煌「うーん……取れませんね」
京太郎「花田先輩、これですか?」
煌「おお!ありがとうございます京太郎くん。実にすばらです!」
京太郎「そんな大したことじゃないですって」
姫子「…………」
哩「…………」
京太郎「なんですか急に空き教室に呼んで……」
姫子「朝練の時、花田と楽しそうやったなー?」
京太郎「へ?ただ荷物取っただけじゃないですか」
哩「でも笑顔やったし……」
京太郎「いや、それくらいふつうですって」
姫子「何より……」
京太郎「はい?」
哩「昨夜はあんまりいじめてくれんやった!」
姫子「物足りんとよ!」
哩「そうよ!倍は欲しか!!」
京太郎「無理だっつってんだろこのドM!!」
姫子「あぁ……もっと」
哩「言葉攻めも……よか……」
京太郎「なにこれ怖い」
姫子「とにかく!あんま他と仲良くしない……のは京太郎の性格から無理やっち分かっとるけん」
哩「もっと……ね?」
京太郎「俺を枯らす気ですか……あんな絞りとってるのに」
姫子「もっとこっちが腰砕けるくらい……」
京太郎「アクティブなMってこんな怖いのか……」
哩「まぁ、それは置いといて……はいお弁当」
京太郎「あ、どうも」
姫子「部長と二人で作ったとよ?」
哩「そうそう、京太郎のこと考えながら……濡れてきた」
京太郎「頼むから落ち着いて。ちなみに弁当の中身は?」
姫子「すっぽんとうなぎやね」
哩「にんにくとか山芋はお弁当に無理やし」
京太郎「精力付くもんばっかですね!」
姫子「だって……」
哩「欲しか……」
京太郎(俺……やっぱり間違えたのかなぁ……)
結局弁当も二人も美味しくいただきました
カンッ!!
最終更新:2014年04月06日 01:58