本音しか喋られへん京ちゃん



京太郎「大阪の街に出てきました、相変わらずわけのわからないこと言っています


    ……いやー数日前に当たった大阪旅行のチケット一名分のおかげで、

    こうして一人で気軽に旅行にくることが出来たぜ!俺の家、懸賞に応募なんてしてないのに!

    さあ、今日からうんと羽を伸ばすぞー!」


??「今や!○陽拳!」 カッ!


京太郎「うおっまぶしっ!」


??「確保なのよー!」 バサーッ!


京太郎「うおっ網しっ!

    だ、出せー!一体何者だー!」ジタバタジタバタ


??「早く車に乗せるんやで~」

??「わぁっとるって代行!しっかしガタイええだけにちょい重いなー
   絹ー、何とかならん?」

??「任せてやお姉ちゃん……シュッ!!」ボゴォッ!!

京太郎「ぐはぁっ!?」

ボスン…

??「うまいこと車の中に入ったで~、それじゃ~出発や~~」


??「ウチだけ何もしてへん…メゲるわ」

ブロロロロロ……



突如、京太郎を襲った謎の集団!彼女たちの正体は!?

そして京太郎の運命やいかに!?


…………



京太郎「ぐ……ここはどこだ…俺を自由にしろ……あ…あぁ…!」

??「ソファーに寝かせてるだけだから特に縛ってはいないんやけど…

   ここは姫松高校の部室なのよー、手荒につれてきてごめんなさい」


京太郎「その寝るときに聞きたくなるような甘い声は…真瀬由子さん?」

由子「もうっ、そんなこと言われたら照れるのよー…///」

京太郎「ああ、どうもお久しぶりです

    由子さん、あなたは天使だ」

由子「ふぇ…?」

京太郎「あ!ああ!い、いえ今のはちょっとした怪我の後遺症で…!

    天使って羽も輪っかもなかったんだ…」

由子「………のよー」バタン

京太郎「た、倒れた!?本音が出ただけで!?」


郁乃「あらあらま~、おもろいことになっとるなぁ~~

   噂はほんまやったんやね~、須賀京太郎は本音が出るのを止められなくなった…って」


京太郎「全国レベルで広がってた!?清澄レギュラーでもないこの俺の、この難儀な症状の話が!?

    しっかしいいカラダしてるなぁ……げっ!す、すみません!」

郁乃「……ふふふ~、それくらいじゃお姉さんは動じないから大丈夫や~~

   須賀くんのその体質の事もよ~く知りたいから今回大阪まで来てもろたんやで~~」

京太郎「来て…もろた……? って、ああ!?もしかしてこのチケット!!」

郁乃「もちろんウチが用意させていただきました~♪

   本音が出てしまう体質なんておもろいし~、よく調べさせてもろたら麻雀でも何かに応用でけへんかな~って、

   そんな理由で~す♪無理やりつれてきたのは…まあ気分やで~~堪忍な♪」

京太郎「気分って、まあ別に怒ってませんしいいですけど…それより調べるって…!」

郁乃「まあちょっと話を聞かせてもろたらええかな~ってだけやから、そんな身構えんといて~~」カチャカチャ

京太郎「なに!?その工具なに!?あのっ、郁乃さん……!」


…………


その頃、清澄では…

咲「ぎょぉっ、ぎょうぢゃんがぁぁりょごうにいっぢゃっだぁぁぁ~~~!」ビエェーーン

優希「ばっ、ばやぐがえっでぎでぇぇ~~!ダ、ダゴズもがまんじまずがらぁぁ~~!」ビエェーーン

まこ「ちょっと遠出したくらいで泣きすぎじゃろ…どんだけ依存しとるんじゃ」

和「あの…大丈夫なんでしょうか、出かけた先でまた本音をぼろぼろこぼしてたら須賀君も大変な目にあうと思います」

久「ふっふっふ~、大丈夫よ!こんなことのために龍門淵にあるものを作って欲しいと頼んでおいたわ…

  さあ御覧なさい!これぞ須賀君追跡ロボ『鉄人リャンパー号』よ!!」

まこ「……あの二本のレバーで動かすロボットの顔の部分だけが咲みたいになっとるデザインなのは何かの嫌がらせかの…?」

久「ちなみに『機甲界ガリアンコー』という案も最初にあって、開発部ではかなり揉めてたらしいわ」

まこ「えっらいマニアックなのが候補だったんじゃな……で、こいつは何ができるんじゃ」

久「基本自動で動くようね、このリモコンのボタンを押せば背中のジェット的なもので須賀君の近くまで飛んでいって、

  その動向を見張って、女性的なトラブルに巻き込まれたら針と糸で口を縫い合わすらしいわ」

まこ「女性的なトラブルって……まあ、それ以外なら自分で解決しそうじゃしの」

和「それなら早速押しましょう、大阪に行くって言っていましたから向こうの綺麗どころを堕としているかもしれません」

久「そうね、ほいポチっとな」


リャンパー号『カンーッ!』ゴゴゴゴゴ

ドドドドドドド……


久「行っちゃったわね」


咲「うぇぇ~~ん!ぎょうぢゃぁぁぁ~~~ん!!」

優希「ぎょうだろぉぉぉ~~~!!」


まこ「…さて、あとはこいつらのお守りか……」

…………


漫「代行、須賀君の様子はどうで……」ガチャッ


由子「のよー…//////」


郁乃「もうっ///京太郎ちゃんったら~///// 

   それで?ウチになにしたいって~?」

京太郎「い、今のも口をついて出ただけで…!でも助かった…

    本当は結構疲れていそうだから抱き寄せて
    背中をさすってあげながら耳元で『今日もお疲れ様、頑張ったね』って囁いてあげたいなぁ」

郁乃「はぁんっ♪もうそれだけで癒されそうやわ~~/////

   ちょっとホテルの予約してくる~二人部屋で~♪あ、ちょっとどいてな漫ちゃん」


漫「…な、なんや今の乙女……代行に似てたけどあんなんありえへんし…!」


京太郎「やっちまった……あぁ、上重さん…相変わらずキメ細やかな肌が美しいですね」

漫「ちょっ!/// いきなり何てことを!セクハラやセクハラ!」

京太郎「すみません!これどうしても止められなくて!

    機嫌そこねちゃったな、でも真っ赤になった顔がヤバイぐらい可愛いから良しとするか」

漫「ヤバッ…!?可愛いだけじゃなくヤバイぐらいって…!!」

京太郎「キス…してもいいですか?額に」

漫「!!!???    きゅう」

洋榎「ほら恭子、入るでー…いつまでも何しとんねん」

恭子「ちょっ待って!髪おかしないかな?」

絹恵「大丈夫、いつもどおりボサボサですよ」

恭子「うぇっ!?せやったら待ってって!」

洋榎「ほらいくで、おーい京太郎ーひさs…」ガチャッ


由子「京太郎くんとお空にのぼっていくのよー/////」

郁乃「今夜は京太郎ちゃんと~うふふ~//////」

漫「キス…キス…ウチが須賀君とキス…//////」


恭子「ど、どういうことや…!」

洋榎「由子と漫と代行がトリップしたままなんかブツブツ言うとる…!」

絹恵「ちょっと!何があったん京太郎くん!?」


京太郎「絹恵さん…目に映る何もかもがドツボです(特に胸部)」

絹恵「えっ?なんやって?」

京太郎「ああ、もうヤケだ……俺、あなたが近くにいるとつい目で追ってしまうんです(胸部を)」

絹恵「えっ…えぇぇっ!!?そ、それって………

   や、ヤバイ!ヤバイでヤバイで!ヤバイでお姉ちゃん!!ウチにも春がきたぁーーーーーーー!!!」

洋榎「き…絹がおかしくなってもうた……こころなしか出○風に」

恭子「あんなチョロかったなんて……あ、あの京太郎くん…?」

京太郎「恭子さん…髪ボサボサだなぁ」

恭子「………………メゲるわ」

京太郎「はは、ちくしょー……相変わらずオシャレとかに気遣わないんだなぁ」

恭子「…………………メゲるわぁ」

京太郎「でも、だからこそ彼女にしたら面白そう、そのままでデートしてみたい」

恭子「……下げてから持ち上げられた………メゲるわぁ~/////」


洋榎「きょ…恭子まで…!あ、アカン!このままやったらウチまでやられるっ!

   気合いれなっ!はっ!」パンッ

京太郎「洋榎さんもお久しぶりです……顔強く叩きすぎで、面白い顔になってますよ」

洋榎「あ~ちょい強すぎたかぁ、せやな~そのせいでこんなおもろい顔に……

   って、素や!これは素の顔!正真正銘、天然ナチュラル100%や!」

京太郎「し、失礼しました!これにはわけが……正真正銘っていうよりはどちらかと言うとショ○ジ兄さんですよね」

洋榎「ドゥーン!……って誰がシ○ージ兄やんや!いや好きやけどな!

   …って何でウチのときは甘い言葉とか言わへんの!?気合いれ損やんか!

   ウチも口説けー!」ガバッ

京太郎「うわっ!ちょっとコアラみたいにひっつかないでくださいって!硬いですし!」

洋榎「硬いわけあるか!ウチかてAカップはあるわ!いや、それは硬いか…

   って、アホか!このー乙女の胸をとくと味わえ~!」スリスリスリスリ

京太郎「ちょっ、ちょっと!女の子がそんなはしたないことを!……こすりつけて俺の服の汚れでも落としてくれてるのかな?」

洋榎「そうやねん、これな、汚れがよく落ちる言うてウチのオカンにも評判でって……ちゃうわ!

   必死にアピってんねん!もう、京太郎がウチを女としてみるまでひっつくからなー!!」スリスリスリスリ

京太郎「ははは…はは…はぁ…」


と、その時であった!

バリーン!


リャンパー号『ターゲット発見、状況確認、姫松高校ノ女生徒及ビアラサーヲ口説キ落トシタ模様、タダチニ口ヲ縫イマス」


…………

ピーピーピー!

久「ん?リャンパー号が須賀君を発見したようね、この音は…どうやら予想していたことが起こったみたい」

まこ「遅かったか…」

久「このリモコンの裏側にマイクが仕込んであるから、それで須賀君と話しましょう」

咲「ぎょうぢゃぁぁん!わだしがばなずぅぅぅ!!」ビエェーーン

まこ「あっ、こら!」

…………

京太郎「なんだ…?このでっかい咲ヘッドのロボット…」


リャンパー号『ぎょうぢゃぁぁ~~ん!あいだいよぉぉ~~~!』ビエェーーン


京太郎「あれ、咲の声?……ああ、俺も会いたい気分だよ…みんなが恋しい」

リャンパー号『うんっ!わだしもぉ~~!』ポイッ


      『あっ、こらっ!勝手に解除ボタン押さないで!』



結局、京ちゃんはコアラを振り払い、姫松を抜け出して大阪の街に消えていきましたとさ



カンッ


??「姫松がやられたようやな…」

??「所詮あいつらは大阪の中でもデータ上、最弱…」

??「あんな金髪男に堕とされるとはナニワの恥さらしやで…けほっ」

??「怜っ!大丈夫!?寒いんか!?」

??「先輩、過保護すぎや思いますよ…」

??「何しとんのアンタら…ウチだけ仲間はずれにして」


果たして京太郎を待ち受ける次なる刺客とは!?

もいっこカンッ