京太郎3年の新道寺
京太郎「おい哩。なーにやってんだよ」
哩「何って牌譜整理に決まっとろーが。他に何があるとね」
京太郎「そういう意味じゃなくてだな…。そんな仕事が残ってるなら俺にも言えよ。手伝うのに」
哩「手伝うけん言わんとばい。京太郎にはただでさえ雑用押し付けとる。少しは自分でもせな」
京太郎「はいはい。もう見つけたから意味ないですよー。で、どれやればいい?」
哩「いいっちゅうとるのに……」
京太郎「お礼は哩の手料理で」
哩「はぁ……。今日は帰りにスタバにシバキに行こうと思っとったのに……」
京太郎「まぁそれくらいなら付き合うよ。だとすりゃ、尚更早めに終わらせねーとな」
哩「それじゃあこれとこれ、お願いするけん。その間に私はこれやっちょるよ」
京太郎「了解っと」
哩「……なぁ京太郎」
京太郎「なんだー?」
哩「うちで晩御飯食べるっんやったら今日も泊まると?」
京太郎「そうだなー。片付けたい宿題もあるし」
哩「そか。……ふふっ」
京太郎「どーしたよ?」
哩「なんでもないばい。ちょっとやる気が出ただけと」
京太郎「んー?」
哩「京太郎は知らんでいいことなんよ」
カンッ
最終更新:2014年03月31日 21:37