京太郎「あっち~・・・今日も暑いな・・・」

ガチャン

和「こんにちは須賀君」
京太郎「あれ?他のみんなは?」
和「他のみんなは来ませんよ。」
京太郎「なんで?」
和「部長は生徒会のボランティア活動、染谷先輩は店の手伝い
  優希は追試、宮永さんは所用で欠席だそうです。」
京太郎「そうか・・・」(ラッキー和と二人っきりだぜ!!)
和「ですので今日は私と須賀君の二人だけで活動することになります。」
京太郎(今は夏だから女子の制服が薄くていいぜ~
    今日和のヤツ今日はピンクの下着つけてるな・・・
    ハァ~本当に夏はいい季・・・)
和「須賀君!!さっきから何をジロジロ見てるんですか!!!」
京太郎「いや・・・ごめん・・・」
和「まったく・・・」
京太郎(ヤベ~見てたのバレちまったか・・・なんか悪い雰囲気になっちまったな・・・
    どうしようかな~そっそうだ!!!)「なあ和・・・」
和「なんですか?」
京太郎「今からネット麻雀やろうと思うんだけど、良かったら教えてくれないか?」
和「ええかまいませんよ。」
京太郎(よしここでなんとかさっきの悪い雰囲気を払拭するぞ!!)
1時間後

プレイヤーA「リーチ!」
京太郎「クソッ・・・リーチかだったらこれを・・・」
和「須賀君それはダメです!!」
京太郎「えっ?」
プレイヤーA「ロン!リーチ、一発、清一色、ドラ3、3倍満です!!」
京太郎「マジかよ・・・また負けちまったぜ~・・・」
和「須賀君!愚痴を言ってる暇はないです!なんで負けたのかを一緒に研究しましょう!!」
京太郎「おい和顔真っ赤だぞ・・・」
和「えっそんな事はないです。」
京太郎「どれ・・・ちょっと失礼(ピト)熱っお前凄い熱だぞ!早く家に帰って・・・」
和「大丈夫です!!さあ早くさっきの続きを・・・」
京太郎「大丈夫じゃねえよ!!早く家帰って休め!!こじらせたりしたらどうするんだ!!!」
和「わっ分かりました・・・じゃあ帰らせて頂きます。」

トットットットット

京太郎「おい待てよ」
和「なんですか?須賀君?」
京太郎「俺の自転車後ろに乗れよ・・・家まで送ってやるからさ・・・」
和「いえ・・・結構です!須賀君にそこまで迷惑かけたくありません!」
京太郎「いいってこうゆう時くらい甘えちまえよ!!それに俺自転車の運転には結構自信あるんだぜ!!」
和「でも・・・」
京太郎「大丈夫だってほら・・・早く来いよ」
和「・・・じゃあよろしくお願いします」
京太郎「それではお姫様お足元にご注意下さい。」
和「こんな時にフザけないでください。」
京太郎「ハハッじゃあ行くぞ」

数十分後

和「ここです・・・」
京太郎「思ったよりも近かったな・・・」
和「それではこれで・・・」
京太郎「車が無いみたいだけどご両親は?」
和「はい両親は毎晩夜遅くにしか帰って来ません」
京太郎「それじゃあ今日の晩メシとか和の身の回りの世話は俺がやってやるよ!!」
和「須賀君にそこまでして頂くわけには・・・」
京太郎「大丈夫だよ俺料理とかもある程度出来るからさ
    それに今和は風邪だろあんまり無理しちゃダメだよ・・・
    俺も和が風邪だと心配だしさ・・・」
和「分かりました・・・それではお願いします。」
京太郎「よしまかせろ!!」
和「ここが私の部屋です・・・」
京太郎「へぇ~ここが和の部屋か・・・」
和「あんまりジロジロ見ないでください///」
京太郎「じゃあ和俺は下でいろいろ準備してるからその間に着替えとけよ」
和「はい・・・分かりました」

ガチャン
一時間後

京太郎「おーい和メシ出来たぞ。あれ返事がないな・・・じゃあ入るぞいいな?」

ガチャ

京太郎「あれ・・・和の奴寝てるな・・・
    へぇ~和の部屋って俺の部屋と違って
    漫画とかゲームとか全然ないな・・・
    あるのは学校の参考書や麻雀関係の本ばかりだな・・・
    まぁアイツらしいといっちゃアイツらしいけどな・・・
    ん・・・?なんだこのノート・・・(ピラピラ)
    まさかこれ和の日記帳か!!!
    読んじゃいけないのは分かってるけど・・・
    ゴメン和読ませて頂きます!!」
  ○月×日
  今日麻雀部に新しく男性部員の方が入って来てくれました。
  ちょっと身体の方をジロジロ見られてたのが気になりましたが、
  話してみたらあんまり悪そうな方ではなかったので
  これからも共に協力し合って麻雀部を盛り上げていきたいと思います。
京太郎「ヤッベ~見てるのバレてるし・・・これからはあんまりジロジロみるのを
    ちょっと控えた方がいいかもしれないな・・・さて他のページは・・・」
  △月□日
  今日お父様と少し話をしました・・・お父様はどうやら私が清澄に行くのは
  反対らしく東京の進学校に通わせたいらしいです・・・
  でもお父様も全国で優勝さえすれば清澄に通ってもいいとの事でした・・・
  だから私は絶対に負けない!!ここで諦めたら今までなんの為に頑張ってきた事が
  全て水の泡になってしまう・・・そしてみんなで絶対優勝してお父様にも
  納得のいく様にしなければ・・・
京太郎「!!!!!!!」
京太郎(和の奴こんな事があったのか・・・
    それなのにあの全国大会の予選では
    あんなに涼しい顔しながら麻雀打ってたのか!!
    俺は一体今まで和の何を見てたというんだ・・・
    俺は今まで和に随分失礼な事をしてきたんだな・・・
    起きたら和に日記見たことと今日イヤらしい目線で
    見たことについてきちんと謝ろう・・・)

数十分後

京太郎「起きたか・・・和」
和「えっ私寝てたんですか・・・すみません・・・」
京太郎「いいよ和は病気なんだし・・・それよりもメシレンジで温めてくるよ
    あとコレスポーツドリンクと栄養ドリンクよかったら飲んでくれ」

トットットットット

和「これ須賀君が作ったんですか?」
京太郎「そうだよどうだ味の方は大丈夫か?」
和「とてもおいしく出来てます。正直驚きました。」
京太郎「ハハそうだろよく言われるよ」
和「フフフ」
京太郎「・・・和実はお前に謝らなきゃいけないことがあるんだ」
和「はい何ですか?」
京太郎「ゴメン今日お前の身体をジロジロみたりしてあの時ちゃんとしっかり
    謝れなかったから今謝るゴメンなさい」
和「その事ですか・・・もう気にしてないので大丈夫です・・・」
京太郎「あともう一つ謝らなきゃいけないことがある!」
和「もう一つ?何ですか?」
京太郎「実は今日お前の日記を勝手に見ちまったんだ・・・
    本当にゴメンなさい!!!」
和「!!!!!!!!!!・・・アレを見たんですか・・・」
京太郎「本当にゴメン怒ってる?」
和「ええでも言ってくれてありがとうございます。
  須賀君がいってくれたのに免じて今日の所は許します・・・
  でも今日見た事は絶対に他の人には言わないでくださいね!!」
京太郎「それはもちろん分かってるよ。」
和「それならもういいです。」

京太郎「でさー優希の奴猫にタコスをあげようと半分にしようとしたら
    そのまま猫に全部タコス持ってかれちまってさ~」
和「フフフ優希らしいですね」
京太郎「そういえばまだご両親は帰ってこないけど明日もこんな感じなのか?」
和「いつも両親は帰ってくるのが遅いですから・・・」
京太郎「そうだ明日も来てやるよ!!」
和「それはダメです!今日もこれだけお世話になったのに
  明日もしてもらうなんて・・・そんなに須賀君のご好意に
  甘えるわけにはいきません!!」
京太郎「でもお前は病人なんだろ?そんな奴ずっと一人にさせとくわけには
    いかないだろ?もし何かあったらどうするんだ!
    もし和に何かあったらみんなにも申し訳ないしな・・・」
和「そこまで言うんでしたら・・・明日もよろしくお願いします・・・」
京太郎「よっしゃー明日も腕によりをかけておいしいものを食わせてやるからな!!」
和「フフ・・・楽しみにしてますよ須賀君」
?「和入るぞ・・・」
和「はいどうぞ」
和父「ん君は一体誰だ?」
京太郎「俺は須賀京太郎といいます」
和父「それで須賀君こんな夜遅くまで娘の部屋で何をやっているのだ?」
京太郎「え~っとそれは・・・」
和「須賀君は今日熱を出した私の為にわざわざ看病してくださったんです」
和父「それは須賀君わざわざすまない・・・だがもう夜は遅い
   後の事は私がするから君はもう帰りなさい・・・」
京太郎「分かりました・・・じゃあな和」
和「さよなら須賀君・・・」
ガチャン

和父「いくら看病のためとはいえ夜遅くまで男を部屋に入れるとは・・・
   あまり感心しないぞ・・・和」
和「はい・・・分かっています・・・」
和父「彼とは一体どんな関係なんだ?」
和「彼は同じ部活の人です。」
和父「そうか・・・まだ熱はあるのか?」
和「はいまだあります」
和父「じゃあ今日はしっかり身体を暖めて寝るんだぞ・・・」
和「はいお父様ではお休みなさい・・・」
和父「ああお休みな・・・和」
京太郎「ただいまー」
京太郎母「あんたこんな夜遅くまで一体何やってるの?」
京太郎「いやちょっとな・・・」
京太郎母「ちょっとって何やってたのよ?」
京太郎「いや・・・あのその・・・そう嫁だなの家に行ってたんだ!!」
京太郎母「それで・・・どうして遅れたの?」
京太郎「ちょっとゲームをやってたらさ・・・
    随分盛り上がっちゃってさ・・・
    それで遅れちゃったんだよ」
京太郎母「そうなの・・・」
京太郎「後明日も帰りはこのくらいになるからさ」
京太郎母「明日もその嫁だな君と遊ぶの?」
京太郎「まあそんなとこ!!」
京太郎母「あまり遅くならない様にしなさいよ」
京太郎「分かってるって」
京太郎(よし寝る前に明日和に作ってやる料理を
    インターネットで調べてから寝ることにしよう)
翌朝
和父「それじゃあ何かあったら私に連絡するんだぞ」
和「分かりました」
和父「それじゃあ行ってくる」
和「行ってらっしゃいませお父様」

数時間後

ピンポーン

和「はいどちら様でしょうか?」
京太郎「俺だよ和」
和「はい今開けます」
京太郎「おっす和」
和「おはようございます須賀君。」
京太郎「熱はどうだ?」(ピト)
和「昨日よりは下がりました///」
京太郎「あっ本当だでもまだ熱いからちゃんとゆっくりしてろ」
和「分かりました」
京太郎「あとこれ買って来たんだけど良かったら使ってくれ」
和「これは冷えピタですか」
京太郎「そうだまあ俺も和には早く熱が下がって欲しいからさ・・・」
和「わざわざありがとうございます」
京太郎「そうそう今日これ持って来たから一緒にやらないか?」
和「何を持ってこられたのですか?」
京太郎「これぴよぴよってゲームなんだ一緒にやろうぜ!」
和「ええかまいませんよ」
京太郎「それじゃああんまり外で話してると和の容体が気になるから
    いったん家の中に入れろうぜ」京太郎「よっしゃーまた俺の勝ちだぜ!!」
和「また負けました・・・須賀君は結構強いんですね」
京太郎「ハハ麻雀では和には勝てないけどぴよぴよなら
    どうやら俺の方が勝つみたいだな」
和(ムカッ)「須賀君!!もう一度勝負です!!!」
京太郎「よしもう一度勝負だ!!」
和「・・・また負けてしまいました」
京太郎「まあ慣れればすぐ勝てるようになるさ
    もうすぐ昼か・・・昼メシ作るから少し待ってってくれ」
和「須賀君・・・」
京太郎「なんだ?」
和「昼食をとったらもう一度勝負してくださいね!!」
京太郎「おう分かった」

ガチャン

京太郎(和の奴結構負けず嫌いなんだな・・・なんかカワイイな・・・)
和(須賀君ってあんなにおもしろい人だったんですね・・・知りませんでした)
コンコン

京太郎「和メシ出来たぞ~入ってもいいか?」
和「どうぞ」
京太郎「お待たせしました~」
和「なにかおいしそうな匂いがしますね」
京太郎「そうだひじきの煮物だ」
和「ひじきですか」
京太郎「ひじきは風邪の時に食べるといいんだぞ」
和「そこまで気をつかって頂いてありがとうございます」
京太郎「これくらい当然さ和には早く治ってもらわないとな」
和「頑張って早く治すようにします」
京太郎「どうだ・・・マズくないか?」
和「とても美味しいです・・・須賀君いいお嫁さんになれますよ」
京太郎「お嫁さんじゃねえよ!!お婿さんだよ!!」
和「フフ須賀君って本当に面白いですね」
京太郎「和が楽しんでくれたら俺も嬉しいよ・・・」
和「えっ///」
京太郎「所で今熱何度だ?計ってみろよ」
和「あっはい計ってみますね・・・」ピピピピ
京太郎「何度だ?」
和「平熱です」
京太郎「良かった・・・でもまだゆっくりしてなきゃダメだぞ」
和「それも須賀君が看病してくれたおかげですよ」
京太郎「変なこと言うなよ///」
和「さっきの仕返しです」
京太郎「えっ何だって?」
和「なんでもないですそういえば須賀君あとで
  ぴよぴよの戦術について教えて頂きたいのですが・・・」
京太郎「おうもちろんいいぜ」
京太郎「よしこれからぴよぴよについての講義を始める
    これからは俺の事を師匠と呼ぶ様に」
和「はい師匠!!」
京太郎(師匠か・・・いい響きだな・・・)
和「須賀君早く講義を始めてほしいのですが・・・」
京太郎「あっごめん・・・それじゃあ始めよう」
和「よろしくお願いします!!」

数時間後

京太郎「よし大体こんなもんかな」
和「ありがとうございました」
京太郎「じゃあ最後にさっき教えた階段割りをやってみろ」
和「分かりましたやってみます」
京太郎「頑張れよ和」
和「ここをこうやって・・・」
京太郎(和の奴まだ動作がたどたどしくてカワイイな・・・)
和「あっしまった・・・ここに入れるつもりじゃなかったのに・・・」
京太郎(おっ・・・でも思ったよりはサマになってるな・・・)
和「よしできた・・・やったー!!」
京太郎「よしよくできたぞえらいぞ」ナデナデ
和「な・・・何するんですか急に・・・恥ずかしいじゃないですか///」
京太郎「ゴメンゴメンでもこれ優希にやると凄く喜ぶんだぜ」
和「優希と私を一緒にしないでください」
京太郎「何だそんなにイヤだったのか・・・」
和「別にそんなにイヤじゃないですけど・・・って
  そんな恥ずかしい事言わせないでください!!!///」
京太郎「ハハじゃあ俺は今日の晩メシの準備でもしてくるからさ」
和「はい宜しくお願いします」
京太郎「それじゃあ行ってくる」
京太郎「ほーらメシが出来たぞ」
和「さっきから凄くいい匂いがしてきて
  おなかがもうペコペコです」
京太郎「今日の晩メシはトマト鍋だぞ」
和「トマト鍋ですか」
京太郎「ああそれもタダのトマト鍋じゃないぞ
    今日このトマト鍋に入ってる具は風邪に効果の
    あるものばかりだ!!だから和も遠慮せずに
    どんどん食べてくれよ!!」
和「それでは・・・頂きます」
京太郎「どっどうだ?」
和「とても美味しいです・・・須賀君いいお嫁さんになれますよ」
京太郎「昼間の時と同じネタを使うな!!」
和「フフフ」
京太郎「ハハハ」
和「じゃあ遠慮せずに食べますね」
京太郎「おうどんどん食えよ」
和「もう空になってしまいましたね・・・」
京太郎「和・・・まだ食べれそうか?」
和「まだ少しくらいなら・・・」
京太郎「よし・・・じゃあ少しだけ待ってってくれ」
和「・・・?」京太郎「ほら出来たぞ」
和「なんですか?」
京太郎「トマト鍋の残り汁を利用して作ったトマト風チーズリゾットさ」
和「美味しそうですね」
京太郎「まぁ鍋は残り汁まで利用するのが鍋だからな!!」
和「じゃあ貰いますね」
京太郎「よしじゃあ俺も食うか」
和「うんこれも美味しいです」
京太郎「和が喜んでくれて良かったよ本当に・・・」
和「何か言いましたか?」
京太郎「なんでもないよ」
和「ふぅ~今日はちょっと食べすぎちゃいました・・・」
京太郎「なんとか二人で全部食べきれたな・・・」
和「もうお腹いっぱいです・・・」
京太郎「そういえばお前の両親は何時くらいに帰ってくるんだ?」
和「多分もうそろそろ帰ってくるんじゃないでしょうか」
京太郎「じゃあもう俺は帰るよ・・・」
和「えっもう帰るんですか?」
京太郎「だって昨日はお前の両親に迷惑かけたからさ・・・
    さすがに2日連続で迷惑はかけられないよ・・・」
和「そうですか・・・」
京太郎「じゃあな和」
和「待って下さい」
京太郎「何?」
和「せめて玄関先まで送り届けさせて下さい!」
京太郎「じゃあ宜しく頼むよ和」

京太郎「ありがとうな和わざわざ玄関まで来てくれて・・・」
和「本当にすみません須賀君・・・両親のせいで
  須賀君をこんな形で追い返さなきゃいけなくなって・・・」
京太郎「気にするなよ和・・・ご両親の言う事は間違っちゃいないし
    俺が勝手に上がりこめばご両親が怒るのは当然さ」
和「いえでも・・・後昨日と今日色々な物を買ってきてくれて
  ありがとうございます」
京太郎「なんだそんな事か・・・和は風邪なんだから当然さ・・・」
和「何から何までありがとうございます本当に感謝してます」
京太郎「じゃあもう帰るよじゃあな」
和「待って下さい」
京太郎「何だ?」
和「あのぴよぴよ貸してくれませんか?」
京太郎「ああいいぜ」
和「ありがとうございます須賀君・・・明日も来てくれますよね?」
京太郎「ああもちろんいいとも明日もウマい物食わせてやるからな!!」
和「楽しみに待ってます」
京太郎「あっそうだ明日はぴよぴよじゃなくて
    別のパズルゲーム持って来てやるよ」
和「私も須賀君に勝てるように練習しておきます」
京太郎「それじゃあ今度こそ本当にバイバイ」
和「はいまた明日お待ちしてます」
和(明日こそ須賀君に勝てる様にぴよぴよの練習でもしてみますか・・・)

トントン

和父「和入ってもいいか?」
和「どうぞ」

ガチャ

和父「和今日は熱は出なかったか?」
和「今日は熱は出ませんでした」
和父「それは良かった・・・まあ明日も休みだから
   ゆっくり休みなさい」
和「もちろんです」
和父「ところで和今日は須賀君は来たのか?」
和「・・・」
和父「来たのか・・・」
和「はい・・・」
和父「明日も来るのか?」
和「はい・・・」
和父「明日は帰ってもらいなさい!!」
和「えっどうしてですか?せっかくわざわざ来て下さってるのに・・・」
和父「和・・・今風邪を引いているお前が須賀君と会ってもし
   須賀君に風邪がうつったらどうする?
   須賀君に申し訳ないと思わんのか?」
和「でも・・・」
和父「お前のそんな我儘で須賀君にも迷惑をかけるかもしれんのだぞ
   須賀君なら風邪が治ればまた会える・・・
   だから明日は帰って貰いなさい・・・」
和「はい・・・分かりました・・・」
和父「じゃあもう今日は寝なさい・・・しっかり暖かくするんだぞ・・・」
和「お休みなさいお父様・・・」
和父「お休み和」


ピンポーン

和「はい・・・どちら様ですか・・・」
京太郎「俺だよ須賀だよ早く入れてくれ!!」
和「須賀君ですか」
京太郎「そうだよ外超熱くて死にそうだよ!!」
和「須賀君今日は帰って頂けますか?」
京太郎「!!どうして急にだって昨日は・・・」
和「帰って頂けませんか・・・」
京太郎「まさか体調でも悪くなったのか?」
和「帰って頂けませんか!」
京太郎「和本当に大丈夫か?もし・・・」
和「帰って頂けませんか!!!!はっきり言って迷惑です!!!!!」
京太郎「!!!!!!!」
和「すみません今のは決して・・・」
京太郎「・・・分かったよ」
和(どうしよう・・・須賀君に酷い事を言ってしまいました・・・
  今すぐ追っかけて誤解を解かないと・・・)
 
ガチャン

和(もういっちゃったか・・・何処に行ったかも分からないし・・・
  どうしよう・・・どうすればいいのか分からない・・・)

和父「ただいま」
和「おかえりなさいお父様」
和父「今日はちゃんと須賀君には帰ってもらったか?」
和「ええ・・・」
和父「それならばいい。今日は熱は出なかったのか?」
和「ええ・・・」
和父「よしそれじゃあ明日は学校に行けそうだな」
和「ええ・・・」
和父「どうした和・・・やけに元気がないが具合でも悪いのか?」
和「いえ・・・そんな事はないです・・・」
和父「そうか・・・一応今日も早めに寝なさい」
和「分かりましたお父様・・・」
和父「お休みな和・・・」
和「お休みなさい・・・」

ガチャン

和(結局今日一日考えてみたけど須賀君との関係を
  修復できる案が思い浮かびませんでした・・・
  でもとりあえず明日あったらきちんと昨日の事を謝って
  許してもらうしかない・・・
  須賀君が許してくれるかどうかは分かりませんが・・・)

和「須賀君・・・」
京太郎「・・・」
和「須賀君!!」
京太郎「なんだよ・・・」
和「あの・・・えっと」
京太郎「俺急いでんだけど・・・」
和「昨日はあんな酷い事を言ってしまって本当にごめんなさい!!」
京太郎「はぁ?今更なにいってんの?」
和「ですから昨日の事について・・・」
京太郎「お前何なの?マジでムカつくんだけど・・・」
和「須賀君いくら私が悪いとはいえそんな言い方ないじゃないですか!!」
京太郎「先に酷い事を言ったのは誰だ?言ってみろよ!!」
和「私です・・・」
京太郎「良く分かってんじゃねかよ・・・
    あっそうだ他のみんなもお前に言いたいことがあるそうだぜ」
和「なんですか?」
優希「のどちゃん見損なったじぇ京太郎にそんな酷い事が出来るなんて・・・」
和「違うんです優希これは・・・」
まこ「言い訳とは・・・見苦しいのぅ~なぁ和」
久「あなたみたいな卑怯者麻雀部にはいらないわ」
和「先輩方これは・・・」
咲「原村さんもうこの部活にあなたの居場所はないよ」
和「えっそんな・・・」
優希「卑怯者」
まこ「卑怯者!」
久「卑怯者!!」
咲「卑怯者!!!」
京太郎「卑怯者!!!!」
和「イヤァーーーーーーーー」
和「ハッ・・・夢だったか・・・」
和父「それじゃあ行ってくるあんまり無理するなよ・・・」
和「分かってます」
和父「それでは行ってくる」
和「行ってらっしゃいませお父様」

ガチャン

和(ハァ~どうしよう・・・もし今朝の夢が正夢だったら・・・
  いえそんなオカルトありえません!!
  とにかく今日須賀君に会ったら・・・)

ピンポーン

和「はいどちら様ですか?」
京太郎「俺だよ須賀だよ和もう熱は下がったか?」
和「須賀君!?」
京太郎「どうしたんだよ?早く出て来いよ」
和「分かりましたすぐ行きます」
ガチャン

京太郎「おはよう和今日も熱いな」
和「須賀君どうしてここに来たんですか?」
京太郎「決まってるだろ和を学校に送るためさ」
和「なんでそんな事をわざわざ・・・」
京太郎「だって和風邪引いてただろ?まだ治ったばかりの奴に
    そんなに無茶させられないだろ?
    それと昨日はゴメンな・・・和の都合を無視して勝手に
    押しかけちまって・・・これお詫びに最近できた
    洋菓子店で買ってきたシュークリーム
    後で一緒に食べないか?」
和「どうして・・・なんで私を責めないんですか・・・
  あんなに・・・あんなに酷い事をしたのに・・・
  須賀君はお人よしすぎます・・・」
京太郎「お人よしか・・・まぁよく言われるけどな
    あんまり人を疑ってばかりでも人生面白くないしな
    ん・・・?和どうしたんだ?」
和「こっ来ないでください」
京太郎「和・・・」

ぎゅっ

和(えっ・・・!?)
京太郎「あんまり自分を責めるな・・・
    俺は全然気にしてないから・・・
    それとお前は女の子なんだからあまり無理すんな・・・」
和「うわあああああああああああああああああああああ」
京太郎「どうだ和もう大丈夫か?」
和「はい・・・グスッ・・・もう大丈夫です」
京太郎「そうかじゃあコレ食べようぜ!」
和「このシュークリームとてもおいしいです・・・」
京太郎「だろ!!超ウマいだろ!!和が喜んでくれたなら
    わざわざ買って来たかいがあったぜ
    ん・・・?どうしたさっきから俺の事ずっと見たりして」
和「なっなんでもないです///」
京太郎「おい和顔が赤いぞもしかしてまた熱が出たんじゃないのか?」
和「ちっ違います!!」
京太郎「あっやっべ~もう時間があまりないぞ!!
    和早く自転車の後ろ乗れ遅刻しちまうぞ!!!」
和「分かりました今すぐ乗ります」
京太郎「よし全速力で行くぞしっかりつかまっとけよ~」
和(須賀君と二人乗りか・・・この前送って貰った時は
  気付かなかったけど須賀君の背中ってすごく大きいんだな・・・
  私ただ須賀君の自転車の後ろに乗ってるだけなのに
  なんでこんなにドキドキしてるんだろう?)

教師A「で・・・須賀どうしてお前は遅刻したんだ?」
京太郎「いや~今日寝坊しちゃって・・・」
教師A「バカヤロー!!・・・で原村お前まで遅刻とはどうゆう事だ?」
和「私も須賀君と同じく寝坊してしまいました」
教師A「まあここまではよしとしてお前ら・・・
    自転車で二人乗りしてきたとはどうゆう事だ?」
京太郎「たまたま偶然走ってる和を見つけて後ろに乗せただけです」
教師A「ま・・・男女付き合いに関しては何も言うつもりはないが
    不純異性交遊はするんじゃないぞ
    後二人乗りは校則で禁止されてるから後で反省文を書いて持ってこいよ!!」
京太郎・和「分かりました」
ガチャン

京太郎「あ~やっと終わったか・・・
    今朝はごめんな和俺のせいで遅刻しちまって・・・」
和「いえ私もいろいろと今朝は須賀君に迷惑かけてしまいましたから・・・」
京太郎「じゃあ俺こっちだからじゃあな和」
和「はい須賀君」
京太郎(ふぅ~今日は朝から超疲れたな・・・
    さっさと反省文書いて・・・ん?)
クラスメイトA「おい須賀今日お前原村和と一緒に登校してきたんだってな~」
クラスメイトB「うらやましい奴だぜお前まさか原村と付き合ってるのか?」
京太郎「付き合ってねーよたまたま偶然遅れそうなアイツを発見したから
    乗せてきてやっただけだよ」
クラスメイトA「なんだそれだけかよつまんねぇの」
クラスメイトB「まぁお前と原村が付き合えるなんて天と地がひっくり返っても
        絶対にあり得ないことだけどな」
京太郎「そこまで言うなよヒデーな」
クラスメイトB「いや絶対無理だね!!お前知ってるか?バスケ部のイケメンキャプテンが
        原村に告白して振られたの」
京太郎「マジかよ・・・」
クラスメイトB「これで分かっただろ俺たちみたいなありふれた顔じゃ
        あいつと付き合うことは出来ないって事が・・・」
和(ふぅ・・・今日朝須賀君に・・・)
優希「のどちゃ~ん」
和「優希」
優希「のどちゃんなんで今日遅刻したんだじぇ?」
和「今日は少し寝坊をしてしまいまして・・・」
優希「そうなのか~・・・で今日京太郎とツーショットしてきたのは
   どうゆう事なのか~?」
和「ぐっ偶然一緒になっただけです!!」
優希「ふ~ん本当は京太郎と一晩中イチャイチャしてたんじゃないのか~?」
和「そっそんな事ありません///」
優希「そうなのか~あっ・・・チャイムがなったじぇ~」
和(あ~今日須賀君に朝抱きしめられた事が未だに頭から抜けないです///)
昼休み

京太郎「・・・で咲優希お前ら俺にそんなに近づくな」
咲「だって京ちゃんと原村さんが今日仲良く二人で登校
  した事の真相が知りたいんだもん!!」
優希「そうだじぇ~のどちゃんに聞いても口を濁すだけで
   全く教えてくれないんだじぇ~
   だからお前に聞くことにしたんだじぇ~」
京太郎「まぁそれはだなこの前の金曜日の時に和が熱を出してな・・・
    今日仮に学校に来れるとしてもまだ病み上がりだろ
    だから熱がぶり返しちゃいけないと思って迎えに行ったんだよ」
優希「そうだったのか~えらいぞ犬!!躾けたかいがあったもんだじぇ~」
咲「京ちゃんって誰にでも優しいもんね~
  だって私が中3の時熱出した時もずっと傍にいてくれたもんね」
和(えっ・・・?)
優希「え~咲ちゃんが風邪引いた時犬がずっと看病してくれたのか?」
咲「エヘッそうなんだ京ちゃん料理作ってくれたりとか
  面白い話をしてくれてとても気を使ってくれたんだ・・・」
京太郎「別に気なんて使ってねーよ
    ただ俺は咲に早く治って欲しかっただけさ・・・」
咲「ヤダ京ちゃんたら・・・そんな事みんなの前でいわないでよ///」
優希(くそ~咲ちゃん羨ましいじぇ~
   私も風邪を引いて京太郎に看病してもらいたいじぇ~)
和(須賀君宮永さんにも似たような事やってたんだ・・・
  でもなんでだろう・・・なんでこんなにも辛い気持ちになるんだろう・・・)

京太郎「失礼しま~す」
久「須賀君!!」
京太郎「なんですか部長」
久「聞いたわよ・・・あんた和と一緒に遅刻してきたそうね
  一体ナニをヤッて遅れたのかしらね~」ニヤニヤ
京太郎「別になにもしてませんよ・・・」
まこ「そうじゃ~京太郎早く吐いて楽になりんしゃい」
京太郎「だからなにもしてないですって」
久「ムキになって否定する所がまた怪しいわよ須賀ク~ン」
京太郎「だからこの前の金曜日に和が熱を出して
    もう治ったと言ってもまだ病み上がりですから
    熱がぶり返さない様に送ってたんです」
久「じゃあなんで遅れたのよ?」
京太郎「そっそれは・・・」
和「それは私が寝坊してしまったからです」
久「へぇ~和が・・・珍しい事もあるものね」
まこ「まぁ和も病み上がりじゃけんあんまり無理するなよ」
和「はい」

パンパン

久「さぁおしゃべりはこの辺にしておいて部活を始めるわよ」

和「須賀君ロンですリーチ、三暗刻、トイトイ、ドラ3、倍満です」
京太郎「くっそ~」
久「あらあら・・・また須賀君が負けちゃったわね・・・」
優希「犬罰ゲームだじぇ~トップだったのどちゃんの言う事を聞け~」
京太郎「くっそ~でなんだ和言う事って?」
和「それでは今日食べたシュークリームをもう一回奢って頂けますか?」
京太郎「なんだそんな事かそれくらいだったらお安い御用だ」
久「今日食べた~?いつ食べたのよ?」ニヤニヤ
和「それは昼休みの時に・・・」
優希「のどちゃん昼休みにシュークリーム食べてたかじぇ?」
咲「確か食べてないよ」
京太郎「ちげーよ俺が今日朝和を迎えに行く前に買ってそれをさっきあげたんだ」
久「へぇ~だったらシュークリームを仲良く食べてて遅刻したわけじゃないんだ~」ニヤニヤ
京太郎(ドキッ)「ちっ違いますよ」
久「ふ~んだったらそうゆう事にしてあげる」
京太郎(ホッ・・・)
久「あらもうこんな時間ねぇ~もう今日の部活はお終いまた明日ね」
京太郎「和」
和「なんでしょう?」
京太郎「帰りも乗せてってやるよ」
和「いいです流石にそこまでは・・・」
京太郎「いや今日和にはシュークリームを奢る約束があるから
    嫌でも俺に付き合ってもらうぜ・・・
    そのついでにお前を家まで送っててやるよ」
和「ズルいですよ!須賀君!!」
京太郎「ハハッじゃあ決まりだな」
和「もぉ~須賀君ったら」

タッタッタッタ

久「和と須賀君が仲が気になるからつけてみましょう!!」
咲「ダメですよ!!いくら仲が良いからってそれは・・・」
まこ「おもしろそうじゃな~早速後をつけるか!!」
優希「よしのどちゃんと京太郎の後をつけるじぇ~」
久「さてもうそろそろこの辺を二人が通るはずよ」
まこ「なんかスリルを感じてええの~」
優希「犬め!!私というものがありながら
   のどちゃんと浮気するなんて絶対に許せないじぇ~」
咲(結局ついて来ちゃった・・・一体どうなるんだろう?)
久「あっ二人が来たわ!!隠れるわよ!!!」

ガサガサ

京太郎「それで今日の俺の麻雀はどこが悪かったと思う?」
和「やはりあそこで4ピンを切った所ですね
  あそこは西切りの方が効率の良い切り方でしたね」
京太郎「和と麻雀の話をすると勉強になるな~」
和「そんな事ないです///」
久「あの二人どうやら麻雀の話で盛り上がってるみたいね・・・」
まこ「ちゃんと部活が終わっても麻雀の事を考えてるとは・・・関心じゃな」
優希「のどちゃんが男の人としゃべってて
   あんなに嬉しそうに話す所初めてみたじぇ~くやしいじぇ~」
咲(京ちゃん・・・)
久「あっ・・・二人があっちの方に行くわよ
  ほらみんな早く行くわよ!!」

京太郎「でさー優希の奴がハデにずっこけてその時パンツが見えたんだけど
    あいつこの年になってまだ熊のガラのパンツをはいてたんだぜ~」
和「フフフッ優希ったら・・・まだそんなカワイイ所があるんですね・・・フフフ」
京太郎「和お前笑いすぎだぞ~」
和「だって須賀君が笑わすから悪いんですよっ!!」
京太郎「だって本当に面白いんだからしょうがないだろ」
和「そうですね」
優希「犬の奴許せないじぇ一発ぶん殴ってやらないときがすまないじぇ~」
まこ「まて今出てったら二人に・・・」
京太郎「ん・・・?」
和「どうしたんですか?」
京太郎「今優希の声がしなかったか?」
和「いえしませんでしたが・・・」
京太郎(気のせいか・・・)
まこ「危うく京太郎に見つかる所だったじゃろうが・・・
   優希ちゃんと考えて行動せい」
優希「すみませんだじぇ~」
久「それにしても熊のガラね・・・クスッ」
優希「今部長笑ったな~酷いじぇ~」
久「笑ってないわよ~」ニヤニヤ
優希「顔が笑ってるじぇ」
咲「そんな事よりももう二人がお店に入ってくみたいですよ」
久「おっといけない・・・早速後を付けるわよ~」
京太郎「よし着いたぞここだよここ」
和「このお店って最近出来たばかりのお店ですよね?」
京太郎「そうだよさぁ入るぞ」
和「待って下さい須賀君」
久「須賀君ったら最近出来たお店をチェックしてるなんて・・・なかなか侮れないわね」
まこ「ここの店の洋菓子って本当においしいのか?」
咲「ええ凄く美味しいって友達の間でも評判のお店なんです」
優希「それにここのお店はファーストフード店みたいに店の中で
   食べる事も出来るし持ち帰ることもできるんだじぇ~」
久「じゃあ中に潜入して調査をしましょ」
咲「それは流石にバレちゃうんじゃないんですか?」
久「大丈夫よ店の中結構混んでるし・・・
  あの二人から離れた席に座っておけば絶対バレないわよ!!
  それにこの店のケーキ食べてみたいし!!」
まこ「よし決定じゃな!!早速乗り込むぞ」
優希「了解だじぇ」
咲(本当に大丈夫かな?)
店員「いらっしゃいませー」
京太郎「えっとシュークリーム2つとコーヒー2つで」
店員「コーヒーの方ホットとアイスがございますがどちらに致しますか?」
京太郎「じゃあホットで」
店員「かしこまりました」
京太郎「よし和貰ってきたから席につこうぜ」
和「席はもうとっておきましたから大丈夫です」
京太郎「ありがとう和」
店員「いらっしゃいませー」
久「チーズケーキ1つ」
まこ「モンブラン1つ」
咲「ショートケーキ1つ」
優希「タコスケーキ1つだじぇ」
店員「申し訳ありませんタコスケーキは当店には置いてないんです」
優希「なんだじゃあチョコケーキ一つ」
店員「かしこまりました」
久「全員ケーキが来たみたいね
  じゃああそこの席に座りましょう」
まこ「あそこの席だったら京太郎達にもバレずに
   すみそうじゃしな・・・」
優希「早くするじぇ~
咲(京ちゃん・・・)
京太郎「よしじゃあ食おうぜ!!」
和「頂きます」
京太郎「うめ~相変わらずここのシュークリームはウマイな」
和「本当ですね」
京太郎「コーヒーもいい豆使ってるな・・・
    あれ和そんなに砂糖とシロップ入れるのか?」
和「いいじゃないですかそれくらい///」
京太郎「まさか・・・ブラックコーヒーまだ飲めないのか?」
和(ギクッ)「飲めますよ!!」
京太郎「ふ~んじゃあ飲んでみろよ」ニヤニヤ
和(ゴク)「うっ・・・ゴホッゴホッ」
京太郎「おいおいあんまり無茶するなよ」
和「須賀君がそんなバカにするような言い方するからいけないんですよ!!」
京太郎「悪い悪いゴメンな」
和「それにしても金曜と土曜にわざわざ家に来て
  色々やってくれて本当にありがとうございました」
京太郎「なーに別にいいって・・・当然の事をしただけさ・・・」

久「ねぇみんな聞いた?須賀君この前の週末に和の家で風邪の看病をしてたって所」
優希「もちろん聞いたじぇ~犬め私が目を離した隙にのどちゃんを・・・」
まこ「これで最近急に和と京太郎が急接近した理由が分かったわい」
咲(やっぱり京ちゃん原村さんにも私と似たような事やってたんだ・・・)

和「それなのに私は日曜にわざわざ来てくれた須賀君に・・・」
京太郎「その話なら俺は別に全然気にしてないから気にしなくてもいいよ」
和「でも・・・」
京太郎「その話題は辛気臭くなっちまうから禁止!!
    それに俺はそんな些細な事で怒ったりしないから大丈夫だ」
和「須賀君・・・///」
久「なんか凄くいい雰囲気ね・・・」
まこ「これは正に予想外の展開じゃな」
優希(くやしいじぇ~もし私が風邪を引いてたら今頃あそこにいるのは
   私のはずなのに神様はどうしてのどちゃんを選んだんだじぇ~)
咲(まさかこんなにいい感じになってたなんて・・・これからどうなるんだろう・・・)
久「あっ二人が店を出てくわよ私たちも後を追いましょう」

和「今日は本当においしかったですごちそうさまでした」
京太郎「いいよあれくらいならいつだって奢ってやるよ」
和「それにしても今日は・・・」

ドンッ

和「きゃっ」
京太郎「おっと」

ぎゅっ

和(また・・・須賀君に・・・)
京太郎「和どこかに怪我とかないか?」
和「ええ別に大丈夫です」(須賀君から離れられないです・・・)

久「おおおおおおおこれは急展開ね!!!!」
まこ「いけっ京太郎ぎゅって抱き締めるんじゃ」
優希(また犬とのどちゃんの距離が・・・)
咲(京ちゃん・・・京ちゃん・・・)

和(須賀君から目がそらせないです・・・)
京太郎「和顔が赤いぞ・・・また熱でも出たんじゃないのか?どれどれ・・・」

久「須賀君が顔を近づけてゆく・・・まっまさかキ・・・」
まこ「行けーーーーー京太郎!!!!男をみせんしゃい!!!!!」
優希(まさか犬とのどちゃんが・・・)
咲「だめぇーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!」
京太郎「わっ!?」
和「えっ!?」
京太郎「咲?」
咲「えっ?」
和「部長・・・先輩・・・それに優希も・・・」
久「あはははっ偶然ね和それに須賀君」
京太郎「部長こんな時間までみんなと何やってたんですか?」
久「みんなでカラオケ行ってて・・・それで今丁度出てきたところよ」
まこ「そうじゃまあそんな所じゃ」
優希「そうだじぇ~」
咲「・・・」
京太郎「そうですかじゃあ俺は和送ってくるので失礼します」
久「じゃあね須賀君・・・」
京太郎「じゃあ行くぞ和後ろに乗りな・・・」
和「はい・・・」
まこ「咲気持ちは分からんでもないがあそこで叫ぶのはルール違反じゃろうが・・・」
咲「はい・・・でもどうしても見てられなくて・・・」
久「これで今日の須賀君と和の尾行はもう中止ね・・・さぁみんな帰りましょう」
優希「お疲れさまでしたじぇ~ハァ・・・」

京太郎「よし和家に着いたぞ」
和「送ってくれてありがとうございます」
京太郎「・・・」
和「・・・」
京太郎「じゃあな和」
和「さよなら須賀君」
和(須賀君の背中がどんどん小さくなってゆく・・・
  須賀君と離れるだけでどうしてこんなに胸が苦しいんだろう・・・
  また明日になれば会えるのに・・・どうしちゃったんだろう私・・・)
翌朝

クラスメイトA「おはよう須賀」
京太郎「おうおはよう」
クラスメイトB「おっす!須賀」
京太郎「おう」
和(あ・・・須賀君だ・・・)「おは・・・」
優希「おはようだじぇ~のどちゃん!!!」

ドンッ

和「優希・・・おはようございます・・・」
優希「おう今日もいい天気だじぇ~」
和「ええ・・・」
優希「そういえば今日提出の現文の課題見せてほしいじぇ~」
和「別に構わないですよ」
優希「ありがとうだじぇ~さすがのどちゃんだじぇ~」
和(あれ・・・須賀君は?)

チラチラ

和(もう行っちゃいましたか・・・)
京太郎(最近和といい感じだな~このまま最後までいけたらな~)
クラスメイトA「おい須賀お前昨日原村と一緒にあのケーキ屋にいただろ?」
京太郎「ああそうさ」
クラスメイトB「おいマジかよ・・・なんかの見間違いなんかじゃないのか?」
クラスメイトA「でも本人が認めているんだから間違いないだろ・・・」
クラスメイトB「で・・・それどこ情報だよ」
クラスメイトA「昨日あの店に行った奴に聞いたんだよ・・・
        それよりお前原村の事どう思ってるんだよ?」
京太郎「どうって・・・まあ同じ部活の奴だけど・・・」
クラスメイトA「ぶっちゃけ付き合っちゃえば」
クラスメイトB「でもお前宮永とも仲が良いよな・・・
        お前宮永と原村どっちがいいんだよ!!!」
京太郎「それは・・・」
咲(じぃーーーーーーーーーーーーーーー)
京太郎(咲は妹みたいなもんだけど和は・・・)
咲(うる・・・うる・・・)
京太郎「そんなの言える訳ないだろーーーーー
    次は美術だから早く行こうぜ!!!」
咲「京ちゃん美術室まで一緒にいこうよ」

ぎゅっ

京太郎「おい咲腕なんか組むなよ・・・恥ずかしいだろ・・・」
咲「いいじゃん別にさあ早く行こうよ!!」
咲「♪~」
京太郎(咲の奴やけに上機嫌だな・・・なにかあったのか?)
咲「♪~えいっ」

むにゅ

京太郎(今俺の腕に咲の・・・柔らかい感触が・・・
    咲ってこんなに胸大きかったけ?
    あいつ貧乳というイメージしか・・・)
優希「あれ・・・咲ちゃんと京太郎じゃないか?」
和「ええそうですね」
優希「お~い咲ちゃ~んきょ~たろ~」
咲「あっ原村さんに優希ちゃん」

タッタッタッタッタ

優希・和(!!!!!!!)
優希(咲ちゃんが京太郎と腕組んでるじぇ~
   うらやましいじぇ~くそ~)
和(宮永さんと須賀君が・・・そんな・・・)
京太郎(やべっ和に腕組んでるとこ見られた・・・)
咲「あれ優希ちゃんに原村さん二人は今何をしてるの?」
和「いっ移動教室から帰る途中です・・・宮永さん達は?」
咲「私達は美術室に行く途中だよ・・・ねっ京ちゃん」
京太郎「咲~そろそろ腕離せよ~」グイグイ
咲「いやだ~絶対離さないもんね~」
優希・和(・・・・・・・・・)
咲「あっ・・・もう時間がないからじゃあね」

タッタッタッタッタ

京太郎(ヤベー和に腕組んでるとこ見られちまったな~どうしよう・・・
    そうだ!!今日の昼食の時和を誘ってレディースランチを食べよう)
キーンコーンカーンコーン
先生「チャイムが鳴りましたので今日の美術を終わります」
京太郎(やっと終わったぜ・・・おっと今日の昼食には和を
    誘うんだった・・・早く行かなければ・・・)
咲「京ちゃん今日・・・」

タッタッタッタッタ

咲(京ちゃんそんなに急いで何処行くんだろう?)
京太郎(早く行かなければ・・・いつも和の周りをうろちょろしている
    タコス娘は昼食の時間になるとタコスを買いに和の傍を離れるから
    誰にも邪魔されずに和と昼食を食べるにはタコス娘が戻ってくる前に
    和を見つけて和を昼食に誘うしかない・・・)
京太郎(ハァ・・・ハァ・・・和は・・・いた・・・)「おーい和」
和「須賀君」
京太郎「今日の昼メシ俺と一緒に食べないか?」
和(えっ・・・須賀君が私と・・・)「はい構わないですよ」
和「それで何処で食べるんですか?」
京太郎「学食で食べよう」
和「はい分かりました」
京太郎(よし・・・購買部のあたりはタコス娘が出没するから
    そこを避けつつ学食まで行かなければ・・・)
和「須賀君は学食で何を食べてるんですか?」
京太郎「俺はいつもレディースランチかな・・・」
和「えっ・・・?あれって男性でも食べられるんですか?」
京太郎「いつもは咲に頼んで貰ってるけど今日は和に頼んで貰おうかな?」
和「そのためだけに私を昼食に誘ったんですか~?」
京太郎「今日は咲よりも和と一緒に昼メシを食べたかったからさ・・・
    それに俺だってキライなヤツにこんな事頼みたくないよ・・・」
和(ドキッ)「もう・・・須賀君のバカ///」
京太郎「ハハハハ」

タッタッタッタッタ

優希「ゼェ・・・ゼェ・・・お待たせだじぇ・・・ゼェ・・・ゼェ・・・」
和「優希・・・そんなに息を切らせてどうしたんですか?」
優希「ゼェ・・・タコスを買って来たから一緒に昼ご飯を食べようじぇ~」
和「いつもはもっとタコスを買ってくるのが遅いのに
  なんで今日はそんなに早いんですか?」
優希「ゼェ・・・いつもいつものどちゃんには待たせて悪いと思ったから
   今日は全速力でタコスを買って戻ってきたじぇ~」
和「優希・・・そこまで気を使う必要も無いのに・・・」
優希「さあ一緒に行こうじぇ~」
咲「あれ・・・みんな・・・」
京太郎「咲・・・」
咲「私もお昼ご飯一緒していいかな~?」
和「ええいいですよ」
咲「やったー」
優希(悪い予感がしたからダッシュでタコスを買ってきて正解だったじぇ~
   タダでさえあの二人は最近仲が良くなってきてるからあんまり油断が出来ないじぇ~)
咲(やっぱり京ちゃん原村さんの所に行ってたんだ・・・
  京ちゃんは原村さんの事を・・・)
咲「はい京ちゃんあ~ん」
京太郎「そんな恥ずかしい事出来るか!!」
咲「あ~ん」うるうる
京太郎「あ~ん・・・ぱくっ・・・うんありがとう咲」
咲「エヘヘ・・・じゃあも・・・」
優希「きょーたろーじゃあ今度はこっちを食べろー」
京太郎「またタコスかよ・・・」
優希「咲ちゃんだけ食べてこっちも食べないのはズルいじぇ~」
京太郎「分かったよ・・・食べればいいんだろ・・・パクッ・・・」
優希「食べてくれてありがとうだじぇ~ダーリン」

ぎゅっ

京太郎「おいタコス娘抱きつくな!!」
和(本当だったら須賀君と一緒にご飯を食べれるはずだったのに・・・
  私なんで須賀君とご飯を食べられない事を残念に思ってるんでしょうか?)
京太郎「おい・・・和大丈夫か・・・さっきまで上の空だったけど・・・」
和「いえ・・・大丈夫です・・・気にしないで下さい」
京太郎「そうか・・・」

キーンコーンカーンコーン

京太郎「チャイムが鳴ったからそろそろ戻ろうぜ」
久「リーチ」
和(そういえば・・・須賀君は今日来てないけど一体何してるんだろう?)
久「それよ和ロン!!リーチ、一発、ホンイツ満貫よ」
和「・・・」
久「どうしたの和今日はやけにいつもの
  精彩さを欠く打ち方だけど・・・
  なにかあったの?」
和「いえ・・・」
久「和あなたちょっと休んでなさい・・・
  まこ入ってくれる?」
和(一体須賀君は何処に・・・)
久「もう今日もこんな時間ね・・・そろそろ終わりにしましょう・・・」
京太郎「部長やっと終わりましたよ・・・」
久「御苦労さま・・・いつもいつも悪いわね」
京太郎「いえ・・・気にしないで下さい男は俺一人なんでどんどん頼って下さい」
久「フフ・・・ありがとうね須賀君」
和(須賀君はずっと雑用やってたから今日部活にいなかったんですね・・・)
咲「京ちゃん今日はお疲れ様
  ねぇ一緒に帰ろうよ?いい?」
京太郎「どうせだったらの・・・」
咲「ねぇ早く早く」
京太郎「おい咲そんなに引っ張んな!!」
和(結局ほとんど今日は須賀君とは喋れませんでした・・・
  でも私なんで須賀君と喋れないだけでこんなにも辛いんだろう)
和(あれから一週間経ちましたが最近須賀君とまともに
  話が出来ていません・・・ハァ・・・)
京太郎「失礼します」
和「須・・・」
優希「きょーたろー」

ぎゅっ

京太郎「なんなんだタコス娘」
優希「今日も私と会えてうれしいだろ犬」
京太郎「はいはいうれしいですよ」
優希「照れるな照れるな本当はうれしいくせに」
京太郎「はいはいそうですそうです」
優希「あきらかに心がこもってないじぇ」
久「はーいみんな集まったみたいね!!
  今日で学校は終わりで明日から夏休みに入ります」
優希「やったじぇ~ついに待ちに待った夏休みだじぇ~」
久「そこで夏休み企画第一弾として私から提案があります」
まこ「なんじゃ提案って?」
久「実は今日近くの河原でやるお祭りにみんなで参加したいと
  思います。だれも今日用事とか無いわよね?」
優希「行くじぇ行くじぇ絶対行くじぇ」
まこ「祭りか・・・面白そうじゃな」
咲「でも浴衣の準備がまだ・・・」
久「それを今からみんなで買いに行くのよ!!」
咲「なるほどそうゆう訳ですね」
京太郎(まさかこの展開だと・・・)
久「っていう訳で須賀君荷物持ちお願いね~」
京太郎(やっぱりか・・・)
数時間後


京太郎(あ~荷物持ち超疲れたな~
    でもみんなの浴衣姿が見れるならまだ良かったかも・・・)
優希「待たせたな犬!!!」
京太郎「なんだお前かよ・・・」
優希「なんだとはなんだこの優希様に向かって・・・」
京太郎「染谷先輩に部長」
優希「無視するなー!!」
京太郎「二人ともなかなか似合ってますよ」
まこ「そうじゃろ流石京太郎じゃ」
久「フフありがとう須賀君でも私たちは本命じゃないでしょ?」
京太郎「えっそれってどうゆう・・・」
久「ほら来たわよ」
咲「どっどうかな京ちゃん・・・似合ってる?///」
京太郎「ああとてもよく似合ってるぞ咲・・・///」
咲「エヘッ良かった・・・」
和「須賀君どこか変な所とかって無いですか///」
京太郎「いや・・・全然無いから大丈夫よく似合ってるよ和///」
和「・・・///」
久「さて全員そろったみたいね・・・それじゃあいきましょうか」
京太郎「うわー色んな店が出てるな・・・」
優希「京太郎あれをとってほしいじぇ」
京太郎「そんなもん自分でやれよ」
優希「最近京太郎冷たいじぇ・・・」
京太郎「しょうがないな」
優希「やったじぇ」

パン

京太郎「ほらとってやったぞ」
優希「うわーありがとうだじぇダーリン」
京太郎「じゃあ俺は・・・」
優希「京太郎今度はあっちへいくじぇ」
京太郎「おいコラ袖を引っ張るな」
咲「あっ京ちゃん待ってよ・・・」
久「あれ和さっきから浮かない顔してるけどどうしたの?」
和「いえ何でもないです」
まこ「あんまりムスッとしてると京太郎を咲や優希に取られてしまうぞ」
和「べっ別に須賀君の事なんか・・・」
久「へぇ~今日浴衣買うときだって須賀君に好きな色とか聞いてたのに?」
和「・・・///」
?「あらあなたたちも来てたの?」
久「藤田プロ」
まこ「お久しぶりじゃの」
藤田「ええたまにはこういった息抜きも必要かと思って」
久「それで聞いて下さいよこの前・・・」
和(私ここに一体何しに来たんだろう?
  遊ぶため?須賀君と一緒にいるため?
  結局須賀君は優希や宮永さんとどっかへ
  いっちゃったし・・・これからどうしよう・・・)
和「部長」
他人A「えっどちら様ですか」
和「あ・・・すみません」(えっ先輩達は一体何処に?)

和(どうしよう・・・先輩達とはぐれちゃった・・・
  携帯であれ・・・ない・・・まさか家に忘れてしまうなんて・・・
  とにかく先輩達を探さないと・・・)

タッタッタッタッタ

和(ここはさっき須賀君と優希がいた射的店・・・
  ここにはいないか・・・じゃあ・・・)

タッタッタッタッタ

和(優希はこうゆう盆踊り系が好きだからここに来てるはず・・・
  アレ・・・ここにもいない・・・じゃあ・・・)

タッタッタッタッタ

和(優希がお祭りの時も必ずと言ってもいいほど立ち寄るタコスショップ
  ここにもいないなんて・・・一体どこに・・・)
ナンパ男A「ねぇ君一人?」
和「えっ・・・違います」
ナンパ男B「嘘ついちゃダメだよ・・・さっきからずっと一人じゃん」
ナンパ男A「どうしたの・・・まさか彼氏とケンカでもしたの?」
和「いや・・・そうゆう訳じゃ・・・」
ナンパ男B「だったらさ俺たちと遊ぼうよ」
ナンパ男A「君結構カワイイね・・・名前は?」
ナンパ男B「俺達さ結構おいしい店知ってるんだよね・・・
      よかったらドライブがてら一緒にいかない?」
和「私人を探してるので失礼します!!」
ナンパ男A「あっ・・・逃げやがった」
ナンパ男B「待てーーー」
和(どうしようこのままじゃ追いつか・・・)

ガシッ

和「きゃっ」
?「静かにしてろ・・・」
ナンパ男A「あれここら辺にいなかったか?」
ナンパ男B「もしかしたらあっちの方にいってるかもよ」
ナンパ男A「よし行くぞ」
?「ふー・・・やっと行ったみたいだな・・・探したぞ和」
和「えっ須賀君!!!どうして・・・」
京太郎「いやー途中で部長達からメールが来てさ・・・
    和とはぐれちまって連絡もないから一緒に探してくれってさ」
和「須賀君・・・」
京太郎「そうだ和もうすぐ花火をやるみたいだけど
    とっておきの場所を知ってるんだ一緒に来ないか?」
和「はい」
京太郎「ここの階段を上った所にあるさびれた境内があるんだけども
    そこからみる花火がまた最高なんだよな!!!」
和「じゃあ一緒に行きましょう」
京太郎「和ここら辺足場が悪いから気をつけろよ」
和「はい気をつ・・・きゃっ」ガシッ
京太郎「ほら言ったそばから・・・俺の手をしっかりにぎっとけよ・・・」
和(どうしよう・・・須賀君と手をつないでる・・・)
京太郎「あーやっと着いたぜ」
和「結構登るの大変でしたね」
京太郎「なんとか間に合ったみたいだな」
和「ですね」
京太郎「おー始まったぞ見てみろよ和」
和「わぁ・・・綺麗ですね」
京太郎「いろんな形の花火が打ち上がってるな」
和「あれは・・・アニメのキャラクターですね
  今の時代そうゆう物もあるんですね」
京太郎「あれはトラえもんだな・・・和トラえもんは知ってるか?」
和「それくらい知ってますよ!!もう!!!」
京太郎「おい和あの花火見てみろよ・・・」
和「えっあの花火は・・・」
京太郎・和「タコス」
京太郎「ハハハハ優希の奴が喜びそうだな」
和「ホントそうですよね」
京太郎「お・・・そろそろクライマックスみたいだぞ」
和「いろんな花火が一気に打ち上がってますね」
京太郎「おーでっかいのが上がったぞ!!」
和「どうやらあれで終わりのようですね」
京太郎「じゃあそろそろ行くか・・・」
和「はい」
和(須賀君と花火を見てる間ずっと手を握りっぱなしでした・・・
  こんなドキドキするような切ない気持ちは生まれて初めてです・・・)

プルルルル

京太郎「はいもしもし・・・」
久「須賀君和は見つかった?」
京太郎「ええ今一緒にいますよ」
久「そう・・・良かった・・・じゃあ私とまこで優希と咲を
  送ってくから須賀君は和を送っててね」
京太郎「分かりました」
久「もしいい雰囲気だったらガバっといっちゃいなさいよ!!ガバっと!!!」
京太郎「流石にそこまでいきませんよ・・・」
久「フフじゃあ和の事宜しく頼んだわよ!!」
京太郎「任せてください」
久「じゃあ頼んだわよ!!じゃあねー」

ピッ

和「誰からの電話でしたか?」
京太郎「部長からもう遅いからお前を送っててくれってよ」
和「じゃあお願いしますね」
京太郎「分かったじゃあ行こっか」
京太郎「・・・」
和「・・・」
京太郎(ヤベーな・・・さっきから全然会話がない・・・なにか話した方がいいのかな?)
和(どうしましょう・・・さっきから須賀君との会話が・・・)
京太郎・和「あの」
京太郎「先に言えよ・・・」
和「須賀君が先にどうぞ・・・」
京太郎「・・・」
和「・・・」
京太郎(あーますます変な雰囲気に・・・そういえばさっきから俺和と手つないでたんだ・・・
    和の手ってなんか小さくて柔らかくて女の子らしいカワイイ手をしてるんだな・・・)
和(須賀君はさっき何を言おうとしてたんだろう・・・それにしても須賀君の手って
  大きくて立派でなんか手を繋いでるだけで安心できます・・・)
京太郎(ヤバいどうしよう・・・手を繋いでる事を意識したらなんか
    こっちまで凄く恥ずかしくなってきた・・・どうしよう・・・
    和って俺と手を繋ぐのってどうなんだろう・・・嫌がったりしてないかな・・・よし・・・)
京太郎「和ゴメン・・・さっきからずっと俺和の手握ったまんまで・・・」
和「いえ・・・全く気にしてないので気にせずにこのままでいいです・・・///」

ぎゅっ

京太郎(和って一体俺の事どう思ってるんだろう・・・?)
和(私なんて事を言ってしまったんでしょうか・・・須賀君に変な子だって
  思われてないでしょうか・・・私最近須賀君の事ばかり考えていて気付かないフリを
  していたけど私須賀君の事が好きなんだ・・・人を好きになるって事がこんなにも
  素敵な事だなんて・・・どうか神様この時間が少しでも長く続きますように・・・)
京太郎「ほら和家に着いたぞ・・・」
和「はい・・・」
京太郎「どうした和そんな浮かない顔して・・・」
和「いえ・・・別に・・・ただちょっと寂しい気分なだけです」
京太郎「そうだ和明日って空いてるか?」
和「ええ空いてますが・・・」
京太郎「じゃあ明日俺と一緒に遊ばないか?」
和「えっ・・・?」
京太郎「そんなに元気がないと全国でも勝てないし
    俺が出来る事といったらこれくらいしかないしな・・・
    だから明日は思いっきり遊んで明るい気持ちにリセットしような」
和「分かりました・・・じゃあ明日二人で遊びましょう」
京太郎「じゃあ明日朝10時に駅前集合な!!」
和「分かりました!!」
京太郎「じゃあ和明・・・」
和父「和!!!!」
和「お父様・・・」
和父「こんな時間まで一体何してるんだ!!!
   早く家に帰れってあれほど言っておいたのに!!!!」
和「申し訳ありませんお父様でも・・・」
和父「言い訳するな和!!!お前とは後でじっくり話すとして須賀君」
京太郎「はい」
和父「君ももう高校生なんだ・・・少しは周りの状況を
   よく考えてから行動をしてくれ・・・
   もう今日は遅いから君も帰りなさい・・・」
京太郎「はい・・・じゃあな和」
和「ではまた明日」

京太郎(ふぅ・・・今日はかなりいい雰囲気だったから
    もしかしたらイケるかもしれない・・・よし!!!明日和に俺の気持ちを伝えよう!!)  
京太郎「髪型よし、服装よし、これで完璧だな」
京太郎母「あんた何処にいくつもりなの?」
京太郎「嫁だなの家に行ってくる」
京太郎母「じゃあ何時くらいに帰ってくるの?」
京太郎「わかんねぇでもそんなに遅くならないつもりだ」
京太郎母「そう・・・じゃあ行ってらっしゃい」
京太郎「行ってきます」


京太郎(よしもうすぐ駅前につくぞあれは・・・和?)「おーい和」
和「須賀君!!」
京太郎「ゴメン待たせちまって・・・」
和「いえ私もさっき来たばかりですから」
京太郎「でも和お前って凄いな・・・」
和「何がですか?」
京太郎「女の子って男よりも準備に時間がかかるのに俺よりも早く来ちゃうなんてさ」
和「いえそんな事ないです」
京太郎「じゃあそろそろ行くか」
和「それで今日何処にいくんですか?」
京太郎「映画館に行こうと思ってるんだ早く行こうぜ」
和「はい」きゅっ
京太郎「!!!」
和「ごめんなさい・・・いきなり手を握ったりして・・・」
京太郎「小指だけ握ってるんじゃおかしいだろ・・・だからこうしようぜ」

ぎゅっ

和「本当ですね///」
京太郎「さあ行こうぜ」
京太郎「さぁついたぞ!!和なにか好きな映画のジャンルってないか?」
和「私はファンタジー系の映画が好きですあと・・・」
京太郎「あと・・・何だ?」
和「いえ・・・いいです忘れてください」
京太郎「なんだよ~気になるじゃんいってみろよ~」
和「れっ恋愛系も・・・///」
京太郎「恋愛系かよハハハ」
和「笑わないで下さいよ!!///」
京太郎「いやーゴメンゴメンでも和のカワイイ部分が見れてよかったよ」
和「・・・///」
京太郎「さてとどの映画が良いかな・・・
    恋愛系もファンタジー系もまだ先の時間にしかやってないな・・・
    あっ和この映画なんてどうだ13回目の金曜日ってやつ」
和「えっホラー映画ですか・・・」
京太郎「和・・・さてはホラー映画なんて怖くて見れないのか?」ニヤニヤ
和「だっ大丈夫ですよホラー映画くらい・・・」
京太郎「本当か~」ニヤニヤ
和「大丈夫です!!ほら早く行きましょう!!!」
京太郎「和~怖かったら抱きついて来てもいいぜ~」ニヤニヤ
和「余計なお世話です!!」
愛梨「嫌・・・もう嫌よ!こんな生活!!」
和孝「愛梨でも偶然って事もありえるじゃないか・・・」
愛梨「和孝あんたこれが偶然っていえるの?
   もう今日で6回目の金曜日よ
   13回目の金曜日までにこの怪奇現象の原因を
   突き止めないと私達死んじゃうのよ!!」
和孝「でももう夜の11時50分だぜもう起こらから大丈・・・」

フッ

愛梨「えっ停電ちょっと待ってよ怖いよ和孝・・・」ぎゅっ

パッ

愛梨「はぁ~すぐ停電が直ってよかったわ・・・
   あれ和孝あんたいつの間にそんな遠くに移動してたの?」
和孝「愛梨・・・お前その隣の奴・・・」ガタガタ
愛梨「えっ・・・?」
霊「ケケケケケ」
愛梨「キャーーーーーーーーーーーーーーー」
和「キャーーーーーーーーーーー」

ぎゅぅぅぅぅぅ

京太郎「和・・・くっ苦しい・・・」

むにゅ

京太郎(でも・・・これはこれで結構いいかも・・・)
京太郎「ふぅ~やっと終わったか・・・おい和苦しいから
    そろそろ離してくれ・・・」
和「ハッ・・・すみません須賀君大丈夫でしたか?」
京太郎「おうまあな・・・」(ヤベー和の胸の感触が気になって映画に集中出来なかった・・・)
和「それで次はどうするんですか?」
京太郎「よしもうすぐ昼だから昼飯にするか」

和「須賀君あれ・・・」
京太郎「あれは・・・ぴよぴよじゃないか・・・」
和「須賀君昼食の前に私と勝負していただけませんか?」
京太郎「いいぜ!!」
和「今日は須賀君に勝たせてもらいますよ!!」
京太郎「まだまだ俺には勝てんぜ」
ゲーム音声「レディー・・・ファイト」
京太郎(ぐ・・・あきらかにこの前やった時より強くなってる・・・)
和(・・・)
京太郎(和の奴相当練習してきやがったな・・・
    これならどうだ・・・喰らえ!!)
和(!!!!!)
京太郎(よしあともうひと押しだ!!)
和(く・・・やはり須賀君は強いです・・・でもまだチャンスはあります・・・)
京太郎「よし・・・和お前の負けだ!!」
和「いえ・・・負けるのは貴方です・・・須賀君!!!」
京太郎「えっ・・・?なんだと11連鎖だと・・・」
ゲーム音声「勝者プレイヤー2です」
京太郎「マジかよ・・・麻雀でも勝てずぴよぴよでも負けてしまうとは・・・」

和「須賀君今度はアレをやりませんか?」
京太郎「おっシューティングゲームか・・・」
和「須賀君はこのゲームやったことあるんですか?」
京太郎「まあな嫁だなとたまにな・・・」
和「須賀君はクリアした事あるんですか?」
京太郎「まあ一度だけな・・・」
和「じゃあ危なくなった時とかは助けて下さいね」
京太郎「おうまかしとけ」
ゲーム音声「スタート」
京太郎(お・・・和の奴なかなかウマイな・・・)「和左に注意しろ!!」
和「えっ・・・わぁ」

バンバン

和「ありがとうございます須賀君のおかげで助かりました」
京太郎「油断するなよ和」
和「はい」

和「ついにボス戦ですね・・・」
京太郎「おう」(まだ最初のステージのボスだけど・・・)
和(うっ・・・なかなか強いですね・・・)
京太郎「和危ない!!」
和「えっ・・・きゃぁ」
ゲーム音声「ゲームオーバー」
和「負けてしまいましたね・・・」
京太郎「まあ仕方ないさ・・・それよりメシでも食べてこの事は早く忘れようぜ」

和「美味しかったですね・・・今のお店」
京太郎「だろウマかっただろー和が喜んでくれて良かったよ」
和「・・・///」
京太郎「さてと・・・次は和何処に行きたい?」
和「私行きたい所があるんです!!」
京太郎「何処だよ?」  
和「こっちです」
京太郎「おい和引っ張るなよ」

和「ここです」
京太郎「この店は・・・」
和「そうですこの前須賀君と一緒にシュークリームを食べたお店です」
京太郎「じゃあ今日も一緒にシュークリーム食べるか?」
和「はい」
店員「いらっしゃいませー」
京太郎「えっとシュークリーム2つとコーヒーとカフェオレ1つずつ」
店員「かしこまりました少々お待ち下さい」
京太郎「和持って来たぞー」
和「うわぁ・・・美味しそうですね」
京太郎「早く食べようぜ!!」
和「頂きます・・・やっぱりここのシュークリームは美味しいですね」
京太郎「本当にウマいよな・・・コーヒーと合わせるとまた・・・」
和「本当ですね」
京太郎「それでこうなったって訳よ~」
和「フフフ須賀君って本当に面白いですよね」
京太郎「アレ・・・もうこんな時間か・・・」
和「もうこんなに時間が過ぎていたんですね」
京太郎「最後にとっておきの場所に連れてってやるよ」
和「それは何処ですか?」
京太郎「着いてからのお楽しみという事で・・・」

京太郎「ほら・・・着いたぞ!」
和「うわぁ・・・夕日が凄く綺麗な場所ですね・・・」
京太郎「今日の最後にどうしても和にこの夕日を見せたくってな・・・」
和「私の為にわざわざそこまでして下さってありがとうございます」

京太郎「・・・」
和「・・・」
京太郎(ヤベーいざ告白となるとすげー緊張するんだな・・・
    でもこのまま帰る訳にはいかないし・・・よし行くぞ!!)
京太郎「あのさ和・・・」
和「須賀君少し・・・いいですか?」
京太郎「なんだ和」
和「今日は本当に楽しかったです・・・
  色々な場所にいけましたし色々な物を見る事が出来ました・・・」
京太郎「なんだそんな事か和さえ良ければいつでも企画してやるって」
和「それで・・・須賀君に大事な話があります」
京太郎(なんだ大事な話ってまっまさか和が俺に・・・)
和「実は今日須賀君にさよならを言いに来たんです・・・」
京太郎「えっ・・・?」
京太郎「それ・・・どうゆう意味だよ・・・」
和「実は昨日の夜須賀君が帰った後・・・」

~回想~

和父「和・・・最近のお前の素行は目に余るものがあるぞ!!」
和「それはどうゆう事ですか?」
和父「男を夜遅くまで家に入れたり、夜遅くまで遊んできたり、
   さらに今回の期末試験の成績だってこの前の中間試験の時より
   落ちていたではないか!!」
和「それとこれとは関係ないです!!」
和父「以前のお前だったらそんな風に私に反抗することも無かった
   やはりこの高校に入れたのが間違いだった・・・」
和「それはどうゆう意味ですか?」
和父「転校だ!!東京の進学校に転校だ!!!」
和「そんな・・・だってまだ全国大会だって・・・」
和父「それはきちんと生活が出来ていたらの話だ!!
   今のお前はそれすら出来ていない!!!
   だから進学校に転校してきちっとやり直せ!!」
和「そんな・・・」
和父「3日後に向こうの先生に挨拶しにいくからな・・・
   それまでに友達やお世話になった人にお別れの言葉を言っておくんだぞ・・・」
和「・・・」

京太郎「だけどただ転校するだけだろ・・・
    それだけだったらわざわざそんな事言う必要ないだろ・・・」
和「その学校は全寮制でその学校に転校したら
  須賀君やみんなにはもう・・・」
京太郎「・・・」
和「私今日須賀君と一緒にいれて本当に楽しかったです
  須賀君と色々な思い出も作れました・・・
  だから・・・グス・・・もう・・・グス・・・思い残す事はありません」ポロポロ
京太郎「和お前・・・それ嘘だろ・・・嘘だって言えよ!!!」
和「さようなら・・・須賀君・・・」
京太郎「待て和おい待てよーーーー!!!!」

タッタッタッタッタ

京太郎(結局俺は和を追いかける事が出来なかった・・・
    これから俺たちや麻雀部は一体どうなってゆくんだろう・・・)
京太郎(これから・・・どうしてゆけばいいんだ・・・ん?)
京太郎(ここは今日和と二人で行った映画館・・・
    よりによって行きたく無い所に・・・)

タッタッタッタッタ

京太郎(ここは和と今日行った洋菓子店・・・
    なんでこう行きたくない場所ばっかり・・・)

ザァーーーーーー

京太郎(夕立か・・・今の俺の気分そのものだな・・・)

華菜「あのケーキ屋前から行ってみたかったし
   今日キャプテンと一緒にいけて幸せだし!!」
美穂子「フフそうね華菜」
華菜「あ・・・雨が降り出したし」
美穂子「念の為に二人共傘を持って来て正解だったわね」
華菜「キャプテンが前もってメールで・・・
   ん・・・あいつは清澄の・・・あんなに雨降ってるのに傘もささないで
   何やってるんだし!!風邪引いてしまうし!!!」

タッタッタッタッタ

美穂子「ちょっと華菜何処に行くの?待って」

華菜「おい清澄の・・・そんな所でなにやってるし
   早く家に帰らないとお前風邪引くし!!!」
京太郎「お前はたしか風越の・・・」
美穂子「大丈夫ですか?」
京太郎(あれは風越の美人キャプテン・・・)
華菜「おいそんな暗い顔してどうした?
   なにかあったんならこの華菜ちゃんに・・・」
京太郎「別に何でもないです・・・気にしないで下さい・・・」
華菜「お前・・・そんな暗い顔してしかも
   どしゃぶりの中傘もささないで・・・
   まさか女にでもフラれたのか?」

和(さようなら・・・須賀君・・・)

京太郎「うっせぇ!!!!!!」
華菜(ビク)「ゴメンだし・・・」
美穂子「じゃあ私達も何があったかはもう聞きません・・・
    でもこんな雨の中で傘もささないでいたら風邪を引いてしまいます。
    これ私の傘で良ければ使ってください」
京太郎「いや・・・別にいいです・・・」
美穂子「でも・・・」
京太郎「別にいいです!!!!」

タッタッタッタッタ

華菜「あれは絶対女にフラれたんだし!!」
美穂子(あの人の力になってあげられなかった・・・
    あの人は本当に大丈夫なんでしょうか・・・)
京太郎「ただいま・・・」

シーン

京太郎(誰もいないのか・・・まぁいない方が好都合か・・・とにかく着替えよう・・・)

ガチャ

京太郎(・・・ん携帯にメールが・・・誰からだ?)
久(明日緊急ミーティングを開きますので
  皆さん朝10時に部室に集合して下さい!!)
京太郎(多分これは和の事なんだろうな・・・
    本当なら今日和に告白して一緒に帰って
    今度部活があった時にみんなに報告して
    みんなに祝福の言葉を掛けてもらったりして・・・
    でも・・・もう・・・なんで俺だけこんな事に・・・)
京太郎母「ただいまー」
京太郎(和・・・)
京太郎母「ちょっと京太郎買ってきた荷物運ぶの手伝って」
京太郎(和お前は本当にそれでいいのか?)
京太郎母「ちょっと聞いてるの京太郎!!」
京太郎(和・・・お前は今一体何を思って何をしてるんだ・・・)
翌朝

京太郎「おはようございます・・・」
まこ「おはよう京太郎・・・」
優希「おはようだじぇ・・・」
咲「おはよう京ちゃん・・・」
京太郎(みんなの表情も暗いな・・・
    やっぱり何が起こったかみんな知ってるんだ・・・)
久「みんなそろったようね・・・
  みんな分かってると思うけどまずは和の事・・・
  和が転校する事になったわ・・・
  私も昨日和の両親に転校しない様に説得したんだけど
  説き伏せる事は出来なかったわ・・・
  それとあともう一つは和が抜ける事にともなって
  全国大会の出場を辞退する事になったの
  まこ、優希、咲、須賀君・・・
  みんな本当にごめんなさい・・・」
まこ「もうええってあんたの事は誰も責めとらん」
久「でも・・・」
優希「のどちゃんの事はしょうがないからまたみんなで頑張るじぇ~」
咲「そうですよ・・・またみんなで頑張りましょうよ・・・」
久「みんな・・・ありがとう・・・」
京太郎(上手くまとまった様に見えるけど・・・咲も優希もなんかぎこちないな・・・
    やっぱり和が居なくなった事が重くのしかかってるんだな・・・)
久「須賀君」
京太郎「何ですか?」
久「一緒に帰らない?」
京太郎「いいですよ」

トットットットット

久「ねぇ須賀君お願いがあるんだけど・・・」
京太郎「なんですか?」
久「和を連れ戻す様に説得してくれない?」
京太郎「えっ俺が・・・」
久「そう・・・貴方にしかできないわ・・・」
京太郎「なんで俺なんですか?連れ戻すなら優希や咲の方が・・・」
久「フフッ須賀君ったら随分鈍感ねぇ~和は貴方の事が好きなの」
京太郎「えっ・・・?でもそれが何で和を連れ戻す事につながるんですか?
    第一和の転校を決めたのは和の両親のはずですが・・・」
久「そこがポイントなのよ・・・
  今回の転校は和の意志によるものじゃないわ・・・
  だから和が好きな須賀君が両親に頼みこめば
  和もその事に気付くんじゃないかと思ってね・・・」
京太郎「でもそれで和がそれに気付いても両親が意志を変えなきゃ意味がないと思うんですが・・・」
久「大丈夫よもし和がその事に気づいたらきっと必死になって
  両親に転校したくない意志を伝えるわ・・・
  それにね親っていうのは案外子供の意向っていうのを無視出来ないものなのよ。」
京太郎「分かりました!俺やってみます!!」
久「期待してるわよ須賀君」
京太郎「よし確か今日は和が向こうの学校の先生に
    挨拶に行く日だったな・・・なるべく早くに出て行って
    和の両親を捕まえてなんとか説得するしかない・・・
    よし・・・行ってくるか」
京太郎母「あんたこんな早くから何処に行くの?」
京太郎「ああ嫁だなの家さ・・・」
京太郎母「あんた最近よくその子と遊ぶね・・・」
京太郎「ああ随分気に入られちまったみたいなんでね」
京太郎母「でもまあ京太郎」
京太郎「ん・・・何?」
京太郎母「どの様な結果になろうと悔いだけは残さない様にね」
京太郎「ああ・・・ありがとう」
京太郎母「じゃあ自信を持っていってらっしゃい」
京太郎「行ってきます」
京太郎母「頑張って来なさいよ・・・」

和父「和準備はできたか?」
和「はい・・・お父様・・・」
和父「よしそれでは出発するぞ」

今日の分を投下します どうぞ
今日から最初に予告しておいたオリキャラが登場します

京太郎「ハァ・・・ハァ・・・やっとついたぜ・・・」

ピンポーン

和母「はい」
京太郎「すみません原村和さんはお見えですか?」
和母「和ならさっきお父さんと一緒に駅に行きましたよ」
京太郎「分かりました。ありがとうございました」
京太郎(どうやら和達は駅にいったようだな・・・よし行くか)


和(須賀君・・・)
和父「和カフェオレでも飲むか?」
和「いらないです・・・」
和父「そんな暗い顔していたら向こうの先生方にも失礼だぞ
   とにかくこれを飲んで気分を落ち着けなさい」
和「いらないって言ってるじゃないですか!!」

パン・・・グシャ

ヤクザA「オラァこのクソガキ・・・黒川さんの服にシミがついたぞ!!」
和「もっ申し訳ありません・・・」
ヤクザB「ゴメンなさいで済むかオラァ!!
     今日俺達は会長と会わなきゃならないんだぞオイ」
ヤクザC「どうしますか?黒川さん」
黒川「そうだな・・・とりあえずこの女さらって両親に代金を請求するか・・・」
和父「待てっ!!」
ヤクザA「なんだ親父・・・」
和父「娘が粗相をしてしまいすまなかった・・・
   もし迷惑で無ければ弁償をしよう・・・でいくらだ」
黒川「ククク・・・300万だ・・・」
和父「ふざけるな!!そんな大金・・・」
黒川「じゃあお前の娘は返せねえな」
和父「待て!!娘を返せ!!!」
ヤクザB「黒川さんに触れんな!!」

バコッ

和「お父様!!」
黒川「300万だ1時間以内に300万作ってこい
   もし出来なかったら娘の身体で立て替えてもらうからな!!!
   もし出来たらウチの事務所まで持ってこい!!待ってるからな・・・」

ブロロロロロロ

京太郎「ハァ・・・ハァ・・・あれは和のお父さん・・・すみません」
和父「ああ・・・須賀君か・・・」
京太郎「どうしたんですかそのアザ・・・それに和は・・・」
和父「和は暴力団の連中にさらわれてしまった
   後は警察に任せて須賀君何処に行くつもりだ?」
京太郎「もちろん事務所ですよ!!」
和父「無茶言うな!!相手は暴力団だぞ!!!それを分かって・・・
   あれ須賀君は・・・?戻って来い須賀君!!須賀君!!!」
事務所

ヤクザA「オラッさっさと入れ」
黒川「おいおいもっと丁寧に扱えよ・・・
   大事な商品なんだからよ・・・」
ヤクザB「しかし黒川さんこいつ未成年ですよ大丈夫ですかね~?」
黒川「ま・・・アイツのとこのソープで働かせるか・・・
   アイツのとこなら多分大丈夫だろう・・・
   それにしても良かったなお譲ちゃん・・・綺麗な顔といい身体を
   両親から貰えて・・・まぁアンタなら半年くらい働けば
   300万くらいあっという間に返せるって・・・」
和(ガタガタ)
ヤクザC「こいつ震えてるよー本当にカワイイな」
黒川「おいさっさとアイツんとこに連絡入れとけ
   いい女が手に入ったからすぐ来いってな」
ヤクザA「へい分かりやした」
黒川「ん・・・?表の方が騒がしいな・・・
   おい五月蠅いぞ静かにしてろ!!!」
ヤクザD「おいクソガキ一体ここに何の用だ?」
京太郎「うるせぇ俺は和を連れ戻す為に来たんだ!!そこをどけ!!!」
和(えっ・・・?須賀君?)
ヤクザD「おい入るなって言ってんだろぶっ殺すぞ!!!」
京太郎「おい和ぁーいるんなら返事しろ和ぁー!!!!」
黒川「一体何を揉めてやがるんだ!!!」
ヤクザD「すみません黒川さん・・・
     このガキが中に入れろってうるさいもので・・・」
黒川「おいてめぇ一体此処に何の用だ?」
京太郎「俺はお前らから和を連れ戻す為にここに来たんだ!!」
黒川「あの女か・・・あの女は返す事は出来ねぇな・・・」
京太郎「何でだ?」
黒川「あの女は俺のスーツにシミをつけやがった・・・
   だからその金を支払うまで返すわけにはいかねぇんだよ・・・」
京太郎「でいくらなんだそのスーツ?」
黒川「300万だ」
京太郎「300万だとふざけるなよ!!!
    どう考えてもぼったくりじゃないか!!!」
ヤクザA「おいクソガキ!!!」

バコッ

ヤクザA「てめぇ誰に向かって生意気な口きいてるんだ
     あぁてめぇぶっ殺すぞオラァ!!」
黒川「まぁその辺にしとけや・・・
   それでお前名前はなんてゆうんだ?」
京太郎「俺か?俺は須賀京太郎だ」
黒川「須賀てめぇなんでこの女を助けに来たんだ?」
京太郎「それは和が仲間であると同時に
    和が俺の中で最も大切な人だからだ!!!」
和(えっ・・・?)
黒川「それはお前とこの女が付き合ってるっていう意味か?」
京太郎「違うまだ付き合ってはいない・・・」
黒川「じゃあお前は何だ?ただ仲間であるこの女の為に
   わざわざここに乗り込んで助けに来たと?」
京太郎「ああそうだ!!!」
黒川「ハハハハハハハこれは傑作だな!!!
   まるで恋愛ドラマのワンシーンみたいだな!!!
   いや~今の時代未だに仲間とか友情とか信じてる奴がいたなんてな」
京太郎「笑いたきゃ笑えばいいさ
    お前が何て言おうが俺は和を助ける!!!」
黒川「でもよ須賀お前がその女の事をどれだけ想おうと
   その女がお前の事をただのゴミ扱いしかしてなかったら
   何の意味も無くないか?違うか?」
京太郎「別にそれでも構わないさ・・・友情や仲間意識や恋愛なんて
    元々一方通行なもんさ・・・それをお前みたいに見返りを
    求めるからおかしくなってくるんだよ・・・」
黒川「つまりお前は本気でこの女を愛してると・・・?」
京太郎「ああそうだ!!」
黒川「それじゃあその愛が本当ならこのゲームを受けれるはずだ
   このダブルロシアンルーレットにな・・・」
京太郎(なんだダブルロシアンルーレットって・・・?)
黒川「おいアレを持って来い」
ヤクザA「分かりやした」

数分後

ヤクザA「持ってきました」
黒川「御苦労さて立ち話もなんだそこの椅子に座れ」
京太郎「・・・」
黒川「さてダブルロシアンルーレットのルールを説明しよう
   この2丁の銃を使ってこのゲームは行われる・・・
   最初にお互い銃のシリンダーに玉を入れる
   そしてその銃を互いに交換しあった後
   お互い交互に自分のこめかみに向けて
   銃を撃ちあって最初に玉の飛び出した方の負けさ
   なぁ簡単だろ・・・
   更にこの銃には2つの改良点があってな・・・
   一つはシリンダーに1~6までの番号がふってあるという所さ
   そしてもう一つの改良点は・・・
   銃を開かずともシリンダーが回せる改造がしてあるんだ・・・
   もし危ないと感じる番号があったら
   その番号を回避する事も可能だ・・・
   もちろん一度打った番号をもう一度打つのは禁止だ
   当然玉を入れてる間は相手に何処の位置に玉を入れたか
   悟られないように配慮もしてある・・・」
京太郎「どうゆう配慮だ」
黒川「こうゆう配慮さ・・・」

ピッ
ウイーン

京太郎「・・・」
黒川「この机にあるボタンを押すと机から板が出てきて相手の手が見えない様にしてくれる
   これで心おきなく玉を入れられるって言う訳さ・・・」
黒川「そしてお前にはこのゲームを始める前に500万貸してやる」
京太郎「500万だと・・・」
黒川「ま・・・その金がなくなる前にあらかじめ貸した500万と
   あの女の負債分300万を稼げたらお前の勝ちだ
   ただし金が無くなったら・・・
京太郎「無くなったらどうなるんだよ・・・」
黒川「お前の臓器で払ってもらうからな!!!」
京太郎「!!!!!!!!」
和「須賀君こんなギャンブル受けちゃダメです!!!
  負債の事はなんとかしますから・・・」
黒川「ああ言ってるけどどうする?
   やっぱりやめるか?」
京太郎「いや・・・やるさ・・・」
和「須賀君!!!!」
京太郎「大丈夫だよ・・・和
    ゲームを始める前にもう一度簡単にルールを確認したい
    1最初銃に玉を入れてその後お互いの銃を交換し合う。
    2その後にお互い銃を撃ちあって最初に玉の出たほうの負け。
    3今ある金500万を800万にしたら俺の勝ち。
    4もし俺が全額金を失ったら臓器で払ってもらう。
    とまあこんな感じか?」
黒川「まあそんな感じだ・・・あと補足するところがあるとしたらお互い最後の一発まで
   玉が残った場合はレートを倍にしてもうひと勝負ってところか・・・
   あと金は100万単位で賭けろよ
   賭け金はお前に決めさせてやる・・・せめてものハンデがわりにな」
京太郎「よし分かった・・・」   
黒川「さあそろそろ始めようか・・・ダブルロシアンルーレットをな」

黒川「じゃあゲームを始めるか・・・最初はいくら賭けるんだ?」
京太郎(どうしようか・・・俺はこのゲームは初めてだからな・・・
    まずは様子見という事で・・・)「100万だ!!」
黒川「そうかじゃあダブルロシアンルーレットスタートだ!!」

ピッ
ウイーン

京太郎(さて・・・どの番号に入れようかな・・・
    運で決まるなら深く考えない方がいいかもな・・・
    よし5番だ!!5番にしよう!!!)

数分後

黒川「よし・・・俺は今決まったがお前は決まったか?」
京太郎「ああ決まっている・・・」

ピッ
ウイーン

黒川「よしまず先攻のお前からだ・・・」
京太郎「分かった」

京太郎の銃

1 2 3 4 5 6
○ ○ ○ ○ ○ ○

京太郎(さて何番を選ぼうかな・・・
    まさか一発目から当たるなんて事はないよな・・・
    まあ負けても次があるからな・・・
    よしここは2番にしよう・・・)

カチッ

京太郎「ふー・・・どうやらセーフだったようだな」
黒川「セーフだったかじゃあ次は俺の番だな」

黒川の銃

1 2 3 4 5 6
○ ○ ○ ○ ○ ○

黒川「・・・」

カチッ

京太郎(クソ・・・外したか・・・)
黒川「さあ次はお前の番だぞ」

京太郎の銃

1 2 3 4 5 6
○ × ○ ○ ○ ○

京太郎(さてと・・・今度は俺の番か・・・
    何番にしようかな・・・
    とりあえず6番にしよう・・・)

カチッ

京太郎「はぁーなんとかセーフだったぜ・・・」
黒川「クックックック・・・」
京太郎「何がおかしいんだよ!!」
黒川「いや・・・必死にあがいてるお前を見てたら面白くってよ・・・」
京太郎「そうゆうお前だってさっき必死に考えてたじゃないか!!」
黒川「俺はなんとなく危ない番号が分かるんだよ・・・」
京太郎「それはどうゆう意味だ?」
黒川「言葉に直すと勘って奴か・・・まあなんとなくなんだがな・・・」
京太郎「じゃあ何番が危ないか当ててみろよ!!」
黒川「何番までかまだ正確に分からないが奇数の数字が危ないような気がするな・・・」
京太郎(ドキッ)    
黒川「さて次は俺の番だったな」

黒川の銃

1 2 3 4 5 6
○ ○ ○ × ○ ○

カチッ

黒川「さあ次はお前の番だぞ」


京太郎の銃

1 2 3 4 5 6
○ × ○ ○ ○ ×

京太郎(あの男・・・奇数が危ないとか言ってたが・・・
    まさか・・・偶然だよな・・・
    まずあの男の事よりもこの回俺がどの番号を打つかだ・・・
    次は・・・3番にするか・・・)

カチッ

京太郎「よしセーフだったぜ!!!」
黒川「なんかやけに嬉しそうだな・・・」
京太郎「そうさ次にお前の安全圏の偶数が全て消えるからさ!!!」
黒川「残念だけどお前の勝ちはない・・・」
京太郎「まだ勝ち誇るのは早いって」
黒川「いや・・・もう俺にはお前がどの番号を選んだか
   分かっちまったからさ・・・お前の選んだ番号は5番だ!!」
京太郎「!!!!!!!」
黒川「さて・・・次は俺の番か・・・と言っても
   もう番号は分かっちまったから
   消化試合みたいなもんだけどな・・・」

カチッ

黒川「さて次はお前の番だぜ」

京太郎の銃

123456
○××○○×

京太郎(クソ・・・もうこれで向こうの負けはない・・・
    とりあえずなんとか玉の入った所は避けていかないと
    一体何番に玉が入っているんだ?
    とりあえず1番にして奴の事に関しては後で考えよう・・・)

パンッ

黒川「どうやら当たりだったようだな
   これでお前は100万の負けだ・・・」
京太郎「クソ・・・なんで俺の入れた所が分かるんだ」
黒川「フッ・・・まあこれは俺の力さ・・・」
京太郎「力だと・・・」
黒川「俺は昔からゲームに限らず相手の手がなんとなく読めるんだ・・・」
京太郎「なんだと・・・じゃあさっきの俺の番号を当てれたのは何でだ?」
黒川「俺はだんだん選択肢が狭まってくればくるほど俺の勘は冴えてくるんだよ・・・」
和(そんな・・・宮永さんや天江さんみたいな人がいたなんて・・・
  それもよりによって今当たるなんて・・・これじゃあ須賀君に勝ち目は・・・)
京太郎(まさか・・・こんなとんでも無い奴がいたなんてな・・・
    状況は最悪だがまだ勝機はある・・・)
黒川「さあ次のゲームを始めるぞ・・・
   須賀次は一体いくら賭けるんだ?」
京太郎「次は300万賭ける!!!」
黒川「おいおいそんなに賭けちまっていいのかよ?」
京太郎「うるせぇな・・・いいじゃねえか別に・・・」
黒川「まあ別にいいか・・・それじゃあ始めるぞ」

ピッ
ウイーン

京太郎(この第二回戦ここが勝負所だ・・・
    俺は今300万という大金を賭けた・・・
    きっと相手もかなり動揺しているはずだ・・・
    咲や天江衣の時もそうだったが
    こうゆう化け物じみた力を持つ奴というのは
    一度崩れるとその力を発揮できないで
    ずるずると崩れていってしまうパターンが多い・・・
    今俺は大金を賭けた・・・いくら相手がヤクザだからといって
    300万という金は軽いものじゃないはずだ・・・
    間違いなく勝負になればその事実が重く相手にのしかかる・・・
    もし俺が勝利を狙える所があるとしたならそこを突くしかない・・・)
京太郎「俺は玉を入れたぞ・・・黒川お前はまだか?」
黒川「いや・・・もう少し待ってくれないか?」
京太郎(よし・・・早速効いているな・・・
    俺もわざと少し時間を掛けたがやはり相手も
    プレッシャーを感じてるみたいだな・・・
    よしいい流れがきてる・・・勝てる・・・勝てるぞ・・・)
黒川「よし俺も決まったぞ・・・さてゲーム開始だ・・・」
黒川「じゃあ今度は俺が先攻だな」

黒川の銃

1 2 3 4 5 6
○○○○ ○ ○

京太郎(今回俺は3番に玉を入れた・・・
    今回奴は先攻だから先に出てくれる事を祈ろう・・・)
黒川「・・・」

カチッ

京太郎(チッ外したか・・・でもさっきと比べると選ぶ時間が長かった
    大分流れはこっちに傾いている・・・
    さて今度は俺の番だな・・・ここはしっかりと玉の入ってない所を選ばないとな・・・)

京太郎の銃

1 2 3 4 5 6
○○○○ ○ ○

京太郎(さて何番にしようか・・・
    さっき奴は一番に入れていたから
    今回それは無いはずだ・・・よし一番にしよう・・・)

カチッ

京太郎「よし・・・なんとか大丈夫だったぜ・・・
    さあ・・・次はお前の番だぜ・・・」
黒川の銃

1 2 3 4 5 6
○ ○ ○ ○ × ○

京太郎(さてこの回が肝心だな・・・もし奴が能力を発動していたら
    4番か6番を選択してくるはず・・・俺がこの回3番を選択したから
    能力を発動していたら最初は詳しく分からないはずだけど
    おおまかには分かると言っていたから
    奇数は避けてくるはずだ・・・でも奴が選んだ数字は奇数の5番だった・・・
    でもまだ楽観視できない・・・もしこの回奴が4番か6番を選べば
    番号の後半には当たりはないと判断しており能力が発動している事になる・・・
    だがここでそれ以外の番号を選べば確実に能力にブレが生じてきているいい証拠になる・・・)

カチッ

京太郎(外したようだが奴が選んだ数字は2番だった・・・
    よし・・・いい感じだ・・・いい流れが来ている・・・)

京太郎の銃

1 2 3 4 5 6
× ○ ○ ○ ○ ○

京太郎(今の流れを断ち切らないためにもここは絶対に
    玉の入っている所を回避しなきゃな・・・
    さて一体何番に入っているんだ?
    分からないがとにかく打つしかないな・・・)

カチッ

京太郎「なんとか当たりは避けれたようだ・・・
    さあ黒川次はお前の番だ・・・」
黒川の銃

1 2 3 4 5 6
○ × ○ ○ × ○


京太郎(さてこれで3回目だ・・・前の2回だけでも奴の番号の選び方は
    バラバラでとても統一性が感じられない・・・
    やはり奴の能力はブレが生じてきているな・・・
    案外この回であっさり当たってしまうかもな・・・)
黒川「・・・」

キリリリ

京太郎(たしかあの辺は3番があった所だ・・・
    頼む打て・・・打ってくれ・・・)

カチッ

京太郎(どうやら選んだのは4番だったようだな・・・
    だが今のままでは次かその次くらいには確実に当たるな・・・)

京太郎の銃

1 2 3 4 5 6
× ○ × ○ ○ ○

カチッ

京太郎(よしまたアイツに回してやったぞ・・・
    さあ次でチェックメイトだ・・・)

黒川の銃

1 2 3 4 5 6
○ × ○ × × ○

京太郎(さて今回で4回目だが・・・そろそろ決めてくれないと
    俺もかなり危ない状況になってきているしな・・・
    正直これ以上外れを引き続ける保証もなにも無いしな・・・
    だがそれは奴も同じはずだ・・・でもなんだこの嫌な予感は・・・
    いや気のせいだ・・・なにもかも上手くいっているはずだ・・・)

カチッ

京太郎(外したか・・・でも凄く嫌な予感がする・・・
    まさか次に俺が当ててしまうのか・・・
    次は慎重に決めたほうがいいかもしれない・・・)

京太郎の銃

1 2 3 4 5 6
× ○ × ○ ○ ×

京太郎(くっ・・・さっきから凄く嫌な予感がする・・・
    一体何番が安全なんだ?クソ・・・全く分からない・・・
    でもここで外れを選べば相手に相当プレッシャーを与える事が出来る・・・
    ここは何としてでも当てなければ・・・よし・・・一か八かだ!!!)

カチッ

京太郎(やったー助かった・・・これで奴は二者択一だ・・・
    勝った・・・勝ったぞ・・・生き残った・・・)
黒川の銃

1 2 3 4 5 6
× × ○ × × ○

京太郎(さて奴は今二者択一の状態しかも勘も使えない・・・
    メチャクチャ追い詰められているはずなのに・・・
    なんなんだこの嫌な感じは・・・)
黒川(ニヤッ)
京太郎(なんだ今の笑みは・・・)

カチッ

京太郎(まさか・・・また外しやがった・・・どうなってるんだこれは・・・
    なんでここまで追い詰められて当たりを当てないんだ・・・)
黒川「ククク・・・」
京太郎(アイツまさか・・・最初から勘を使えていたんだ・・・
    だからここまで無傷でこれたんだ・・・
    どうする今度は俺が二者択一しなければいけないのか・・・)
黒川「おい・・・なに鯉みたいな顔してんだよ・・・
   次はお前の番だ・・・早く打てよ・・・」
京太郎の銃

1 2 3 4 5 6
× ○ × × ○ ×

京太郎(どうする・・・どうすればいいんだ・・・
    どうして俺はここまで追い詰められたんだ・・・
    と・・・とにかく打たなければ・・・)

パンッ

黒川「またお前の負けだな・・・ククク
   これでお前はもう後が無くなった訳だ・・・」
京太郎「どうして・・・どうしてお前は力を・・・」
黒川「お前は少しヤクザをナメ過ぎたようだな須賀・・・
   ヤクザっていうのはお前らカタギと違って
   常に死ととなり合わせの結構キツい商売なんだよ・・・
   そんな中で揉まれて生きてる俺たちと
   平凡に生きてるお前らとじゃ価値観が違うんだよ・・・
   お前らにとっては300万でも相当プレッシャーに感じるかも知れんが
   俺たちにとっちゃ大した事ないんだよ・・・
   ま・・・レートを増やして動揺を誘うなんて普通の人間じゃ
   なかなか出来ない事だけどな・・・そこに目を付けたお前の根性だけは認めてやるよ・・・」
京太郎「そんな・・・まさか・・・こんな事になるなんて・・・」   
黒川「おい何ボサっとしてる・・・早く次のレートを決めろ!!
   と言っても後100万だけなら決める余地もないけどな!!!」
京太郎「・・・」
黒川「おいなんとか返事しろ!!
   じゃあもう始めるぞいいな!!!」

ピッ
ウイーン

京太郎(ダメだ・・・なんか頭がボーっとする・・・
    なんかクラクラする・・・なんだこの症状は・・・
    ただボーっとするのと訳が違う・・・
    まるで身体が溶けてるような感じだ・・・
    どうなってるんだ一体・・・
    どうなっちまうんだ俺・・・
    もう何も考えられない・・・)
黒川「おいてめぇいつまでボサっとしてるつもりだ!!!
   早く玉を入れる場所を決めろ!!!」
京太郎「ああすまない・・・」
京太郎(そういえばそうだった・・・
    勝負の最中だったな・・・でももう・・・)
京太郎(早く決めないとな・・・ん?
    アイツ・・・人に言うだけ言っといてまだ決めてないじゃないか・・・
    どうゆう事だまるでアイツから玉を何処に入れようかという気配が
    漂ってこない・・・一体あいつは何が・・・まさかこれは・・・
    イカサマ・・・?イカサマなんじゃないのか?
    そういえば1回戦も2回戦も奴が玉を入れたのは
    俺よりもあとだった・・・でもどこでどうやって玉を入れてる所を見ているんだ?
    それがさっぱり分からない・・・)

カチッ

京太郎(やはり・・・俺が玉をこめた後に動き出した・・・
    でも一体どうやってのぞいているんだ?
    俺の後ろにアイツの部下は一人もいないし・・・)

カチッ

黒川「よし俺も決まったぜさあ始めるとしようか・・・」

ピッ
ウイーン

京太郎(なんだ今一瞬天井に見えたのは・・・
    まさか鏡か?そうか・・・そうゆう事だったのか・・・
    奴のイカサマは目隠し板を出すと同時に
    おそらく手元にあるボタンで天井のタイルが一枚ひっくり返って
    相手の手が見える様にするイカサマか・・・
    そして目隠し板を下げる時同時に天井の鏡がタイルにひっくり返って
    天井を見られてもなにも相手は気付かないという戦法か・・・
    そうか・・・そのせいで奴は俺が決めた後じゃないと玉を入れる場所を決められなかった訳か・・・
    もし最初に決めている途中に俺に玉を入れられたら
    このイカサマをする意味が無くなっちまうからな・・・)

黒川「さあ始めるぞ!!!今度はお前の先攻だ!!!」

京太郎の銃

1 2 3 4 5 6
○ ○ ○ ○ ○ ○

京太郎(しかし俺がこのトリックに気付いた時は
    もう奴に手を見られた後だった・・・
    この状況をどうやって覆せるんだ・・・
    しかし今は当たりを当てない様に打つしか・・・)

パンッ

黒川「いきなり当たりを当てるとはな・・・
   お前もつくづく運の無い奴だな!!!!
   おいこいつの臓器がつかえるかどうか検査につれていけ!!!」
ヤクザA「はい分かりました」
京太郎(クソッ・・・まさかいきなり当たりを引いてしまうなんて・・・
    これで俺の所持金はゼロだ・・・こうなったら・・・
    ん・・・待てよ!!あの方法だったら!!!!
    もしかしたらアイツの裏をかけるかもしれない!!!!
    でも所持金が・・・一か八か交渉してみるしかないな!!!!!)
京太郎「おい黒川・・・」
黒川「なんだ須賀」
京太郎「一つ頼みがある・・・」
黒川「なんだ頼みって?取り出す臓器をこっちで決めさせてくれって話か?」
京太郎「違う!!!もう一度俺と勝負をしてくれないか?
    お互い全てを賭けた勝負をな!!!!」
黒川「はぁ?テメェ何寝ぼけた事言ってんだよ・・・
   テメェの所持金はもうゼロじゃねぇかよ・・・」    
京太郎「俺がこの勝負に勝ったら和と俺の借金をチャラにしてもらう!!!
    もし俺が負けたら・・・」
黒川「もし負けたら一体何だ?」
京太郎「俺の臓器全部くれてやるよ!!!!!」
全員「!!!!!!!!!!!!!!!」
黒川「テメェそれが・・・」
和「ダメです須賀君!!!!!!!!
  もう3回も負けているのに
  また負けたらどうするんですか!!!!
  私の事は気にしないでかまいませんから・・・
  どうかそのバカげた考えを改め直してくれませんか?」
京太郎「和今は行くしかないんだ・・・
    俺は和が苦しい思いや嫌な思いは絶対させたくない!!!!」
和「でももし須賀君が負けちゃったら私・・・」
京太郎「和俺を信じろ!!!今はそれしかないんだ!!!!」
和「分かりました・・・絶対勝って下さいね!!!」
京太郎「もちろんだ」
京太郎「という事で俺は臓器全部賭ける・・・
    後はお前だけだ黒川・・・この勝負受けるか?」
黒川(こいつ・・・どうゆう事だ・・・なんであんなに負けたのに
   臓器全部賭けるなんて暴挙に出られる・・・
   まさか気付いたのか・・・このイカサマに・・・
   もうそうとしか考えられん・・・だったらこの勝負受ける訳には・・・)
京太郎「お前・・・まさか逃げる気じゃないだろうな・・・
    まあ逃げたきゃ逃げてもいいぜ・・・
    街中で偉そうにしているお前らも所詮その程度だったか・・・」
黒川(くっ・・・このクソガキが・・・)「いいぜ受けてやろうじゃないか!!!」
ヤクザA「いいんですか?黒川さんこんな挑発に乗せられて・・・」
黒川「黙れ!!こんなガキに舐められてたまるか!!!
   いいだろう!!受けてやる・・・そして必ず勝ってやる!!!」
京太郎「ククク・・・そうこなくっちゃな・・・」
黒川「行くぞ須賀!!!ゲーム開始だ!!!!」

ピッ
ウイーン

黒川(チッ・・・まさか最後の最後で真剣勝負になっちまうなんてな・・・
   しかしそれは向こうだって同じ・・・
   条件が同じなら俺にだって勝ち目はあるとりあえず奴の表情や行動をみて
   どの番号に入れたかというのを考えていかなきゃな・・・)
京太郎「ククク・・・そんなに鏡を使って相手の手が見れないと不安か?」
黒川「ふざけるなよ・・・何処にそんな証拠があるって言うんだ!!!」
京太郎「まあ証拠はないけどな・・・」
黒川「じゃあそんなふざけた事言うなぶっ殺すぞ!!!」
京太郎「まあ待て俺が言いたい事はそんなことじゃない・・・」
黒川「だったら何だって言うんだ!!!!」
京太郎「そんな事をしなくても教えてやるよ何処の番号にいれるか・・・
    ちなみに次は2番に入れようと思っている・・・」
黒川「はぁ~?そんなの鵜呑みにするバカが何処にいるんだよ!!!」
京太郎「だったら見せてやるよ・・・まぁ見せられるのは数字の上半分だけだけどな・・・」
    
カチャ

全員「!!!!!!!!!!!!」
黒川(なんだと・・・マジで2番に入れやがった・・・上半分しか見せなかったが
   多分間違いないだろう・・・でもどうゆうつもりなんだ・・・?)
黒川「よし決まった・・・」
京太郎「ククク・・・それじゃゲームスタートだ!!!」

黒川の銃

1 2 3 4 5 6
○ ○ ○ ○ ○ ○

黒川(一体何が狙いだったんだ・・・?あの2番の宣言は・・・
   あんなのは普通に考えたら自滅行為も甚だしい・・・
   とりあえず2番は避けて他の番号を打ち続けよう・・・
   まずはどの番号を打とうか・・・よし3番にするか・・・)

キリリリ

黒川(待てよ!!3番の上半分は2番の上半分とそっくりじゃないか・・・
   危なかった・・・危うく打ってしまう所だった・・・
   奴の狙いは多分2番か3番どちらに入れたか分からなくし
   そして俺の目をごまかす作戦だったのか・・・
   よしそれじゃあ2番を・・・
   駄目だ・・・やっぱり2番からも嫌な予感しかしない・・・
   クソ・・・一体どうしたら・・・)
京太郎「どうした・・・さっさと決めろよ・・・
    それとも頼ってみたらどうだ・・・?
    お前のお得意の勘ってヤツによ・・・」
黒川(クソこのガキが・・・だがまだ俺には確実な安全エリアがある
   まずはそこから使っていく事にしよう)

カチッ

京太郎「ククク・・・
    2番か3番か選べれば勝てたかもしれないのに・・・
    以外に臆病だな黒川・・・」
黒川「黙れ!!!その前にお前は自分の心配をしたらどうだ?
   俺は仮に当たりを引いたとしても何も失うものはない!!!
   だがお前はどうだ?ここで負けたら死ぬんだぞ!!!」
京太郎「まあそうだな・・・でも運命の賽はもう投げられた・・・
    もう引き返す事は出来ねえんだよ・・・」

京太郎の銃

1 2 3 4 5 6
○ ○ ○ ○ ○ ○

黒川(俺が選んだ番号は4番死にゆくお前には丁度ぴったりな番号だぜ・・・
   さあ早くその番号を選んで絶望にひれ伏すお前の顔を見せろ!!!)
京太郎「・・・」

カチッ

黒川(なんだと・・・こんな早くに打ちやがって・・・
   こいつ一体何のつもりなんだ・・・)
京太郎「どうした?次はお前の番だ・・・黒川」
黒川の銃

1 2 3 4 5 6
○ ○ ○ ○ × ○

黒川(クソッ一体どっちに入ってるんだよ・・・
   このゲームの勝ちというのは相手が当たりを引く以外ありえない・・・
   ここで勝負を賭けるのは良くない・・・
   そうすれば俺は勝手に自滅していく事になってしまう
   奴の挑発に乗るな・・・今は耐える時だ・・・)

カチッ

黒川「さあ次はお前の番だぞ須賀」
京太郎「ああそうみたいだな・・・」

京太郎の銃

1 2 3 4 5 6
× ○ ○ ○ ○ ○

黒川(さあ早く4番を選べ!!そうすれば俺は生き残れる・・・
   ヤツは俺と違って安全エリアなんてものは何もない・・・
   という事は今回当たりを選ぶ可能性もあるということだ
   さあ来い!来い!!来い!!!)

カチッ

黒川(チッ・・・また外しやがったか・・・)
黒川の銃

1 2 3 4 5 6
○ ○ ○ ○ × ×

黒川(そろそろ向こうが当たりを打ってくれないと
   こっちも危ない・・・だからと言って相手に当たりを
   当てさせる有効な策がある訳でもないしな・・・
   やはり今回も安全エリアのどれかを打って
   しのぐしか方法は無さそうだ・・・)

カチッ

京太郎の銃

1 2 3 4 5 6
× ○ ○ ○ ○ ×

黒川(よしなんとか向こうに番を回した・・・
   このゲームで無傷でたどり着く可能性は6分の1・・・
   そろそろ当たってもおかしくない頃だ・・・)

キリリリ

黒川(おっ・・・4番あたりにシリンダーを合わせたぞ!!!
   頼む打ってくれーーーーー!!!!!)

カチッ

黒川(クソ・・・また俺の番かよ・・・)

黒川の銃

1 2 3 4 5 6
× ○ ○ ○ × ×

黒川(この回で俺が安全エリアの4番を打って
   ヤツがもし当たりを当てなかった場合俺は
   最悪の二者択一を選ばされることになってしまう・・・
   ヤツも俺と同じように数をどんどん減らしている
   次ヤツが当たりを引く事を祈ろう・・・)

カチッ

京太郎の銃

1 2 3 4 5 6
× ○ × ○ ○ ×

黒川(もう次で当てる可能性も大分でかくなってきたな・・・
   さあ・・・もういい加減にいいだろう・・・
   好きな女の前で想いを伝える事も出来たし
   十分暴れただろ・・・もういい加減に・・・)

カチッ

黒川(ぐっ・・・外しやがった・・・)
京太郎「さあいよいよ追い詰めたられたな黒川・・・選択の時だ・・・」

黒川の銃

1 2 3 4 5 6
× ○ ○ × × ×

黒川(クソ・・・ついにここまで来てしまったか・・・
   この2番か3番のどちらかを選ばなくては
   いけなくなってしまったとは・・・
   一体どっちに入っていやがる・・・
   落ち着け・・・ここで焦ったら奴の思うつぼだ・・・
   まずは状況を整理してみよう。
   最初に奴は臓器を全部賭ける暴挙に出た・・・
   更に奴は自ら入れる番号を2番と宣言し
   そして入れる際に番号の上半分を隠したが
   明らかに2番だと分かる感じだった・・・
   しかし2番の上半分が3番の上半分と酷似している事から
   俺は3番も打てなくなってしまった・・・
   そして俺は奴が当たりを引くと思い安全エリアを
   潰していき奴の様子をうかがったが、
   奴は全然引かずについにここまで追い詰められてしまったという事だ。)
京太郎「・・・」
黒川(なんでアイツはこの状況なのにあんなに落ち着いているんだ?
   今回俺が当たりを引かなきゃアイツだって危ないってのに・・・
   ここはなんとしてでも当たりを避けなきゃならない・・・)
黒川「おい須賀・・・てめぇなぜそんなに落ち着いていられる?」
京太郎「なぜか教えてやろうか・・・それはアンタが
    この回確実に当たりを当てるからさ・・・」
黒川「バカな・・・適当に選んだって必ず当たる訳でもないのに
   今回俺はお前の行動、言質、態度、表情、や色々な点を考慮して
   番号を決めようとしているんだ・・・それが分からんわけじゃないだろ!!!!」
京太郎「その考慮ってのが危ないんだよ・・・最初にもしお前が2番か3番を
    選べっていう場面でどちらかを選んでさえいればまあ危険ではあるが
    お前にもまだ勝ち目はあった・・・」
黒川「何だと・・・」
京太郎「だがお前はそれを捨てて安易に安全エリアに逃げた・・・
    その事がお前の首を絞めることにもつながった・・・」
黒川(くっ・・・)
京太郎「さあ早く選べよ・・・もっとも早く選ぼうが
    遅く選ぼうが結果は同じだがな・・・」
黒川(こうなったら絶対外れを選んで奴の策を崩してやる・・・
   さっきは奴の行動について考えたから今度は奴の言質について考えてみるか・・・
   たしか奴はこう言ってたな・・・俺は2番に入れると・・・
   奴の言葉は全く信用ならんが・・・まてよ・・・ここでおかしな点がある!!
   2番に入れると言っておきながらその入れる数字の上半分を隠した点についてだ・・・
   本当に勝負を諦めたというなら番号を言って更にきちんと番号を
   見せてくるはずだ・・・しかし奴はそれをしなかった・・・
   これは奴の策略2分の1の中から俺から当たりを奪い取る策略・・・
   しかし奴が2分の1の勝算だけを持ってこんな大勝負を仕掛けてくるとは思えない・・・
   だったらあるはずだ・・・俺を当たりにおびき寄せる為に仕掛けた罠が・・・)

黒川(よく冷静になって考えろ・・・あいつの仕掛けた罠さえ回避できれば
   俺は勝てるんだ!!!もう一度振り返ろう・・・
   たしか奴は「俺は2番に入れる」って言ってやがったな・・・
   ただ俺を迷わせる為だけなら2番に入れると言わずに
   そのまま入れる所だけ上半分隠してやればいいはずだ・・・
   だが奴はそれをしなかった・・・そこから読み取れるのはおそらく
   俺に2番に入れると言って2番が危ないという先入観を植え付けておいて
   実は3番に玉を入れておくという手口か!!!!
   こいつ・・・なかなかやるな・・・だが俺には通用しなかったがな・・・)

キリリリリ

黒川「ククク・・・須賀今お前の策は看破した!!お前の負けだ須賀!!!!」

パァン
   
京太郎「ゲームセット・・・お前の負けだ・・・」   


黒川(どうして・・・どうして・・・こっちに・・・
   まさか・・・間違って3番を打ってしまったのか・・・)

カチッ

黒川(やっぱり2番だ間違っていなかった・・・
   ならどうして・・・どうして2番だったんだ・・・)
京太郎「ククク・・・どうしてって顔だな・・・
    まあ最後に教えてやるよ・・・このゲームでの俺の目的を・・・
    俺には目的がいくつかあった・・・」
黒川「何だと・・・」
京太郎「まず最初にレートを限界まで上げる事だった・・・
    これによってお前は動揺すると同時に俺への猜疑心を
    増す結果になった・・・通常猜疑心を増すとやっかいな事に
    なるが今回の俺の目的はお前を動揺させる事じゃなくて
    お前の猜疑心を増やす為にあったんだからな・・・」
黒川「何だと・・・猜疑心を増やしたらお前にとって不利じゃないか・・・」
京太郎「猜疑心を増やす事に得られる効果は後で説明する。
    だがこれだけでは弱かった・・・だから二つお前の猜疑心を煽る
    手段をとることにした・・・それがピストルの玉を2番に入れるという宣言と
    下半分だけ隠して玉を入れるという行為をお前に見せる事だ・・・」
黒川(あの時のアレか・・・)
京太郎「そして俺が今回のゲームの中で一番怖かったのがお前が深く考えず
    いきなり3番を打ってしまうことだったからさ・・・」
黒川「だから俺の猜疑心を煽った訳か・・・」
京太郎「そうゆう事さ・・・お前がもし深く考えもせずに
    2番が危ないと3番を打っていたら
    その時点でこの策は水泡に帰すからな・・・」
黒川「もう一つ聞きたい事がある・・・」
京太郎「何だ?」
黒川「お前は何故2番と言って2番に入れた!!!
   普通逆にするはずだろ!!!!
   例えば2番に入れると言って3番に入れたり
   3番に入れると言って2番に入れたり・・・
   何故それをしなかったんだ!!!!!」
京太郎「それはお前が人を信じない人間だからさ」
黒川「なっ何故それが分かる・・・」
京太郎「まずは俺が和の事を仲間だと言った時お前が
    俺たちの事を笑った時だ・・・
    俺はその時こいつは他人を信じていない人間かも
    しれないと思い目星を付けた・・・」
黒川「しかしたったそれだけの事で俺がそうゆう人間だと決めたのか?」
京太郎「いや違うもう一つ決定的な所があった・・・」
黒川「どこだよそれは・・・」
京太郎「それはお前のイカサマのやり方さ・・・」
黒川「何だと・・・あんな事で一体何が分かるというんだ・・・」
京太郎「この場所でイカサマをするんだったらもっとお前の後ろにいる
    部下を使った有効なイカサマがあるはずだ・・・
    俺がこの場所でイカサマをするんだったらそうするしな・・・
    しかしお前は部下の力を借りずにあの鏡を使った方法でイカサマを実行した・・・
    それで俺は確信したんだよ・・・こいつは徹底した個人主義者・・・
    他人を信じる事が出来ない可哀そうな奴だってね・・・」
黒川「しかし・・・それとお前が2番に入れる事とどうゆう繋がりがあるんだ」
京太郎「さっきも言ったようにお前は人を信じない人間だ
    だからお前が言ったように言った番号と違う番号にいれたら
    お前は必ず看破するだろう・・・だが今回は同じ番号に入れた
    そしてお前は俺が言った2番に入れると言った言葉は絶対信じないさ・・・
    必ず考えて3番に入ってるという結論にたどり着くさ・・・
    なぜならお前は他人を信用しない人間だからな・・・必ずそうなるって思った訳さ・・・」
黒川「クククク・・・ハッハッハッハッハッハッハッハッハッハーーー」
京太郎「どうした?」
黒川「いやーそうゆう事だったんだな!!!ハッハッハッハッハッハッハーーー」
京太郎「なにがおかしいんだ?」
黒川「いやーお前の余りの無知に笑いが止まらないだけさ・・・」
京太郎「どこか今の俺の説明で間違ってた所でもあったか?」
黒川「全くおめでたい奴だよお前は・・・まだそんな事をいってるとはね・・・」
京太郎「じゃあ一体何がおかしいんだ?」
黒川「貴様忘れていないか?ここがヤクザの事務所だって事を・・・
   俺たちがその気になればお前らの始末なんて簡単なもんさ・・・
   お前は試合には勝てたが勝負には負けたようだな・・・須賀!!!!」
和(そういえばそうでした・・・ここはヤクザの事務所・・・
  この人たちは何をするか分からない人たちだって事を
  すっかり忘れていました・・・)
黒川「おいお前ら出口を固めろ・・・」
ヤクザ達「はい」

タッタッタッタッタ

黒川「お前らには悪いが俺に勝った以上ここから出すわけにはいかねぇんだよ
   まああの世でラブストーリーの続きでも続けてくれや・・・」
京太郎「待・・・」
?「待て!!!!!!!!!!
  お前の負けや黒川!!!!!」
ヤクザ達「会長!!!!!」
黒川「会長いつからここに・・・」
会長「そこの小僧が全部の臓器を賭けるといった時からか・・・」
黒川「なぜこちらに来られたのですか?
   今日私達の方からうかがう予定だったのに・・・」
会長「いや・・・お前らがなかなか来んから
   なにかあったのかと思ってこっちから来たんや・・
   そうしたらそこの小僧と何か勝負をしていたんで
   おもしろそうやと思って見とった訳や・・・」
黒川「そうゆう事だったのですか・・・」
会長「小僧隣ええか?」
京太郎「どうぞ・・・」

トットットットット

会長「よいしょ・・・へぇ~ダブルロシアンルーレットか・・・
   随分面白そうなの考えよったな~
   このゲームとこのシステムを考えたのはお前か黒川」
黒川「はいその通りです」
会長「ほぉ~なかなか見事やなぁ~
   でお前らなんで揉めとったんや?」
黒川「そこの女が私のスーツを汚しまして・・・
   そうしたらそこの男が現れまして私と勝負をして
   そこの男が勝ったらその女がスーツを汚した事をチャラにし
   私が勝ったらその男の臓器で払って頂くという形をとりました」
会長「ほう・・・それで勝負の過程は?」
黒川「最初は私が順当に勝っていましたが
   途中でその男にイカサマがバレてしまいまして
   そして後は会長もご覧になったとおり
   あの男の策に嵌り負けてしまいました・・・」
会長「なるほど・・・これで大体の流れは分かったわ」
会長「そして今度はお前や・・・
   小僧名前はなんてゆうんや?」
京太郎「須賀京太郎です」
会長「それで須賀ワシにはまだ分からん事がある」
京太郎「何でしょう?」
会長「お前もし勝負に負けてたらどうするつもりやったんや?
   あの方法だとお前にも玉が当たる可能性があった・・・
   もし当たってたらお前は確実にあの世行きやで」
京太郎「その点については全く問題ありません」
会長「どうしてや?」
京太郎「なぜならここにもうすぐ警察がくるからです」
ヤクザ一同「!!!!!!!!!!!」
会長「まさか・・・お前が呼んだんか?」
京太郎「いえ俺じゃありません」
会長「じゃあ誰が呼んだんや?」
京太郎「そこの和の父親です」
黒川「あの親父・・・」
京太郎「俺が駅に着いた時すでに和の父親が警察を呼んだから
    もう大丈夫だと言ってましたが
    俺は和の事が心配だったので直接乗り込む事にしたんです
    もし何かあっても警察の事を引きあいに出して乗り切るつもりでした。」
ヤクザA「てめぇそんな脅しに俺たちが屈すると思ったか?
     甘いんだよお前はよ!!!!」
京太郎「甘いのはアンタのほうだよ
    今世間では暴対法なるものがあるんだよ・・・
    もし俺たちに危害を加えたら使用者責任をとらされ 
    困るのはお前らの会長さんだぜ・・・」
ヤクザA「ぐっ・・・」

会長「ほぉーそうゆう事だったか・・・
   黒川こいつらを解放してやれ」
京太郎「よし・・・帰ろうか和」
和「・・・」
黒川「しかし・・・このままではウチの面子が・・・」
会長「ここはワシらの負けや・・・
   大したタマやであの小僧・・・
   ウチに入って来て欲しいくらいや」

京太郎「ん・・・どうした和・・・」
和「須賀君・・・どうしてですか・・・
  どうして・・・いなくなっちゃう私の事なんか
  助けに来てくれたんですか?」
京太郎「それはさっきも言っただろう
    和は俺たちにとって大切な仲間であると同時に
    俺にとって世界で一番大切な人だからさ・・・
    それと和・・・」

ぎゅっ

和「えっ・・・?」
京太郎「前も言っただろ・・・お前は女の子なんだから無理すんなって」
和「うわあああああああああああああああああああ」
京太郎「どうだ・・・和落ち着いたか?」
和「はい・・・グスッ・・・もう大丈夫です」
京太郎「そうか・・・和お前に聞きたい事がある」
和「はい何でしょう?」
京太郎「前のデートの時はもう思い出は十分だって
    言ってたけど本当にそれは本心からいってたのか?」
和「それが一体何の意味があるんですか?」
京太郎「俺今日実はお前の親父さんに和を東京の進学校に
    転校させない為にお願いに来たんだ!!」
和(えっ・・・?)
京太郎「だからお前がもしこの清澄に居たいというなら
    いまここではっきり言ってくれ!!
    もし東京の進学校の方がいいというなら
    俺はここできっぱり諦める!!」
和「私は・・・私は・・・みんなと一緒に清澄に居たいです・・・」
京太郎「よし・・・よく言ったあとは俺に任せとけ」

ナデナデ

和「はい・・・///」
和父「おーい須賀君」
京太郎「おじさん」
和父「和は?和は無事だったのか?」
京太郎「和は無事です・・・警察の通報も取り消してかまいません」
和父「何?ヤクザ達はどうなったんだ?」
京太郎「ちゃんとお互いが納得いく結果に終わったので大丈夫ですよ」
和父「本当にそうなのか?」
京太郎「ええ」
和父「ならば大丈夫だな・・・」
京太郎「おじさん改めてお願いがあります・・・和を他の学校に転校させないでもらえますか?」
和父「何だと・・・」
和「私からもお願いしますお父様・・・
  成績や素行の件は今以上に徹底して厳しくしていきますので
  どうか私にもう一度チャンスを頂けませんか?」
京太郎・和「お願いします」

和父「まぁ・・・須賀君は私の娘を助け出してくれた恩人だし和も気を引き締めると
   言ってる事だし転校の件は白紙にしよう・・・」
京太郎・和「ありがとうございます」
和父「それと須賀君」
京太郎「はい?」
和父「娘を宜しく頼んだぞ・・・」
京太郎「はい!!!
    それと和大切な話があるんだが・・・」
和「はいなんでしょうか?」
京太郎「和俺はお前が好きなんだ!!もしよければ付き合ってくれないか?」
和「はい喜んで
  こちらこそ宜しくお願いします」
京太郎「和ぁーーーー!!!!!」

ぎゅっ

和「きゃっ」
京太郎「俺和の事ずっとずっとずっと大切にするから・・・」
和「はい・・・///」
和父「そうゆう事は私のいない時にやってくれないか・・・」
京太郎「はい・・・すみません」
和父「じゃあ私は帰るから後は二人で帰って来なさい」

ブロロロロロロ

京太郎「さて帰るか和・・・」
和「はい京太郎君」
京太郎「和・・・今なんて・・・」
和「えっ・・・今の呼び方おかしかったですか・・・」
京太郎「いや・・・凄くうれしいよ和・・・」
和「ありがとうございます京太郎君
  あっ京太郎君目にゴミが付いてますよ目をつぶってくれませんか?」
京太郎「おう」

ちゅっ

京太郎「いっ今のまさか・・・」
和「そんなにイヤでしたか・・・」
京太郎「そんな事ないよ」
和「じゃあ今度は京太郎君から・・・ねっ」
京太郎「和愛してる・・・」


おしまい