京太郎「バトルストーリーとかは置いておいて、初代すなわち無印のアニメで至高のゾイドを選ぶとしたら」


京太郎「ブレードライガーだろ」

憧「ライトニングサイクスでしょ」

玄「ジェノザウラーじゃないかな!」

京太郎「……」

憧「……」

玄「……」

京太郎「(また迷った。咲の方向音痴ってもしかして他人にうつるのか?)」

京太郎「(そしたら曲がり角で前見てなかった人とぶつかってなんやかんやでどうしてこうなった)」



京太郎「何故ザウラー? ブレイカーじゃないんですか?」

憧「確かに、大抵の人はブレイカーの方を推すわよね」

玄「んー、私の中の印象かな? それにブレイカーはおねーちゃんのだから」

京太郎「おねえちゃん……ってジェノ姉妹!?」

憧「(ああ、クロとかあったかーいとかそういう……)」

玄「造形とか違う所多いし、結構人によるんじゃないかな」

玄「ジェノザウラーと言えば荷電粒子砲!」


京太郎「絶対的な破壊力、ロマンの塊ですね」

憧「(大火力……隙だらけ……うーん)」

玄「全身が砲塔になるあのモーションは、一度見たら忘れられないんじゃないかなぁ」

京太郎「あの踵のアンカーを地面に打ち込む所とか非常に素晴らしいですよね」

憧「劇中でこれでもか!って活躍してた兵器だもの、印象に残って然りよ」

玄「ジェノザウラーの長い首と尾が一直線に揃い、全身が撃つ為の機構になる変形」

京太郎「普通に考えたら隙だらけなんでしょうけど、乗り手があのレイヴンですしね」

憧「実際ほとんど外れてないわよ? それに荷電粒子砲に頼りっきりになるレイヴンでもないし」

玄「そんなの、ヒルツ位じゃないかな」

京太郎「ああ、『あ、あああアンビエントォォォォォ!!』の……」

憧「ラスボスと続編の主人公の声優が同じって凄いわよね」

玄「バン君は荷電粒子砲よりジェノザウラーの伸びる腕の方が苦戦してたような気もするけどねー」

玄「荷電粒子砲が無くても強いからこそジェノザウラー!」


京太郎「頭部のレーザーガンや背中のロングレンジスナイパーライフにて中・遠距離戦は完璧」

憧「近接戦もワイヤー付きの爪に体表からの放電機能」

玄「距離を選ばないんだよね。万能機体!」

京太郎「爪だけの純粋な破壊力なら実はブレードライガーをも上回ってるんですよねー」

憧「実際、シャドーと合体しなくても全く隙が無いわ」

玄「ライガーも進化してようやく互角、まさにミニデスザウラーって感じだね」

京太郎「戦術レベルでも戦略レベルでも脅威って、敵からすれば笑えないゾイドだよな」

憧「だから『虐殺竜』なんて異名が付いてるんでしょ」

玄「フロートでちょこっと浮いてるから機動力もちゃんとあるしねっ」

京太郎「黒くてすばしっこくて脅威……あれそれって」

憧「やめなさい!」

玄「やめて!」

京太郎「正直すみませんでした」

玄「獅子型の主人公機と、恐竜型のライバル&ラスボス。このお約束のはじまりだったね」


京太郎「実際見ててカッコイイですもん。獅子と恐竜の戦い」

憧「そういう意味だとスラッシュゼロのラストバトルが一番『それらしい』のかしら」

玄「バーサークフューラーと言えばシャドウエッジ!」

京太郎「あれはバーサークフューラーとジェノザウラーを融合させたみたいなデザインでしたね」

憧「漫画版だっけ? シーザー・ザ・キングの方が印象に残ってるけど」

玄「漫画版はアニメ版のある意味原作とも言えるから、すごく面白いと思うよ?」

京太郎「商業展開の都合で打ち切られたけど、作者さんのHPで続きも見れるしな」

憧「(もう更新は期待できないでしょうけど)」

玄「スラッシュゼロだとかませだけど、無印だと基本どの場面でも強いよね」


京太郎「大型ゾイドの体を喰い千切ったり、噛んで投げ飛ばしたりするだけでも相当にインパクトありましたからね」

憧「大人時代でも旧式機なのに無双してたんだから、とんでもないわよ」

玄「大人時代と言えばラスト近くのブレイカーに三体がかりのあの戦い!」

京太郎「それまで無敵・最強の象徴だったブレイカーがあそこまで追い詰められるとは……」

憧「流石ザウラー、虐殺竜は伊達じゃないわ」

玄「ザウラー派生のゾイドは基本凄く強いイメージを持たれてると思うよ?」

京太郎「……サイコジェノザウラーは?」

憧「……」

玄「……」

憧「私はライトニングサイクスを推させて貰うわよ」


玄「アーバインの相棒だね!」

京太郎「アコーバイン?」

憧「その幻聴はちょっと無理があるんじゃない……?」

玄「イェーガーより遅いってイメージあるけど、実はイェーガーとの速度差も5km/hしかないんだよね」

京太郎「しかも実は『ゾイド史上初のストライクレーザークロー搭載機』」

憧「スラッシュゼロでのイェーガーとの対決はまさに宿命といったところね」

玄「豹がモチーフだからか、スマートでカッコイイフォルムだよね」

京太郎「『疾い動物』の代表格と言ってもいい動物ですからね、豹」

憧「コマンドウルフの後継としては100点満点だったと思うわ。カマセにもならなかったし」

憧「登場回の演出も良かった。うん、そう思う」


玄「乗り換えの理由は、コマンドウルフがブレイカーにやられちゃったからだったね」

京太郎「ゾイド世界はゾイドを相棒と考える人達が多いからか、軍人以外はほとんど乗り換えしないんだよな」

憧「異質なロボットアニメよね。でもゾイドらしいわ」

玄「コマンドウルフのメモリーを使って完成したライトニングサイクス」

京太郎「しかしまだ馴染まないのか、本来の性能を発揮出来ない。そこでアーバインが叫ぶ!」

憧「『走れウルフ!俺と一緒に走れっ!』」

玄「パージされる装甲、コマンドウルフと同じ色に染まるカメラアイ!」

京太郎「そして圧倒的な速度で大活躍……!」

憧「ゾイドはほんっとうに劇中の販促が上手くて困るわ」

憧「速度特化機体は無印の頃はサイクスしか居なかったから、誰の印象にも残ったんじゃないかしら」


玄「アニメだけだと『ブレードライガーより速い』ってだけで印象に残ったもんね」

京太郎「他のゾイドが振り向こうとしても目ですら追えないって凄まじいですよね」

憧「ザウラー&ブレイカーのワイヤー付きクローの回避率も100%だしね」

玄「あれは、バン君の弱点だから……」

京太郎「バン結局アレ長い戦いで一回しか避けた事ないしな……」

憧「サイコジェノザウラーのも避けられなかったもの、筋金入りよ」

玄「荷電粒子砲も避けた事あるのにねー」

京太郎「ビームやレーザーより避け辛い要素が何かあるんですよ、きっと」

憧「あのワイヤー付きクローってデスザウラーには付いてなかったけど、どこから持ってきたのかしら」

憧「ブレードライガー、ライトニングサイクス、ディバイソンで並ぶと映えるのよね」


玄「ゾイドが全体的に洗練されたデザインというのもあるからかな?」

京太郎「人物、それも大人編はんん?ってなることもちょっとありますけどね」

京太郎「機体の作画が異常にいいから目立つってのもあるんでしょうが」

憧「ああ、あのバンの変な腹筋とか……」

玄「それをいったらおしまいでしょ! でも何でお腹出してたんだろ……」

京太郎「フィーネは子供の頃の方が間違い無く可愛い」

憧「ロリコン?」

玄「ロリコンなの?」

京太郎「ロリコンちゃうわ! 普通におもち好きだから!」

憧「……うわぁ」

玄「うんうん、君は分かってるね!」

京太郎「おお、なんだか理解者の気配……」

憧「うわぁ」

憧「ゾイドバーサスシリーズでも中々強いのよね」


玄「バーサスはブレード持ちが強すぎるから……」

京太郎「逆にクロー頼りの機体が弱いのなんの。イェーガー悲惨過ぎる」

憧「IIIでカスタマイズするとミサイルより速い、ビルも登れるサイクスに!」

玄「(カスタマイズ有りならレブラプターが最強になっちゃうんじゃないかなぁ)」

京太郎「速い機体はそれだけで強いんだよな。火力もあるとなお良し」

憧「あんまり博打とか好きじゃないのよ、私」

玄「えっ、荷電粒子砲で一発逆転を狙うのがゾイドじゃないの?」

京太郎「……先輩はレイヴンにはなれそうにないですねー」

憧「バーサークフューラーもジェノブレイカーも格闘が強機体だっていうのにこの人は……」

京太郎「主人公機!ブレード!やっぱりブレードライガーでしょう」


憧「全体で見れば、多分多数派に一番好かれてるのはブレードライガーでしょうね。悔しいけど」

玄「ザウラーのライバルで宿敵だね!」

京太郎「鋭利なフォルム、秀逸なカラーリング、レーザーブレード、速度と格闘に特化……」

憧「これでもか!ってほどに『主人公機』よね」

玄「遠距離寄りの万能機のジェノザウラーとは対極だね」

京太郎「最大の武器が砲の竜、剣の獅子。良い感じです」

憧「ジークの白銀といいシャドーの漆黒といい、相棒ゾイドとカラーリングを合わせてるのかしら」

玄「色的には帝国カラーの王道、共和国カラーの王道なんだろうけどね」

京太郎「対極ってイメージが分かりやすくていいじゃん」

京太郎「進化回の王道展開、そこからのジェノザウラーとの決着も非常に良しだぜ」


憧「圧倒的なジェノザウラーの強さ描写の後の敗北、そして進化だったしね」

玄「しかもそれまで破られなかったシールドが破られるって展開と合わせてだから、私ハラハラしたよ」

京太郎「しかしその後、シールドライガーの面影を残しつつスタイリッシュになって蘇ったブレードライガーの勇姿!」

憧「誰もが『これなら勝てる!』と一目で確信出来るだけのデザインだったわ」

玄「それでも、やっぱりジェノザウラーは強かったんだよね。素敵!」

京太郎「主人公機が強化された後なんだから自重してくれ!ってレベルの強さだったな……」

憧「一回は機能停止寸前まで追い込まれたんだっけ?ブレードライガー」

玄「機体性能的にはブレードとザウラーはほぼ互角だもの」

京太郎「あそこから勝てたのは、バンの力が大きかったんだろうな。やっぱり」

京太郎「アニメのブレードライガーはまさに『バンのための機体』だったなー」


憧「対荷電粒子仕様のブレードがついてる辺り、きっとジークとフィーネが頑張ったのよ」

玄「ジェノザウラーに付け入るなら機動力か近接戦しか無かったからね」

京太郎「かなり対ジェノザウラーを意識してた感じだと思う。それはジェノブレイカーもだろうけど」

憧「あっちはブレードを折るハサミに物理シールド、ブレードライガー以上のEシールドと露骨だったでしょ?」

玄「それに荷電粒子発射時の隙、連射できない弱点も無くなっちゃったからね」

京太郎「ブレードライガーとブレイカーはあんまりにも性能差が……あ、ABがあったか」

憧「アタックブースターは……ほら、アレじゃない?」

玄「何のためにあったんだろうね?」

京太郎「新子はオブラートに包んでくれたのに!」

憧「現実は何も変わらないんだけどね……」

京太郎「デスザウラーを始めとして、戦果も流石のブレードライガーだ」


憧「負けた回数も多いけど、ちゃんとザウラー系のほとんどとデススティンガーにもちゃんと勝ってるからね」

玄「ジェノザウラーのライバルだもんね!」

京太郎「最終的にゾイドイヴの光でスティンガーより強くなった英雄機、アリだと思います」

憧「劇中でデスザウラーを二回も倒してる獅子の王様だもの」

玄「最終回のブレードライガーとジェノブレイカーの共闘は、まさに夢の饗宴!」

京太郎「シールド+ブレード前方展開のアタックで倒せない敵は居ないですよね!」

憧「ブレードとシールドが干渉して荷電粒子を拡散させるシールドになるんだっけ?」

玄「あれでジェノザウラー、やられちゃったんだよね……」

京太郎「対ザウラーの必殺技みたいなものですから」

京太郎「ブレードが短いとか、脇に付いてるから斬り難いんじゃないかとか言ってはいけない」


憧「だって、初期のキットを買った時のガッカリ感ときたら……」

玄「『前がガラ空きだよね』ってお姉ちゃんが言ってた」

京太郎「本来は一気に接近して爪と牙で前面から攻めて、かろうじてかわした敵をブレードでぶった切るってコンセプトなんですよ!」

憧「じゃあストライクレーザークロー付きのブレードライガーが最強ってこと?」

玄「うわぁ、それは想像したくないよ……」

京太郎「それ、シュナイダーじゃん」

憧「……確かに」

玄「それなら背中に近接武器がついたジェノザウラーが最強?」

京太郎「それはシャドウエッジ……というかそれがバーサークフューラーなのでは」

京太郎「すみません、道順まで教えて貰っちゃって」

憧「気にするほどのことじゃないわよ、手間でもないし」

玄「またねー」

京太郎「それじゃ、ありがとうございました!」



憧「……あ、応援に来てたってのは聞いてたけどどこの高校か聞くの忘れてた」

玄「うーん、そんなに気にする事でもないんじゃないかな」

憧「それで、アイアンコング派の大将とサラマンダー派の副将はどこに行ったの?」

玄「そろそろジェノブレイカー派のお姉ちゃんと帰ってくるんじゃないかな」



京太郎「あれ、やっべどこの高校か聞くの忘れてた。まあ気にすることでもないか」

京太郎「清澄(うち)にあの人達の知り合いが居るってわけでもないだろうし・・・そんじゃ戻りますか」




カン!