玄「きょ、京太郎君!好きです!私と付き合ってください!!」カァァ

京太郎「え?」

玄「うぅ~」カァァ

京太郎「…え?」

玄「だ、ダメ、ですか?」

京太郎「…君、誰?」

玄「あ、阿知賀女子学院2年、松実玄です!」

京太郎「あ、あぁ、はい…」

玄「……」

京太郎「……」

玄「……」モジッ

京太郎「……」

憧「あー!玄!何やってんの!?」

玄「あ、憧ちゃん」

憧「す、すみません、うちの部の者が…」

京太郎「あ、いや、別に大丈夫だけど」

憧「そ、そうですかぁよかったぁ。優しいんですね」ニコッ

京太郎「えっいやっそんな事、ない、けど」ドキッ

憧「あの、今、お時間とかありますか?」

京太郎「あ、まぁ暇、かな…」ポリポリ

憧「よかったらお昼ご一緒しませんか?」ニコッ

京太郎「あ、う、うん」カァァ

憧「やったー!あはは!何食べます?」ニコニコ

京太郎「ラーメン、とか?」

憧「えぇー、ラーメンですかー?」

キャッキャ

玄「……」


~ラーメン屋~

京太郎「この店は本当に美味いんだ」

憧「ホントですか?美味しくなかったら怒りますよ?」クスクス

京太郎「だ、大丈夫だって!らーめん三つ!」

<ハイッ

玄「……」

憧「京太郎さんって部活とかやってるんですか?」

京太郎「あ、い、一応、麻雀部なんだ」

憧「えぇ!?そうなんですか?実は私とこの子も麻雀部なんですよ!」

玄「あ、は、はい…」

京太郎「……」チラッ

京太郎「……」

京太郎「それでさ憧ちゃん、実は俺麻雀部に入ってはいるんだけど」

憧「はいはい!」

京太郎「なんか雑用みたいになってるんだよ、俺、麻雀も強くないし」

憧「そうなんですか?…うーん…」

憧「あ!そうだ!じゃあ私と練習しませんか!?」

京太郎「え?」

憧「根性を教えてくれる猿とボーリング場を用意できますよ!」

京太郎「な、なんだよそれ、あはは」

憧「あはははは」ニコニコ

玄「……」

<ヘイッラーメンオマチ

コトッコトッコトッ

憧「うわっホントに美味しそうですね!スープが透き通ってます!」

京太郎「そうそう、スープが澄んでるんだよ」

玄「……」クンクン


チュルルル~

憧「ん~…」モグモグ

京太郎「んぐんぐ」モグモグ

玄「……」モグモグ

ゴクン

憧「はぁー、美味しいです!」ニコッ

京太郎「だろ?だから言っただろ?」

憧「はい」ニコニコ

玄「……」チュルルー

京太郎「憧ちゃん、俺でも練習すれば麻雀強くなれる?」

憧「なれますよ!京太郎さんならなれます!」ニコッ

京太郎「そ、そっかー」ニコニコ

チュルルルー

<アリアッシター

憧「じゃあここでお別れですね」

京太郎「メアド交換してもらっていいかな?」

憧「もちろん!」

玄「じゃ、じゃあ私も……!」

京太郎「……」

憧「……」

玄「ひう」シュン

京太郎「赤外線とか使える?」

憧「はい、使えます!」

京太郎「よし、これでOKっと」

憧「じゃあ私はこれで!折を見てメールしますね!」

京太郎「ああ、またな!」


玄「……」

京太郎「……君は帰らないの?」

玄「まだ……お返事をもらってないので」

京太郎「……」

玄「……」

京太郎「はぁ」

玄「っ」ビクッ

京太郎「いいよ。付き合おうよ」

玄「!本当ですか?」

京太郎「あぁ」

玄「わぁ…う、うれしいです私……」

京太郎「その代わり」


ボロン

京太郎「毎日こいつの相手をしてもらうよ?」

玄「…………」




玄「………はい」



数ヵ月後


京太郎「へぇ、部長になったんだ。すごいじゃん」パンパンパンパン

憧『まぁね、後輩も入ってきたし全国目指して一層気合い入れなくちゃ!』

京太郎「応援してるぞ」グチュクチュブチュ

玄「っ!──っ!っ!───っ!!」

憧『えへへ……ねぇ、次はいつ会えるかな?』

京太郎「うーん、来週の日曜なら空いてるけど……」

憧『やった!ね、ね、次は新宿あたりまで足伸ばしてみようよ』

玄「んっ!……あ!んっ!……」」

京太郎「そうだな。新宿か……イチオシの店あるから紹介するよ」

憧『うん!楽しみぃ……ミラザ行ってぇルミネも寄ってぇ…お昼はラトリエでもいいかも知れないわね』

京太郎「あははあんまり行くとこ増やして当日てんやわんやになるのだけは勘弁してくれよ?」

京太郎「玄さん……出しますよ……」ボソボソ

憧『分かってるわよぉ……でね、夜はヒル東でディナー……それから夜は……』

玄「……っ!……はい。いっぱいだしてください」

京太郎「あぁ……忘れられない夜にしような憧。大好きだぞ」

京太郎(でる!)ドピュルルルピュル

憧『うん。私も』


pi


玄「!───っ!」ドプドピュ

京太郎「さて、それじゃ玄さん日曜日は俺達デートなんで絶対に邪魔したりしないで下さいよ?」

玄「はい゛……」グスグス

京太郎「泣くなんてひどいな。俺と付き合えて幸せじゃないって言うんですか?なら分かれます?」

玄「そ、そんなことはありません!私は幸せです」

京太郎「なら幸せそうに笑っていてくださいよ。笑顔があなたには似合いますよ?」

玄「………」グス



玄「……はい」ニコ



カン