあんまし覚えてないんやけど、倒れたところを助けてくれたらしいな。」

京太郎「別に俺は構わないんですが、気を付けてくださいね。」

竜華「せやで。元気にして欲しいとは思っとるけど、無茶せえとは言っとらんで。怜はたまに無茶が過ぎる。」

怜「なんやえらい迷惑かけてもうて悪いな」

京太郎「迷惑なんじゃなくて、心配なんですよ。」

竜華「互いに助けて合うんはええんやで。いつもの事やし。」

怜「2人とも息ぴったり合わせてうちの心配して両親かいな。」

京太郎「ははは。こんな美人で優しい人が嫁さんなら良いんですけどねー。」

竜華「怜!?何言うとんねん!須賀君も乗らんといてな恥ずかしい。」

怜「うちはお似合いやと思うで。竜華と須賀君。」

竜華「怜?もうええやろー」

怜「しゃあないな。こんくらいにしといたるわ。そういや須賀君、うちにも連絡先教えてくれへん?」

京太郎「はい、良いですよ。」

怜「全国大会なんてあっちゅう間に終わるからなぁ。また大阪来てな。きっと竜華がご馳走作って待ってるから」

竜華「何勝手なこと言うてんねんや。」

怜「作ったらへんの?」

竜華「須賀君が作って欲しいんやったらええけど……」

京太郎「是非お願いします。なんなら俺も作るんで。」

怜「ほら。ほなら須賀君が来たときには、竜華と須賀君が料理作ってな。そんで3人で食べよ。」

竜華「怜は食べるだけかいな。何か手伝いな。」

怜「うちは料理出来へんもん。」

京太郎「料理って意外と簡単にできる物もありますし、皆で作って皆でたべましょう」

怜「やっぱりアンタら夫婦みたいや。」

京太郎「それなら怜さんは娘ですね。」

竜華「須賀君もなんでそんなノリノリなんや……」

京太郎「そりゃ竜華さんみたいな人を嫁さん言われて悪い気はしませんよ。寧ろ嬉しいくらいです。」

竜華「そ、そうか」

怜「ほな、早いけどこれで。うちら一旦戻らなあかんねん。」

京太郎「それでは大阪楽しみにしてます。」

それから大阪で3人仲良くご飯を作ったのは別のお話。

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