春「ねぇ、京太郎」ぽりぽり
京太郎「あん?」
春「良子姉さんのこと好き?」
京太郎「 」
京太郎「な、ななっ!?」
春「…気づかれてないって思った?」
京太郎「あ、あぁ」
春「京太郎は、京太郎が自分で思うより素直な子だよ?」
京太郎「それ、馬鹿にしてね?」
春「褒めてる…(にこっ)」
京太郎「…さいで」
京太郎「まぁ、好きだよ。良子さんのこと。恋してる」
春「…そっか」
春「ちょっと、寂しい」
京太郎「あん、なんでよ?」
春「京太郎、高校進学したら、東京で姉さんのもとで修行するんでしょ?」
京太郎「いえーす。あれ、もしかして俺がいなくなってさみしいよーって?」
春「良子姉さんに変なことして青い国家権力のお世話になると思うと…」
京太郎「やべぇ俺の信用が地に落ちるってレベルじゃねぇ」
京太郎「ま、そこは受かったらだな。皮算用してもしょうがないし、勉強するわ」
春「…飽きたらこっちきていいよ」
京太郎「んー」
春「・・・ふう。・・・つらいなぁ」
春「…京太郎、気づいてないよね、私の、気持ち」
春「…がんばろ…惚れちゃうくらい」
カンっ!
最終更新:2014年03月31日 21:31