美穂子「あ、あの、上埜さん!少し相談が…」

久「あら、美穂子じゃない。どうしたの?」

美穂子「じ、実は――――」

~~~~~
久「と、いうわけで、須賀君、美穂子に携帯の使い方をレクチャーしてあげてね」

美穂子「よ、よろしくお願いします!」

京太郎「これまた突然ですね…しかも、なんで俺なんです?」

久「それがね~、美穂子ったら…」ニヤニヤ

美穂子「う、上埜さんっ!」

久「ま、頑張ってね、須賀君。あ、そうそう、美穂子が携帯マスターするまで雑用は免除してあげるわ」ヒラヒラ

京太郎「え?ちょっと、部長?!…行ってしまった」

美穂子「あ、あの…もしかして迷惑だったでしょうか?」

京太郎「あ、いえいえ!そんなことはありませんよ」

美穂子「ほっ。良かったです」ニッコリ

京太郎(うん、そうだよな。どういう理由があるにせよ、美穂子さんと二人きりになれるんだ。役得役得)

京太郎「それでは不肖この須賀京太郎がお教えさせて頂きます」

美穂子「はい、よろしくお願いします」

~~~~~
京太郎「―――で、ここをこうすれば――――」

美穂子「え、えっと…こう、ですか?」

京太郎「はい、そうです。それから、このボタンを押すと――――」

美穂子「えっと、このボタンが……それとこちらの方は……」

京太郎「そうそう、いい感じです。それからこのような機能も――――」

美穂子「わぁっ、すごい!記号がまるでお顔のように!」

京太郎「これが一般に顔文字と呼ばれるものですね。それに顔文字で無くてもこのボタンから――――」

―――――
―――

美穂子「本日はありがとうございました!おかげでようやく携帯電話の使い方をマスターできました!」

京太郎「いえいえ、お役にたてたなら光栄です」

京太郎「それに、今日お教えしたのはメールの機能だけですし、時間が取れるようでしたらまた」

京太郎「後日にネットやその他細かい設定の方法もお教えしますよ」ニコ

美穂子「は、はい。ありがとうございます///」

京太郎「まあ、これで美穂子さんもメール連絡に困ることはありませんね」

京太郎「それに例えば直接口に出しにくい言葉でもメールでなら案外すんなりと出せたりするので、そういった点でも便利ですね」

美穂子「そ、そうですね。あの、京太郎くん、宜しければ、アドレスを教えてくれませんか?」

京太郎「あ、そう言えばまだ教えていませんでしたね。ちょうどいいんで、最後に赤外線をお教えします。ここから入って―――」

美穂子「わっ!一瞬で京太郎くんのアドレスが!すごいですね…」

京太郎「確かに赤外線は便利ですね~」

美穂子「えっと、それじゃあ……」カコカコ

京太郎「あれ?どうしたんですか、美穂子さん?ん、メール?」ピロリン

――――――――――――
from 美穂子さん
sub 私は
――――――――――――
京太郎くんの言う通り、口
では恥ずかしくて言えませ
んので、メールで…

京太郎くん、私は貴方のこ
とが大好きです。
どうか私と付き合ってくれ
ませんか?
――――――――――――

京太郎「え?あの、これって…本当、ですか?」

美穂子「うぅ…は、はい」カァァァ

京太郎「…痛っ!ゆ、夢じゃない…!」ホオヲツネリ

美穂子「あ、あの…や、やっぱり迷わk」

京太郎「迷惑なんかじゃありません!」

美穂子 ビクッ!

京太郎「あ、す、すみません!いえ、余りにも嬉しさが大きすぎてちょっとフリーズしてしまっただけなんです…」

美穂子「そ、それじゃあ…!」

京太郎「は、はい。あの、後出しで申し訳ないんですが…実は、俺も一目見た時から貴女のことが好きでした!」

京太郎「ですから…俺と付き合ってください!」

美穂子「っ!はいっ!これからよろしくお願いしますね、京太郎くんっ!」

京太郎「こちらこそ、よろしくお願いします、美穂子さんっ!」


カン!